ふたば系ゆっくりいじめ 579 残酷な夜にれいむの叫びは鬼意山に届かない

残酷な夜にれいむの叫びは鬼意山に届かない 21KB


虐待 理不尽 群れ 飼いゆ 現代 虐待人間 小ネタ少々

 *SS処女作だった前回に続いて、2作目です
 *『ふたば系ゆっくりいじめ 542 れいむのゆっくりを鬼意山にささぐ』の続きものです
 *一応、前作を読まなくても大丈夫ですが、登場人物・登場ゆん物の把握のために読んでくれると助かります
 *基本的に、イラッ → ヒャッハー → ゆんやぁ です



作・もっちもちあき



ある田舎の山奥に、ゆっくりの群れがあった。
長は、ぱちゅりー。全体で赤ゆを含めると100匹を超える群れだ。
この山周辺のゆっくりは、ほとんどがこの群れの一員であった。
この群れは、とてもゆっくりしていると言っていい。
冬も終わり、越冬に成功したゆっくり達が、そろそろ元気に動き回る頃だ。
彼女らは紆余曲折の末、このゆっくりプレイスを手に入れた。
彼女らの群れの絶対の掟、それは”人間と決して接触しないこと”だ。



愛であきは、飼いゆっくりである金バッチまりさとありすの番を連れて、自分の田舎に来ていた。
金バッチ番は子供を亡くし、冬の間あまり元気がなかったので、元気が出るようにと休みに連れて来ていた。
冬はゆっくりには寒すぎるので、暖かくなってきたこの日に連れて来たという訳だ。
ちなみに、子供が欲しいと必死にせがむので、また1匹生むことを許可した。
今は前回の反省もあり、金バッチ取得をさせる為、ゆっくりスクールに行っていていない。
「俺の田舎は、いいところだぞ。ゆっくりしていこうな」
「「ゆっくりしていってね、めであきおにいさん!」」
山あいの小さな温泉街が、愛であきの田舎である。
「愛であきー、虐ねえさんが来てるわよ~」
愛であきの母親が、愛であきを呼ぶ。
虐ねえさんとは、愛であきの幼なじみで婚約者だ。只今、絶賛遠距離恋愛中(笑)
「愛であき、久しぶりじゃない」
「ああ、悪いな。なかなか来れなくてさ」
虐ねえさんは、ちらりと足元の2匹のゆっくりに目をやる。
(キモ…)
その視線に気づいたのか、愛であきが
「こいつらは俺の飼いゆっくりのまりさとありすだ」
「「ゆっくりしていってね、おねえさん!」」
しかし、返事は無い。
(へんじをかえさないなんて、ゆっくりできないくそばばあなんだぜ)
金まりさは心で思う。しかし、顔には出さない。
「ねえ、大丈夫なの?ゆっくりなんて害饅頭持ち込んで…」
(いまこいつ、すげえしつれいなことをほざいたのぜ)
と思っても、決して口には出さない金まりさ。
「なあ、ゆっくりの事を害饅頭って言うのいい加減やめてくれないか?」
愛であきが悲しそうに言う。
「実際そうじゃない。ていうか、それは大丈夫なの?」
「金バッチだから平気だよ。飼いゆっくりとして厳しい訓練を受けているんだ。虐ねえの思っているような事は無いよ」
はー、と虐ねえさんがため息をつく。
「こいつらが元気がないから、環境を変えて元気づけようと思って…」
「ちょっと、愛であき!まさか、貴方はその害饅頭の為に来たの?!もう、信じらんない!」
「い、いや、あの全部が全部そうって訳じゃ…」
「だいたい都会はおかしいのよ!そんな害饅頭を飼うなんてどうかしてるわ!」
「この町は観光地だからね…」
「愛であきも、愛であきよ!この町がそいつら害饅頭のせいで大ピンチになったの知ってるでしょ!」
こうなると虐ねえは長い。
愛であきは、なんとか虐ねえをなだめつつ話を逸らして、この場を離れる。
ただ、虐ねえの言う通り、実際に街中をこいつら連れて歩いていたら、白い目で見られることは必至だ。
だから、ちょっと山奥へピクニックに行く予定だ。
「ねえ、まりさたちはおねえさんにきらわれちゃったの?」
(あんな、くそばばあは、かおもみたくないのぜ)
「ありすも、さみしいわ」
(めであきおにいさんいがいは、いなかものでゆっくりできないのよぉー)
2匹が、悲しそうに愛であきに語りかける(実際はただ不貞腐れているだけだが)
「あいつはいいやつなんだ。ただ、昔ちょっとな。それより、あしたはピクニックだ。あまあまサンドイッチさんもあるぞ」
「「あまあまさんどいっちさん!!」」

なぜ、この町ではゆっくりが害饅頭なのか?
この町は温泉と、近くの山の紅葉などで観光地として賑わっていた。
山には野生のゆっくりがいて、人間に「あまあまちょうだいね」などと言い近づいてくるようになった。
中には、実際にあまあまをあげる人も多く、味をしめたゆっくりがゲス化したり、
温泉街に下りてきて、野良として観光客を不快にさせる事件が相次いだ。
かってに旅館や土産物屋にあがりこんだりしたが、観光客の手前、目の前で潰すわけにもいかず大問題となった。
ゆっくりの後始末で無駄な経費がかかるうえに、観光客も激減し、温泉街は未曾有の危機に見舞われた。
そこで、温泉街側は町の人間総出で、ゆっくりの駆除にあたった。
そのかいあってか、ゆっくりは山の奥へと移動し、温泉街には近づかなくなった。
しばらくは、山で観光客が被害に遭わないようにパトロールもしたため、
人間のいる場所からは、ゆっくりの姿は無くなった。
愛であきは上京し、一番悲惨な時期には温泉街にもういなかったので、ゆっくりに対する認識が町の人とは違ったのだ。



ゆっくり達は、人間に見つかり次第にゲスかどうかの判断も無く、事務的にどんどん駆除されていったので、
人間を心底恐れるようになり、山の奥へ奥へと行き、群れを作って暮らすようになった。
そして、長のぱちゅりーは、人間の町の方へ近づくことを禁じた。
人間に近づくと、ゆっくりできなくなる。それは、この山のゆっくりなら誰もが知っていた。
「ゆっ、ゆっ、おちびちゃんたち、ゆっくりまってるんだよー」
群れのちぇんは狩りに出ていた。妻と子供のために、木の実や虫を捕っていたのだ。
「ゆゆ?なんなのかなー?」
ちぇんは、自分以外の声が聞こえてきた気がして、立ち止まる。
「ここは俺が昔、良く遊んだ場所で、人は滅多にこないんだ。思いっきり、遊んでいいんだぞ」
「ゆっくり、たくさんあそぶよ!」
「たのしみだわ」
野生ちぇんは、人間の姿に怯える。
(なんでここに、にんげんさん!?)
しかし、野生ちぇんは人間以上に信じられないものを目にする。
(にんげんさんと、ゆっくりがいっしょにいるんだよー…。わからないよー…)
人間とゆっくりが仲良く遊ぶ姿。それは衝撃的だった。
野生ちぇんだけではなく、この群れのゆっくりは、人間に見つかったら必ず駆除されると思っていたからだ。
ぴょんぴょんと跳ねて、蝶を追いかける金まりさ。
ちぇんは、草むらに隠れながら近づくと、
「ゆっくりしていってね」
と小声で声をかける。
「ゆっくりしていってね!」
反射的にでかい声で挨拶を返す、金まりさ。
「わわ、こえがおおきいよー!」
慌てる野生ちぇん。案の定、その声に気付いた人間がこちらにやってくる。
(にんげんさんがきちゃうんだよー…)
逃げようとするも、見つかってしまう。
「お、野生のゆっくりか。ゆっくりしていってね」
「ゆっくりしていってね!」
金まりさも、愛であきに続いて、再び挨拶をする。
「ゆっくりしていってね!」
習性から反射的に返事をしてしまい、逃げそびれる。
しかし、ゆっくりしていってねと挨拶されたことや、ゆっくりもいることで警戒が薄れる。
(どういうことなのかなー??)
どうせ逃げられないので。疑問を聞いてみることにした。
「なんで、にんげんさんとまりさは、いっしょにいるの?」
「まりさは、めであきおにいさんのかいゆっくりだからだよ。しかも、きんばっちさんなんだよ」
(おどろいたか、げすめ。きたならしい、やせいのゆっくりが、はなしかけるんじゃないのぜ)
笑顔でご挨拶して、心で軽蔑する金まりさ。
「きんばっちさん??かいゆっくりって、にんげんさんとくらしてるのかなー?」
しかし、ちぇんは飼いゆっくりの概念が無いので、金バッチの意味を知らない。
「そうだよ!まりさはめであきおにいさんと、ゆっくりくらしているんだよ!きんばっちさんは、ゆうしゅうなゆっくりのあかしなんだよ!」
(きんばっちさんもしらないなんて、むちにもほどがあるのぜ。おお、みじめみじめ)
罵倒したい気持ちをぐっと堪えて、丁寧に説明する金まりさ。
「にんげんさんとまりさは、いっしょにくらしてるんだねー。わかるよー」


愛であきは、黙って2匹の交流を見ていた。
おそらく、温泉街の人間に駆除されたゆっくりが、人間が来ない、この辺りで暮らすようになったのだろう。
そっとしておこう。餌をやったりしたら、逆に良くない。
きっと、彼らは安住のゆっくりプレイスを見つけたのだろう。
しばらくして、ちぇんが去っていくと金まりさと金ありすと、あまあまサンドイッチさんを食べ始めた。
「「む~しゃむ~しゃ…し、しあわせぇ~~~~!」」
愛であきは、ここへ来て良かったと思った。
その後、実家に寄り、婚約者と過ごした。
ただ、ちぇんのことは温泉街では誰にも話さなかった。
そう、”温泉街では”…。


ちぇんは、長のぱちゅりーに今日あったことを報告していた。
「むきゅ!しんじられないわ!」
「ほんとなんだよー、わかってねー」
群れのゆっくり達もざわつく。
皆、一様に飼いゆっくりと、ゆっくりと暮らす人間さんに興味津々だ。
「とにかく、にんげんさんにちかづくのはだめよ。ただ、かいゆっくりをつれたにんげんさんなら、おーけーとします」
群れの絶対の掟が少し変更される。
破滅へと向かって…。



鬼意山は、最近退屈だった。
飼いゆっくりの銅れいむの子れいむ達も成体ゆっくりサイズになりつつあった。
今は分かりづらいので、手製の1から3のバッチを付けて、子ゆっくりを識別している。
あの一件以来、虐待鬼意山として目覚めつつあったが、
気軽に潰せる野良も少なく、他人のゆ虐動画を見るくらいしか楽しみがなかった。
(買ってまで、やるのも違う気がするしなあ…。俺の寿命がストレスでマッハだっつうの)
飼っているれいむ達にしても、愛着がある訳では無いが、行儀も良く、今すぐ潰す理由も無いし、
ここまで育てている(金をかけている)以上、何かに使えるときにとっておこうと思っていた。
(にしても面白いこと無いかなあ…、ん?)
「よお、愛であき」
愛であきが出社してきた。
「どうだった、田舎は?」
「行ってよかった。楽しかったよ」
こいつは、自分のゆっくりの為に、旅行に行って来たらしい。あんな、金ゲスの為に。
「婚約者とお楽しみだったんだろ」
「はは、やめてくれよ」
対して興味の無い、旅行の土産話を聞かされるが、
「野生のちぇんを見たんだ」
という話で、聞き流そうかと思ったが、ふと考える。
(野生?群れでもあるのか…)
面白そうじゃんか。久しぶりに楽しめそうだ、くくく。
「いいなあ。俺もれいむ達と行ってこようかな?」
「いい所だし、きっとお前のれいむも喜んでくれるよ」

俺は、しごとが終わって帰宅すると、れいむに言った。
「おい、れいむ。週末はピクニックに行くぞ」
「ぴくにっくさん!おにいさん、ありがとう!おちびちゃんたちもたのしみだね!」
「おにいさん!おりがとう!」
「れいむ、ぴくにっくさんはじめてだよ!」
「おかーさんや、おねーちゃんたちとゆっくりぴくにっくさん!」
すっかり、赤ちゃん言葉の抜けきった子ゆ達も喜ぶ。もう、傍目には”おちびちゃん”では無い。


(れいむのだいすきなおにいさん!)
(れいむのあいするおにいさん!)
(やっぱり、れいむたちのことをこころから、あいしてくれているんだね!)
れいむは幸せだ。
愛するおちびちゃんたちも、すくすくと成長し、成ゆになった。
愛するおにいさんは照れ屋さんだから、すーりすーりしてくれないけれども…。



俺は銅れいむ一家とピクニックへ来ていた。
もちろん、こいつらを喜ばし愛でる為などでは無い。
(久しぶりの、ハイパーヒャッハータイムを楽しむぞ)
愛であきの実家の町は、ゆっくり被害で大のゆっくり嫌いである。
そこから、逃げてきたゆっくりのいる場所なら、人も来ないだろう。
誰の目も気にすることなく、色々なゆ虐を楽しめる。
俺は、野生のゆっくりを探そうと思っていると、
「「ゆっくりしていってね!」」
「「「「ゆっくりしていってね!」」」」
知らぬゆっくりの声と、それに挨拶を返す、れいむ達の声がした。
よく見ると、まりさ種とちぇん種だ。
「ふたりは、ふーふさん?」
次女れいむが聞く。
「ちがうのぜ、ちぇんとまりさのきょうだいなのぜ」
「わかるよー。れいむたちは、かいゆっくりなんだねー。まえにもみたよー」
どうやらこいつが愛であきの見たという、ちぇんらしい。
野生の2匹はこちらに興味津々らしく、ぺらぺら話しかけてくる。
次女れいむも、普段別のゆっくりと話すことが無いので、お話に夢中だ。
三女れいむは、銅れいむの陰に隠れ、知らないゆっくりに怯え気味で、
長女は一定の距離を保つようにしており、
銅れいむは、これ以上かかわっていいのか、俺の判断が気になるようで、こっちをチラチラ見ている。
話を横で聞いていると、人間と関わらないように100匹くらいの群れで暮らしているようだ。
(100匹か、潰し応えがありそうだぜ)
群れに行く方法を考えていると、だんだんと雲行きが怪しくなってきた。
「まりさたちは、あめさんがふりそうだからそろそろもどるのぜ」
「もういっちゃうの?」
次女れいむが名残惜しそうに言う。
「もう、もどらないと。あめさんにふられたらゆっくりできないんだよー。わかってねー」
そこで、俺は声をかける。
「せっかくだから、群れを見せてくれないか?」
「「ゆ?」」
野生の2匹は驚いてこちらを向く。
「ちょっとだけだからさ!俺はあまあまも持ってるぞ」
ちぇんが目を輝かせる。
「ゆっくりできるにんげんさんだし、ちょっとなら、いいんだよー」
とりあえず全員で、まずは車へ移動すると、
「さて…。れいむ、お前らは車で待ってろ」
「ゆっくりりかいしたよ、おにいさん」
銅れいむが、ぴょんと跳ねて車に乗る。続いて、三女れいむ、長女れいむも車に乗る。しかし、
「おにいさん、れいむもつれていってね!」
次女れいむが、連れて行けといいだした。
「はあ?」
「おちびちゃん、なにいってるの?」
「もう、れいむはおちびちゃんじゃないよ。それに…」
と言って、野生まりさの方を見る。
「れいむ、むれをみたいよ。それに、まりさともうすこしいっしょにいたいよ」
次女れいむは、まりさに興味があるようだ。
「まりさも、れいむみたいなびゆっくりと、もうすこしいっしょにいられればうれしいのぜ」
野生まりさも、まんざらではないらしい。
「はやくもどらないと、あめさんがこわいんだよー」
ちぇんが出発を促す。
「仕方ないな。れいむ、ここで大人しく待ってるんだぞ」
「う、うん。おにいさん、おちびちゃん、ゆっくりまってるよ」
銅れいむと長女・三女れいむを車に残し、群れに向かった。

「ここがむれなんだよー」
(びっくりするほどユートピア!!)
俺は、心の中で舌舐めずりをする。
集会所と称した洞窟に、長のぱちゅりーと、ゆっくりした人間さん(笑)を一目見ようと、群れのゆっくりがほとんどつめかけていた。
「むきゅ、そのこがにんげんさんのかいゆっくりね」
次女れいむを見て、長のぱちゅりーが言う。
「れいむはれいむだよ!ゆっくりしていってね!」
「ゆっくりしていってね!」と群れのゆっくりどもが答える。洞窟に反響して、やかましい。
しばらく、俺は群れのゆっくりどもに質問攻めに遭う。ウザい…。適当に返事をする。
「ゆ!みんなきいてね!おにいさんもだよ!」
突然、次女れいむが大声を出す。
「れいむはまりさとけっこんするよ!!」
は?突然何言い出してんだこいつ??
「ゆゆ~ん、てれるのぜ」
キモいから照れんな。
「おにいさん、おかあさんがおにいさんをすきなように、れいむはまりさがすきだよ」
「それは、俺の飼いゆっくりをやめて、そいつと暮らすということか?」
まさか、このまりさも飼えなんて言わないだろうな…。
「さびしいけれど、ゆっくりじりつするよ」
「れいむはまりさが、ぜったいしあわせにするのぜ」
飼えと言わないのはいいんだが、それにしても…、あああ…、キモいキモい…。
「れいむはおかあさんに、おわかれをいいにいくよ」
「まりさも、あいさつにいくのぜ」
かってに盛り上がる2匹。
「むきゅ、れいむもこれから、むれのいちいんね」
「めでたいんだよー」
群れの連中も、かってに盛り上がる。
俺のストレスゲージがマックスだ。
2匹は「ゆんゆん♪」と、親れいむへ挨拶に出かけた。
それを冷めた目で見送ると、
「さて…、群れの諸君。約束(俺の中で)の時間だ」
「やくそくのあまあまだね。わかるよー」
俺は持っていたビニール袋から、プラスチック容器を取り出す。
そして、服を脱ぎ、下着、靴まで脱ぎ、全裸になると、それを容器を出して空になったビニールに入れる。
(これでよし)
服を汚さない為だ。
「それが、あまあま?」
と、ゆっくりどもが容器を見つめる。
「これか?これは、俺の大好きなローションさんだよ!」
洞窟の入口付近にローションをぶちまける。これで、こいつらは逃げられない。
「俺は、ローションプレイが大好きなんだよ。まあ、今日は違うプレイだがな、くくく…」
全裸の俺は身体にも余ったローションを塗りたくる。
気持ちを切り替える一種の儀式さ。

さあ、ゆ虐の時間だ!!!!!

「イッツ、ヒャッハータイム!!!」
俺は長のぱちゅりーを一気に蹴り飛ばす。
「むきゅゅう”う”!!!えれれえれえれ…」
悲鳴を上げる間もなく、キックで破裂して、壁で爆散する。
そこに集まっている群れのゆっくりたち(50匹は軽く超える)が、
何が起こったのか分からないのか、ポカーンとしている。
「俺は、森の賢者ならぬ、森の妖精。歪みねえな」
ケツ毛をなびかせながら、俺は呟く。
「ゆ?おにいさんは、ゆっくりできるおにいさんだよね?」
と、硬直した顔で1匹話しかけてくる。
「ゆっくりできましぇーん!」
話しかけてきた奴を、足の親指を目玉に突き刺すように蹴り飛ばす。
「ゆぎゃあああああ!!!!!」
目ん玉が潰れ、のたうちまわる。すかさず踏みつぶす。
グシャ!!
群れ中、大パニックに。ようやく事態を把握したか、餡子脳どもが。
「どぼじで、どうくつさんからでれないのお”お”ー」
ツルツルとローションが滑り、逃げようにも、ゆっくりどもは逃げられない。
「こっちへこないでね!ぷくーするよ!」
涙目で一匹のまりさが俺を威嚇(笑)する。
後ろの、にんっしんしたれいむを庇っているらしい。
ふと、次女れいむと糞まりさを思い出す。
いい感じで、ムカついてきたよー。
「やめてね!れいむはにんっしんしてるんだよ!ゆっくりできないじじいはちかづかないでね!」
震えながら、俺を罵倒するれいむ。もみあげをピコピコさせてやがる。
あーー、これ”くる”わ。
「ゆっきゅりうまれりゅよ!」
「ゆ、かわいいれいむのあかちゃん、ゆっくりしていってね!」
れいむの腹から、クソかわいくねえ饅頭が顔を出す。
「ゆっきゅり!ゆっきゅりうまれりゅ…」
「うまれねえよ!」
半分顔を出した赤ゆの顔を掴むと、手首までまむまむに突っ込み、握りつぶした。
そのまま、腕でれいむの身体を貫通する。
「ゆあああああああああああ!!!!!!」
まりさが番と生まれたばかりの我が子のなれの果てを見て絶叫する。
「れいぶぅぅ!!!じじいはゆっくりせずにじねぇ!」
飛びかかってくる、まりさ。
それを、なんなくキャッチすると膝を顔面につきたてる。
ベキボキと歯が砕け、顔面が陥没する。
そのまま勢いよく、壁に叩きつける。べシャッとグチャグチャに潰れる。
近くにいた、ありすに
「このれいぱーめ!せいっさいしてやんよ!」
震え、涙を流しながら、ありすがいやいやとかぶりを振る。
「ゆぅ…、やめて、やめてね…。ありすは、れいぱーじゃないのよぅ…」
「れいぱーは、くぱぁの刑だ!!」
俺は、ありすの口の両端を掴むと、
「くぱぁ!!!」
と叫び、思い切り引き裂いた。
声にならない叫び声をあげると、カスタードをまきちらし弾け飛ぶ。
俺は、近くのゆっくりを捕まえては、蹴り、潰し、あまぎる。
逃げまどう、ゆっくりども。しかし、入口のローションでツルツルになり、逃げられなくなる。
「お前らの逃げ場、ねえから!」



「おちびちゃん、ほんとにいいんだね」
「れいむは、まりさといっしょに、ゆっくりいきていくよ」
次女れいむは母である銅れいむの所で、最後のお別れをしていた。
「おねえちゃん、しあわせになってね」
三女が涙目で、次女に別れを告げる。
「ゆっくりできるばしょをみつけた、れいむがうらやましいよ」
長女も祝福する。
「おちびちゃんは、おかあさんのほこりだよ」
銅れいむが言うと
「もう、おちびちゃんじゃないよ」
「おかあさんにとっては、いつまでもおちびちゃんだよ」
「れいむはぜったい、しあわせになるね」
2匹は最後のすーりすーりをする。
「そろそろ、もどるのぜ」
番となる、まりさが声をかける。
姿が見えなくなるまで、銅れいむは我が子を見送っていた。
(おちびちゃんも、あいするひとをみつけたんだね。おにいさんをあいするれいむのように)
ぽつぽつと雨が降ってきた。
「ゆ、ふってきちゃったのぜ」
「どうしよう、まりさ」
「あまやどるのぜ」
2匹は岩場の陰で雨やどることにした。



(どうしてこんなことになったのかなー)
(ゆっくりをつれたにんげんさんは、ゆっくりしてるんじゃなかったのかなー)
(わからないよー)
ちぇんは雨の中、疾走する。そして、鬼意山の車にたどり着く。
「どうしたの?あめさんがふってるよ」
銅れいむはドアをあける。
「ふざけるなぁー!!!」
ちぇんは、三女れいむにのしかかる。
「いやぁぁぁー!!!おかーさん、たすけてね!!たすけてね!!」
「ゆっくりしないで、やめてあげてね!」
銅れいむは驚き、ちぇんに懇願する。
「おまえらのせいで…、おまえらのせいで、ゆるさないんだよー!」
ちぇんは、いきり勃ったぺにぺにを三女れいむにつきたてる。
ぬぷぬぷぬぷ
「あぁぁ…、れいむのばーじんさんが…」
三女れいむが、さめざめと泣く。
「すっきりーーー!!!」
「すっきりしたくないーーー!!!」
2匹はそれぞれ反対の事を叫ぶと、ちぇんはぺにぺにを抜き、ドアを開け、飛び出した。

外はまだ雨が降っているが、目の前の俺の車から、ちぇんが出てきた。
「よお、ちぇん」
俺が声をかけると、
「おにいさんのいうとおり、バッチさん無しれいむをれいぷしたよ。だから、おちびちゃんをかえしてね」
俺は、ちぇんの番を潰し、ガキをゆん質に捕っていたのだ。
「ごくろーさん。ああ、お前のガキを返すよ」
無残に潰れた物言わぬ生ゴミを、ちぇんの前に投げ捨てる。
「ゆんやぁぁぁぁぁ!!!おちびちゃーん!!!」
ちぇんが絶望に染まる。
「じゃあな」
わめいていたちぇんを、踏みつぶした。
俺は、車のトランクから身体を洗うものを取り出し、きれいにしてから服を着る。
ドアを開けると、ゆんゆん泣く三女れいむと、すーりすーりして慰める銅れいむと長女れいむがいた。
俺に気付くと、銅れいむが近寄ってくる。
「ゆうう、おちびちゃんがちぇんにきょうせいすっきりーさせられちゃったよ…」
「あいつらはゲスの群れだったんだよ」
「ゆ!?だとするとおちびちゃんがあぶないよ!」
「もう潰されちゃったんだ」
俺は面倒なので、適当に嘘を答える。
「「「ゆぎゃあぁぁぁ!!!そんなあ”ぁ”−」」」
れいむたちが泣きわめく。
(どうして??おちびちゃんはしあわせになるっていってのに…。まりさも、げすだったの?)
俺は車を出し、ゆんゆん泣き続けるれいむたちとその場を離れた。



雨がやみ、群れへ戻った次女れいむと番のまりさ。
集会場は大惨事だった。数多のゆっくりが、無残に潰されていた。
「どぼぢでぇぇぇ!!!」
まりさは仲間たちのなれの果てを見て、絶叫する。
次女れいむは、まりさに
「ゆ!ここはあぶないよ。にげよう、まりさ」
「なんでなんだぜ…」
そのとき、今まで忘れていた子ゆの時のことを、次女れいむは思いだす。
嬉々として、自分の姉妹を虐める、鬼意山の姿を。
「もう、むれもおわりなのぜ…」
「まりさといっしょなら、れいむはどこへでもいくよ!」
2匹はそのまま山を温泉街とは別の方向へと逃げて行った。



俺は今夜の宿をとってある温泉街へとやってきた。
宿へ行く前に温泉街の自治会へ行く。
自分の飼いゆっくりが、山の奥の群れに襲われたことを報告した。
茎が頭に生えたれいむを見せると、町の人はびっくりして、山にいるゆっくりに憎しみを向けた。
温泉街の客の持ち物を傷つける。それは、温泉街にとっての敵対行為。
ゆっくりが元々、大嫌いな町である。
その後、大規模な掃討作戦が行われ、山のゆっくりは全滅することになる。



銅れいむは、おにいさんがせっかく連れてきてきてくれたピクニックさんで、起きた惨劇について考えていた。
(じりつしようとした、おちびちゃんはげすにつぶされたよ…)
(かわいいすえっこのおちびちゃんも、ちぇんにむりやりばーじんさんをうばわれたよ…)
(おにいさん、さみしいよ…。きょうだけは、すーりすーりしてほしいよ…)
おちびちゃんたちは、泣きつかれた三女と、慰めよりそっていた長女が一緒にすーやすーやしていた。
地酒さんを飲みながら、ご飯さんを食べるおにいさんの膝に乗る。
「おにいさん、おねがいだよ…。きょうだけは、れいむあまえたいよ。わがままをゆるしてね…」
おにいさんは何も言わず、れいむを膝の上に乗せてくれた。
(ありがとう。やさしいゆっくりした、れいむのあいするおにいさん。だいすきだよ)



俺は、あくびをしながら、膝に乗る銅れいむを見る。
俺は今日、たくさん楽しんだので機嫌がいい。
1匹無駄にしたが、あの茎の実ゆどもは、どうしてやろうか、くくく…。
三女れいむの茎を見ながら、笑いをこぼした。




第2作目終わり

続きものになる予定です
これからも、よろしくお願いします


挿絵 byM1


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感想

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  • 温泉街のクソ人間どもがサイコパスすぎる -- 2023-05-19 23:09:01
  • ゲスな群れっていうのは強ち間違いではないよね。
    (全ゆんではないが)前科があるゆっくりが集まった群れなんだし。
    ただ鬼意山はHENTAIさんでもあったwww -- 2018-02-10 19:57:41
  • 一番下の人と同じこの鬼意惨とはうまい酒が飲めそうだ -- 2016-08-30 13:28:58
  • サイコー
    -- 2014-06-16 23:38:50
  • ↓人間舐めてるっての追加で -- 2011-05-11 11:36:06
  • やっぱり金の二匹が気になるな……
    飼い主居ないと態度悪いのには金とか
    どうもすっきりしない -- 2011-05-11 11:33:53
  • 善良虐待や理不尽虐待は大好きだがこれはつまらん
    続きものにする為にゲス金まりさや銅れいむなどをレギュラーキャラにして
    優遇してるんだろうけど
    レギュラーキャラゆっくりと他のゆっくりの扱いの差があからさま過ぎて
    他のゆっくりを潰される為だけに登場した雑キャラとしか見れず
    いまいちQNQN出来ない
    もちろん潰される為だけに登場させてるんだろうけど
    優遇されるレギュラーキャラのせいで雑キャラぶりが際立ってしまってるよ
    潰されるゆっくりにももう少しキャラ付けするか、
    優遇キャラをなくせばそんな事感じないんだけどね
    -- 2011-02-17 20:41:25
  • 善良なゆっくりには理不尽な最後がよく似合うね♪鬼意惨GJ! -- 2011-01-10 04:14:02
  • また元凶は愛でお兄さんだったのが笑えるww -- 2010-10-17 16:13:53
  • おにいさん頭弱くて良いなw -- 2010-09-20 07:56:01
  • れいむがあたかも自分はお兄さんと愛し合ってるみたいに思い上がってるのがうざいな。 -- 2010-09-14 18:12:29
  • すっきりー!! -- 2010-08-30 16:19:57
  • 屑饅頭はもっと苦しんで死ぬべき
    鬼意山は優しすぎるぜ -- 2010-08-29 16:24:10
  • 「うまれねえよ!」で笑ったw -- 2010-08-28 00:54:28
  • 善良なゆっくり達を悪いお兄さんが蹂躙するのはとても良いことだよ -- 2010-08-16 16:20:28
  • このお兄さんが最悪すぎてゆっくりできる -- 2010-08-15 18:11:16
  • この鬼意山好きだわww
    続きみたい -- 2010-07-26 15:46:04
  • くくく… -- 2010-07-18 14:09:56
  • 飼いゆが飼い主に恋してるみたいなのはキモい
    -- 2010-07-18 14:08:12
  • ゆっくりが善良だと、相対的に人間のゲス性が際立つのでなんかイヤ。 -- 2010-07-07 07:29:37
最終更新:2009年12月14日 00:30
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