CLS-ライオ

可変収束型拡散光線銃・雷凰-「CLS-ライオ」

(C)SEGA

全弾HIT時の単発火力4100、全弾HIT時の最大秒間火力6150、マガジン総火力12300
(ニュード威力上昇装着時)
全弾HIT時の単発火力4200、全弾HIT時の最大秒間火力6300、マガジン総火力12600
(ニュード威力上昇Ⅱ装着時)
全弾HIT時の単発火力4100、全弾HIT時の最大秒間火力6525、マガジン総火力13050

Ver3.5より登場した、ノーチャージなら拡散率大、チャージ1段で小~極小、Maxチャージで無拡散に変化するニュード式ショットガン。
無拡散と言っても一本になるわけではなく、散らばらずに飛ぶだけで、狙いが甘いとカス当たりになるので注意。
なお、収束率は筆者の主観によるもので要検証。

実弾が弾種変更で遠距離・近距離に対応するなら、ニュードはチャージで対応距離を変えるぜ!といった塩梅の銃。
なお、系統すべてに言えることだが変わるのは収束率だけで、威力は変わらない
だがフルチャージするとほぼ弾丸の射程距離≧攻撃範囲になる。
フルチャージが頭に入れば10250ダメージ。頭部装甲S-以下機体を吹き飛ばせる計算になり、理論上頭部装甲C+までなら即死させられ…ない、N-DEFめ!N-DEFが切れてると死ぬ。
スマック系では攻撃不可能な離れたところからでも一撃必殺や致命傷を負わせられるというライオ系の長所が、初期型ながらしっかり発揮されている。
遠距離に継続的に攻撃するとなると1射毎1.2秒のチャージがいるので瞬間火力が落ちてしまうが、そもそも弾が届かないスマックと比べればまあ致し方なしか。空中のエアロ先生や設置物の除去がし易いのも利点。
どうしてもチャージ時間が気になるならCLS-ライオγという弟もいることだし。

また近距離でのノーチャージショットも使い勝手は良好。
ライオ系の特徴としてポンプアクションがないため、連射速度が他のショットガンよりかなり速い。ポンプアクション付ショットガンに慣れていると違和感半端ないレベル。
チャージ式武器なので完璧な目押しはかなり難しいが計算上なら秒間火力6000越えとショットガンにしてはかなりの物。
その上全弾直撃ならBSでも装甲A-以下ならノックバックとストッピングパワーもなかなか。
前述の連射速度の速さと合わさり、ノックバックハメ殺しが相手に回避も反撃も許さないレベルで可能。コワイ!
瀕死の支援を追っかけたら何も出来ずに返り討ちにされたとか軽くトラウマレベ・・・え?よくあること?
相手の動きを止めながらこのレベルの秒間火力を叩きこめるという特徴を持つのはこれと紫電位ではなかろうか。
しかも紫電とは違いBSでも動きを止められるのである。拡散率の都合上近距離限定ながら装甲A-以下ならノックバックを取りながら1マガで撃破…できない!N-DEFだ。おのれ!なけりゃ殺せます。
かつリロードも1.8秒と短めであるため、リロード重視の腕なら継続火力も補えるため化ける         気がする。
ていうかワントリガーで全マガ発射するライオγより0.3秒短く1マガ1発のイルミナルと同じ、とリロードに関してもCLS系ではトップクラスと言っていい。

しかし冷静にスペックを見てみると単発火力が同重量のスマックSPより低くかつマガジン火力がネイルガン系統並
前述の通りストッピングパワーはそれなりにあるものの、ノーチャージでは拡散大のせいで数発散弾が逸れ、よろけが取れなかったなんてことも。
また瞬間火力はともかく持続的火力に関しては腕部のリロード性能に大きく依存してしまう。
あと総弾数が少ないのも地味ながら確かなデメリットで、同重量で同じような単発威力のスマックショットSPと比べても12発も少ない。
調子に乗って撃ちまくっていたりリペアで長生きしちゃったりなんかするとあっという間に弾切れになる。
VセンBやパラシュート支援ならまだしもセン支なら弾数の管理には気を付ける事。

Ver4.0よりリロード時間が2.5秒→2秒と大幅に短縮された。
これによって使い勝手が大きく向上し、「…あれ?初期型強くね?」とじわじわ再評価されてきている。
万人向けの使いやすい武器ではないがいろいろと取り回しが面白く、初期型とは思えない潜在能力を誇る武器である。
他の支援の主武器にしっくりこなかったら初期型だけでも試してみるのはいかがだろうか。Ver4.0から値下げもしたことだし。
Ver4.5の主武器強化キャンペーンにより一射の火力が3700→3900とアップし、ノックバックを取れる範囲が装甲A-までからAまでに上昇した。
さらにさらに4.5Bのライオのリロード速めようぜキャンペーンにてリロードがさらに-0.2秒の1.8秒となった。
これによりなんとエッジβ腕を使うと当時はリロードが1秒を切った。スモい!
リロード頻度から継続火力が腕に依存してしまう弱点は相変わらずだが高リロード腕を用いた際の使い勝手はさらに向上した。

さらにさらにさらにVer,Xからはついに一射の火力が4000の大台となった。
ただし、Ver.Xからよろけの判定値が3000から3300に引き上げられたため、直撃時によろけが取れる装甲はA→B+とVer4.0時代より悪化してしまっている。
またコイツのお供だった高リロード腕が軒並みリロード短縮倍率低下の弱体化を受けたため、威力100強化でそれらと釣り合いが取れるかというと少々厳しいものがあるか。
とはいえ元の設計が良いので高リロード腕をあてがってやれば十分活躍できるだろう。いっても初期型だしね。


さすがに高リロードを求められる武器をイジメすぎたと反省したSEGAによってVer.XZEROにて一射威力4000→4100に、充填時間1.5秒→1.2秒と強化された。
この記述が次VerのZERO+が稼働してさらに4か月近く(=ほぼ11か月)経ってからだがな!
威力100だけ?という声も聞こえてきそうだが、これによりBS全弾直撃時よろけを取れる装甲がB+以下→A-以下となっている。問題は装甲A-の胴体自体数が多くない上そのほとんどがマイナーなパーツであること
とはいえ威力アップは単純に嬉しいし、チャージ時間短縮も遠距離攻撃の頻度上昇に役立てられるため初期ライオ使いにとってはありがたい強化となった。
またアンチスタビリティチップ1を挿せば全盛期同様装甲Aまでよろけさせられるため仮想敵次第では検討してもいいだろう。

CLS-ライオ/CC

2016年7月~8月の期間シード交換で入手可能だったカラバリ。
全体がネイビーブルー、グリップとスコープ(?)、フレームがグレーというシックながら大胆な配色となっている。
また全体的に暗めな色ゆえに元々あったニュードドライブの緑の発光も引き立つ。
同時期に発売されていたバラージ/CCとほぼ同じ配色。
いかんせん初期型の武器なので良くCC武器にある「買い進めていないにもかかわらず系統終盤ないし最終形の武器が手に入る」というメリットはない。
ただ前述の通り武器自体の性能が割と素直なほうなのでライオ系が店に並んでないようなプレイヤーが試すには丁度いいのかもしれない。
無論通常よりこっちのカラーの方が好きという方にも。機体色にもネイビーがあるので揃えてみたりしてもいいかもしれない。



最終更新:2018年01月07日 01:26