第五特異点「イ・プルーリバス・ウナム」と同時に実装された★5のバーサーカー。同シナリオの大ボスを務める。通称「オルタニキ」。
カード構成はBuster3枚構成でバーサーカーの典型。
Hit数はA:3hit、Q:4hit、B:3hit、EX:5hit。
Hit数はQ>Aとなっているが、1枚のAが3hitかつ標準性能のため、NP効率は狂としては中堅程度。
一応、カード全てが多段ヒットするためA始動のBでも少しは貯まる。
ATK値がHPを上回る、極端な攻撃特化ステータス。
Lv90でのATKは12,805と、あの狂金時をも上回りバーサーカーで1位、全サーヴァント内でもジャンヌ・ダルク〔オルタ〕、キングプロテアに次いで第3位(クラス補正込みで2位)。(2019/4月現在)
ATKの高さとB3枚+B宝具構成のため、素殴りでの火力が非常に高い。
クラススキルは「狂化 EX(データ的にはC相当)」と「神性 C」であり、わずかだが攻撃力をさらに上乗せしている。
なお、他の兄貴系列(秩序・中庸・天)とは異なり、属性は混沌・悪・地に反転している。〔愛する者〕特性は変わらず所持している。
スキル
攻撃特化のステータスとは打って変わり、スキルは防御に特化している。
【スキル1】精霊の狂騒 A CT:8-6
敵全体のクリティカル発生率、攻撃力を3T低下させるスキル。
レベル1時点でクリティカル率を30%減少させるため、基本的な敵であれば「クリティカル発生率アップ」バフを積まれない限り確実にクリティカルしなくなる。
自分自身はもとより、味方全体の事故死を回避できるため非常に優秀。
レベルを上げただけ恩恵があるため、育成優先度は高め。
【スキル2】矢避けの加護 C CT:7-5
自身に2回の回避と3Tの防御アップを付与するスキル。
本家から受け継がれる、クー・フーリンの代名詞と言えるスキル。
ただしランクが低下し、本家に比べ回避回数が減少、防御バフの倍率も下がっている。
とはいえ耐久力に難を抱えるバーサーカーには、回数回避の恩恵は大きい。CTの短さもあり再使用も狙いやすい。
防御バフ倍率の低さもあり、育成する際はCT短縮を目当てで行いたい。
【スキル3】戦闘続行 A CT:9-7
自身に5T継続するガッツ状態を付与する汎用スキル。
「矢避けの加護」の切れ目、必中攻撃への対処等、幅広く使えて取り回しが良い。
育成優先度はそれほど高くないが、余裕があったらCT短縮狙いで上げておこう。
宝具「
噛み砕く死牙の獣
」
Buster属性の単体宝具。自身に攻撃力強化(1T)と防御力強化(1T)を付与してから攻撃する。
攻防強化は、OC100%でそれぞれ30%と破格の数値であり、またOCごとにバフは10%刻みで上乗せされる。
宝具始動のブレイブチェインや、宝具チェインの後に置く等で高い攻撃力を発揮する。
また防御バフも大きく、「精霊の狂騒」「矢避けの加護」の効果中にOC100%で使ったとして、全スキルレベル4で52.1%、レベル10で64%となる。
……とはいえ「精霊の狂騒」と「矢避けの加護」のCT差、オルタニキ自身のNP効率もあり全部が乗った場面を作るのは易しくない。
回避・ガッツが切れていたり、敵が必中・無敵貫通を持つ場面でも、1Tだけなら凌げる可能性があると覚えておこう。
2021/8/5実装の強化クエストクリア後は、宝具威力倍率がアップし、ダメージ前に防御強化解除が追加される。
解除不可ギミックでない限り、防御バフや回避・無敵を気にせずダメージを与えられる。
総評
バーサーカーらしい高火力と、バーサーカーらしからぬ耐久能力に優れたアタッカー。
防御をカバーする盾役を置かずとも問題なく起用できる。
むしろ、攻撃力を上げる手段が宝具以外にないため、盾役よりもバッファーの方が相性が良い。
配置としては、先頭に並べて開幕から居座りながら暴れていく戦法、最後尾に置いて単騎の後詰にする戦法のどちらにも適性が高い。
開幕から戦闘する場合は「精霊の狂騒」でPTの耐久性を補助、攻撃が集中しなければ回数持続する「矢避けの加護」で居座って攻め続けることができる。
最後尾で戦闘する場合は回避・ガッツで生き延びて高ATKのBusterブレイブチェインを繰り返し叩き込むことができる。
スキルレベルが高ければ、スタメン起用への適性はより高まる。
回数回避サーヴァントの宿命として、全体通常攻撃を行う敵とは相性が悪い。交戦の際は注意しよう。
相性のいいサーヴァント
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諸葛孔明〔エルメロイⅡ世〕
もはや説明不要感すらあるが、オルタニキの苦手な火力バフとNPを同時に提供できるため特に相性が良い。
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女王メイヴ
「女王の躾」で攻撃力最大+40%を提供できるバッファー。カード構成もB2枚で並べやすい。敵は選ぶが「魅惑の美声」でオルタニキの防御スキルを間に合わせることも可能。
なお類似したバッファーである新宿のアーチャーやステンノとも組み合わせられるが、カード構成が合わないのが玉に瑕。
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茨木童子
バーサーカー中指折りの耐久力と、カリスマ系のスキルを併せ持つため並べて使いやすい。
近い理由でナイチンゲール、謎のヒロインX〔オルタ〕との相性も良い方だが、カード構成に加え、ナイチンゲールは特攻スキルの都合で敵を選ぶ、Xオルタはスター操作が若干腐る(狂2騎だと、もう1騎が狂でない限り基本的にそちらに星が行く)ため1歩譲る。
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パッションリップ
ターゲット集中系スキル持ちとしては唯一のB3枚構成で、サブアタ兼任。リップ自身の火力、範囲の広い攻撃有利と合わせて継続的に殴っていける。
他の盾役の中では、Bの枚数が多いデオンやレオニダス一世、ヴラド三世(槍)あたりが組みやすい。
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トーマス・エジソン
オルタニキの耐久効果に合わせて、防御力アップや攻撃力ダウンを使用することで場持ちをさらに伸ばすことが出来る。実質防御力100%アップも可能。
OC増強効果で宝具を強化したり、スキルチャージ進行でスキル回転率をあげたり多方面からのサポートが可能。
相性のいい礼装
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