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“山の翁”/性能 - (2021/02/04 (木) 12:36:07) の編集履歴(バックアップ)


第一部の第七章でサポートキャラとしてスポット参戦し、2017年1月に正式実装された★5アサシン。
カード構成はB3枚というアサシンらしからぬ攻撃的な構成。さらに★5アサシンで唯一の単体B宝具持ち(実装時点)。
Aカードは1枚ということも後押しし、NP効率が全サーヴァント中でもトップクラス。
3枚目ボーナスやオーバーキルの補正を活かすべく、NPを稼ぐときは彼のAを最後に持ってきたい。またAに比べてQやEXのヒット数が多いので、初手ArtsからQuickやブレイブチェインを使った時のNP獲得にも期待できる。
とはいえAもQも1枚しか持たない関係上NPを100%自前で溜めるのは安定せず、3枚持ちのBが1Hitなので他のAからつなげてBで稼ぐことも難しい。宝具を狙うのであればNP礼装や他者のNP獲得スキルで補助したい。
スター生成に関してはQの枚数から当然本領ではないが、クラス補正に加えQとEXのヒット数自体は多いため、ブレイブチェイン時には10~20個ほどのスターを一気に獲得できる。

クラススキル「 境界にて 」は即死無効&魅了耐性(100%)&通常攻撃即死付与という独自のもの。即死は1Hitごとではなく1カードごとに判定される。
ただし、通常攻撃の即死に関しては即死効果率5%であるため、基本的にないものと思った方が良い*1

+ 具体的な即死の詳細説明

隠しステータスのページの項目にもあるが、即死率は

即死効果率 * DR * (1 - (即死耐性バフ - 即死耐性デバフ) + 即死付与率バフ)

で計算される。
仮にDR80%のワイバーンに晩鐘10(即死耐性デバフ100%)の状態で通常攻撃を行った場合、 ・5×80/100×(1+100/100)=8% で8%の確率で即死という計算になる。
意外と高いようにも思えるが、厄介な騎の中ボスであるドラゴンなどはDRがたった1(上記の計算を行うと0.1%の確率で即死)しかなく、敵サーヴァントに至ってはすべてDR0.2(上記の計算で0.02%)の設定である。
単体攻撃宝具の仮想対象ですら即死が狙えないので、他鯖の即死率アップサポートを翁の通常攻撃に重ねるのはオススメしないというわけである。

マテリアル上は性別が「???」だが、システム上は男性。
男性対象の多い魅了効果は「境界にて」で基本的に無効だが、「女王の躾」の効果対象や男性特攻宝具の対象になる。

スキル

スキル構成は、自身の火力増加と生存力に重きを置いている。

【スキル1】戦闘続行 EX → 死の淵 CT:9-7
回復量「最大5000」と他の同名スキルと一線を画す性能であり、効果ターンも5Tと長く耐久力を高水準に押し上げている。
更にスキル強化後は、『ガッツ状態の間Buster強化』される特殊バフ〔死の淵〕と、
ガッツ発動直後のターン、〔死の淵〕の効果を失い『NP20%増加と瞬間的なBuster強化』が発動する状態を得る。
Buster強化としては最長継続。ガッツ消費後は晩鐘Lv10と同率程度にまで効果が上がる。

【スキル2】信仰の加護 A+++ CT:7-5
3Tの弱体耐性と攻撃力アップ、1Tの防御力アップ、回復効果の複合スキル。
ヴラド三世〔EXTRA〕のものと同じ非常に強力な複合スキル。
弱体耐性は最大100%(および対魔力によって+17.5%)となり実質弱体無効となる上、1Tのみだがダメージを40%減少させられる。
攻撃力アップは「カリスマ A」相当、回復量も最大2500と大きめでCT5で回すことができる。
火力と生存力の両者に直結するため、主力とした際のスキル上げの優先度は高い。

【スキル3】晩鐘 EX CT:8-6
「魔力放出 A」に敵全体への即死耐性ダウンがついたものだが、その分CTが1長くなっている。
使い方は魔力放出と同じでいいが、耐性ダウンは3ターン持続するため他の即死系サーヴァントと組み合わせるのもアリか。

宝具「 死告天使 (アズライール)

宝具は「敵単体に超強力な攻撃&確率で即死<OCで確率UP>」。
スキルによる即死率アップも合わせてOC100%での即死率は殺式と同じなので、宝具での即死に関しての使用感はあちらと全く同じと考えてよい。
死の淵による30%(ガッツ発動時は50%)Bバフ、信仰の加護による20%ATKバフ、さらに晩鐘による50%Bバフがあり、
宝具未強化にもかかわらず、特攻なしだとアサシンクラス最高の宝具威力を誇る。
サポートも、Bバフ持ちサーヴァントは豊富に存在するためうまく活かしたい。
しかしBバフ持ちで真っ先に候補に上がるマーリンとはクラス相性の関係でリスキーになりがちのが難点。
直接的に打点も稼げるナイチンゲール、同じクラスで敵Buster耐性を下げられるセミラミスなどと組むことも状況に応じて考えておきたい。

余談だが、この宝具で敵に(即死・ダメージ問わず)とどめを刺した時のみ敵の消滅演出がスキップされる仕様がある。
通常でもスキップ可能なフリークエストだけでなく、ストーリーなどのスキップ不可能な演出もこの仕様でのみスキップされる。(強制的にスキップされるのでストーリー上の演出を見たい場合には注意)
レイド戦などのフリークエスト扱いでない周回では、退場時に長いセリフを言う敵に対して用いると時間の短縮になる可能性もある。

運用

単独行動持ちではあるがスター集中スキルを持っていないので、クリティカルを出したい場合はジャック・ザ・リッパーといったスターをある程度飽和しやすいキャラか、
一部の狂や半数の讐などスター集中率が低く供給力が高いキャラとの編成、あるいはスター集中効果を持つ礼装が必要。
B3枚構成であることから火力自体は底上げしやすいが、考えなしに並大抵のQ3枚アサシンクラスと組ませても方向性が噛み合わない可能性がある点は注意したい。

火力に加え、NP面でもクリティカルの恩恵が大きいカード構成から、生存性を確保するスキルとあわせてパーティのメインアタッカーを務めることになる。
特にA/Qのカード選択の優先度が高いため、組み合わせるサーヴァントはあまりチェインに依存しない者が良い。可能であれば、無辜の怪物や2030年の欠片などの毎ターンスター獲得をつけた仲間が望ましい。

オススメの礼装は熱砂の語らいなどのスター集中率アップ系。スター集中率の低い仲間を添える編成ならばNP獲得率アップ系やBバフ系のものを付けても良い。

また、高い攻撃力と生存性を生かして単騎での運用、殿を務めるということも視野に入る。