2017年の夏イベント「デッドヒート・サマーレース」にて登場。
デスジェイル・サマーエスケイプピックアップ召喚にて実装された☆4アーチャー。キャスターの水着バージョン。

ステータスはバランス型。☆4アーチャーの中ではATK・HPともに平均よりやや低め。
カード構成はAAQQB。各カードのヒット数はA5ヒット、Q3ヒット、B1ヒット、EX3ヒット。
AのNP回収はアーチャーの中では平均よりやや上だが、その他のカードのヒット数が少ないため総合的に見るとNP獲得量はやや少ない。
どの再臨状態でもEXのときにはウルトラマンにマハトマチェンジする。

スキル

【スキル1】サマー・バケーション! A+ CT:10-8
味方全体のNPを最大で20%増やし、自身に「毎ターンスターを5個獲得」状態(5T)を付与する。
マハトマが変化したスキルということだが、性能は「魔力同調」に近いものとなっており運用もそちらとほぼ同じ。
スキルレベル最大でカレイドスコープを装備したサーヴァントに即座に宝具を発動させることができる。

スター獲得効果はあるが自身はスター集中度が高めのアーチャークラスなので、自身で使ってダメージ・NP増加を狙うのが主になる。
他のサーヴァントに使わせる場合にはスター集中スキル持ちかスター集中礼装を持たせてから組ませる必要がある。

CTは「魔力同調」より伸びて最短でも8ターンと長いため、二度目の使用はなかなか望めない。

【スキル2】ニャーフ! B CT:8-6
自身に「攻撃に固定ダメージを追加する状態」(最大2000・5回・5T)を付与し、敵単体のチャージを1減少させる。
与ダメージの上昇は5回攻撃するか、5ターン経過することで効果が消える(宝具は全体攻撃だが回数はコマンドカードでカウントされるので消費回数は1回)。
固定数値でのダメージの上昇は一見効果が小さく見えるが通常攻撃であれば攻撃力アップをおよそ30%~120%(カードの種類や順番によって変動する)掛けているのに等しい上昇量となっている。

通常攻撃においてもバフが重なれば重なるほど存在感が薄くなっていってしまうのがネック。
火力の低いQカードで攻撃する際に使用するのが一番相対的に与ダメージ上昇の恩恵を受けられる。
計算式の関係上、火力の高い宝具への寄与は少ないが、全体にダメージ追加しても1回の消費で済む点はメリット。(敵が3体であれば、それぞれのダメージが最大2000増加する)
サーヴァントレベルが固定化されて相対的に固定ダメージの寄与が大きくなるクエストや、特殊な攻撃耐性を持つ高難易度クエストの敵には固定ダメージの追加が有効なため意外な場面での活躍も見込まれる。

チャージ減少は弱体でないため「対魔力」等で失敗することは無く、安定して敵の宝具を遅延させることができる。
余談だがNYARFの元ネタは NERF (ナーフ)というトイガン。スポンジ弾を撃つタイプと水鉄砲タイプがある。

【スキル3】大佐の夏休み B CT:7-5
自身にArtsカードの性能上昇(1T)と弱体無効状態を(1回・5T)付与する。
バフの効果が1ターンのみなので、基本的には宝具に合わせて使うことになるだろう。
宝具発動までに再使用が可能ならば、序盤に使用するのもいいだろう。

宝具「 金星神・白銀円環 (サナト・クマラ・ホイール)

Arts属性の全体攻撃。追加効果として、弱体耐性ダウンと防御力ダウンを3T付与する。
何気に初のA全体弓宝具である。
エレナ〔キャスター〕の時の宝具と殆ど同じであるが、

  • デバフ「クリティカル率ダウン」がなくなっている
  • OCによる効果上昇の幅が5%ずつと小さくなっている(OC1の値は10%で同じ)
  • 弱体耐性ダウンが先に入るので、対魔力持ちにも防御力ダウンが効きやすい(弱体耐性ダウン自体が弾かれてしまう可能性はある)

と微妙な差異がある。
多段ヒットのA全体宝具ではあるがNPリチャージ量は剣3体相手に19%前後。モードレッド〔ライダー〕のような宝具でのNP回収⇒宝具連射は出来ない。

2022/4/20実装の強化クエストクリア後は、ダメージ倍率強化とNP配布効果が追加。
スキル1と合わせて、味方全体にNP合計30%を配布できるようになったので周回要員として扱いやすくなった。
(実装時点で他に全体宝具持ちで該当するのはレオナルド・ダ・ヴィンチ/ライダー闇のコヤンスカヤ、〔今を生きる人類〕限定のボイジャー、OC500%のパールヴァティー、2T後以降の妖精騎士ガウェイン)
OCでNP配布量が変わるが、2.5%刻みのため宝具チェインの後ろにするかどうかは状況次第。

総評

基本的な運用はキャスター時と同じく、パーティ全体にNPとスターを配ることと、宝具で雑魚を倒すという2点になる。
宝具未強化であり、自身への火力バフの最大値がキャスターよりも劣っていることに注意。
自バフのみでは露払いもままならない場面があるが、「チャージ減」「弱体無効」「弱体耐性ダウン」などの独自性で補いたい。

例:「超級の種火集め」にて、自バフのみの等倍火力でWave3の高HPの1体以外を一掃したい場合は宝具Lv.3が必要になる。
(レベルは80、レベル10のスキル2及びスキル3を使用。ATKフォウ1000、レベル20カレイドスコープ装備にて計算)
「魔術礼装・カルデア」の「瞬間強化」による補助があれば、宝具Lv.1でも「超級の種火集め」の腕(最後のDANGER除く)を一掃できる。

相性の良いサーヴァント

キャスター時と異なりバフこそ供給できないものの、全体NP20%供給できてArts2+1枚構成でNP貯めに貢献できるため組ませる相手はあまり選ばない。
初期NP系礼装を持たせたアーラシュスパルタクスなど全体宝具アタッカーと組ませれば周回用PTとして用いることができる。

アタッカーとして運用する場合はケイローン蘭陵王など火力バフを補ってくれるサポーターが好相性。
ギルガメッシュ〔キャスター〕と組ませてヒット数の多さを星稼ぎに繋げたり、シャーロック・ホームズと組ませてクリティカル火力を伸ばしたり、
ジャンヌ・ダルクと組ませて星を貰いながら耐久性を上げたり、アーツパのアタッカー枠として組ませやすい。
水着ジャンヌは同じArts全体宝具アーチャーで「サーヴァント・チア!」のバフを受けられる他、サポートを共有できて組ませやすい。

サポートに徹する場合にはギルガメッシュ新宿のアーチャーなどスター集中スキルを持つ(もしくは熱砂の語らいなどスター集中礼装を持たせた)クリティカルアタッカー
かつNP供給を活かせる宝具アタッカーがサポート対象として望ましい。

他には、同じA型アーチャーでデバフを重視するロビンフッドは弱体耐性ダウンの恩恵がある。

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最終更新:2022年04月21日 10:32