桐乃に乳首を舐めさせながら、京介は桐乃に対する想いをめぐらせるのだった。
「桐乃、そろそろ先へ進もうか?」
「えっ!?」
俺は浴室の床に寝転ぶと、桐乃に言った。
「俺の方にケツを向けて顔に跨ってくれ」
「あ、あ、あ、あんたまさか!?」
「そのまさかだよ。69だ。お前から借りたエロゲの中でも兄妹同士で舐め合いっこしてるシーン、あったよな?あれをこれからやるんだよ」
「ばかじゃん?あれはあくまでゲ・エ・ム!二次元と三次元を一緒にするなっつーの!」
桐乃は断固として拒否する構えだ。こういう時、俺はそれ以上なにも出来ない。否、出来なかった、今までは。過去、黒猫や沙織に言われたっけ、ヘタレだと。でも今の俺はヘタレてなんかいられないんだ。
俺は桐乃の腰を掴んで自分の方へと引き寄せる。
桐乃はバランスを崩し、俺と近距離で顔を見合わせた態勢で倒れてきた。
俺は素早く体を入れ替え、顔を桐乃の股間に潜り込ませる。
腰をグイと引き寄せると桐乃の陰部が眼前に露わになった。
「なっ、なにすんのよ!」
「こうするんだ!」
俺は桐乃のマンコにむしゃぶりついた。最初のうちはただただ夢中で舐めまくった。
「やめて!やめて京介っ!」
桐乃が泣きそうな声で懇願してくる。桐乃がこんな態度をとることはなかなかないので、俺も一瞬怯んだ。
誰よりも大事な妹を泣かせてまで、これはやるべき事なのか??
これ以上ことを進めたら、これまで築き上げてきた俺たちの関係はあの冷戦状態にまでバラバラに崩れ去るんじゃないだろうか?
否、もっと酷い関係にまで、、、関係とすら呼べないようなものになってしまうんじゃないだろうか?
だとしても、、、だとしても、先に進むしかねえ!これは俺の気持ちを確かめるための行為であると同時に、桐乃の気持ちを確かめるためのものでもあるんだ。
その結果が破滅だとしても、おれは最後まで見届けなくてはならない。後戻りは、、、出来ない!
俺は夢中でむしゃぶりつくのをやめ、できる限り優しく、桐乃に対する気持ちを込めるようにマンコを舐め始めた。
「うっ、、、うっ、、、京介、、、やめて」
桐乃は完全に泣きじゃくっていた。
俺は心を鬼にして、かつ泣きじゃくる桐乃をいたわるように、マンコの筋に舌を這わせた。
そのうちに、ピッタリと閉じていたマンコが、仄かに開き始めた。
控え目な小陰唇が露わになり、めくれ上がる。
そしてついに、、、!
俺の舌にあたたかいぬめりが感じられた。
それは膣口から、少しづつではあるが、溢れ出してくる。俺はそれを何度も何度も舌で掬い、吸い込み続けた。
十年以上に渡る俺たちの冷戦を、、、固く冷たかった氷を、熱い舌先で少しづつ溶かすように。
桐乃はひっく、ひっくと、しゃっくりのように嗚咽を漏らしていた。
桐乃がまだ幼かった時のことを思い出す。大泣きした後、桐乃はよくこうやって嗚咽を漏らしていたよな。おれはそんな時、どうやって慰めていたんだっけ?
失われた記憶を取り戻すかのように、俺は心を込めてめくれ上がった小陰唇を舌でなぞり、膣口に舌先を差し込み、溢れ出る思い出を体内に取り込んだ。思い出は、甘酸っぱい味がした。
桐乃の嗚咽がとまった。
「京介が、、、なに考えてるのか、、、あたしにはわかんない。でも、、、うまく言えないけど、、、」
「桐乃、、、」
それ以上、会話は続かなかった。
桐乃がなにを言おうとしたのか、それは分からない。
ただ、沈黙の中で、なにかふたりの気持ちがひとつになったような気がした。
無論、おれの独りよがりな思い込みかも知れないけれど。
俺はさらに先へ進むため、桐乃の核心へと舌先を伸ばした。
「くぅっ、、、うっ、、、ぁん」
先ほどの嗚咽に似た、しかし微妙に異なる声が、桐乃から漏れた。
そこは、柔らかな包皮に包まれた、弾力のある小突起だった。
包皮から露出した部分を俺は優しく優しく、舌先で包むように舐め上げた。
何度も何度も。幼かった桐乃の頭を撫でていた時のように。
「きょ、、京介ぇ、、、ひっく、、、だめぇ、、、はぁんっ」
俺は包皮を優しくつまみ上げ、桐乃の核心を大きく露出させた。
すでにそれは、かたく膨らみをましている。
俺のかたく尖らせた舌先に反発するかのようにコリコリとした感触が伝わってくる。
俺は核心を唇で優しく包み、吸い上げた。
「あぁっ、、、ん、、、だ、、、ダメぇ、、、はぁんっ、、、京介ぇ」
俺は唇で吸い上げた核心を舌先で上下左右に素早く弾く。桐乃の切なそうな声が高まってゆく。
「あぁんっ、、、はぁんっ、、、京介ぇ、、、いっ、、、き、気持ち、、、いいよぉ」
何時の間にか桐乃は俺のチンポに指を絡ませ、敏感な先端に口づけをしていた。
下半身にゾクゾクするような痺れが走る。
桐乃は舌先を尖らせ、亀頭のワレメにチロチロと差し入れてくる。
優しく、味わうように。
童貞の俺が言っても説得力がないかも知れないが、性行為というのは、無言のコミュニケーションではないだろうか。
俺は桐乃の舌先から、無償の優しさを感じた。それは言葉を交わすよりも明確に伝わってきたんだ。
桐乃は次に、唇をすぼめて俺のチンポを根元まで吸い込んだ。
灼けつくような快感に、声が漏れる。
「桐乃ぉ、、、はぁ、、、はぁ、」
「京介ぇ、、、あんっ、、、あんっ」
桐乃は唇をすぼめたまま、顔を上下に動かし、俺のチンポを優しく包んでしごき上げた。
口内では舌が亀頭に絡みつく。
唾液がジュプジュプと淫靡な音を立てる。
俺たちは、すれ違い、ささくれだった心を癒すかのようにお互いの核心を優しく舐め合った。
どうやら桐乃が先に絶頂に達しようとしているらしい。
もはや言葉にならない声をあげながら、しとどに俺の鼻先を濡らしている。
俺もすでに限界に達しそうだが、最後の気力を振り絞って、桐乃の核心を吸い上げた。
「あぁぁあぁぁ~!らめぇぇ、、、!」
桐乃がひときわ高い声をあげた瞬間、俺の顔面に熱い飛沫が降り注いだ。絶頂に達し、失禁してしまったようだ。
俺は桐乃の尿道口から滴り落ちる雫を舌で綺麗に舐め上げた。
桐乃はすでにフェラチオを続けるのが困難なようだ。
俺は立ち上がり、桐乃を座らせ、桐乃のぽかんと空いた口にチンポを挿し入れた。
桐乃はなんとか舌をチンポに絡ませてくれた。それだけで、充分桐乃の気持ちは伝わってきた。
俺は桐乃の手を取りチンポを握らせ、その上から自分の手でチンポをしごき上げた。
「桐乃っ、、、桐乃ぉ、、、いっ、、、いく!いくいくいくぅっ!」
ビュルッ、、、ビビュルッ、、、ビリュッ、、、トクン、、、トクン、、、」
頭の中が弾けるような激烈な快感を伴い、精液が桐乃の口内に弾け飛んだ。
桐乃は、嫌そうな顔もせず、チンポを吸い、それを最後の一滴まで飲み干そうとする。それがこれまで行ってきた行為の当然の終結とでも言うかのように。
やっと、、、やっと、、、俺たちは、、、俺たちの心は、ひとつになれた。
そう、確信できた。
お互いに、しばし座り込み、快感の余韻に浸っていた。
桐乃が先に口を開いた。
「汗でメイクがぐちゃぐちゃになっちゃったからさ、、、メイク落とすね」
そういって、メイク落としで顔を洗い始めた。
俺はまだ荒い息を少しづつ整えながら、その姿を見守っていた。
メイクを落とした桐乃は、、、
ぐっと幼く見え、幼少期の面影を残していた。
メイクをバッチリ決めた桐乃は、勿論最高に可愛い。
が、俺はなんだかメイクを落とした今の方がより可愛く見える。
普段こいつは家の中でも朝からキメキメだからな。素顔が見られるのは貴重なんだよな。
おれは桐乃の素っぴんを眺めながら、微笑まずにはいられなかった。
「なにジロジロ見てんの?恥ずかしいからあんま見ないでよ」
そう言う桐乃の言葉に棘はなかった。
純粋に、恥ずかしそうに、頬を赤らめていた。
こんな表情を浮かべる桐乃を、俺は、何があっても守り抜きたい。そう思った。
「京介、、、」
「ん、なんだ?」
「まだ、、、続きがあるんでしょ?」
「!!!」
最終更新:2012年05月03日 12:54