2017年5月開催の深海電脳楽土 SE.RA.PHにて初のムーンキャンサーとして配布された★4サーヴァント。

+ ムーンキャンサーのクラス特性
相性 アヴェンジャーに有利で、ルーラーに不利
スター集中度 50(キャスターと同程度)
攻撃力補正 なし
クラススキル なし
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成長 種火、フォウくんはALLのみクラス一致
再臨素材 2種類のクラスのピース、モニュメントを使用
スキル素材 レベル7までは再臨素材と同じクラスのスキル石を使用
レベル8、9では金素材を多数使用
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その他 DR(即死率)0.5と極めて低い

BBは配布サーヴァントのため、再臨素材はイベントにて入手。
スキル石はライダーとキャスターのものを使用する。

ステータスは極端なHP特化で、HPは★4全体でジークフリートワルキューレに注ぐ3位。
ATKは一部の★3にも劣り、聖杯や★4フォウくんを使わない限り10,000に届かない。

クラススキルは「対魔力 B」「道具作成 A」「陣地作成 A」と、ライダーとキャスターを合わせたような配分。
カード構成はQ2A2B1。ヒット数はQ:4hit、A:3hit、B:1hit、EX:4hit。
N/Aが高めに設定され、さらにクラススキル「陣地作成」を持つためAでNPが貯めやすい。
スター発生率はそこそこで、Qはヒット数が多めなのもあり結構な星を出せる。

属性は混沌・善・人。AIであるため〔機械〕特性を持つ。

スキル

【スキル1】十の王冠 D  CT:6-4
味方単体にHP回復、弱体解除と1回の弱体無効を与えるスキル。
デバフへの対策に優れるだけでなく、単純な単体回復スキルとしても最高クラスの性能を誇る。
強力な回復スキルの代名詞であったジャック・ザ・リッパーの「外科手術」と比較しても、同じCTにもかかわらず回復量は上回る上にデバフ対策まで搭載しており、こちらは星4かつLv7まではスキル石のみで安定して育てられる
CTを縮める恩恵が大きいため、優先して育成したい。

【スキル2】黄金の杯 C  CT:8-6
敵単体の無敵を解除し、スタンを付与するスキル。
無敵解除は回避も剥がせるので、行動を妨害しつつ確実にダメージを通す事が出来る。
スタンもメドゥーサの「魔眼」と同等の高い成功率を持つのに加えて「道具作成」を所持しているため成功率が高め。
宝具には「弱体耐性ダウン」効果が付属しているため、レベルが低くても宝具後であれば安定して足止めが可能。
育て上げれば「対魔力」持ちでも問題なく止められる。

【スキル3】自己改造 EX → 自己改造(恋)EX  CT:7-5
自身にスター集中度アップとクリティカル威力アップを3T付与するスキル。
ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕の同名スキルと全く同一の性能だが、素のスター集中度はアヴェンジャーよりは高い50なので、レベル1でもライダー以上の集中度は保証される。
その一方でジャンヌオルタとは(アヴェンジャーのクラス補正も踏まえると)ATKに倍近い差があるため、ダメージディーラーとして動かすには難がある。
BBの場合はAクリティカルによるNP回収が主な目的となるので、育成優先度はそこまで高くない。Aに星を集められるタイミングで使うと良い。
BB自身の星出し性能はアーチャー・中堅アサシンの平均以上(オーバーキル無しのQAQEXで20個弱)はあるが、それだけでは補えない。
スター獲得スキルを持つサーヴァント、あるいは礼装によるサポートがあると良い。

2022/6/15実装の強化クエストクリア後は、Artsバフ(3T)と「Ex攻撃時に味方全体がNP獲得」状態付与(3T)が追加される。
Ex攻撃は水着BBなどで意図的に狙わないと出せないが、宝具と同じく自身の攻撃がそのまま味方サポートになる。
特に宝具AAExは味方全体にNP30を配布しつつ自身の宝具2回目が狙えるので強力。

宝具「 C.C.C. (カースド・キューピッド・クレンザー)

Arts属性の単体攻撃宝具。ダメージに加え弱体耐性ダウンを付与し、さらに味方全体のNPを20増加させる。
低ATKとクラス相性故、アヴェンジャーとバーサーカー以外にはダメージはそこそこ止まり。
しかし無条件でNPを必ず20配れるのは、全体で見ても玉藻の前ダ・ヴィンチちゃんボイジャー以外に持たない効果
自身もNP増加の対象であり、宝具は5hitするので合わせて30前後リチャージ可能。宝具AAEXと並べ、Aクリティカルが入れば100%まで貯まることもある。
自身のみならず、パーティー全体の宝具回転に貢献出来る優秀な宝具。
弱体耐性ダウンも倍率こそ凡庸だが、自身の「黄金の杯」の成功率を上げられるため味方がデバフスキルを持っていなくても腐らない。

総評

回復、足止め、NP配布に加えて、宝具とクリティカルで多少のダメージ稼ぎもこなせる、優秀なサポーター兼サブアタッカー。
BB+サポーター2騎、の構成でメインアタッカーに据えるのも手。
Art主体のパーティーに組み込み、自身と仲間のNPを貯めながら耐久する形が得意。
また、不利相性が少なく、キャスター風の使い勝手を維持したまま対ライダーでもAパで動かせるのも特徴。
クラス特性として即死率が極めて低いという面もあるため、新宿のアヴェンジャー等の即死宝具持ちへの対策も可能。

難点としては、既に述べた通り攻撃力の低さ。
また耐久能力は高いのだが、基本的に等倍でダメージを受け続けることになる都合、クリティカルを連発されると呆気なく崩されてしまうことも珍しくない。
敵の火力次第ではあるが、その辺りを仲間や礼装で補えるとより盤石な体制を構築できる。

相性の良い仲間サーヴァント

  • 玉藻の前
    BBの相方として最優の存在。
    両者共に宝具で全体にNPを配ることが出来るため、中長期戦においてパーティー全体の宝具回転力が大幅に増す。
    また「十の王冠」「黄金の杯」は玉藻の宝具でCT短縮するメリットが大きい。

  • マーリン
    「黄金の杯」で「幻術」が敵のチャージ技に間に合うように時間を稼げる。
    加えてHP/NP回復の補強に加え、Aパにおいて不足しがちな各種バフと星出しまで補える。
    BBのBusterが1枚のみなのが難点ながら、「自己改造」と「英雄作成」を重複させると意外なダメージを出すことも可能。

  • マシュ・キリエライト
    スキルと宝具による防御バフに加え、BBの回復で耐久戦特化の後輩パーティーを構築出来る。
    難点は星が出せないこと。礼装やもう1騎の仲間で補完したい。

  • ジャンヌ・ダルク
    「啓示」で出した星を「自己改造」で吸い、AクリティカルでNPを貯め、自身とジャンヌの宝具を展開させやすくする。
    ジャンヌの宝具が敵宝具に間に合わない場合も、「黄金の杯」と「神明裁決」の二段構えスタンでより確実な時間稼ぎが出来る。
    ジャンヌが宝具強化前であっても、「十の王冠」で宝具のスタン対策が可能。
    特に対ライダーでは優秀な相方となる。

  • 諸葛孔明〔エルメロイⅡ世〕
    説明不要。注意点としては、いつかは撃たれる敵宝具の対策を3人目に用意する必要があること。また、マシュ同様星出しは完全に礼装依存となる。

  • トーマス・エジソン
    上記の★5サーヴァント達には一歩劣るものの、「大量生産」による星出しや「メンロパークの魔術師」によるCT短縮でBBに貢献しつつ
    強力な攻デバフ効果を持つ宝具によって等倍ダメージを受け続けるBBの耐久面をフォローする事ができる。
    「概念改良」はBBにとって劇的な恩恵は無いものの、対魔力持ちの相手に対する「黄金の杯」やエジソン宝具のデバフ効果が通しやすくなる。

相性の良い礼装

宝具回転率・攻撃力を上げるフォーマルクラフトなどのArts強化や、天の晩餐ハロウィン・プチデビル等のNP獲得量強化礼装が第一となるが、
宝具火力に特化させるのであれば、ヘブンズ・フィール等の宝具威力UP礼装や、耐久力は落ちるが黒の聖杯も好相性。
Arts強化・宝具威力UP・初期NPチャージを兼ね備えるダイブ・トゥ・ブルーは、初動が肝心な宝具大回転の起爆促進とアタッカーとしての性能UPを同時に行えるため、アーツパのアタッカーとして起用する場合は非常に強力な選択肢となる。
素のATKが低い為、クリティカル威力アップ礼装を付けても火力面においては他のクリティカルアタッカーには遠く及ばない。ATK補正の大きいもう一つの結末がかろうじて候補に入ってくる程度。
敵の火力が高い場合は、目醒め前等の防御力を上げられる礼装も選択肢に入る。
サポートに徹する場合は2030年の欠片で、自分やアタッカーのクリティカルを狙うと良い。

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最終更新:2023年07月24日 17:10