ふたば系ゆっくりいじめ 584 ゆっくりに関係する怖い話4話

ゆっくりに関係する怖い話4話 16KB


悲劇 パロディ 理不尽 自業自得 差別・格差 飾り 親子喧嘩 同族殺し ツガイ 赤子・子供 ゲス 捕食種 希少種 自然界 現代 独自設定 虐待時には人間なし 生存ゆっくり有り

タイトル:ゆっくり地蔵の祟り
作者名:蛇足あき

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私が語るのは、とあるゆっくりの群で起こった、たたりの話です
その群は人の住む場所から遠く、人と関わるゆっくりも、わざわざ虐待にも保護にも人が訪れない
そんな場所です
そのゆっくりの群には、とある番がいました
優しい性格の性か、狩りが少しだけ下手なまりさと
母親ぱちゅりーの影響か、病弱になってしまったありすの番です
この2匹は、病弱なありすの性か子宝には恵まれず、また食べる物にも多少ながら困っていました
その原因は、まりさの狩りの下手さにもあるのですが、なりよりこの群の長が原因なんです
『れいむはしんぐるまざーなんだよ!!ちゃんとしょくじをわけてね!』
『『わけちぇね!!』』
この群の長は、とても珍しい事にれいむが勤めていたんです
まあ、元の長の番だったというだけで、れいむ自身が優秀だった訳では無いんですが
それでも運が良かったのか、群の長として、何もしないで餌を手にいれてたんです
クーデターを起こそうにも、今ひとつ踏ん切りが付かない
餌を盗られてしまっているから、ゆっくり達の体力も無い
沢山の餌を食い続けて居るから、れいむ一家は多少大きくて強い
誰もが自分は犠牲になりたくない
そして餌を盗られ続ける
そんな悪循環が続きました
『ただいまだぜ……』
狩りで採れる餌だけでも満足できないのに、れいむに大半盗られてしまう
まりさが持ち帰る餌は、いつも極僅か
『おかえりなさい、まりさ』
それでもありすは文句を言わなかったんです
まりさの負担になっていると自覚していましたから
『たくさんたべるんだぜ』
『ありすはもういいわ。まりさこそたべないと』
『まりさはだいじょうぶだぜ。ありすがしんぱいだぜ』
それでもまりさはありすを嫌う事は無く、ありすをいつも気遣っていました
『きょうはこれだけね……』
『すくなくなったけど、きっとわかってくれるんだぜ』
そんな2匹は、いつもある事をしていました
多少の餌を持って、病弱なありすと一緒に、まりさはある場所へと向いました
巣から離れた所、群のゆっくりがあまり近寄らない所
そこに2つのゆっくりの石像が置いてあったんです
ゆっくりみまを模した像と
ゆっくりしんきさまを模した像の2つです
『きょうのおそなえものよ』
『すくないけど、がまんしてほしいんだぜ』
その2つのゆっくり地蔵に、まりさとありすはいつもお供え物をしていたんです
理由はわかりません
その2つの地蔵に対して、少しだけ祈るかのようにゆっくりした後、2匹は巣へと戻って行きました

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そんな生活が続いたある日の事でした
『ゆ……』
『ありす!しっかりするんだぜ!!』
ありすが危篤状態になってしまったんです
『まりさ……ごめんね……ありすはもうだめだわ……』
ありすは、自らの命がもう長く無い事を悟りました
『そんなの、ありすがいうとかいはじゃないんだぜ!まりさがなんとかしてみせるんだぜ!』
まりさはどうにかして、最愛の番であるありすを助けてあげたかった
古今東西、ゆっくりというのは単純な物で、オレンジジュースやら甘い物を食べさせれば、体力は直に回
復します
まりさはその事を本能で知っていました。ですから、その2つを求めて、狩りへと出かけたのです
とはいえ、人と関わった事の無いゆっくり達には、どちらも手に入れる事は困難でした
何処を探しても、オレンジジュースが湧いて出る場所があるはずも無く
何処を探しても、あまあまが落ちているはずも無い
狩りで手に入れたのは、結局はいつもと代わらない物だけでした
それも結局は
『だめなんだぜ!それはありすのぶんなんだぜえ!!』
『うるさいよ!れいむはしんぐるまざーなんだよ!!こどももいないまりさはだまっててね!!』
『だまっちぇちぇね!!』
『もっちょもっちぇきちぇね!』
『かえしてえええ!!!』
れいむに見つかって、殆ど食べられてしまったんです
『ありす……ごめんねえ……』
まりさは泣きながら、ありすへと謝りました
もう自分が食べる分も無い。当然、ありすが元気になるような量なんかではありませんでした
残っているのは、いつものお供えの分だけ
『……』
まりさは巣へと戻らず、いつもはありすと一緒に行くお供えに、1匹で行きました
『ごめんなさいだぜ……もうまりさたちはおそなえできないんだぜ……』
残っていた餌を、全て2つの地蔵にお供えしたんです
『みまさま、しんきさま、ゆるしてほしいんだぜ……でもせめて……せめてありすはゆっくりさせてほし
いんだぜ……』
まりさは泣きながら、2つの地蔵に縋るように頭を下げました
当然、みま像もしんきさま像も何も言いません
まりさは泣いたまま、巣へと戻って行きました
『…ありす……ゆ?』
巣へと近づく度に、まりさは何かを感じ取りました
『とてもあまいにおいがするんだぜ……もしかしたら!』
まりさは泣くのを止めて、その匂いがする方へと走っていきます
そこは、まりさとありすの巣の入り口でした
その前に
『ゆわー!!』
沢山のあまあまが置いてありました
『みまさま!しんきさま!ありがとうだぜ!』
まりさはそういうと、そのあまあまを帽子に詰めました
『ありす!ありす!!』
そうしてすぐに、ありすへと届けたのです
『ゆ……まりさ……』
『みまさまとしんきさまがあまあまをくれたんだぜ!さっそくありすがたべるんだぜ!』
そうしてまりさは、帽子からあまあまを取り出します
『ほんとうに……?まりさのぶんもあるの……?』
『たべきれないくらいあるんだぜ!これならありすもげんきになるんだぜ!』
『じゃあ……たべるわね……』
ありすはまりさの持ってきたあまあまを口に含み
『む~しゃ……む~しゃ……しあわせ……』
最高にゆっくりとした表情を浮かべて
『……』
『ありす?』
そのまま、死んでしまいました
『……ありす……ゆわーーん!!!ゆわーん!!!』
まりさはありすの死を知り、泣き続けました
最高にゆっくりした表情のありすの側で、まりさは泣き続けました
もっと早ければ良かったと言う後悔と
最後にありすをしあわせに出来たと言う思いと
助けてくれたみまとしんきさまへの感謝と
様々な感情が混じって、まりさは泣き続けました

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まりさは次の日からも、狩りをし続けていました
最後にありすへとあまあまをくれた、みまとしんきさまへのお供えを手に入れるため
どれだけれいむに盗られても、自分にはみまとしんきさまがくれたあまあまがあるから大丈夫だと
少しずつ、計画的にあまあまを食べて、まりさはみまとしんきさまへのお供え物を狩っていました
ですが、それを気に食わない物が居ました
『まりさはなまいきだよ!れいむはしんぐるまざーなのに!あまあまをひとりじめしてるなんて!!』
『ゆえーん!!れいみゅもあみゃあみゃぎゃほちいよお!!』
『げしゅなまりちゃなんちぇちねえー!!ゆえーん!!』
長のれいむ一家です
れいむ一家は、偶々まりさが巣に沢山のあまあまを蓄えている事を知りました
当然ながら奪いたいのですが、そこは少しだけ問題があったのです
この群でやっていた事は、あくまで狩りの成果を徴収するだけでした
他のゆっくりが蓄えて居る物を奪うなんて、それはゆっくりできない事です
既に他のゆっくりが手にいれて居るのを奪うのは、ゲスのする事ですから
長と言えども、そんな事をしたらゆっくりできないゆっくりとして、制裁されます
ましてや、昔そんなゆっくりがこの群にいた為、長と言えども例外にされないのです
まりさの巣のあまあまを奪うには、まりさが死ぬまで待ち、まりさの巣でおうち宣言をする
それしかなかったのです
とはいえ、れいむ一家は待つ事を良しとせず、また、まりさの食欲も所詮はゆっくりですから、あっとい
う間にあまあまが無くなる事もありえます
れいむは必死に考えます
どうしたらいいのか
どうしたらあまあまを奪えるのか
殺したらゆっくり殺しとして、長と言えども制裁されてしまう
『ゆ?』
そんなれいむの視線の先に
『Zzz……』
偶々、めーりんがシエスタをしていました
『……ゆ!』
それを見て、れいむは閃きました
ゆっくり殺しの例外と、絶対に大丈夫な方法を

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その日の夜の事でした
『みまさま、しんきさま、ありがとうだぜ』
まりさはあまあまを食べる前に、そうしてみまとしんきさまへと感謝をしていました
自分があまあまを食べれるのは、みまとしんきさまのおかげだと
ありすが最後に幸せだったのは、みまとしんきさまがあまあまをくれたからだと
優しいまりさは、いつもそうしていたのです
『ゆっくりしんでね!!』
『ゆ?』
いきなり物騒な言葉を投げかけられたまりさは、声のした方を見ます
『ゆわあああ!?!!?』
そこには、よく分からないゆっくりがいました
死臭を放つめーりんの帽子を被り
めーりんのデスマスクを纏い
めーりんの中身で汚れた、薄気味悪い怪物ゆっくり
『げしゅはしゃっしゃとちんでね!!』
『やっちゃえー!!』
そんなゆっくりの後から飛び出してきた、れいむの赤ゆっくり
『しねえ!!』
『ゆべえ!!』
まりさはあっさりと、そのゆっくりに潰されました
『しぇーしゃいだよ!!』
『りぇいみゅたちにあみゃあみゃをくれなきゃっちゃばちゅだよ!!』
赤ゆっくり達は、まりさの死骸の上を飛び跳ねます
『あまあまがへりすぎだよ!まりさはほんとうにゲスだね!!』
そういいつつも、怪物ゆっくりはあまあまを大きな葉に乗せました
この怪物ゆっくり、正体は長のれいむでした
めーりんを殺して、その帽子と皮を着けて、めーりんになりすまそうとしたのです
めーりんを殺すのは、一部のゆっくり以外には合法でした
そしてめーりんが殺すという事にしてしまえば、れいむが疑われる事はありません
れいむはそう考え、めーりんの皮を纏っているのでした
運が良いだけでなく、多少は頭が働いたようです
誤算と言えば、れいむがあまりにも太りすぎていて、完全に隠れてなかったのですが、それが幸いにもも
みあげを外に出し、赤れいむ達がめーりんと勘違いしないようになっていました
『さあおちびちゃんたち!こんなゆっくりできないばしょからゆっくりかえろうね!』
『『ゆっきゅりりきゃいしちゃよ!!』』
そうして、れいむ一家はまりさの巣を後にしました

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『ゆ~ゆ~♪ゆ~♪』
『きょうはごちしょうしゃんだね!!』
赤れいむは無邪気にもそう言いながら、れいむの前を飛び跳ねます
『ゆんしょ!ゆんしょ!!』
れいむは葉っぱに乗せたあまあまを引きずり、時には落としながら、自らの巣へと戻って行きます
とはいえ、この姿が他のゆっくりに見られては、めーりんとして攻撃してくるでしょう
その為、れいむ一家は誰も通らない場所を、遠回りに歩いていたのです
群のゆっくりが、基本的に来ない場所
みま像としんきさま像がある場所
『ゆんしょ!ゆんしょ!』
れいむ一家はそこを通り過ぎます
『『……』』
みま像としんきさま像が、そんなれいむ一家を見つめていました
『ゆんしょ!ゆ……ゆ?』
少しして、れいむは異変を感じました
急にあまあまが重くなったように感じたのです
れいむがあまあまを見ると、先程よりも多くなっているように見えました
『ゆ!すごいよ!あまあまがふえたよ!!』
れいむはそのあまあまを見て、そう言いました
『ちねええ!!!』
べちん!!
『ゆぐ!?』
そんなれいむに、赤れいむが体当たりをしました
『れいみゅのあみゃあみゃをうばうくじゅめーりんはちねえ!!』
もう一匹の赤れいむも、れいむへと体当たりをします
(なにをいってるの!?おかあさんはおかあさんだよ!)
『じゃお!!』
れいむの口から、そんな言葉が漏れます
(なにこれえ?!!)
『じゃおおお!?』
れいむは、まるでめーりんのようにしか喋れなくなっていました
もしこの時、れいむが自分の姿を見る事ができれば、更に驚いた事でしょう
れいむが身に着けていためーりんの皮が、完全にれいむを包み込んでいたのです
もみあげも隠れて、図体も多少小さくなっていました
赤れいむからすれば、めーりん以外のゆっくりには見えなかったのです
『ちねえ!ちねえ!!』
べちん!べちん!!
『あみゃあみゃをうばうくじゅはちねえ!!』
べちん!!
赤れいむ達は、体当たりを繰り返します
当然ながら成体であるれいむにも、皮が厚いめーりんも、そんな体当たりが効く筈はありません
ですが
(いだあああああいいいい!!!やめてね!おちびちゃんたち!!!ゆっくりやめてねえ!!!)
『じゃおおおおおん!!!』
れいむはあまりの痛さに、震えていました
赤れいむ達の体当たりにではありません
赤れいむ達が体当たりをする時、れいむの体が痛むのです
例えば、めーりんを殺す時に傷つけた頬だったり
例えば、めーりんを殺す時に噛み千切ったあんよだったり
例えば、めーりんを殺す時に食いちぎった左目だったり
例えば、めーりんを殺す時に引き千切った髪の毛だったり
例えば、めーりんを殺す時に……
例えば、めーりんを殺す時に……
そう、れいむがめーりんを殺す時に傷つけた箇所
それに該当する場所の痛みが、れいむを襲っていたのです
『きいちぇるね!』
『あとしゅきょしだにぇ!!』
赤れいむ達は、めーりんの声で泣き叫ぶれいむの声を聞き、体当たりを繰り返しました
『ゆっくりち』
グチャ!!
『ゆ?』
(ゆ?)
『じゃお?』
赤れいむの1匹が、棒によって跡形もなく潰されました
(れいむのおちびちゃんがあああ!!!)
『じゃおおおおおん!?!!』
『れいみゅのいもうちょがああ!!!?』
れいむ達が泣き叫び、棒の側に立って居るモノを見ます
『うー……』
(ふ、ふらんだあああ!!)
『じゃおおん!!!』
『ふりゃんりゃああ!!!!』
れいむ達は叫びました
ひょい
ふらんが赤れいむを摘み上げます
『ゆ~、おしょりゃをちょ』
『ゆっくりしね!!』
ベチン!!!
『ゆびいい!!!』
(ゆがあああ!!!)
『じゃおおおん!!!』
『しね!しね!めーりんをいじめるれいむはしね!!』
ベチン!ベチン!!
ふらんは、何度も何度も、赤れいむをめーりんに叩きつけます
傍から見れば、どうみてもめーりんを苛めて居るようにしか見えません
とはいえ、ふらんは頭がおかしいけど、悪くは無いゆっくりです
めーりんの皮の厚さを知って居るからこそ、めーりんに叩きつけているのです
地面に叩きつけたら、一瞬で死ぬ事も理解していたからです
『いぢゃい!いぢゃい!!やめちぇええ!!!』
(やめてねえ!!れいむをいじめるのはゆっくりやめてねえ!!)
『じゃお!じゃお!!じゃおおおおん!!!!』
『……』
ピタリとふらんの動きが止まりました
『ゆ……ゆ……』
(おちびちゃんをはなしてね!ゆっくりしないでふらんはしんでね!!)
『じゃお!じゃお!』
そんなふらんに、れいむは痛みを堪えながら言います
ドス!!
(ゆ…?)
『じゃお…?』
そんなれいむに、ふらんは情け容赦なく、れーばていんと呼んでいる棒を、突き刺しました
(ゆがあああああ!!!!いだいいだいいだいい!!!!!)
『じゃおおおおお!!!?』
『しね!ゆっくりしね!!』
ザシュ!ザシュ!!ドス!!!
(ゆげええ!!ゆげええ!!!やめてえええ!!!!)
『じゃお!じゃお!!じゃおおおん!!!』
『うるさい!しね!めーりんをころしたゆっくりはしね!!』
ふらんは、まるでそれがめーりんではないと気付いたかのように、れいむへと何度もれーばていんを突き
刺します
実際に、ふらんはそれがめーりんではないと感づいたのでした
帽子から漂う死臭
赤ゆっくりを痛めつけて居る時に、いやに騒ぐめーりん
その2つから、ふらんはこれがめーりんではなく、帽子を着けて偽装しているゆっくりだと見抜いたので
す。実際に、めーりんが死臭を付けた帽子を被るなんて、ありえませんしね
『しね!しね!しね!しね!!』
ザス!ザス!!グサ!!ベチ!!!
(ゆべ!ゆべ!!ゆべえ!!ゆぎいいい!!!)
『じゃお!じゃお!じゃおおお!!じゃおおおおん!!!』
ふらんはそのまま、れいむをかなり痛めつけました
『やっちゃえ!やっちゃえ!』
『……』
赤れいむのそんな声を聞いて、ふらんが動きを止めました
(どぼぢでそんなごどいうのおお!?!おちびちゃああん!!!)
『じゃおおおおん!?!』
れいむは、ふらんの動きを怪しむ事も、痛みから解放された事に気付く事も無く、ただ赤れいむの言葉が
信じられませんでした
『……』
ふらんは、赤れいむを持ち直し、れいむの目の前に持ってきました
(お、おちびちゃん……)
『じゃおおん……』
『やめちぇね!くじゅめーりんにちかぢゅけにゃいでにぇ!!』
(どぼぢでそんなごどいうのおおお!?!!)
『じゃおおおおん!!!』
『……』
ふらんはそのまま、赤れいむを握りつぶしていきます
『ゆ!!ゆぎいい!!やめちぇええええ!!!!』
(や、やめてね!!れいむのおちびちゃんをはなしてね!!!)
『じゃお!!じゃおおおん!!!』
『……』
『ちゅ、ちゅぶれりゅう……』
(はなしてね!!ゆっくりはやくはなしてねえ!!!)
『じゃお!!じゃおおん!!!』
『しね』
『ゆびいい!!!!』
ブチュ!!
そうして、ふらんは赤れいむを完全に握りつぶしてしまいました
(おちびちゃんがああああ!!!!!)
『じゃおおおおん!!!!!』
れいむはそのまま、ただ泣き叫びます
『おまえもしね』
そうして泣き叫ぶれいむに、ふらんはれーばていんを持ち直して
ズブチ!!!
(ゆべ!!)
『じゃお!!』
れいむの目玉を貫き、中枢餡を破壊しました
『『……』』
その全てをみま像としんきさま像は、見つめていました

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今でも、その2つの像は、その群の外れにあります
れいむ一家が死んでも、特に群として問題はなく
誰も訪れる事無く
ただそこに、みま像としんきさま像は、仲良く並んでいます

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「どっとはらい……これでおしまいです」
「ありがとうございました」
ゆっくりがもたらす怖い話と言うか……ゆっくり間で起こった自業自得というか……
みまとしんきさまってのが、またこう……アレだよな
「まりさが救われないな」
まあ、それは俺もそう思ったが
しかし長く生きるのも変っちゃ変だが……
「しかしれいむが死んでも、群には影響なしか」
「元々、長として機能して無いようだったみたいね……群としては良い厄介払いになったかしら?」
「ふらんがいるから、危険なのは変わりないさ」
だよな
「この怖い話は、あなたの出身地かどこかに伝わる話ですか?」
「そ、それは……」
「無理に聞き出す事は無いだろう。プライバシーの侵害になるぞ」
「そうそう。その為に僕達は、こんな仮面を着けて居るんだから」
1人が自分の仮面を叩く
「そうでしたね……すいません」
「まあ、自分から話す分には問題ないよな?」
「そう思います。私はちょっと……」
「俺はいいさ。次に話させてくれ」
「おや?もう頭は冷えたのかい?」
「ああ。残りの2人はいいかな?」
「僕は構いませんよ」
「俺もな」
「では、今度の話は、貴方にお願いします」
「ああ」
語り部の座る位置が変わる
残りは3話
テープもメモも、充分に余りそうだ
「準備はいいか?」
「えっと……」
テープを変えて、メモも新しい頁にする
「どうぞ」
「じゃあ、語らせて貰うぞ」
ゆっくりに関係する怖い話。五話目
この人から語られる怖い話は、なんだろう?

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「俺が語るのは、田舎であった話。不可思議な呪いの話だ……」

第5話 『きめえ丸の呪い』へと続く……



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感想

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  • めーりんを殺した屑は死ね! -- 2013-02-04 03:57:53
  • まりさが可愛そうだった、本当クズな、しんぐるまざ~(笑)の糞でいぶがブチ殺されてすっきりした
    怖いと言うよりも良い話 -- 2010-07-11 02:49:08
最終更新:2009年12月16日 17:10
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