11スレ目小ネタ

http://yomi.bbspink.com/test/read.cgi/eroparo/1290468634/

46 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/12/08(水) 17:05:13 ID:Nm3fmnt7 [1/4]
ちょいと小ネタを投下
「エロゲーが健全なわけないじゃないですか! 死ねぇぇぇええぇええ!」
「いやいやそう言わずに、あやせ! この通り!」
目の前の見目麗しい女子中学生に足蹴にされている俺、高坂京介は現在進行形でどうでもいい妹(本当にどうでもいいんだからな! シスコンなんかじゃないんだ!)のどうでもいい趣味(エロゲーやアニメなどのヲタク趣味。特に妹ゲーと呼ばれる物だが)への理解を求めている。
だって、また何時妹が趣味と友人関係を両立出来なくなるかは分かった物じゃない。特に嫌悪感を持たれているというのは、人間関係上プラスになる事がまず無い。ならせめて、好きになれなくとも嫌悪されない趣味なんだという事を知って欲しい。
そう思い、こんな昼間の公園で土で頭を汚しながらも必死に頼み込んでいるのだった。
「何を頼むのかと思ったらそんな事ですか! エロゲーなんて物は全て不健全に決まってるのにやるわけがないですよ! お兄さん!」
ああ、雑誌モデルの美しい天使の様な顔が堕天する……。
だが引き下がるわけにはいかない。

47 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/12/08(水) 17:06:18 ID:Nm3fmnt7 [2/4]
「それはエロゲーじゃなくて、普通の恋愛アドベンチャーゲームで、レーティングも一般の子どもが買ってもいい物なんだって!」
俺が此れをやってと渡したのは、泣きゲーと有名な「●奈~いもうと~」という妹ゲーの中でも最高峰のシナリオライターである山●一(●中ロミオ)が企画し、シナリオを執筆した物だ。
もちろん相手はあのあやせだからこれは、ピー・エス・ピー移植版である。
「そそ、そうなんですか?」
「ああそうさ。あの桐乃を三日三晩号泣させた上に私医者になろっかなとまで言わせた程の作品だ」
「え、桐乃が三日も目を赤くして学校に来たのってそれですか」
「ああそうだろう」
「……っます」
「え?」
あやせは下を向いて何か呟いている。
「やってみます! やればいいんですよね! やれば!」
そそくさとあやせは俺のピー・エス・ピーとパッケージをバックに入れ、あっという間に背を向けて行ってしまった。
「桐乃を一番分かってやりたいだろうなあやせ」
あやせのああいう所は好きだ。

48 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/12/08(水) 17:10:04 ID:Nm3fmnt7 [3/4]
――三日後
ドン!
ノックも無しの上、思い切りドアを鳴らして中に入ってきた俺の愚妹。
「ちょっとアンタ!」
何時もの様に不貞腐れた顔で俺を叩き起こす。
「あやせに何やったの? あやせがあやせじゃない!」
「おいおい、順を追って説明しろよ」
「んあーもう! 三日もあやせ目を赤くして学校に来たと思ったら、あやせが――」
桐乃曰く、あの潔癖症のあやせが「桐乃のやってるゲームならやってもいいかも」と言ったらしい。どうやら俺の「オペレーション・泣き落とし」は成功した模様。
「本当、あんたどんな魔法使ったのよ!」
「ぁっじぬぅうう」
「おっとこれじゃ駄目か」
死ぬかと思ったぞ、本気で。何処の世に実の兄に転蓮華もどきを食らわす妹が居るんだ……。あ、目の前か。
「げほっげほ。う……単にあやせの知ってるイメージの真逆を見せただけだぞ」
「イメージの真逆?」
「あやせが知ってるエロゲーはレイプレイくらいだろ。だったらもっと真面目なエロゲーなんて星の数程あるじゃないか。って感じでそういった作品の全年齢版ならね。
何もエロゲーを無理やりやらせなくてもいいんじゃねえの? 取り敢えずやらせて原作はエロゲーだと教えてあげたって事」
その後、桐乃は珍しく部屋を出る時に「有難う」と小さく口にした。


(^ω^)以上(^ω^)



152 名前:小ネタ[sage] 投稿日:2010/12/11(土) 13:39:55 ID:Skk7ej+I [1/4]
天気のいい日曜日の午前中からアニメ鑑賞会が行われている。
我が家のリビングには女子中高生が何名も集まり、あっちの作画がどうだ、こっちの
心理描写がこうだといった話ばかりが繰り広げられている。なかなか盛り上がっている
ようだった。
起床したばかりの俺は、飲み物を求めて自室から階下のキッチンまでおりると、騒ぎに
巻き込まれないように冷蔵庫を探っていた。
騒ぎをちらと横目で見ると、客は見知った顔ばかりだった。今やこの家は集会所となりつつある。

今上映されている作品の所有者である桐乃は、熱っぽく、芸術性と大衆性を兼ね備えた
この作品がいかに素晴らしいかと力説する。
だが、「イマイチわっかんねえ~」と加奈子が言えば、あやせも同意見らしく苦笑いする。
オタク側の沙織と黒猫からの評価も桐乃が期待するほどではない。
意見に恵まれず桐乃の眉毛はひどく釣り上がり、さらにその角度を増していく。
「ちっ、まあいいわ、次にいきましょう。次の話もたまらないのよ。冒頭から最後まで
切手抜きなしののクオリティにあんた達もひれ伏すっての」
周りの同意を得られず不機嫌な桐乃がディスクを取りかえる。

「もういいんじゃないの、いい加減あきらめたらどう」
と黒猫が言う。
「うっさいっての!」

再生されていたディスクをプレイヤーから取り出して、次の話が収録されているディスクを
セットする間、テレビがワイドショーを映す。
役者が開いた記者会見を肴に、コメンテーターが喋っていた。今、世間で一番騒がれている
話題だ。
酒を飲んで泥酔した挙句、知り合いに暴力を振ったとかという不祥事。ただその全貌は
まだ明らかになっていない役者がそのお詫びのため開いたとか。謹慎が発表され、
一から出直しますと役者がカメラの前で頭を下げれば、大量のフラッシュがたかれた。

「やっぱり夢を与える側にいる人間がくっだらない真似しちゃ駄目よね」
桐乃はディスクを挿入する前に一言漏らす。役者にも色々と事情があるんだろうが、
まぁ、俺も大体同じ意見だ。
「社会的影響とかあるじゃんねー。子供にもよろしくないしぃー」
そして誰かがこう漏らした。皆、子供の頃は誰が好きだった? と。
出るわ出るわ。プリキュアだとか、コナンだとか、アンパンマンだとか。その
盛り上がりは桐乃お勧めアニメの比じゃなかった。
ハッと、次話の上映はまた今度、と気づいてしまった桐乃はえらく不満そうだったが。
諦めろ。タイミングを逃したな

153 名前:小ネタ[sage] 投稿日:2010/12/11(土) 13:43:13 ID:Skk7ej+I [2/4]
「あやせは……」 ブーたれ顔の桐乃が、唯一発言のなかったあやせに話題をふる。
「見ねぇだろ、あやせは。この手のは、すっげえ嫌いそうじゃん」

加奈子の言うとおり。コミケ事件を知っている俺達からすれば納得である。そっち
方面にはえらく厳しい両親がいるらしいからなぁ、どこからが境界線かは知らんが全く
二次元に触れないまま育ったんじゃないか。
そうとしか思えない、というのが俺としても正直なところである。
ただしかし。どんな事実だったとしても他人に言われりゃ腹が立つ。
事実じゃないなら余計に腹が立つ。
あやせは加奈子のきめ付けが気に食わなかったのか頬をぷくりと膨らます。そして
意外すぎる言葉が出てくる。
「私だって見てたよ。好きなヒーローだっていたんだから。あこがれてたもん。
アニメじゃなくて漫画だけどね」
ほほう、あのあやせがねぇ。興味あるよ。いったいそいつはどこのヒーローだ。

――俺がリーダー的存在さ~。
――ボボンチュああぁあ!!
――3対1かよ!? おもしれぇータイマンか!

「面白いよね、たけし」
世紀末リーダー伝たけし。まさかのジャンプ。
ただこの状況はあまりに厳しい。ネタを理解できているのは俺と沙織のみ。
残りは全員ポカン状態。いや、年齢や性別を考慮した場合そちらの方が正しい反応で
あると思う。
俺は男ありで、沙織はストライクゾーンが広いから。つまりはどちらも例外の存在である。
これは誰も知らない場合と同義なのだ。

先ほどまでとはうってかわってリビングはひどく静かだ。
ここにいる皆は一様にこう思っているだろう。
知らんがなそんな漫画! みたいに誰か突っ込めよ、と。責任をなすりつけあう
無責任な空気がまた重苦しい。
ワイドショーに出演しているコメンテーターの声ばかりが聞こえる。
あやせも自分が滑ったことに気がついたのだろう。小さくなってうつむいたままだ。
その手はぐっと固く握りこまれている。どうして誰も知らないのー? とでも笑いながら
言っておけばよかったのに。だがもう遅い。
外野として突っ立っていた俺だが、あまりにいたたまれなくなり助け舟を出すことにした。
その瞬間、アイコンタクトで、京介氏だけでは行かせません拙者もお供します、と言って
くれる心強い仲間が現れた。ありがとうな沙織。


154 名前:小ネタ[sage] 投稿日:2010/12/11(土) 13:47:28 ID:Skk7ej+I [3/4]
「いやあ、俺も好きだったんだよ、たけし。特に好きだったキャラは『ボス的存在』の海老蔵!」
「ゴン蔵です」
「そう、それ。ゴン蔵」
「拙者も好きでしたなあ~。『やん!』と鳴いて、たけしについてまわる愛くるしいペットの団十郎!」
「小次郎です」
「そう、それ。小次郎」
「二人とも、わざとですよね」

もちろん。
しくじった。空気が重いなんてものじゃない。さっきまでの空気なんて序の口だったんだな。
黒猫風に言うなら「絶対なる重力(アブソリュート・グラビティ)」とかそんな感じだ。
「な、なかなか良い表現じゃない……」 黒猫が頬を朱色に染める。
悪い、ちょっとだけ黙っててくれないか。
そうして沙織が、俺だけに聞こえるほどの小さな声で、ごめんなさい、と言った。
バジーナではなく沙織の声だと思った。
こうなりゃ最近慣れてきた土下座でもするべきか。俺が悪いわけじゃないと知っているが
この降ってわいたような暗いムードが好転するならなんだってする。やらせて欲しい。
俺の土下座なんて安いもんさ。
見やがれ、と俺が膝と手をつくスペースを確保しようとすれば、
「あっ!」と声が上がる。その声の主は……加奈子。
あやせが信じられない、といった風な表情で顔を上げる。まさか……
「読んだことあったよ、今思い出した。ずっと昔に一回きりだけどなー」
一筋の光明。希望の光。おおっ、と期待してしまう。
ギャグシーンでも思い出したのか加奈子はくくっと笑う。リビングの空気がぱぁっと明るくなる。
たったそれだけ、たったそれだけだが、この危ういムードもどうにかこうにか持ち直しそうだった。
もしかしてこいつ――もちろん加奈子――と出会って初めてのことかもしれないが、
俺は本心からこいつに感謝しようとしていた。

155 名前:小ネタ[sage] 投稿日:2010/12/11(土) 13:52:36 ID:Skk7ej+I [4/4]

「やー、でもアレ描いている奴はありえないよなー。知ってる? マジで女子高生を買っ」
自分でも信じられないスピードで加奈子のそばまで近寄り、その口を手でふさぐ。
綾瀬は完全な無表情を装っている。装っているだけだ。
沈黙が続くと空気は次第に質量を持って石となるらしいな。
あと物質っていうのは急激な温度変化を経ると、以前の状態よりも驚くほど脆くなるそうだ。
ほんのちょっとの力で粉みじんになってしまうんだとさ。つまり、まぁ、このリビングの空気は
ちょうど今そんな危うい状況だ。

モガモガ言っている加奈子を固定したまま、俺は、桐乃にディスクをセットするように命じる。
普段やかましい桐乃が文句ひとつ言わず俺に従った。
あやせが、『ああいったジャンル』にえらく拒否反応を示すのは、厳格すぎる両親から
施された教育によるものだとずっと思っていた。
だが違うのかもしれない。自分の経験からやってくる、信じていたものに裏切られた時に
感じるような、絶望にも似た暗い憎悪がその源だろうかな、なんて思っちまった。
俺も似たような経験があるよ。ビックリマンで、アリババが敵に捕まってゴーストアリババと
して登場した時にショックで熱出したもんなあ。
いったい誰が悪いんだろうな。こんな世の中に誰がした。ワイドショーはまださっきの話題を
引っ張っている。
画面には役者の顔が大きく映っていた。桐乃が無言でリモコンの再生ボタンを押すと、

テレビからあの役者がいなくなった。


183 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/12/12(日) 00:40:20 ID:Nm1KyY0u [1/5]
前スレの629-630です
一応続き ただいちゃいちゃ分はあんまりない。でも修羅場成分もあまりない。
いちゃいちゃは気が向いた人が書いてくれるとありがたい。
自分では気が向いたら書くかも。

184 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/12/12(日) 00:40:49 ID:Nm1KyY0u [2/5]
「…あやせもだったんだ…だからあいつをほかの子と合わせたくなかったのに…」

あたしは今、ジャングルジムの陰から兄貴とあやせが話してるのを見ている。
あやせが兄貴を呼び出してる事を盗ty……いや、偶々耳にしたからだ。
あの二人が会うならここだろう、と先回りして様子を見ていた。

兄貴…どうするのかな…
正直に言ってここ最近は割りと素直に甘えてると思う、だから前みたいに勘違いされてないと思う。
だから私を選んでくれるだろうっていう自信がない事もない。でも…相手はあのあやせだ。兄貴の好みにあやせががっちり嵌ってるのは事実。
だから…もしかしたら… と考えてると…


-----------------------------------------------------------

1、「すまん、あやせ。桐乃に悪いから、やっぱり俺はお前にはそんな事は出来ない」
2、「そこまで追い詰めて、すまなかったあやせ。ごめんな。」

ニア 3、桐乃!あやせ!お前達は俺の翼で天使だ!

ぴろりーん

…いや、違うな自分を偽るな!俺は、俺は二人とも大好きなんだぁぁぁぁぁ

「お兄さ…ん?」

あやせが今にも泣き出しそうな顔をしている。直ぐに抱きしめてやりたい・・・だけど、うん。先にあいつも呼び出してきちんと納得させた上のほうが良いだろう。
よし、そうと決まれば。

「あやせ、ちょっと待ってくれ。今桐乃を呼び出す。」

少し前までは知らなかった桐乃の電話番号。…家族だってのにな…そのダイヤルを押す。
<め~るめるめるめるめるめるめ
「は?」

何故か周囲に鳴り響く桐乃の着信音おい、まさか…

------------------------------------------------------------

電話?
「Σちょ、マナーモードにしてなかった!?バレて無い?バレて無いよね!?」

様子を伺うとあやせがこっちを見てる ・・・あれ?兄貴h

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185 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/12/12(日) 00:41:49 ID:Nm1KyY0u [3/5]
「…そこで何してんだ?お前」

そう俺はこの不審者極まりない我が妹君に声をかける。

「べ、別に。ちょちょっとジャングルジムで遊びたくなっただけだし。」

…どういう理由だよ。ほんとこいつ突発事態によえーな・・・

「まぁいい、ちょっとこっちに来てくれ。桐乃。」

「…分かった。」

------------------------------------------------------------
「という訳で、結論から言うと俺は桐乃にもキスをするし、あやせにもキスをする。」

「はぁ!?ちょ、あんたそれって!?」

「良く聞こえなかったんですけどもう一度良いですか?」

あ、あはははこうなるよなー ってかあやせさんやっぱり光彩消えてるし、桐乃は今にも爆発しそうだ。
だが怯んではいられない。こいつ等の為にも、おれ自身のためにも!

「俺にはどちらかを選ぶなんて出来ないし、二人とも同じくらい大切だ。だから、二人共を大事にしたい。そういうことだ。」
「言うなれば桐乃、あやせ、お前達は二人とも俺の天使だ!翼だぁぁぁぁーーーー!!」

「…」「…」

二人ともすっかりだまっちまった。やっぱりこの選択肢は駄目だったか!?このままBADEND!?

「この馬鹿兄貴!!」
「この変態!」

あ、すっげーコンビネーションあやせのハイキックと桐乃のローキック・・・
「ぐふぉ!?」

錐揉みしながら吹き飛ぶ俺。天使のお迎えが来たぜ……

186 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/12/12(日) 00:42:12 ID:Nm1KyY0u [4/5]
「…ってぇ…ん?」

なんだか二人して顔を真っ赤にして目を瞑っている。…ふっ、望むところだ…でも今度からはちょっと条件を変えよう。この調子じゃ俺の体が持たない
さて、所で二人のうちどちらからキスをするべきなんだろうか。桐乃か?あやせか?
なんだかいやな予感がするぜ。ん~いやここは公平にさっき保留したからな、あやせからだ。

「…あやせ…」
「…お兄さ…んっ」

横から桐乃の殺気が飛んでくるが今は気にせずあやせの味を楽しむ。 桐乃と同じで良い香りがするけどでも違う香りなんだな…

「ふぅ。ごめんなあやせ。待たせちまって。」
「べ、別に…そんな…」

っとうっとりとした様子で返してくるあやせまじ天使。この表情が見られたって段階で俺にはもうこの選択に悔いは無いね!
一度撫でてやって今度は桐乃に向かい合う。

「桐乃、分かってくれよ。あやせは待たされてたんだから、別に…」
「分かってる。でも、やっぱりムカツク。責任取ってよね。」
「…あぁ」

今度は桐乃にキスをする。横のあやせから殺気が飛んでくるが(ry

「ふぅ、そのなんだ。俺が言うのもなんだが、お前らこれで良かったのか?」
「本音で言えばムカツク。兄貴は独り占めしたかったし。でも、あたしもあやせの事大事だし。」
「…桐乃…その、良くないことだってのは分かっています。でも、お兄さんは私も桐乃も同じくらい大切なんですよね?なら、もう良いんです。私も、桐乃もお兄さんも大好きですから。」
「そっか、あーそのなんだ。ありがと・・・よ。 あ、ただ一つ頼む あんな勢いで蹴られたら俺の体がもたん。もっと別のことにできないか?」

「「なっ!?べ、別のことってま、まさか・・・!?」」

見事に二人ではもりやがった。何だ?こいつら一体何を まぁいっか。
「さて、この季節外は寒いし、どっか中に入ろうぜ。」

そう言って俺は二人の愛しの天使を抱き寄せた。

ちなみにこの後、何かを勘違いしてたらしい二人に全力で蹴られたりしたが…まぁしっかりキスをしてやったよ。
今後どうなるかは、まぁまた別の機会があったら。 それまで俺が生きてたらだけど。

187 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/12/12(日) 00:43:17 ID:Nm1KyY0u [5/5]
以上です いちゃいちゃがすくない? 外でそんないちゃいちゃ出来る訳ないだろ!!

どうしてこうなった>皆が3を望むから・・・


244 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/12/13(月) 13:44:25 ID:jEj4IQmS
エアギターならぬエア兄貴という競技で、桐乃たちが普段いかに京介と接し、京介のことを理解しているのかを勝負するというネタが思い浮かんだ。
しかし、あやせたんにはセクハラ以外してないんだよな、これ。

245 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/12/13(月) 13:55:48 ID:x5+VxkDw
プロポーズされてるのは大きい

246 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/12/13(月) 14:21:46 ID:yCH+humm [3/5]
あやせ「私はお兄さんに手錠をかけて、自室で2人きりになったことがあります」
沙織「ほほう、それはそれは……」
黒猫「な、なんて羨ましい……っ」
桐乃「………」ジュルリ

247 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/12/13(月) 14:25:33 ID:yCH+humm [4/5]
麻奈実「わたし? えーっとねぇ、きょうちゃんとお布団並べて寝たことあるよー?」
沙織「!!?」
黒猫(来たわね、ベルフェゴール……!)
桐乃「そ、そんなの、どーせアンタらが小さい時の話でしょ!?」
麻奈実「え? 先々月くらいだけど……?」
あやせ「」 ←真っ白


320 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/12/15(水) 22:39:36 ID:eASpy211
kirino_kousaka: まあね~♪ なんたってあたしの一押しレイヤー・プリティエンジェルかなかなちゃんが歌って踊っちゃうんだよ! これが神回ってやつ!?
kuroneko_daten: ……一応念のために聞いておくけど、その娘の正体を、あなたは知っているのよね? 10話の中では気付いてなかったようだけど。
kirino_kousaka: うん、フィギュアもらうときに聞いたし。
kuroneko_daten: そ、そう……知っていてその態度、と。
kuroneko_daten: あのメルルもどきが、学校であなたのセクハラ被害に遭っていないか、心配だわ。

くんかたんの新ネタ来たぞ!
学校での加奈子と桐乃でネタに出来そうだな

323 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/12/16(木) 00:02:12 ID:raTuz1Zf [4/4]
>>320
「何だよ桐乃、こんな所に呼び出して」
「加奈子…何も言わずこれを着て!」
「こりゃメルルのコスプレ衣装じゃねーか!なんで仕事以外で着なきゃいけねーんだよ!」
「いいから着て!」ガバッ「ちょっ!?やめろって…あー!?」

「ああっ!メルルちゃん可愛いよ、あたしのメルルちゃん…ハァハァ…」
「あ、あの桐乃さん?目つきが怖いんですけど…それと何故指をワキワキさせてるんですか…」
「もう…我慢できない!」ガバァっ
「ぎゃ~!!」

「…っていう事があったんだよ。あやせからも何とか言ってくれよ」
「つまり加奈子は桐乃と組んず解れずしたと…加奈子、それ自慢?自慢なの?」
「どうすればこれが自慢に聞こえるんだよ!…あやせ?なんで瞳の光彩消えてんの…なんで無言で近づいてくんだよ……アーっ!」

こんな感じか


604 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/12/20(月) 15:49:48 ID:lsXw3iL8 [2/3]
ついにあたしは兄貴と恋人になった。
兄貴が「法律なんて、俺が変えてみせる」と言ってくれた。
嬉しかった。早速、黒猫と沙織に報告しよっと。

桐乃:念願成就、ついに兄貴と結ばれました(哂
黒猫:あら、奇遇ね、私も兄さんと契約を結んだわ
沙織:拙者も、でござる
桐乃:そ、いや、でも、兄貴は「法律なんて、俺が変えてみせる」
と言ってくれたんだから
黒猫:あら、奇遇ね、私にも
「重婚なんて問題ない。法律なんて、俺が変えてみせる」
と言ってくれたわ
沙織:拙者も、でござる
桐乃:エエエエェェェェェエエエエ
黒猫:これからは私のことは「姉さん」と呼びなさい。
沙織:拙者も、でござる
桐乃:・・・・・・


885 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/12/25(土) 03:23:04 ID:bi/f4q4y

今日の創作活動を終え、私はパソコンの電源を落とす。

世間一般では今日は聖夜と呼ばれていた。
……何が聖夜だ、汚らわしい。豚共がやることといえば、せいぜい生殖活動に励むことぐらいだろう。

…………。

「…………嫌な女ね……」

私はいつもの自己嫌悪に陥る。


いつからだろう、クリスマスの日がこんなにも欝な自分を連れてくるようになったのは。


ただ、妹達は今日の日を楽しみにしていたようだ。
ささやかな特別な料理、手作りの飾り付けでもあんなに喜ぶなんて、全く子供というのは単純だ。
もちろん、ヒゲもじゃの不法侵入者の事も信じている。


私は最初からそのようなモノ、信じてなどいなかった。
大人びていたわけでも正体を見てしまったからでもない。
中学の二年生になる今まで、枕元に置かれるプレゼントなど貰ったことが無かったからだ。



けれど……私はあのヒゲもじゃは存在するのかもしれない、と今になって思う。
多くの人が存在するように振舞えば、実在しなくてもそこに“在る”のだ。
そして“それ”は人々をあのヒゲもじゃに変化させる。


私は昨日縫いあがったぬいぐるみを抱え、妹たちの眠る部屋へと足を向ける。
こんな呪われた私にも、変化をもたらしてくれるのだろうか?
いや、きっと妹達の寝顔を見れば、私にもなれる筈だ。


そして囁こう、Merry Christmas、と。


912 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/12/26(日) 21:02:02 ID:Wy6VqKyH [1/2]
さて埋めネタ投下

・風俗ネタなんで嫌いならスルー推奨
・フェイト、京介物
では投下!


「住所はここ…だよな…」俺はメールに書かれてる住所を確認しながら、茫然としていた。
何故俺が道端で茫然となっているのかを説明しよう。話は数日前に遡る。

「もしもし京介君?お久しぶり」
携帯の着信相手も確かめず出たら、意外な人からの電話だった。
「お久しぶりですフェイトさん。夏コミ依頼ですね」
「そうね…。ところで京介君、今度の日曜日時間作れないかしら?ちょっとお願いしたい事があるんだけど…」
とりたて用事もなかった俺はフェイトと会う事を承諾した。そして後から送られてきたメールの内容に従い、今日ここにやってきたわけだが…
「ここって、やっぱり…アレだよな…?」
俺の目の前には「イメージクラブ Noel」という看板を掲げた雑居ビルがあった。いわゆるHなサービスが受けられるお店ってヤツ?
フェイトさん…住所を打ち間違えたのか?いや店の名前は合ってるんだよな。最初にメールを見た時てっきり喫茶店かなにかと思っていたが、まさかイメクラだとは…。
どうしようか途方に暮れていると、突然目の前の扉が開き、中年の男が顔を出した。辺りに人通りもないので俺はこの人に、近所に同じ名前の喫茶店でもないか尋ねる事にした。
「いや~この辺でNoelって名前の店はウチだけのはずだよ」
「そうですか、ありがとうございました」
仕方ない、フェイトさんに改めて電話で聞くか…、そう思い携帯を取り出そうとした時、中年氏の独り言が耳に入ってきた。
「しかし高坂様は遅いねぇ、そろそろ予約の時間だというのに…」
驚いた俺は、まさかとは思いながら再び中年氏に声を掛けた。
「あの…ひょっとしてこちらのお店にフェイト…いや伊織さんって人いますか?」
「伊織…フェイト…、ああテスタロッサちゃんの事ね。貴方もしかして高坂さん?」
「ええ、まぁ…」
「ようこそ、お待ちしておりました!さぁどうぞ中へ」
そういうと中年氏は俺を店に引っ張りこんだ。店の中は照明が暗く、パーティションで区切られ狭っ苦しい印象を見るものに与えた。中年氏は小さなカウンター脇の小部屋に半身を入れると、中に声を掛けた。
「テスタロッサちゃん、3時から予約の高坂様ご来店です」
その声に応え小部屋から出て来たのは…フェイトさんだった…。

「一体どういう事なんですフェイトさん!用があるからと言われて来てみたらこんな店で、おまけにプレイ料金まで取られて…説明してくれますよね?」
プレイルームと称する二畳程しかない部屋に通された俺は、フェイトさんに噛みいていた。
「まぁ落ち着いて、騙す様な形になったのは謝るわ。とりあえず座ったら?」
フェイトさんはそう言って小さな丸椅子に腰を降ろした。部屋には他に椅子がなかったので、俺は仕方なく病院の診療台のような寝台に腰掛けた。
「大体フェイトさん、同人誌のプロデュースはどうしたんです?夏コミで出したの完売したって聞きましたけど。結構儲かったんじゃないんですか?」
「ああ、あれね…」
俺の言葉にフェイトさんはフッ…自嘲した笑みを浮かべると
「儲かるには儲かったんだけど、スタッフの一人に売上金持ち逃げされちゃったのよね……」
衝撃の発言に、俺は唖然とするしかなかった。どこまで不幸なんだこの人は…
「絵師さん達のギャラも売上から支払うつもりだったから困っちゃって、仕方ないからここに勤める事にしたの…」


913 名前:名無しさん@ピンキー[sage] 投稿日:2010/12/26(日) 21:03:39 ID:Wy6VqKyH [2/2]
「は、はぁ…それは災難でしたね…」
これ以上フェイトさんの転落人生劇場を聞いていたら、俺のライフがゼロなりそうだったので話題を変える事にした。
「と、ところで俺に相談って?」
「うん、それなんだけど…」
そう言いなからフェイトさんは足を組む。言い忘れてたが今日のフェイトは落ち着いた色合いのベストと白のブラウス、そしてベストと同じ色のタイトスカートという出で立ちだった。
まるで銀行の窓口嬢のようだったが、膝上20cm近くの超ミニスカートなのが窓口嬢との決定的な違いだった。
そんなミニスカで足を組んでるから、太ももの間から白いものがチラチラと…いかん!フェイトの下着を見て興奮するとかあってはならない!目覚めるな俺のリヴァイアサン!
そんな俺の葛藤も知らずフェイトさんは話を続ける。
「このお店って毎月の売上トップの女の子に、それほど多くないけど金一封が出るの。それで今月は私、もう少しでトップになれそうなんで…そんなワケで京介君に協力して欲しいな~って」
「わ、わかりました。つまり俺はこの店に来た時点で役に立ったんですねじゃあ俺はこれで」
そう言って立ち上がろうとしたが、立ち上がったフェイトさんは俺の肩に手を置き軽く押し留める。
「あら駄目よ、少なくとも時間内はここにいて貰わなきゃ」
「そ、そうですか…じゃ話でも…」
するとフェイトさんはスッと顔を近づけながら囁いた。
「私、こう見えてもお仕事には真面目に取り組むのよ?」
「ま、真面目って…」
危険な気配を感じて俺は後ずさるが、その行動はすぐに背後の壁に阻まれた。するとフェイトさんは思い出したかのように、ベストの胸ポケットからメタルフレームの眼鏡を取り出し着用した。
「京介君はこうした方がお好みだったかな?」
そう言って妖しく微笑むと寝台に上がり、ベストのボタンを外しながらにじり寄ってきた。
その姿に魅入りながら、俺は自らのリヴァイアサンが目覚めていくのを感じた…

「ふぅ…」
店を出ると、既に日が暮れつつあった。腰も財布も軽くなった俺は、ゆっくりと歩き出す。
結局訳も分からず延長させられおまけに
「お店には内緒よ?」
と囁かれその…つまり……さよなら!キレイな俺!!
でもちょっと大人になった気分?フェイトさんがしてくれた超絶テクニックの数々を反芻しニヤつきながら俺は家路についた。
帰宅後、フェイトさんがこっそり忍ばせた「今日は素敵でした。また来て下さいね」と手書きメモのついた名刺が、桐乃に見つかり大変な事になるとも知らずに

 

 

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最終更新:2010年12月27日 00:32
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