2017年4月5日から行われたイベント「ぐだぐだ明治維新」で実装された期間限定の☆5バーサーカー。
アンメアリーと同様、HPが減るほど宝具の火力が強くなる特性を持つ。
それだけでなく、HPが少ないほどクリティカル威力を上昇させるスキルも所持している。
HP最大値は低めかつ狂鯖なのでWEAKを受けやすく、HPが減少するスキルまで所持しており、文字通り「死に物狂い」を体現した背水タイプのサーヴァント。
自己回復スキルはあるもののその回復量は低いため、ガッツ付与/ターゲット集中などでいかに瀕死を維持できるかが彼の実力を出し切る鍵となるだろう。

ステータスはATK偏重型。☆5バーサーカー8騎中ではATK3位、HP最下位。
カード構成はB2・Q2・A1。未だ珍しいQ2枚持ちバーサーカー。(他は謎のヒロインX〔オルタ〕アタランテ〔オルタ〕のみ)
Hit数はB・A:2hit,Q・EX:3hit。N/Aが適正値より少し底上げ(1.01→1.08)されており、QのHit数はAより多くNP獲得においてはそれなりに優秀。
だがAは1枚であるため、宝具を確実に撃つならサポ鯖の補助やNP礼装でのフォローが欲しい。

クラススキルは少しランクが低めの「狂化 D+」。属性は秩序・悪・人。

スキル

【スキル1】戦場の鬼 B CT:7-5
Busterカード強化とスター発生率アップ状態を、3Tの間味方全体に付与するスキル。
レベル10でそれぞれ20%ずつ上昇するが、「Buster強化」の効果はスター発生率にほとんど影響を及ぼさないため単独での乗算は期待できない。
バーサーカーのスター発生率自体も高い方ではないため、基本的には3TのBuster強化を主目的として使い、オマケで味方からのスター供給が少し増えると考えて良いだろう。
土方自身に関してはLv7まで上げると3rdQでクリティカルスター6個が確定*1するので一つの目安にすると良いだろう。

【スキル2】仕切り直し C → 凄烈たる道行き B+ CT:7-5
HP回復と弱体状態を解除するスキル。
HP回復量は500-1500と低く、そもそもコンセプトとあまり噛み合っていないので状態異常回復用と割り切った方がいい。
スリップダメージや攻撃力ダウンなど、自力でデバフを解除出来る点はかなりのメリット。
低HPをキープするメリットを考えると、期待できない回復量を半端に高めるよりも、Lv1のままで運用することも考えられる。

2020/10/2実装の強化クエストにより、ガッツ状態を付与(1回・3T・他のガッツと重複可能) が追加された。
絆礼装を含む礼装やサポートからのガッツとの併用ができるので、背水の陣を強いられていた戦い方を安定させられる。
なお、重複可能なこちらのガッツが先に消費されるため、他のガッツが先に消費されてしまうということは起こらない。
場に残りやすくなり「局中法度」や宝具のダメージも伸ばしやすくなるので、強化後はCT短縮目的でスキルLvを上げても問題ない。最短で5T中3Tをカバーできるようになる。

【スキル3】局中法度 EX CT:7-5
自身に「スター集中度アップ」と「HPが少ないほどクリティカル威力がアップする状態」を3T付与する複合スキル。
HP1000減少のデメリット付きだが、土方の特性を活かすブーストとして利用可能であるため、実質的にはメリットと言える。
効果中はライダーと組んでもスターを独占できるようになるため、スキル育成の優先度は高い。
土方のスター配分優先度は9、ライダーは200程度なので、Lv2で207と同等/Lv10で369とライダーの1.8倍ほど集中するようになる。
ただしランスロットなどの「無窮の武練」はさらに倍率が高いので、同席させる場合は注意。

最大LvでCT5・持続3Tになるので、Artsクリティカルを狙うためにも初ターンからどんどん使っていって良い。
クリティカル威力は、HP最大の時に20%/HP1の状態でおよそ100%アップする。
クリティカル補正によりダメージが「2倍」となるので、通常攻撃と比べてクリティカル成立時のダメージは2.4~4.0倍になる。
※1stBボーナスが有る場合や他のバフによって、計算値は変動する。詳しくはサーヴァント/隠しステータスページ参照。

強化クエストでNP20-30%獲得が追加。これにより、サポーターからのNP供給を交えた2連宝具のハードルがやや下がった。
それ以外の性能は据え置きなので、宝具だけ撃たせるなら温存もしやすい。

宝具「 不滅の誠 (しんせんぐみ)

自身のHPが少ないほど威力が上昇する、Buster属性単体攻撃。
OCすることで「HPに依存する追加ダメージ」が増加する為、HPが全快の状態ではOCしてもダメージ量は変わらない。
バーサーカー故の紙耐久を逆手に取って、敵クラスを問わず大火力を叩きだす事が可能。
自身のスキルと併せ、HP減少による補正とクリティカルを乗せたブレイブチェインを狙っていきたい。

幕間の物語*2クリアで宝具強化される。通常のLvの宝具威力とHP減少によるOCの増加量の双方が上昇するため強力。

余談だが宝具台詞が2種類常設されたのは土方がFGO初となる。(イベント限定で2種類あるサーヴァントは今までも存在した)

総評

コンセプトは「瀕死にして、強化した宝具とスターを集めたバスターで殴る!」と分かりやすいが、
打たれ弱いバーサーカーなので、HP50%以上から即死に至る可能性も高い。
スキル強化後はガッツを得るが過信は禁物。

瀕死時の超火力はおまけとして、「スターを吸ってクリティカルで殴る!」と割り切るのもよいかもしれない。
バーサーカーなのでいつの間にかHPが削れていた、などという事態も頻発する。
そもそも、通常であればクリティカルを狙いにくいバーサーカーがクリティカルを能動的に狙える時点で火力はバーサーカー内でも高いということを念頭に置くべきである。

相性の良いサーヴァント

スターを賄えるクリティカルサポーターや、回復以外での耐久面のサポーターが相性が良い。
当然マーリンアンデルセンとは相性がいいほか、比較的良好なQuick2枚が殺意マシマシのカードに変貌するスカサハ=スカディとも相性がいい。

また、Busterバフと星出し宝具を併せ持つ盾役のレオニダス一世は非常に噛み合うだろう。
全体Busterバフを持つことを活かして、アタッカー・星出し・盾役を兼任できるヴラド三世〔EXTRA〕も候補になる。

ガッツを付与できる術ネロロムルスパラケルススも組み合わせられる。
前二者はバフ効果も複合するため、ダメージ増強の支援もできる。特に術ネロは蘇生時のHPが1なのも好相性。
ガッツ付与ではないが強制的にガッツを発動できる陳宮とも相性が良いと言えるかもしれない。
陳宮はS3でHPが回復してしまうが、Busterアップ50%に狂のクリ威力アップが付いてくる。

相性の良い概念礼装

スキル/宝具/マスター礼装でもガッツは付与可能だが、ターン制限のない概念礼装の方が確実となる。
イベント礼装の「白薔薇の姫」「二神三脚」「リターン・マッチ」「掲げるは我が心」はガッツ(HP1)と好相性。
中でも白薔薇の姫はNPとATKの両立、二神三脚とリターン・マッチはATK特化型なので相性が良い。

能動的にHPを減らすことができる「黒の聖杯」も候補となる。ただし、デメリットでHPが0になり得る点には注意が必要。

絆礼装である「誓いの羽織」はクリ威力30%UPとガッツ(HP1)を一回付与と持ち前の超火力に特化した礼装。
前述の物と比べるとステータスが極端に貧弱だが、☆4礼装なのでコスト面で優れている。
通常運用する際はスターを出せるメンバーと並べ、無理に瀕死を狙うよりも後1発分のHPであればラッキーくらいの気持ちで運用した方が良い。沈んでは元も子もないのである。

相性の良い魔術礼装

「アニバーサリー・ブロンド」が特に相性が良い。
Buster強化、スター獲得、ガッツ付与とすべての効果が噛み合う。
NPとスターを供給できる「晴れの新年」も候補。

相性の良い指令紋章

「仄黒き妄執の令印」がHP100減らすデメリットがあり能動的にHPを減らすことができるため特に相性が良い。
「聖夜の極光」などスター獲得系ももちろん好相性。

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最終更新:2023年12月03日 19:45

*1 クリティカル、オーバーキル、敵補正、他バフを考慮しない場合、スター発生率4.9+180+16=200.9%になる

*2 19/03/20実装