バレンタイン2020 いみじかりしバレンタイン ~紫式部と5人のパリピギャル軍団~ 編集

No.1155
グランド・チョコレート From キングプロテア
illust. 一橋真
解説 キングプロテアからのバレンタインチョコ。

ハート型のよくあるチョコレートだが、
見ての通り、そのサイズは100メートル超えのG級。
チョコ以外の材料は用意できなかった(大きさにあうフルーツがなかった)のでシンプルなデザインではあるが、あふれ出る気持ちがチョコの表面に表れている。

ところでなぜ浜辺かって?
それはプロテアの夢が、海辺のプール付きスイートホームだからである。

No.1156
愛のある(笑)チョコ From カーマ
illust. 秋田犬
解説 カーマからのバレンタインチョコ。

バレンタイン―――それはお菓子の形で愛を贈ることが許される行事。
世には数多の愛がある。純粋な愛、爛れた愛、
心地好い愛、刺激的な愛、呪いのような愛……
このチョコにはその全てが注入されている。
千万無量で縦横無尽の、愛の味。
それは口にした者を確実に甘やかし、
際限なく蕩けさせる。
愛を求めようとする限り、
これに満足しない人間はいない。

「ほらほら。我慢なんてしなくていいんです。
 私の愛を、たぁっぷり、感じてくださいね?
 うふふ―――?
 ……。……。………………。はぁ。死ねばいいのに」

彼女が差し出す手の先にはこの世全ての愛がある。
けれど、その手の中には。

No.1157
水銀チョコ From 司馬懿〔ライネス〕
illust. ---
解説 司馬懿〔ライネス〕からのバレンタインチョコ。

どこから取り寄せたのか、包装はロンドンでライネス行きつけの菓子店のもの。
ライネスの言葉によれば、至上礼装・月霊髄液から抽出・精製したそうだが、
どこまで本気か分からない。

さて。
これを食べる勇気があなたにあるかどうか。

No.1158
ワインと星のチョコレート From アストライア
illust. はよせな
解説 アストライアからのバレンタインチョコ。

アストライアと一緒に食べたチョコ。甘さ控えめのダークチョコレートで、表面には星のきらめきがあしらわれている。ワインは一本封をしたまま。そのワインを開ける日のことを、天秤の女神はずっと待っている。

ありえない約束が成就する、奇跡の瞬間を。

No.1159
ファッジ From グレイ
illust. ari
解説 グレイからの贈り物。

素朴なキャンディ。
イギリスでは伝統的なお菓子で、びっくりするほど甘いのだけど、そのぶんコーヒーとよく合う。
よくおばあさんが孫などに振る舞うお菓子として有名なのだが、ウェールズ出身のグレイの母も同じような気持ちでつくったのだろう。おそらくは、まだ顔が『変わってしまう』前の彼女のために。

なお、ゴルドルフと赤いアーチャーの手が入った結果、甘ったるすぎないよう工夫がされてるとか。

No.1160
プレミアチョコケーキ From 大いなる石像神
illust. わぽ吉
解説 大いなる石像神からのバレンタインチョコ。

プレミアロールケーキがチョコ味になったもの。
とても甘そう。なんとチャイまでついてくる!
「そういうところだぞ、ジナコ」
とは、後に話を聞いた白髪のランサーからのコメント。

本来ならカルデアにはない商品だが、そこはそれ、
偉大なる神の権能を用いて無理矢理手に入れた。

No.1161
幸運の塊 From ラクシュミー・バーイー
illust. 佐々木みどり
解説 ラクシュミー・バーイーからのバレンタインチョコ。

根気と根性をもって何度も作り直した結果
ついに完成した、奇跡の産物。
形はやや不格好ながら、味はちゃんと食べられる。
むしろ美味しい。
料理は技術が全てなのではなく真心が大事なのだということを教えてくれる一品。

……不幸と不運の女神を宿す彼女は、きっと、この世に
幸運が満ちていることを誰よりもよく知っている。

No.1162
初心者用狩りセット From ウィリアム・テル
illust. ---
解説 ウィリアム・テルからのバレンタインのお返し。

玄人向けではない、扱いやすさと安全性を重視した
初心者用狩猟道具のセット。
これを使えば初めての狩りでもカンタンに獲物をゲット……とはいかない。狩りはそれほど甘くない。

だがこれを装備したうえで、頼りになる先輩狩人の指示に従っていれば、少なくとも怪我やトラブルに見舞われることなく無事に山を下りてこられるだろう。

初めての狩りで得られたのは疲労だけということになるかもしれないが、それもまた―――狩りの醍醐味だ。

No.1163
ありきたりの奇跡的な石 From アルジュナ〔オルタ〕
illust. へろすみ
解説 アルジュナ〔オルタ〕からのお返し。

魔術的にも、芸術的にも、ほぼ無価値といっていい。
ただ磨き上げられ、ただ美しいというだけ。
この価値を決めるのは、受け取ったあなた次第。

取るに足らない、宝石モドキと見なすか―――
大切な仲間がくれた、大切な宝物と見なすか。

輝きと在り方が美しいのであれば、
他者の価値などささいなことなのだ。

No.1164
夜更かしの語らい From アシュヴァッターマン
illust. 野分なか実
解説 アシュヴァッターマンからのお返し。

より正確には、
これそのものがお返しという訳ではない。
彼は英霊として、先達として、サーヴァントとして。
あなたと会話し、あなたを深く知ろうとしている。

それは彼があなたに心を開いている、ということであり、その事実そのものが何より貴重なのだ。

さあ、語ろう。夜は長く、まだまだ話の種は尽きない。

No.1165
医療用チョコ From アスクレピオス
illust. ari
解説 アスクレピオスからのバレンタインの贈り物。

錠剤に粉薬、カプセル、注射器に入った薬液……の、チョコ。

味はともかく、効能は抜群。
具体的に何がどこに効くのかはお医者さんだけが知っているが、とにかく摂取すると健康になることは約束されている。

用法・用量を守ってお使いください。
食べ忘れたり他人に分けたりすると愚患者として
鬼のように怒られるので注意。

No.1166
干し柿 From 魔王信長(織田信長)
illust. 一橋真
解説 魔王信長からのチョコ……ではなく、干し柿。

美濃の干し柿。生前、信長が気に入ったものにだけ与えたといわれる。素朴ながらも柔らかな自然の甘みを感じさせてくれる珠玉の逸品。

この干し柿を与えられた者達、ある者は百万石の大大名となり、またある者は絶望にその身を蝕まれ、またある者は天下人にさえ上り詰めたといわれる。

―――さて、そなたは如何なる者へと成りうるやのう。

No.1167
うつけ瓢箪 From 織田吉法師
illust. たわわ実
解説 織田吉法師からのお返し。

あれに見えるは尾張のうつけと諸大名の笑い種となっていた頃、吉法師が腰に提げていた瓢箪。特に謂れがあるわけでもないごく普通の黒瓢箪。

この時期の信長はことさら奇抜な格好をし、城下を練り歩くことが多かった。うつけと侮る者、その意に気付く者、信長の真意が何処にあったか定かではないが、尾張のうつけはそこから全てを始めたのだ。

わははははは! おまえもカルデアのうつけよな!

No.1168
一服の茶 From 森長可
illust. ベップミツナカ
解説 森長可からのお返し。

二畳敷の茶室にて振舞われる一服の茶。膝を突き合わせる程の狭い茶室で釜を囲み、亭主の一挙手一投足に意識を配り興ずる至福のひと時。

……って、まあ、難しいことはどうでもいいわ。お互い好きに出して好きに飲む、殺し合いと同じってわけよ。

ところでどうよ、この赤茶碗。利休居士といやあ黒楽かもだがよ、オレはこの赤茶碗の方が好きなんだよな。なんか血しぶき散らしたみてぇで侘びてるよな!

うひゃはははは! ま、一服いっとけや!

No.1169
びしゃもんてんチョコ From 長尾景虎
illust. 秋田犬
解説 長尾景虎からのバレンタインチョコ。

数多の宝剣宝槍を手に仏敵を滅す異形の毘天、刀八毘沙門天のチョコ像。とにかくむやみやたらと強そうなので、このお姿の毘沙門天、私も大変敬っております。ええ、ホントに。

ちなみに家出していた頃に手慰みとしていた木彫りの腕前は割とレベルが高い。このチョコ像も景虎ちゃん自信の一刀彫りチョコである。それはそれとして家出の話はやめましょう。

これぞ越後のびしゃもんてん! にゃー!

No.1170
カルデア・ニューオーダー From レオナルド・ダ・ヴィンチ/ライダー
illust. 秋田犬
解説 少女ダ・ヴィンチからのバレンタインチョコ。

オリジナルのレオナルド・ダ・ヴィンチはゴージャスな
チョコをクラフトしたが、少女ダ・ヴィンチはまだ不器用なのでそこまでの芸術性を形にできなかった。
しかし、気持ちではオリジナルにも負けていない。
ケーキの上にあるシャドウ・ボーダーを模したチョコレートは、実は夢の完全保存食。
もしアナタが食べないのであれば、
(模型として)永遠に残る、或る思い出になる。

No.1171
ミニチュア・アルゴー From イアソン
illust. へろすみ
解説 イアソンからのお返し。

まったく……本気にするヤツがいるか、あんなの。
とはいえ、メディアも手伝ったせいか。
なかなかいい感じの人形じゃないか。

ああ、コイツもいたアイツもいたヘラクレスもいた。
どうだ、見てみろマスター。
アルゴノーツは最高だろ? な!

No.1172
アポロン人形 From パリス
illust. へろすみ
解説 パリスからのお返し。

アポロン人形。
クーちゃん人形、ヴィイ人形に引き続き、
部屋にやってきた侵入者(インベーダー)の類い。

クーちゃんが攻撃、ヴィイが防衛、
そしてアポロンがバフをこなす。

部屋への侵入を感知、迎撃する役割の彼らは、
人知れずマスターの睡眠を守っているのだ。
たまに守れない。

No.1173
チョコカップケーキ From ガレス
illust. 青味ドリ
解説 ガレスからのバレンタインチョコ。

甘くてしっとり、チョコカップケーキが沢山。
ガウェイン兄様や憧れのランスロット様、
モードレッドやジキル殿、そして何よりマスターに。
皆に食べて欲しい、美味しいと言ってもらえたら
嬉しいな、と心を込めて焼き上げたもの。

いつの日か、アグラヴェイン兄様にも
食べて欲しいな……
と密かに願うガレスであった。

No.1174
カタメカクレウィッグ From バーソロミュー・ロバーツ
illust. ari
解説 バーソロミューからのお返し。

「さすがにちょっと怖い」
「さすがにちょっと引く」
「さすがにちょっとどうかと思う」
とマスターやサーヴァントに言わしめた逸品。

つけただけで誰でもメカクレマスター。
というより、つければ誰でもマスターになるのでは?

そのことに気付いた一部サーヴァントと、
このウィッグを巡って凄絶な争いになるのであるが、
まだ誰もそのことを知るよしもないのであった。

No.1175
夏王朝万能万年筆と木簡 From 陳宮
illust. お湯
解説 陳宮からの贈り物。

説明しよう。精密破壊兵器には、暴走時に
緊急停止させる為の安全装置が備わっている。
それを意図的に、見境なく誤作動させれば近代戦では
無双できるのではないか―――そう考えた超軍師による
非人道兵器が、この夏王朝万能万年筆である。

「成人を祝うアイテムの隠し機能として、
 これ以上のものはありますまい。
 社会に出れば七人の敵がいると申します。
 成長には自衛はかかせないファクターですよ。
 木簡? ああ、そちらはオマケです。
 すぐに効果の出る教訓があるワケでもなし。
 暇な時に読むとよいでしょう」

はたして、どちらが大事なのかは言うまでもない。

No.1176
恋するあなたへの贈り物 From シャルロット・コルデー
illust. ari
解説 シャルロット・コルデーからのバレンタインチョコ。

プロ並み、というレベルを超してプロでもなかなか
到達できないレベルに達した逸品。
ありったけの想いが詰まっているが、
詰まりすぎたが故になかなかその想いを見抜けない。

あなたは気付いただろうか?
このチョコレートが少しでも印象に残るように、
と技巧の限りが尽くされていることを。

もちろん気付いたとも。
彼女の奮闘を、献身を、あなたはきっと理解する。
少なくとも、彼女はそう確信しているのだ。

No.1177
サロメからあなたへ From サロメ
illust. キョー介
解説 サロメからのバレンタインチョコ。

サロメが普段持っている『銀のお盆』レプリカの上に、
小さなドクロ型チョコレートがいっぱい。
口に入れると甘くとろける、甘い甘いチョコレート。
決して呪詛の類などはかかっていない……
かかっていないはずなのだが……
じっと見つめていると胸の奥がざわつく。

何らかの魔力で形成しているのか、
常温で置いたままにしていると溶けてしまう。
なので、早めに食べないといけない。全部。

No.1178
パフェ・魔剣破り From 宮本武蔵/バーサーカー
illust. 青味ドリ
解説 水着の宮本武蔵からのバレンタインチョコ。

いちおうチョコ入ってるのでギリギリあり!
とは本人の弁。カップルで食べられるよう、
スプーンは二つ、ストローも二つ。
チョコレートパフェに刺さったスティッククッキーは
武蔵の五本の刀を表現したもの。
仲良く交互に食べると一本あまるが、それをどう食べるかは二人の気持ち次第也。

勝負に出たな、宮本武蔵!

No.1179
和菓子風チョコ+手紙 From 刑部姫/アーチャー
illust. 下川瑠璃子(DELiGHTWORKS)
解説 刑部姫(アーチャー)からのバレンタインチョコ。

チョコ自体もかなり凝りに凝った代物だが、
問題は何より手紙。
夜中のハイテンションで書かれた手紙には、
あなたへの猛烈な感情がつらつら吐き出されている。

手紙の大半が奪われたことなど、まったく些細なこと。
彼女の想いは既に、君の心を撃ち抜いたのだから。

肝心の刑部姫の方は、手紙は抜いたから
バレていないとホッとしているのだけど。

残った一枚だけでも、存分にその想いは
伝わってくるのであった。

No.1180
とんでもないものを盗んでいくためのチョコ From カーミラ/ライダー
illust. ari
解説 カーミラ(ライダー)からのバレンタインチョコ。

……それは儚く蕩ける bloody sweets……
……あなたに捧げる wholehearted gift……

宝石箱のように豪華でセレブなケースに入れられた
超高級チョコ。
ルージュを想起させるワインレッドの色合いで、
ほどよい苦みとブランデー香るオトナの味わい。
怪盗の予告状のようなカードが添えられているが、
何もメッセージは書かれていない。

当然である。
このチョコレート自体が、あなたの大事な何かを盗むのだという意思表示なのだから。

No.1181
ちよこちよこ蛸ねつけ From 葛飾北斎/セイバー
illust. Zap.
解説 葛飾北斎(セイバー)からの根付風チョコレート。

北斎の娘“お栄(応為)”の好んだ(かもしれない)、
読本『椿説弓張月』の登場人物をかたどったもの。
とと様やカルデアの面々も小器用に細工されている。

「ば、ばばばばばば―――
 “ばーれんたーあーいん”だなんてとんでもねえ!
 こ、こいつぁ、単なるお裾分けでい!
 日頃の好意を、じゃなくてェ、か、感謝を込めて……
 にやにや眺めてねえで、とっとと囓ってくんな!」

No.1182
チョコレートケーキ・バニーホワイト From アルトリア・ペンドラゴン/ルーラー
illust. はよせな
解説 水着獅子王ことアルトリア・ルーラーからのバレンタインチョコ。

絢爛たるロイヤルホワイトチョコレートケーキ。
てっぺんで踊る白いうさぎが愛らしい。
飾り付けのトランプのカードも、
実はチョコレートで出来ているので食べられる。
ちなみに花は花なので食べられない。

うさぎの可愛さを指摘すると、
アルトリア・ルーラーは大層喜んでくれるはずだ。
ただし。
普段見せない表情ではしゃぐ彼女について、
何のコメントもしてはならない。
絶対に我慢しよう。
はしゃぐ様子の感想を僅かでも言ってしまえば、
彼女はたちまち我に返ってしまうだろう。

No.1183
ブルーバード・ゼリーアイス From 謎のアルターエゴ・Λ
illust. いな子
解説 謎のアルターエゴ・Λからのバレンタインチョコ。

置物ではなく、リヴァイアサンの形を模した
青いゼリーチョコ。愛らしいデザインが実にスタァ。
食べても物理的に溶ける事はないが、
精神的にとろけるかどうかは定かではない。

ところでまったく関係性のない話だが、
南極と言えばペンギン。ペンギンと言えば南極。
ペンギンを統べるもの、すなわち南極大陸を統べるもの、と言っても過言ではないのかもしれなくもない。

No.1184
ジェットチョコ羊羹 From オキタ・J・ソウジ
illust. ari
解説 オキタ・J・ソウジからのバレンタインチョコ。

水着沖田さん大・大・大勝利~!! 無論、幕末から常に大勝利をおさめ続けてきた沖田さんですし、水着程度では浮かれてなどいませんとも!

そんな水着新選組一番浮かれポンチ隊長の沖田さんが、ジェットで買ってきた、今巷で話題沸騰かもしれないジェットチョコ羊羹。何がジェットなのかそれはユニヴァース機密なのでとても口に出しては言えないが味自体はとても美味しい。

あの夏の日、二人で翔けた蒼穹に思いを馳せて。

No.1185
スペースジオラマチョコ From スペース・イシュタル
illust. 深澤一平(DELiGHTWORKS)
解説 スペースなイシュタル達からのバレンタインチョコ。

マアンナ号とダーク・マアンナとベル・マアンナ、
夢の三重奏。
それぞれがそれぞれにマウントをとったらこうなった。
せっかくなのでジオラマ風にディスプレイもこってみた。

どれか一つでも欠けてしまうとまたも女神間宇宙戦争が
勃発する為、もはやこのままにしておくしかない逸品。
何シーズンか先のユニヴァースでは謎のオーパーツとして扱われる未来しか見えない。

No.1186
SCB(スペース・チョコレート・バー) From カラミティ・ジェーン
illust. 神原誠
解説 カラミティ・ジェーンからのバレンタインチョコ。

栄養満点!
銀河仰天!
過酷な仕事で知られるギャラクティカ・カウボーイに
大人気のチョコレート・バー。
なんと一本につき300万キロカロリーが補給できるぞ。

しかも今回はなんと……
発売するたびに一瞬で売り切れてしまうという、
ジェーンお気に入りのスペースミント・フレーバーが
香る、限定SCBなのだ!

No.1187
うーさーみーみー From アストルフォ/セイバー
illust. 野分なか実
解説 アストルフォ(セイバー)からのお返し。

これをつけろと、理性が蒸発したあなたの
サーヴァントは仰っている。

懇願しても逃亡しても迎撃しても、
恐らくは問答無用だろう。

マシュ・キリエライトというカメラマンも
準備万端。
さあ、思う存分バニるがよいよいよい。

No.1188
鏡餅もっちりチョコ From アストルフォ/セイバー
illust. ari
解説 アストルフォ(セイバー)からのバレンタインチョコ。

どういう理屈でできあがったのかわからないが、
ホワイトチョコレートの風味を保ちつつ、
ものすごくもっちりとした感じの味がする。

ボリュームもたっぷりだが、
のどに詰まらせるのは要注意。

No.1189
チョコレート風味アンプル From ナイチンゲール〔サンタ〕
illust. ari
解説 ナイチンゲール・サンタからのバレンタインチョコ。

サンタ霊基へと一時的に変じた
フローレンス・ナイチンゲールの使用武器(?)である
脅威の医療用礼装アサルト・メディスンの弾丸。
ただし、いつものグリーンのお薬ではなく、
チョコレート色をしたお薬になっている。

そう。
バレンタインチョコと言ったが、
厳密に言えばこれはチョコレートではない。
お薬(メディスン)である。

今回のお薬は特に虫歯菌に対してよく働くらしく、
たくさんチョコレートを食べても大丈夫。
バレンタインに相応しいお薬だと言えるだろう。

No.1190
トライスター・ベルト(手製) From 超人オリオン
illust. たわわ実
解説 超人オリオンからのお返し。

各種素材の切れ端を組み合わせて作った
三つ星も眩いベルト。

身につければ、狩人のスキルが向上するだけでなく、
魔術礼装としてもなかなかの代物。
三つ星に何かをセットすることにより、
変身できる機能をつけたかったらしいが、
さすがに断念した。

……が、その話をどこからか聞きつけた
発明家たちがやたら乗り気だったりする。

No.1191
デュランダル・レプリカ From マンドリカルド
illust. カシア
解説 マンドリカルドからのお返し。

デュランダルのレプリカ。
レプリカながら、再現度はなかなかのもの。
振るといい感じの電子音が再生され、
凄い剣を振っている気分になれる。

パリスやマンドリカルドと共に、
ヘクトールごっこに興じるのもいいものだろう。

デュランダルの堅さを再現しようとしたのか、
プラスチックの割にかなり堅牢。

No.1192
手作りブラウニーとホットミルク From エウロペ
illust. とうふ
解説 エウロペからのバレンタインチョコ。

神妃エウロペお気に入りの皿にこんもりと盛られた
ブラウニーと、カップから湯気を立てるホットミルク。
年少系英霊たちに大人気の組み合わせ。
もしも食べているところを見られたら、
「いいなー!」「いいですね!」「まあ、いいわね」
と群がられてしまうこと間違いなし。

平たく焼き上げたチョコレートケーキを四角形に
カットしたブラウニーは、
きめ細やかでしっとりとした歯応えが癖になる。
食感のアクセントに、と混ぜ込まれた
小さなナッツ類のコリコリ感もエクセレント。

「あんまり食べると夕食に響いてしまうから、
 ほどほどにね?
 もしも気に入ったなら、また作ってあげます!」

No.1193
華清宮銘菓 温泉饅頭 From 楊貴妃
illust. はよせな
解説 楊貴妃からの特製温泉まんじゅうチョコ風味。

ドライフルーツのライチが隠し味。
大きいものは楊貴妃、その他は侍女の火の精たちが
整えた。大饅頭はちょっとつくりが素朴。

「おつかれの時には甘い物とお風呂が一番です♨
 一緒に温泉に浸かりながらお饅頭を食べましょう!
 ハイ……? 温泉饅頭とはそういうものではない?
 むむ。ここは前向きに。可能性は無限大ですっ♨」

No.1194
いとお菓子 From 清少納言
illust. はよせな
解説 清少納言からのバレンタインチョコ。

タマゴの中から出てきた紙には、ただひと言だけ。
『言はで思ふぞ』―――
言葉にしなくても、あなたの事を想っています。

かつて、傷心の日々を送る少納言の元へと届けられたメッセージ。
世界で一番元気が出る、最強の呪文。

なお、チョコの味は普通。

No.1195
トロピカル・メモリア From マシュ・キリエライト
illust. 秋田犬
解説 マシュからのバレンタインの贈りもの。

フルーツをふんだんに使ったケーキ。
チョコレートも幸せだけど、フルーツの甘みは緊張と疲れを癒やしてくれる。

「見ているだけで『ほわほわ』して『うきうき』して
『ぴかぴか』する、そんなケーキを目指してみました!」

そんな頑張りと優しさが、何より美味しい隠し味。

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最終更新:2023年02月18日 13:30