ふたば系ゆっくりいじめ 95 ゆっくり人面瘡 誕生編

ゆっくり人面瘡 誕生編 6KB




俺の飼っているれいむが、ようやく出産を迎えようとしていた。
ゆんゆんうなりながら、一生懸命陣痛に耐えている。
父親はどこのまりさかは知らないが、野良ゆっくりだった。
公園で放し飼いにしている隙にすっきりしてしまったらしい。
当然俺は怒り心頭。
元々バイト先のショップで余っていた所を、哀れんで引き取ってやった奴なのだ。
その恩も忘れ、日に日に増徴し、挙句の果てに野良とのガキを作るのだからやってられない。
堕胎も視野に入れて保健所に相談に行ったところ、双子だというので堕胎は取りやめた。
いいことを思いついたからだ。
身勝手なれいむにも、そのガキにも、少しお灸を据えてやらないとな。

もうすぐ生まれるのだろうか。
れいむのまむまむが少しずつ開いてきた。
世の中にはゆっくりのまむまむを見て興奮する人間もいるらしいが、その気が知れない。
嫌悪感ばかり感じさせられる穴だ。
俺はまむまむが開ききる前に、れいむにゆっくり用の麻酔を注射した。
「ゆぎっ!?」
陣痛以外の痛みに顔を引きつらせたのも束の間、れいむは深い眠りに落ちる。
無論これはれいむの痛みを和らげてやるための温情なんかじゃない。
お仕置きのための第一段階だ。
俺はれいむを持ち上げてまな板の上に置き、ナイフと水でねった小麦粉、オレンジジュースを用意した。
さしづめ、ゆっくり用手術セット、といったところか。
眠ったままのれいむのまむまむにそっとナイフを入れ、中にいるガキを傷つけないよう、細心の注意を払いながらまむまむを切り開いていった。
少しずつ、少しずつ薄皮をはがすようにして開いていくと、まだ眠ったように動かないガキ共がいた。
れいむとまりさ、二種類の双子だ。
こいつらはまむまむから飛び出て、着地した衝撃で初めて目を覚ます。
衝撃を与えないよう、これまた注意しながら二匹を取り出した。
目を覚まさせずにまな板の上に置くことが出来たので、今度はこいつらの手術にかかる。
なんだか昔やった蛙の解剖みたいでわくわくしてきた。
ガキ共にも麻酔を注射したが、こっちは眠りまではしない程度だ。
起きたまま、痛みは感じないが体も動かせない。
その状態で手術を行うのだ。
「い、いちゃいいいいいい!!!!!!」
二匹は注射針で目を覚ました。
しかし、すぐに麻酔が効き始め、
「ありぇ?いちゃくにゃい…?」
「いちゃくにゃいよ…?」
と困惑する。
面倒なのでゆっくりしていってね、と言ってやると、
「「ゆっくちちちぇいっちぇにぇ!!」」
これから起こる事も知らず元気に挨拶を返してきた。

さて、まずは下準備からだが…まりさの方から処置を始めよう。
まりさの両目を丁寧に抉って、それをオレンジジュースで満たした皿に入れる。
使いたい部分を保護するためだ。
「みゃりしゃにょおみぇみぇぎゃあああ!!!にゃにみょみえにゃいよおおお!きょわいいいいいい!!!!!」
わめくが無視。
口と足も同様に抉り取って皿へ。
こうなってしまうとただの饅頭だな。
最後に、顔を半分に割って中枢餡とその周りの餡を少し取り出した。
残ったのはただの残骸なので、後で餌として与えてやるとしよう、脇のほうへ避けておく。
間をおかずにれいむの処置に移る。
こいつはまりさ程弄る気がない。
顔を斜めに切り、れいむの左側を足ごと切除。
そこに練った小麦粉を張ってオレンジジュースを塗り、傷口を塞いだ。
これで完了。

下準備は終わったが、まだ作業は続く。
まずはれいむを横にして、左側が上に来るようにした。
補修面を優しくぐっぐっと指で押してやり、凹みを作る。
そこにまりさの中枢餡を置き、練った小麦粉で包んでオレンジジュースを塗った。
これでれいむの左側にまりさが治められた状態になる。
オレンジジュースが乾くのを待って、そこに2つの小さな切れ目と、大きな切れ目を入れた。
大体予想はつくだろうが、小さな方には目玉を、大きな方には口をはめた。
さらに下半分も切って、まりさの足も移植。
仕上げにオレンジジュースを塗りたくり、麻酔を打ち直して眠らせて完成だ。
れいむの左半分に小さな人面瘡のようなまりさがいる。
どちらも眠っているが、胎児の生命力か、拒否反応を起こす様子もない。
ほっと一安心、ハイブリットなゆっくりを、眠っている母れいむの腹にもどし、まむまむを修復した。

「ゆ…?ちょっと、ねちゃったみたいだよ…。あかちゃん、ごめんね、すぐにゆっくりさせてあげるからね」
目を覚ました母れいむは、陣痛の最中に寝てしまったということに疑問を抱くことなく、双子を生むことに集中しだした。
俺はそこをビデオカメラで撮影しながら緊張して見ている。
母れいむには俺が心配していると映っているのだろう、時折こちらを見ては安心させるように微笑みをくれる。
後の姿を想像して、笑いをこらえるのが大変だった。
まだ中のガキ共が目を覚ましていないのか、中々生まれる様子がなかったが、やがて感動のシーンが訪れる。
ぽん、と音を立てて一匹のれいむが生れ落ちた。
「「ゆっくちちちぇいっちぇにぇ!」」
一匹のれいむから聞こえる2つの産声。
母れいむは困惑してあたりを見回したが何もない。
「ゆ…ゆっくりしていってね!」
気のせいだろうと思い直して声をかけた。
「かわいいかわいいれいむのあかちゃん、いますりすりしてあげるからね!」
赤ん坊の左側へより、頬を摺り寄せる。
「すーりすーり!」
「しゅーりしゅーり!」
他のゆっくり同様、頬をすり寄せ合い、親子は愛情を表現しあった。
「ゆぎゅっゆぷっゆぎゅぎぃ…くりゅちいいいいい!!!」
しかし、母親は何かが妙であることに気づく。
自分の頬の下から、声が聞こえるではないか。
バッと後ろへ飛び退り、その光景をみてパニックに陥る。
「どおじで…どおじでええええええええええええええ!?」
そう、そこにはもう一匹のゆっくりの顔があったのだ。
「みゃみゃにゃにしゅりゅにょ!?みゃりしゃはくりゅしきゃっちゃよ!!」
舌足らずな口調で親を批判する人面瘡…いや、まりさ。
「…まりさ!?れいむのまりさがそんなところにいるわけないでしょおおおおおおお!?」
母れいむは叫ぶ。
「ゆゆ!?みゃみゃどうちちゃにょ!?」
子れいむは状況が理解できない。
「ドオチチェしょんにゃこちょいうにょおおおおお!?」
子まりさは母親を非難する。
まさにコントのような風景に、俺は腹を抱えて笑っていた。
「お、おにいさん!たいへんだよ!れいむのあかちゃんにばけものがついてるんだよ!こんなんじゃゆっくりできないよ!」
「そうだなぁ。れいむがどこかの野良と作った子どもだからなぁ。変な病気にかかってたんじゃないのか?そのまりさは」
「そ、そんなことないよ!まりさはとてもゆっくりしたゆっくりだったよ!」
どう関係してるのかはわからないが、俺はこの辺で話を落とす。
「でもなぁ。生まれてきた子どもに罪はないだろ?れいむは良いお母さんだよなぁ。それなら二匹ともちゃんと育ててやんないとな」
「あんなきもちわるいのとゆっくりできるわけないでしょおおおおおおおお!?」
「自分の子どもを見捨てるような屑なら、俺は飼いたくないなぁ。お前、ショップで育ったゆっくりだっけ?野良で生きていけるのかなぁ」
「どおじでぞんなごどいうのおおおおおおおおお!?」
泣き出した母れいむを見、ゾクゾクとした快感に包まれながら、俺はこいつに子育てをさせるようにした。

飼いゆっくりになってから散々馬鹿にしてきた野良ゆっくり。
それと一緒になるくらいなら、まだマシってトコだろう。


【終】

by原あき


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感想

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  • 魔改造ネタ人面瘡か、面白そうww
    多重人格でもなく、単純に複数の顔パーツがある1匹でもない、ポ○モンのドード○状態ww
    ※ただこういう場合、最終的にれいむ種に吸収されるネタが多い。
    (れいむ種の絶対数が多い理由として、遺伝子が強いと考えられたから。) -- 2018-01-19 06:05:24
  • 手の込んだお灸だな、この人実はゆっくり大好きだろ。
    いやぁ面白かった、これから想像すると楽しくて仕方がない -- 2012-12-13 05:45:28
  • 面白いwww -- 2011-12-23 10:54:31
最終更新:2009年10月18日 13:15
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