ふたば系ゆっくりいじめ 565 エリート虐待士三郎 第1話『超新星!エリート虐待士三郎登場!』

エリート虐待士三郎 第1話『超新星!エリート虐待士三郎登場!』 10KB


ギャグ パロディ 小ネタ 独自設定 舞台:近未来

ゆぅ…ゆっ…

どこからか子犬のような鳴き声が聞こえてきた
声のする茂みの方に行くと小さな黒い帽子
「ゆぅ…おきゃーしゃんどこ…」
どうやら親とはぐれてしまったらしい。
ぼくの手の中でふるえる赤まりさ
もう大丈夫だから泣かないで
ぼくは放って置くこともできず家に連れ帰ることにした。



先生「愛護、また0点だ。お前学校へ何しに来ているんだ?
 そんなことじゃまともなところに就職できないぞ」

 『愛護 護』(小学5年生)はいつものように先生から怒られていた。
 いつものようにゆ虐のテストで0点を取ったからである。
 クラスメイトからいつものように失笑と侮蔑が囁かれる。
 護はゆ虐以外の教科は90点以下を取ったことがないがゆ虐だけはいつも0点だった。

先生「東城100点、よくがんばったな愛護も見習え」
 『東城 華麗奈』護のクラスメイトだ。
 ゆ虐だけでなく全ての教科も高成績で容姿端麗・スポーツ万能、
 クラスのアイドルである。
 華麗奈と目が合い護は思わず照れ笑いをする
 しかし華麗奈は無言で目を背け自分の机に着いた。


−−−夕方、学校の屋上−−−

 護は一人0点のテストを見つめていた。
 校門の方に目を向けると次々と生徒達が下校していく。
子まりさ「何をそんなに落ち込んでいるのぜ?そんな紙切れなんて気にすることないよ!」
 ひょっこりと鞄のなかからゆっくりまりさが顔を出す。
子まりさ「一個くらい悪いのがあってもほかの成績は良いから大丈夫だよ!」
 落ち込む護を気遣ってまりさが声をかける。
護「でもだめなんだよまりさ、ゆ虐は今の世の中必須科目だからこれができないとだめなんだ」

 西暦21XX年、ゆっくりによる世界消滅の危機から約1世紀…
 この世はゆ虐が当たり前の世界となっていた。
 ゆっくりは全て世界的組織『アンアンチ』に管理されており野性のゆっくりは存在しない。

子まりさ「ゆぅ?よくわからないよ?別にできなくても死ぬわけじゃないでしょ?」
護「ゆっくりに例えるなら跳ねることができず這いずるだけみたいなものかな
 死にはしないかもしれないけど変な奴だと思われてもしょうがない」
子まりさ「それならなんとなくわかるよ…」
 東城さんもゆ虐が上手い人の方が好みなんだろうか
 そう思っていると校門の方からの叫び声が聞こえてきた。

華麗奈「ちょっと、放しなさいよ!」
 華麗奈は屈強な男に絡まれていた。モヒカン頭にサングラス、ぼろぼろの皮ジャンという
 いかにもやばそうな出で立ちだがこの世界ではそれほど珍しくもない。
モヒカン「この壺いくらしたと思ってんだ?あぁん?三千万だぞ三千万」
華麗奈「ぶつかってきたのはあなたじゃない!最初からそうやって金をせびるつもりだったんでしょ?」
 どうやらモヒカン頭が華麗奈にからんできたらしい。
 だが周りの人間は大人も含め遠巻きに見るだけで誰も助けに入ろうとしない。
見物人A「あいつ隣町小学校の奴だぜ。前西条と一緒にいたのを見たぞ」
見物人B「デュエルでも申し込まれたら大変だ…係わり合いになるのはよそうぜ」

華麗奈「いいかげんにしなさいよ!」
 華麗奈の平手が飛ぶ。モヒカンの頬が赤くなった。
モヒカン「下手にでてればいい気になりやがって!」
 モヒカンが華麗奈の服を破く、下着が見え小学生にしては発育の良い胸のラインがあらわになる。
モヒカン「西条さんのところへ連れて行くまでもねえ!ここで制裁してやる!」
モヒカンは懐から骨も切断できそうな大きなナタを取り出した、その時…

護「やめろ!」
 いいところ…もとい間一髪のところで護が現れモヒカンに体当たりをする。
 不意を着かれモヒカンは尻餅をつきナタを落とす。
護「華麗奈さん大丈夫?」
 護は華麗奈に自分の上着を掛けてやる。華麗奈は真っ赤になりながら小さい声でありがとう…とつぶやいた。

モヒカン「ふざけやがって…いい加減頭にきた!デュエルだ!デュエル!」
 モヒカンの叫びに周りが騒然となる。
見物人C「決闘(デュエル)だと…!」
見物人D「あの小僧死んだな…」
 直後どこからともなく警報音がなり機械的な音声が鳴り響く
「まもなくデュエルが開始されます。付近の住民は速やかに避難してください」
 ほどなく、はるか上空から一辺が10Mほどのリングが飛んできて校庭に墜落した。

 デュエル(決闘)とは…この世界における裁判のようなもので
 意見が食い違ったものどうしでゆ虐を競い合い物事を決めることである
よりすばらしいゆ虐を行った者が勝者となり敗者は勝者に全面的に従わなければならない。
 極論、勝者が『死ね』と言った場合敗者はしななければならないのだ。

モヒカン「負けた奴は死刑だ、いいか逃げるなよ!」
 そう叫ぶとモヒカンはリングの上に上がっていった。
護「むちゃくちゃだよ…」
 いくらこの世界とは言え敗北のペナルディで死刑を申し込む奴はそうそういない。
 一応デュエルを拒否しても良いのだが、この世界でデュエルを拒否するのは全裸で街中を徘徊するようなもので
 確実に村八分にされる。
護「東城さん…」
 護とて怖くないわけではない。だが死を恐れる気持ちより華麗奈を守りたいという気持ちが勝っていた。
護「僕戦うよ。東城さんのこと守るから見ていて」
華麗奈「愛護…くん」
 護はリングの上に上がった。

 リングの上には二人以外に10人の和服姿の男女が乗っていた。
 アンアンチの職員で審判(ジャッジメント)するもの達である。
 デュエルは基本的に美味しんぼ形式で行われ、先攻・後攻交互にゆ虐を行い審判が判定をするという流れだ。

モヒカン「まずは俺からだ。こイィィィィー!ちょい悪まりさあぁぁぁ!」
 モヒカンは懐からゲームボーイサイズの機械(ギャクタイザー)を取り出しまりさの絵が描かれたカードを通した
 空中から湧き出るようにまりさが出現する。
「ゆっくりしていってね!」

     名前:ちょい悪まりさ 種族:まりさ 属性:NEUTRAL/CHAOS 成長段階:成長期
     ATK:280 AGI:210 VIT:150 INT:260
     ちょっと悪びれた背伸びしたい年頃のまりさ。通常のまりさに比べてやや知力が高い。

 この世界ではゆっくりは全てアンアンチによって管理されており野性のゆっくりは存在しない。
 だがギャクタイザーという装置によりアンアンチの管理するゆっくりを即座に転送することにより
 誰でも気軽にゆ虐を行えるようになっているのだ。

モヒカン「俺のタアアァァンーーーー!火の海に沈めまりさアァァ!」
ちょい悪まりさ「じじいはまりさにあまあまを…ゆっ?」
 モヒカンはまりさにガソリンをかけたかと思うと火のついたライターを投げつけた。
 たちまち火の海の沈むまりさ。
ちょい悪まりさ「あ゛っ゛ぃ゛ぃ゛ぃ゛!どぼじでごん゛な゛ごどす゛る゛の゛ぉ゛ぉ゛ぉ゛!」
 ちょい悪まりさはあっという間に消し炭になった。
審判A「なんて豪快な虐待なんだ…」
審判B「なんだか爽快な気分になりますね」
口々に審判が感想を言い合う。割と高評価のようだ。

モヒカン「次はお前の番だ…さっさと終わらせて死にさらせや!」
護「くっ…(学校で習ったし僕にだってできるはずだ)」
 護も懐からギャクタイザーを取り出すとゆっくりを召還した。
「むきゅ?ここはどこなの?」

     名前:おませなぱちゅりー 種族:ぱちゅりー 属性:NEUTRAK/NEUTRAL 成長段階:幼年期
     ATK:75 AGI:80 VIT:30 INT:310
     自我が芽生え知りたがりやになったぱちゅりー。

 だが護はぱちゅりーに手を出せないでいた。
護「僕にはできないよ…あんな未来のあるゆっくりを虐待することなんて!」
 膝をつく護にモヒカンは無情にもガソリンをかける。
モヒカン「どうやら決着はついたようだな。ぱちゅりー共々地獄へ送ってやるぜ!」
護「(僕はこんなところで死ぬのか…?華麗奈さんも守れずに…ッ!!)」

 モヒカンが火をつけようとする直前、カードが飛んできてモヒカンの手からライターを飛ばした。
モヒカン「誰だァ?俺の邪魔をする奴は誰だアァァ!」

???「その辺にしときな…」
 ドラゴンボールの孫悟空のような髪型をした少年がリングに上がってきた。
三郎「俺の名前は三郎、『鬼井 三郎』だ。この勝負俺が引き継ぐぜ!」
モヒカン「上等だぜ、かかってこいや!お前も火あぶりにしてやる!」

 三郎も懐からギャクタイザーを取り出し出した。表面は白く金色で”聖”の文字が書かれている特注品のようだ。
 三郎は素早くカードを通すとゆっくりを召還した。
「ゆっくりしていってね!」

     名前:野生のれいむ 種族:れいむ 属性:NEUTRAK/NEUTRAL 成長段階:成長期
     ATK:180 AGI:110 VIT:380 INT:130
     野生に近い環境で育ったれいむ。結構タフです。

モヒカン「ヒャッハァァ!こんなくずを召還するなんてとんだド素人がいたもんだぜ!」
 野生のれいむは耐久力がある割りに虐待された時の反応が悪く虐待には向いていない。
 また、まだ子供もいないため家族を使った虐待もできず試合で使う人はほとんどいない。

三郎「俺のターン!あまあま攻撃だ!」
 三郎は野生のれいむに大量のお菓子をばらまきはじめた
野生のれいむ「うっめ!これめっちゃうっめ!」
 ガツガツと食べ始めるれいむ。それを見たモヒカンは腹を抱えて笑い出す。
モヒカン「ヒャッハー!気でも狂ったか?自分から負けを選ぶとはよお!」
審判C「これは虐待とはいえませんね…」
審判D「早々に決着はついたようですな」

モヒカン「さて、お前も火あぶりにしてやるぜ」
モヒカンはガソリンの入ったドラム缶を持って三郎に近づく。だが三郎は余裕の表情を崩さない。
三郎「勝負はまだついてないぜ、あのれいむをよく見ろ!」
モヒカン「なんだ…と!!」

 れいむはまだあまあまを食べていた。だがどこか様子がおかしい。
 目は血走り楽しむ様子はなく強迫観念に追い立てられるようにもくもくと食事を続けていた。
野生のれいむ「むーしゃ…むーしゃ…どぼじであまあまさん食べるのやめられないのおぉ!」
三郎「野生に近い環境で育ったれいむにとってあまあまは麻薬のようなもの。
 耐性がまったくないから一度食べ始めたら食べ物がなくなるか自爆するまで食べ続けるのさ!」
 当初ソフトボール大であったれいむがあまあまの食べすぎでバレーボールサイズにまで膨らんでいる。
野生のれいむ「ゆひぃ…破裂するぅぅ!れいむもうあまあま食べたくないいい!」
 涙を流しながら叫ぶれいむ。だが体はあまあまを食べることをやめることができない
野生のれいむ「ゆひぃ!もうだめだぁ!」
 とうとうれいむの腹は破け大量の餡子が体から漏れる。ビクビクと痙攣しているが持ち前の耐久力と
 あまあまを摂取したことによる増餡効果のせいでなかなか死ぬことができない。

審判E「愛でながら虐待する…これは新しい虐待ですね」
審判F「幸福から絶望に突き落とす。すぐに殺さず苦しませるのもポイント高いですね」
審判G「考えてみればモヒカンの虐待は単純で味気なかったわ」
審判H「せっかくの火あぶりなのにお飾り焼きで精神を追い詰めなかったのもマイナスですよね」
 審判の評価が決まった。8:2で三郎の勝ちである。

モヒカン「くそっ!ふざけやがって!」
 逆キレしたモヒカンはナタを拾うと三郎を睨みつける。
三郎「おいおい、そんなに睨むなよ。ゆ虐は楽しんでやるものだろ」
 まったく悪意のない三郎の笑顔に毒気を抜かれたのか
モヒカン「覚えていろよ!」
 お決まりの捨て台詞を叫ぶとモヒカンは逃げていった。

護「すごい…本当に勝っちゃった」
 三郎は護に近づくと手を伸ばす。
三郎「もう大丈夫だ、立てるか?」
護「あ、ありがとう。僕は護、愛護 護」
三郎「俺は鬼井 三郎だ、よろしくな!」

 この日、ゆ虐の歴史が大きく揺れ動いたことをまだ二人は知らない…
 -続く-


次回予告
 護のクラスに転校してきた三郎、二人は友情を深め合う。
 しかし隣町小学校からモヒカンとそのボス『西条 酷鬼』が復讐に現れる。
 クラスメイトを人質に取られた三郎ははたして勝てるのか!?
 次回、エリート虐待士三郎 第2話『転校生は虐待士?屋上のチェーンデスマッチ!』
 レッツ!虐待だアァ!


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感想

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  • ↓×1 コロコロ思ったww
    だけど小学生をひんむいて、ブラが見えるエロってR15指定だな~
    死刑ドコイッタ -- 2018-01-06 13:42:04
  • 脳内ではコロコロとかボンボン辺りの絵柄で再生されてたw
    割と好きだよ、こーゆーノリ。 -- 2012-08-28 15:58:29
  • いやおもしろいんじゃないの、俺は分からんけど
    こういうのもあっていいと思うよ、知らんけど -- 2011-02-15 14:49:04
  • モヒカンは死刑にならないの? -- 2010-08-08 20:46:56
  • 躁病のテンションだけでブチ上げた心底偏差値の低い文章はご勘弁。 -- 2010-06-08 22:26:00
最終更新:2009年12月13日 23:37
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