ふたば系ゆっくりいじめ 575 ゆっくりに関係する怖い話2話

ゆっくりに関係する怖い話2話 8KB


パロディ 差別・格差 駆除 現代 虐待人間 愛護人間 独自設定 直接虐待描写なし 間接的人間・ゆっくり虐待描写あり 続き物

タイトル:最も正しいゆっくりんぴーす
作者名:蛇足あき

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私が語るのは本当のゆっくりんぴーすについてよ……
ゆっくりんぴーすについては知っているわね?
まあ、大抵はどれもいい噂じゃないわよね
例えば
ゆっくりペットショップに対して
『ゆっくりを閉じ込めている!』
なんて言って、ケースの鍵を壊して逃がす
でもその後の事は面倒を見る事はない
だから野良として野垂れ死んでも、それが何か問題を起こそうとも
彼等は知った事じゃない
それ所か、それが自分達が逃がした性だなんて思わない
ペットショップじゃない?ゆーぶつえんって某県の動物園だった?
ああ、そうかもしれないわ
ただそっちが有名なだけで、ペットショップでは日常茶飯事よ
他にも
とある殺人事件については
『虐待お兄さんなんて、いくら殺してもいいんだよ!』
なんて考えで起こした事もあるわね
しかも虐待お兄さんではなく、愛でお兄さんをね
その時の言い訳は
『酔っていて覚えていない』
なんていうのも、常識外れだと思うでしょ?
他にもいろいろあるのは知っていると思うわ
ゆっくりにも人権を!なんて言っては、デモ行進をして交通を麻痺させたり
ゆっくりは最も高等な生き物だ!なんて言っては、自然保護区に放って生態系を変えたり
ゆっくりに悪気は無い!なんて言っては、保健所からゆっくりを引き取って、そのまま野放しにしたり
ゆっくりを虐待するなんて!なんて言っては、ただの決めつけで権利もないのに、家宅捜査したり
ゆっくりは可愛いんですよ!なんて言っては、野良の駆除を邪魔したり
ゆっくりに常識は通じない!なんて言っては、畑に作られたトラップを勝手に解除したり
ゆっくりの為に!
ゆっくりの為に!
そんな事を、馬鹿の一つ覚えみたいに
まるで免罪符のように言う者達の集団
それが貴方達が認識している、ゆっくりんぴーすだと思うわ
でもそれは、本当のゆっくりんぴーすじゃないの
本当のゆっくりんぴーすはね……
もっと崇高な目的の為に、もっと別の方法をとっているのよ

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そもそも貴方は、ゆっくりんぴーすの綴りを知っているかしら?
全部ひらがな?それともカタカナ?ぴーすだけカタカナ?『ん』からカタカナ?全て英語表記?それとも
ローマ字表記?英語の綴りもpeace?peas?piece?
聞かれると解らないでしょう?どれが正しいかなんて
答えは、どれも正しいの
どれも本当のゆっくりんぴーすを真似た、偽者なのだから
目的は様々ね
例えば、選挙の時に票が欲しいとか
例えば、勝手に作っているプラチナバッジとかでお金を稼いでいるとか
例えば、バッジ試験に裏口を設けて、やっぱりお金を稼いでいるとか
例えば、純粋に特定種のゆっくりを独占したいとか
例えば、特定の希少種を独占販売する為にペットショップを荒らしているとか
例えば、ただ単純に虐待お兄さんとかが嫌いだとか
例えば、ただの流行に乗って誕生した組織だとか
そんな風にね
だから、どこかのゆっくりんぴーすが問題を起こしても、関係なく活動が続けられるのよ
なにせ別のゆっくりんぴーすが解散しただけだから
解散しても解散しても、決して無くならない
ある意味ゆっくりみたいね

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ごめんなさい。話が少しだけ横道にそれたわ
本当のゆっくりんぴーすについて、話をするわね
私はね、その本当のゆっくりんぴーすを知っているの
一番最初に作られたわけじゃないけど、最も正しくゆっくりを保護する組織よ
その活動はね……保護というけど、保護じゃないの
保護する方法が違うのよ
偽者のゆっくりんぴーすは、ゆっくりを保護する為に、自らの手で飼ったり、逃がしたりするけど、本当
のゆっくりんぴーすは、逆
ゆっくりを保護する為に、ゆっくりを監視下に置くんじゃない
ゆっくりを虐待する人達を、ゆっくりがいる場所から駆除するのよ
不思議に思った事は無い?
こんなに文明が発達しているのに、未だに発生する迷宮入り殺人事件。神隠しにあった行方不明者。そし
て身元不明の死体
それらは全て、本当のゆっくりんぴーすが絡んでいるのよ
彼等はゆっくりを保護する為、邪魔な存在を潰す
その為に彼等は、あらゆる団体・組織に入り込んでいて、互いに連携を取り合い、必要な事をする
それこそ、一部の人間が危惧している、一部の人間による政治活動
ゆっくりんぴーすは、既にソレを実行しているの
でもね、駆除するのは何も虐待お兄さんだけではないわ
そもそも、彼等が保護するべきゆっくりは、その辺のゆっくりじゃないの

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貴方はゆっくりについて、何処まで知っているかしら?
種類?習性?喋り方?寿命?
そんなのじゃないわ
ゆっくりそのもの……もっと言うなら、最初のゆっくりって知ってる?
うんうんやしーしーをしない?
そんな程度の条件で最初なんて言わないわ
子供を作らない?
それも条件だけど、それだけじゃないわ
ゲスな言葉を吐かない?
本当にそれだけだと思う?
基本種?
それも条件にしては大雑把すぎるわ
まあ普通は知らないし、気にもしないわよね……
本当のゆっくりんぴーすは、その最初のゆっくりを保護するのよ
最初のゆっくり
『れいむ』
『まりさ』
その2種類だけを
それも、『ゆっくりしていってね!!』としかいわない個体だけ
うんうんも、しーしーも、そもそも食事も何もしない
ただそこに居て、ただ2匹揃って、『ゆっくりしていってね!!』としか言わない個体
それだけが、彼等の保護対象なの
他のは全て偽物
保護するに値しない、本物を貶め、虐待する相手
つまり、駆除対象になるの
まず、れいむとまりさ以外は、問答無用で殺すわね
次に、一緒に居ない個体も潰す
違う事を喋る個体も殺す
何か活動すると殺す
まるでこう思ったでしょう?
虐待お兄さんみたいだって
そうよ
普段、彼等は虐待お兄さんとして、活動しているのよ
当然、ゆっくりを保護するなんて戯言を抜かしているゆっくりんぴーすの偽者達も、殺害対象よ
彼等は偽物と本物の区別もつけずに、ただ自己満足で動いているだけなのだから
本物が被害に会うかもしれないという意味では、虐待お兄さんと同レベルなのよ
虐待お兄さんとして活動しているから、彼等もまたよってくる
当然、同じ虐待仲間だと勘違いした虐待お兄さんも近づいてくる
他の生物も、ゆっくりを殺す可能性があるなら、それは駆除すべき相手になる
そして、溢れている偽者のゆっくり達……
本当のゆっくりんぴーすというのはね、この世の中で誰よりも、何かを殺害している
そしてそれを楽しんでいるの
それが、本当のゆっくりんぴーすよ

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「私の話はこれで終わり……どうかしら?」
「あ、ありがとうございました……」
どう反応すればいいんだろう……
誇大妄想?
それとも内部告発?
前者だったら関わりたくないし、後者だったら、その……困る
たかが高校の新聞部員に、どうしろと……
「随分とおっかない話だな」
「そうかしら?」
「ああ。嘘とは思えない」
ちょ、ちょっと!変に刺激しないでくれ!
今の発言が、誰かは知らないが……
「嘘と思うのも真実と信じるのも、聞いた人の勝手……私からはなんとも言えないわ」
「うまい逃げ方だな」
「そ、それ以上、煽らないでくださいよ……」
「おやおや、聞き手君は随分と弱気だね」
「人として当然の反応じゃないかな?」
「そうだな。せっかく語ってくれたんだ。話にいちゃもんをつけるのは無しにしようぜ」
「フン……」
「もしかして、ゆっくりんぴーすを馬鹿にされたから怒ってるのか」
「そんな事は無い!」
1人が立ち上がって、息荒く答える
どうもそのようだ……
「そこまでだ。ここは話し合いやら喧嘩をする場所じゃない。新聞部に頼まれて、話を聞かせるために集
まっただけの場所だ」
「そうね……あまり熱くなるのは止めたほうがいいわ」
「……すまん」
立ち上がった人が、そう謝った後に座る
とりあえず、喧嘩沙汰は避けられたようだ
「謝る事は無いさ。ま、少しだけ頭を冷やした方がいいだろうな」
「そうだね」
「しかし高校とは関係が無いけど、いいのかな、聞き手君」
「いいと思いますよ。俺は部長から、ゆっくりに関係する話だと聞いてますから」
よくよく考えてみても、高校の新聞としてどうだろうか、この話題は……
まあ、だからといってこの高校の話題全てにゆっくりが関係しているのも……なぁ……
それこそおかしい高校になってしまう
「私も部長に聞いたわ。高校とは関係なくてもいいのかとね」
「ああ、俺もだ」
「返答は?」
「聞き手君の想像通り、良いってさ」
本当に部長が聞きたかっただけみたいだな……
「なら、俺の話も語って良さそうだな」
「次はアンタが話したいのか?」
「ああ。聞き手君も、それでいいかな?」
「ええ。少し待ってください」
カセットテープを変え、メモ帳も新しい頁にする
「どうぞ」
「あ、ちょっと待って。まだ俺が席について無いんだ」
「あら、私がどかなかったのも問題ね」
2人が席を移動し、語る準備が整った
「じゃあ、俺の用意した話を聞いてくれよ?」
そうして、3番目の話が語られる……

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「俺が語るのは、とある連続殺人事件についてだ」

第3話 『虐待お兄さん連続殺人事件』へと続く……



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感想

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  • 原作を知っているとその点も含めて「らしい」なと思うんだがなw -- 2010-11-14 16:05:31
  • 確かに眉唾な話だよねぇ。怪談じゃないわ -- 2010-10-18 17:59:12
  • 上から目線だったわりには大して怖くないというか怪談じゃないむしろ眉唾感だけが強く残るお話しだった。 -- 2010-09-14 16:03:24
最終更新:2009年12月14日 00:11
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