ERIS使用のTIPS
ERIS関係のテクニック・注意点・設定などの情報を集めています。
なんかTIPSと言えない内容になってしまったかもしれません。
なんかTIPSと言えない内容になってしまったかもしれません。
ライセンス
YU-RISのライセンについて
フリーの場合、原則サポート無しという扱いになっております。どうしても依頼したい場合、有料になる場合もあるのでご了承下さい。
YU-RISのダウンロードした圧縮ファイルの中に、最新のYU-RIS/ERIS ライセンスファイルがあるので、必ず一読しておいて下さい。
もし添付されていなければ、下記のリンクにライセン内容があるので、必ず一読しておいて下さい。
YU-RIS/ERIS ライセンス
もし添付されていなければ、下記のリンクにライセン内容があるので、必ず一読しておいて下さい。
YU-RIS/ERIS ライセンス
ERISについて
ERISとは
これはアドベンチャーゲームやビジュアル小説を作りやすくするため、そちらの機能に特化させたライブラリーです。公式HPでは道具となっていますね。
その正体はYU-RISスクリプトでプログラムされた、ある決められた動作を行う機能ブロック(ソフト用語で、サブルーチンと呼ばれるプログラムのまとまり)に対して、マクロ定義機能(ここでは、そのサブルーチンにマクロ名と呼ばれる名前を与える機能)を利用し、まるでスクリプト命令のごとく使用可能な様に定義したマクロ群です。つまり、マクロライブラリと言えます。
ただし、ERIS使用者は「マクロ」という概念を気にする必要は全く無く、スクリプト命令というイメージだけで使用できます。言い換えたら、命令のごとく扱える様にするのが、マクロ定義機能と言えるでしょう。
なので、「ERIS命令」または「ERIS」または「ERISライブラリ」とは、このERISマクロライブラリ(=ERISのマクロ群)のことを示します。
その正体はYU-RISスクリプトでプログラムされた、ある決められた動作を行う機能ブロック(ソフト用語で、サブルーチンと呼ばれるプログラムのまとまり)に対して、マクロ定義機能(ここでは、そのサブルーチンにマクロ名と呼ばれる名前を与える機能)を利用し、まるでスクリプト命令のごとく使用可能な様に定義したマクロ群です。つまり、マクロライブラリと言えます。
ただし、ERIS使用者は「マクロ」という概念を気にする必要は全く無く、スクリプト命令というイメージだけで使用できます。言い換えたら、命令のごとく扱える様にするのが、マクロ定義機能と言えるでしょう。
なので、「ERIS命令」または「ERIS」または「ERISライブラリ」とは、このERISマクロライブラリ(=ERISのマクロ群)のことを示します。
基本命令だけでも、YU-RISスクリプトは覚えておいたほうが良いでしょう。
基本命令は、とくに必要なケースが出てくる場合があります。覚えておいて損は無いと思います。
ERISはYU-RISスクリプトと混在が可能です。
ERISもYU-RISスクリプトも根っこは同じ物なので、もちろん混在は可能です。
しかしYU-RISスクリプト命令の中には、ERISに悪影響を与える(つまり、ERISの内部処理を混乱させてしまう)命令があり、よって使えるYU-RISスクリプト命令の種類は限られます。
YU-RISスクリプト命令とほぼ同じ機能を持つERIS命令があれば、そちらを使用するべきでしょう。
しかしYU-RISスクリプト命令の中には、ERISに悪影響を与える(つまり、ERISの内部処理を混乱させてしまう)命令があり、よって使えるYU-RISスクリプト命令の種類は限られます。
YU-RISスクリプト命令とほぼ同じ機能を持つERIS命令があれば、そちらを使用するべきでしょう。
簡単なものならERISだけでアドベンチャーゲームは可能だが、YU-RISスクリプト命令が必要になるケースはどうしてもある。
簡単なものならできますが、基本的なYU-RISスクリプト命令が必要になるケースには、恐らく遭遇する可能性は高いでしょう。
それに、ERISには無い機能や特殊な処理をしようとすれば、ERISだけでは組めない場合も当然出てきます。その場合、YU-RISスクリプトで対応するしかないです。
ただし、ユーザーが追加したYU-RISスクリプトのプログラムが原因で、ERISの処理に悪影響が出る場合も考えられます。その場合はERISに影響を与えない方法を考え直すか、無理ならあきらめるしかないでしょう。
それに、ERISには無い機能や特殊な処理をしようとすれば、ERISだけでは組めない場合も当然出てきます。その場合、YU-RISスクリプトで対応するしかないです。
ただし、ユーザーが追加したYU-RISスクリプトのプログラムが原因で、ERISの処理に悪影響が出る場合も考えられます。その場合はERISに影響を与えない方法を考え直すか、無理ならあきらめるしかないでしょう。
対応エディターについて(添付テキストファイルより)
■YU-RIS / ERISのスクリプトジャンプ機能で指定行番号へジャンプできるエディタ一覧
※名前順(アルファベット&50音順)
※名前順(アルファベット&50音順)
・apsaly (作者:Masahiko Watanabe 様)
・EmEditor (作者:株式会社エムソフト 様)
・Ginnie (作者:KNT 様)
・GinnieFE (作者:KNT 様)
・Jcref (作者:KNT 様)
・JmEditor (作者:三浦 淳 様)
・K2 Editor (作者:K2Software 様)
・MIFES (作者:メガソフト株式会社 様)
・oseditor2 (作者:おぬま ゆういち 様)
・otbedit (作者:小川 淳 様)
・QX Editor (作者:Kenji Arai 様)
・TepaEditor (作者:Hajime Kobayashi 様)
・TeraPad (作者:寺尾 進 様)
・WHiNNY (作者:KNT 様)
・WZ Editor (作者:株式会社ビレッジセンター 様)
・サクラエディタ (作者:※オープンソース共同開発)
・秀丸 (作者:有限会社サイトー企画 様)
・EmEditor (作者:株式会社エムソフト 様)
・Ginnie (作者:KNT 様)
・GinnieFE (作者:KNT 様)
・Jcref (作者:KNT 様)
・JmEditor (作者:三浦 淳 様)
・K2 Editor (作者:K2Software 様)
・MIFES (作者:メガソフト株式会社 様)
・oseditor2 (作者:おぬま ゆういち 様)
・otbedit (作者:小川 淳 様)
・QX Editor (作者:Kenji Arai 様)
・TepaEditor (作者:Hajime Kobayashi 様)
・TeraPad (作者:寺尾 進 様)
・WHiNNY (作者:KNT 様)
・WZ Editor (作者:株式会社ビレッジセンター 様)
・サクラエディタ (作者:※オープンソース共同開発)
・秀丸 (作者:有限会社サイトー企画 様)
※MIFES6.0で、エディタがすでに起動してある状態で「編集」ボタンを押しても
ファイルが正常に開かない現象を確認しています。これは、
MIFES6.0の最新の修正パッチを当てることで正常に動作するようになります。
ファイルが正常に開かない現象を確認しています。これは、
MIFES6.0の最新の修正パッチを当てることで正常に動作するようになります。
※この他にも対応して欲しいエディタがありましたら、YU-RIS製作者様に連絡してみて下さい。
YU-RISエンジンの環境設定
configフォルダー、及びここにあるprojectconfig.txtって。
ここは、YU-RISエンジンの構成(configuration)の設定を行う所です。
そして、projectconfig.txtはスクリプトを記述して実行させるファイルではなく、専用命令であるSYSTEMMODEでYU-RISエンジンの起動時の状態を設定します。
よって、ここにスクリプト命令を書いてもエラーになるだけです。
そして、projectconfig.txtはスクリプトを記述して実行させるファイルではなく、専用命令であるSYSTEMMODEでYU-RISエンジンの起動時の状態を設定します。
よって、ここにスクリプト命令を書いてもエラーになるだけです。
起動直後のメインウィンドウのサイズを設定する方法について。
projectconfig.txtにあり、この中のSYSTEMMODE[SX=横サイズ SY=縦サイズ]で行います。
起動直後のメインウィンドウのウィンドウ名を設定する方法について。
projectconfig.txtにあり、この中のSYSTEMMODE[CAPTION="(ウィンドウタイトル名)"]で行います。
SYSTEMMODE[DEBUGMODE=?]デバッグモードについて。
- SYSTEMMODE[DEBUGMODE=1] デバッグモード
1. ERISのデバッグ機能がONになります。
2. エラー時のダイアログボックスに編集ボタンが付きます。
- SYSTEMMODE[DEBUGMODE=0] 客先配布モード
1. ERISのデバッグ機能がOFFになります。
2. エラー時のダイアログボックスに編集ボタンが付きません。
3. ysbinが作成されて、YU-RISエンジン実行用データが作成されます。
SYSTEMMODEの、SX、SY、CAPTION、DEBUGMODE以外の設定について。
とりあえず、下記に固定しておいて下さい。
- SYSTEMMODE[WINDOWFRAME=1]
- SYSTEMMODE[THREAD=0]
- SYSTEMMODE[SOUND=1]
- SYSTEMMODE[SCRIPTFILEEXT="txt"]
systemフォルダー、及びここにあるysconfig.txtについて。
ここは、YU-RISエンジンのシステム設定ファイルysconfig.txt・コンパイラ・客先配布ツールなどの周辺ツールを置く所です。
そして、ysconfig.txtはスクリプトを記述して実行させるファイルではなく、専用命令であるPROJECTFOLDERでシナリオデータ(CG,BGM,スクリプト,セーブデータ,他)の置いてあるフォルダーの相対パスを設定します。
つまりYU-RISエンジンに対して、起動直後にアクセスを行わせるフォルダーの相対パスを指定する場所です。
よって、ここにスクリプト命令を書いてもエラーになるだけです。
そして、ysconfig.txtはスクリプトを記述して実行させるファイルではなく、専用命令であるPROJECTFOLDERでシナリオデータ(CG,BGM,スクリプト,セーブデータ,他)の置いてあるフォルダーの相対パスを設定します。
つまりYU-RISエンジンに対して、起動直後にアクセスを行わせるフォルダーの相対パスを指定する場所です。
よって、ここにスクリプト命令を書いてもエラーになるだけです。
ERIS使う際の注意
現時点では、ERISの命令は小文字で書けない。
試しに小文字で記入したらエラーになった
マニュアルには大文字小文字両方OKとあるので、修正される可能性はあります。が、2011/02/08時点では、小文字での記述はできない様です。
なぜかと言えば、マクロ定義名は大文字小文字の区別をします。そして見る限り、大文字のERIS命令しか定義されていない様です。
マニュアルには大文字小文字両方OKとあるので、修正される可能性はあります。が、2011/02/08時点では、小文字での記述はできない様です。
なぜかと言えば、マクロ定義名は大文字小文字の区別をします。そして見る限り、大文字のERIS命令しか定義されていない様です。
変数(@や$で始まる物)の大文字小文字の扱いについて。
大文字小文字の区別がありますので、あらかじめ準備されている変数はマニュアル通に記述して下さい。
大文字小文字を変えれば同名の物が二つできることになりますが、混乱やバグの要因になるので、大文字小文字に関係なく同名の物を二つ作るのは避けて下さい。
大文字小文字を変えれば同名の物が二つできることになりますが、混乱やバグの要因になるので、大文字小文字に関係なく同名の物を二つ作るのは避けて下さい。
ラベル名(# か #= で始まる物)の大文字小文字の扱いについて。
大文字小文字の区別があります。ジャンプ先として記述する場合は注意して記述して下さい。
大文字小文字を変えれば同名の物が二つできることになりますが、混乱やバグの要因になるので、大文字小文字に関係なく同名の物を二つ作るのは避けて下さい。
大文字小文字を変えれば同名の物が二つできることになりますが、混乱やバグの要因になるので、大文字小文字に関係なく同名の物を二つ作るのは避けて下さい。
ファイル指定は拡張子を省略することができます。(YU-RISスクリプトの仕様でもあります)
これは、YU-RISスクリプトの仕様でもあります。公式仕様的には分かりませんが、ERIS内部のファイル指定は拡張子の記述を省略している様です。
各形式が変更になると拡張子が変わりますから、それを考えると省略した方がいいのかもしれません。ただし省略した場合、フォルダー名と勘違いしない様にして下さい。
各形式が変更になると拡張子が変わりますから、それを考えると省略した方がいいのかもしれません。ただし省略した場合、フォルダー名と勘違いしない様にして下さい。
YU-RISを使う際の注意
ERISで使用できるYU-RISスクリプト命令について(使用制限無しと思われるもの)
はっきりと特定するのは難しいのですが、下記の表だと考えます。
「いくらなんでもERISに影響はしないだろう」という命令は大丈夫だと思われますが、いかんせんERIS中は解からないので……
「いくらなんでもERISに影響はしないだろう」という命令は大丈夫だと思われますが、いかんせんERIS中は解からないので……
詳細はYU-RISスクリプトのマニュアルを見て下さい。 |
YU-RISリファレンスマニュアル(一部) |
YU-RISスクリプトのコマンドとキーワードはERISに合わせて大文字に統一すべき
YU-RISスクリプトのコマンドとキーワードは、大文字と小文字の区別はありません。どちらでもOKですが、ERISに合わせて大文字に統一した方がいいでしょう。
サブルーチン内やループ処理内にセリフ等のメッセージを記述してはならない。
これらの中に書かれたセリフ等のメッセージを、ERISは処理することができません。よって、この中には記述しないで下さい。
セーブ時に自動時作成されるsaveフォルダーについて。
相手先に迷惑をかけるので、配布直前にsaveフォルダーの有無を確認して下さい。もしあれば、かならずsaveフォルダーを削除しておいて下さい。
ユーザースクリプト(シナリオス)について。
画面デザイン関係のTIPS
β4 画面デザイン関係のTIPS を参照して下さい。
画面デザインに関係ない定義関係のTIPS
β4 定義関係のTIPS を参照して下さい。
β4 ユーザースクリプト(UserScriptフォルダーに関するもの)
β4 ユーザースクリプト関係 を参照して下さい。
ERIS使用のQ&Aについて
β4 ERIS使用のQ&Aについて
β4 ERIS使用のQ&Aのページを見て下さい。