• 被害者の魅力が性犯罪を引き起こすのではない
被害者につけこみやすいといった要因が性犯罪において重要な要因であるのに対し、被害者側の魅力が犯罪を引き起こすことは意外に少ないのである。
強姦、強制わいせつのいずれの場合においても、被害者の魅力という概念から作られた第一群の質問(「相手は魅力があった」「相手は男好きのタイプだった」「相手の態度は男を引きつける」)に対する回答は、それほど高率なものではない。だから、性犯罪の被害者が、挑発的な服装をしていた、派手であったといった社会通念は、ここではまったくあてはまっていない。(14-5)
最終更新:2007年04月09日 12:55