ふたば系ゆっくりいじめ 733 あるドスの最後

あるドスの最後 29KB


虐待-凄惨 自業自得 自滅 同族殺し 共食い 群れ 野良ゆ 赤子・子供 ゲス ドスまりさ 現代 虐待人間 独自設定 ゆ虐で狂気に染まれる人間になりたいよw


『そういえばあのドスをまだ生かしたままだった』(ふたば系ゆっくりいじめ 496 あるドスのゆっくり 続き)




「ちねぇぇぇ!!きゃわいいれいみゅのちゃめにまりしゃおねぇしゃんはさっさとちんじぇね!!」
「ちぬのはれいみゅだよ!ちねえええぇぇ!!」
「ゆ”っ……ゆ”っ……ゆ”っ……」
「……」
「……まり、ちゃ……ちに、たくにゃ……」
「やめでえええええぇぇぇ!じまい”でごろじあう”なんでだめだよお”お”お”お”お”ぉぉぉ!!」
暗い洞窟の中で、赤ゆっくりの殺意のこもった甲高い声と、それを何とか止めようとする親れいむの悲痛な叫び声が響く。
それに混じって、小さな死の呻き声と死を恐れる絶望の呟きも聞える。
既に事切れた赤ゆっくりもいる。
死に逝く体は無残に破れ、餡子が漏れ出している。
今まさに、お互いに対して噛み付こうとしている赤れいむと赤まりさはなんとか無傷である。
止めようとしている親れいむは逆さまにされており、その足には大きな裂傷を負い、全く身動きが取れない状態だった。
「ちねえええええぇぇぇ!」
「ゆびぃ!?」
赤まりさが赤れいむの頬に噛み付いた。
「びいいいぃぃ!!れいみゅのきゃわいいほっぺちゃしゃんぎゃあああぁぁ!?」
「ゆうううぅぅ!!」
赤れいむは必死に赤まりさを振りほどこうとするが、赤まりさは必死の形相を浮かべ離れようとしない。
「はなちちぇえええぇぇぇ!!」
「ちねえええええぇぇぇ!!」
二匹の絶叫が洞窟の中に響く。
「ゆびぎいいいぃぃ!!」
「ゆうっ!?」
赤れいむが最後の力を振り絞って身をひねった。
その結果、赤まりさは赤れいむの頬の一部をそぎとりつつ投げ出された。
「ゆぴぃぃぃ!!れいみゅのほっぺしゃんんん!!あんこしゃんがあああぁぁぁ!!」
皮がちぎれた所から餡子がどろりと漏れ出す。
「しゃっしゃとちねえええええぇぇぇ!!」
「ゆうっ!?」
最後まで殺意を絶やさない赤まりさが赤れいむに飛び乗った。
「まりしゃがっ!いきのこっ!るんだじぇ!いもうちょはっ!おねえしゃんのっ!ちゃめにっ!しにゅんだじぇっ!」
「ゆぶっ!ゆぐっ!ゆべっ!や、やめっ!れいみゅ……!ゆっくちっ!……ちにちゃくっ……!」
何度も何度も赤まりさは赤れいむの上で跳ねた。
やがて赤れいむは、破れた頬から餡子を大量に漏らし、その姉妹の手にかかって死んだ。
「ゆふ―……ゆふー……」
その上で息を吐く赤まりさ。
「ゆゆん!面白かったぜ!」
そこに響く楽しげな声。
「やっぱりドスの予想通りだったぜ!さすがドスと同じまりさだぜ!れいむみたいなゴミクズは駄目だぜ!」
ドスまりさだった。
このドスには、捕らえたゲスゆっくりを監禁し虐待する趣味があった。
このドスも群れを持ちそれを治めている。
だが、群れには馬鹿なゆっくりが多く、このドスは群れを維持するために大きな苦労をしていた。
ストレスもたまる一方……そんな時知ったのが『ゆ虐』だった。
以前人間の村を荒らした群れのゆっくりを人間に引き渡した際、虐待お兄さんなる人から虐待について聞いた。
ゆっくりを虐待するなんて……と思っていたが、ある日、ゲスの処断をした際につい潰してしまったとき、ゾクリとした快感を覚えた。
普段汚い言葉を吐き、自分や群れを困らせるゲス。
それが命乞いをし、ヘコヘコと頭を下げ、痛めつければ面白いくらいに泣き叫ぶ。
それ以来、群れにやってくるレイパーやゲスを、自分のおうちの奥の部屋に監禁しては、日々のストレス発散のための道具としていたのだ。
無論群れのみんなや、他の群れを治めるドスはこのことを知らない。
ゲスが対象とはいえ、『すべてのゆっくりをゆっくりさせる』と名高いドスが、こんな根暗な趣味をもっていると知られては一大事である。
そして今日の虐待メニューは、監禁しているれいむとまりさに赤ゆっくりを作らせ、生まれた赤ゆっくりを『最後の一匹まで生き残ったらゆっくりさせてあげる』と言って殺し合わせるゲームだった。
親まりさはその見せしめの為に叩き殺し、親れいむは止められないように冒頭の状態にした。
「ゆゆん!まりしゃはちゅよいのじぇ!やくしょくじょうり、どしゅはまりしゃしゃまをゆっくりしゃせるんだじぇ!」
姉妹の返り餡を浴びた赤まりさは、無い胸を張るような姿勢でドスに言った。
さすがゲスの子といったところか。
度重なる虐待により親は大人しくなり、昔のゲスっぷりの欠片もない。
だが餡子に刻まれたゲス気質は抜けないようで、その気質は子供にしっかり遺伝したようだ。
「ゆ~ん。もちろんだぜ。じゃあ……」
ドスは大きく口を開いた。
「楽に永遠にゆっくりさせてあげるんだぜっ!」
「……ゆ『ズドンッ』」
一瞬、訳がわからず疑問の声を上げようとした赤まりさの言葉も待たず、ドスはその下で赤まりさを叩き潰した。
「誰も『生きて』ゆっくりさせてあげるとは言ってないんだぜ!約束は守ったんだぜ!」
ドスはなんら悪びれる事もせず、親れいむへと目を向けた。
「ゆ”っ……ゆ”っ……ゆ”っ……」
親れいむは、バランスが崩れたのかその体が横に転がっており、あんよの裂け目から餡子を漏らし瀕死の状態だった。
「ゆっ?死んでるのかだぜ?反応が楽しみだったのにだぜ……。……おいだぜ」
ドスは部屋の隅で震えている他のゆっくりに声をかけた。
どのゆっくりも傷だらけで、ドスの声に反応してびくりと体を震わせた。
「そのゴミが今日の餌なんだぜ。さっさと食べるんだぜ」
「「「「「ゆっくりりかいしました!」」」」」
一斉に親れいむに集る。
「ゆ”っ!?……ゆっ……ぎぎぎぎぎっ、やべでぇ……でい、ぶ……まだ……」
どうやら意識はあったようだ。
だがそんな事はお構い無しに、親れいむはゆっくりの腹の中に消えていった。
その時、わずかに声が聞えた。
「ゆ……まりしゃ……にげりゅ……」
「ゆ?」
意外な事に、先程呻いていた赤まりさが入り口のほうにズルズルと逃げていっていた。
餡子が漏れ出していた横腹を上にし、餡子を零さない様にして必死に這いずっていた。
「どす?」
「ゆん?」
部屋の入り口に目を向けると、そこにはぱちゅりーが居た。
「お、ね……しゃ、たちゅけ……ちぇ……」
赤まりさが涙目でぱちゅりーに助けを求める。
「……」
ぱちゅりーは無言で赤まりさを見下ろし―――パクリとそれを食べた。
「むーしゃむーしゃ……むきゅ~……あまいわぁ~しあわせぇ~」
赤まりさを咀嚼し、至福の笑みを浮かべるぱちゅりー。
「遅いんだぜぱちゅりー!もう終わっちゃったんだぜ!」
「むきゅ~。こっちはむれのみんなへのしじだしでいそがしかったのよ。さきにたのしむなんてゆっくりできないわ」
このぱちゅりーは群れの参謀で、ドスの補佐役である。
ドス同様に群れの維持で頭を抱えることの多いぱちゅりーは、そのストレスの多さから本来弱い体がさらに弱り早死にする事も多い。
だがこのように虐待によってストレスを発散し、さらに極上のあまあまとなった赤ゆっくりを食べることによって、一般的なぱちゅりーよりはずっと健康的であった。
ただし、ぱちゅりーの場合は虐待に参加せず、その泣き喚く姿を鑑賞するのがお好みである。
「ごめんだぜ!でもぱちゅりーが好物の赤ゆっくりはしっかり用意したのぜ!」
「むきゅ。まあいいわ。それじゃゆっくりいただくわ」
ぱちゅりーは死んだ赤ゆっくり、半死の赤ゆっくりを関係なく平らげる。
さすがにドスが潰した赤まりさはムリだったが、そのどれもが苦痛を味わったお陰で絶妙な甘さになっていた。
と、そこにまた来客が。
「ゆ~ん!どす!いまかえったんだぜ!」
入り口にまりさがいた。
「まりさ、ゆっくりお帰り!収穫はどう?」
「ゆゆん!ばっちりなんだぜ!まったくひとざとにはばかなゆっくりがおおくてたすかるんだぜ!」
ドスが虐待するのは、群れの外から来るゲスゆっくりだが、そう毎日ゲスが群れを訪れるわけではない。
稀に楽しみすぎてすべてのゆっくりを殺してしまうこともある。
なので数が減ったら調達しなければならないのだが、その出所がもう一つある。
それは人里に暮らす野良ゆっくりだ。
野良ゆっくりは群れに属しておらず、家族単位や単独で生活しているゆっくりが多い。
それでいてその存在は人間に嫌われており、日々駆除の対象となっている。
そんな野良ゆっくりがいなくなったところで誰が気にするだろうか?
例外としてバッジ付きのゆっくりには手を出してはいけない。
それは人間の飼いゆっくりであり野良とは立場が違うのだ。
ドスはその全てを理解しているまりさを人里に送り、虐待用ゆっくりの調達に行かせているのだ。
「ご苦労なんだぜ!じゃあご褒美として今日つれてきたゆっくりを二匹好きにしていいんだぜ!」
「ゆゆ~ん!やったなんだぜっ!さっそくつれてくるんだぜ!」
ゆっくりは本来弱いものいじめが大好きである。
自分が絶対的優位に立ち、弱者をいじめることに幸福を感じるのだ。
このまりさはそれが特に強く、ドスの行なっている事に共感しているのだ。
まりさがドスのお家の方に戻って行く。
「みんな!どすがよんでるよ!ゆっくりついてきてね!」
口調がいつもと違う。
「ゆ~ん!たくさんゆっくりするよ!」
「こんなにおおきなおうちをもっているからきっととかいはなどすね!」
「やっちょゆっくちできりゅねおとうしゃん!」
「そうだね!きっとみんながいいこにしてたごほうびだよ!」
声が聞える。
ドスは心底楽しそうで、そしてゆがんだ笑みを浮かべてその場で待っていた。

ある日のこと。
ドスは群れのゆっくりと共に冬篭りに備えた食料の調達を行なっていた。
「自分で採れるところは自分で採ってね!ドスしか届かない場所があればドスが採るからね!」
趣味はアレであるが、群れを治める能力は中々に高く、群れの成長を促そうとする。
「どす!れいむはもうつかれたよ!あとはどすがやってね!」
「ちぇんもつかれたんだねー。どすにやってほしいんだよー。わかってねー」
群れのゆっくりは馬鹿の極みのようだが……。
「駄目だよ!狩りをしないと冬を越せないでしょ!ゆっくり理解してね!」
「どぼじでぞんなごどいうのおおおぉぉ!どずはゆっくりをゆっくりさせるものでしょおおおおおぉぉ!?」
「わがらな”いよー!どすはなまけものなんだねー!わかるよー!!」
「(ピキッ)……冬を越せなくなって家族で永遠にゆっくりしたいならいいよ!好きにしてね!」
「ゆぎぎいいいぃぃ……」
文句を言っていたゆっくり達はしぶしぶ狩りを再開する。
「(ゆふぅー。危うく舌が出るところだったんだぜ……)」
毎日こんな感じである。
その時だった。
「おおいたいた。久しぶりだなドス」
「ゆ?」
そこに居たのは人間の男だった。
「にんげんさんだ!あまあまちょうだいね!たくさんでいいよ!」
「まりさにもあまあまちょうだいね!」
「とかいはなありすにこそたくさんよ!」
この群れはドスの尽力もあり、人間とは一応友好な関係を築けている。
なのでゆっくり達も遠慮が無い。
「ゆゆっ?人間さん?会った事あったっけ?」
「ほら~。以前畑荒らしたゆっくりを突き出してくれたときに~」
「ゆ!お兄さん!?」
そう。
男はドスにゆ虐を教えて虐待お兄さんだった。
「思い出してくれた?」
「ゆん!思い出したよ!でもなんでこんな所まで来たの?何か用事があるの?」
「それはね……」
男はドスにスッと近づき耳(無いけど)打ちした。

『同じ匂いのする仲間に会いに来たんだよ』
『……!?』

「いやぁ、さー。街のゆっくりを虐待するのも飽きたんだよねー。全部同じ反応しかしないし、新鮮味にかけるって言うか?だからさー、森にいるゆっくりを虐待したいんだよ。
しかもドスの群れに属してる。でもドスがいるだろ?ドスの群れに手を出すとあっちが吹っかける口実になっちゃうだろう?
そこで思い出したのがお前だよ~。他のゆっくりやドスは知らないだろ~?
『俺達』が同じ仲間だってこと。
もし俺が他のドスやゆっくりに相談しに行ってたら大変だったよな~。なあドス?お互いゆっくりできる仲間だってことはわかってるんだし、協力してくんないかな~?
あ、ちなみにいつもやってるみたいに人里から連れてくるゆっくりをそのまま送るのはナシね?俺、勘がいいからわかっちゃうんだよね~。そ~なったらお互い残念なことになりそうだし……。
あ、なに?OK?さっすがドス!空気読めるね!そこらへんの糞饅頭共とは大違いだ!じゃ、これからもよろしくな『相棒』?」

その日の夜。
ドスのお家の中でドスとぱちゅりー、まりさは集まっていた。
「むきゅ……それはこまったわね……」
「ま、まりさじゃないんだぜ!まりさははなしてないんだぜ!」
「判ってるんだぜ……」
絶対に秘密にしたいことがばれてしまった。
しかも人間に。
そして秘密にする対価として群れのゆっくりを虐待用に差し出せという。
ドスとしてはやってはならないことだ……今更感はあるが。
「そうだぜ!むれのむのうなれんちゅうをさしだせばいいんだぜ!そうすればふゆごもりもらくにすむし、むれのそうじにもなるんだぜ!いっせきにちょうなんだぜ!」
中々に頭のいいまりさである。
同時に素晴しいゲスである。
「むきゅ……」
「まりさ、少し黙ってるんだぜ……」
「ゆ……」
ドスもぱちゅりーもその選択肢以外ないことぐらい初めから気づいていた。
問題は……それで終わるのかという事である。
群れの問題児を引き渡せば群れの運営も楽になる。
このドスは頭が良かった。
その分ストレスの感じる割合が強く、そしてその処理方法に困ってしまった。
そこに『ゆ虐』というアウトローな道に染まった要因もある。
そしてなんとなく予感していた。
それで終わりになることなど決してないのではないかと―――

「やあドス。ちゃんと揃えてくれたみたいだね~。お兄さん嬉しいよ」
「ゆっ!喜んでもらえて嬉しいよ!」
明らかなつくり笑みだが、お兄さんとドスの間に挟まれたゆっくり達は気づかない。
「ゆん!このにんげんさんがあまあまをくれるんだね!たくさんちょうだいね!」
「きゃわいいちぇんのこどもにたくさんあげるんだよー。わかってねー」
「「「「「きゃわいきゅっちぇごみぇんにぇ!」」」」」
「ゆ!まりさはにんぷさんなんだよ!たくさんあまあまがひつようなんだよ!ゆっくりりかいしてね!」
「そうなんだぜ!まりさとれいむはしんこんほやほやんなだぜ!おいわいにあまあまよこすんだぜ!」
昨日の狩りの際にドスに口答えしたれいむとちぇんの家族だ。
ちぇんはれいむと番で赤ゆっくりが5匹おり、れいむはまりさと番で珍しくまりさが胎生にんっしんしている。
「じゃあお兄さんこれで……」
「ああ勿論だ!約束はきっちり守るぜ『相棒』!」
「ゆゆっ?どす?やくそくってなに?」
「ゆ!それは……みんなをちゃんとゆっくりさせて欲しいっていうことだよ!」
無論そんなのは嘘である。
「ゆ!にんげんさん!れいむたちをゆっくりさせないとどすがせいさいするよ!れいむたちをしっかりゆっくりさせてね!」
「ちぇんをゆっくりさせるんだよー!わかってねー!」
「はいはい。じゃあなドス。あとでみんながどんなにかゆっくりしたか聞かせてやるからな~」
「ゆ……ゆっくり待ってるよ……」
そうしてお兄さんと、哀れな生贄たちは森を出て行った。
「むきゅ……ドス。これでおわるかしら……」
ドスの帽子の中にいたぱちゅりーは不安げに言った。
「わからないぜ……でも、そう願うしかないんだぜ……」
無論、それで終わるわけなかった―――

数日後、ドスの群れにお兄さんがやってきた。
「やあドス」
「ゆ!お兄さん!?」
ドスは驚いた。
まさかこんなところまでやって来るとは。
自分たちの関係がみんなにばれたりしないだろうか?
「久しぶりだな。今日はちょっとドスに相談したい事があるんだ。他のみんなは邪魔だから、これでも喰っててくれ」
お兄さんはそう言うと、お菓子を地面にぶちまけた。
ゆっくりは袋が開けられないので中身をそのままである。
「ゆわーい!にんげんさんありがとう!ゆっくりいただき……」
「まりささまにたくさんよこすんだぜ!」
「かわいいれいむのためがたくさんだよっ!」
「ゆーん……みんなでわけあわないなんてとかいはじゃないわ……!」
良い個体と馬鹿な個体が入り混じってお菓子に群がる。
そんな群れのみんなをおいて、お兄さんとドスはドスのお家の近くまで来た。
「お兄さん。今日は何の用事……?」
ドスは内心不安がりつつ尋ねる。
「いやなに。お礼を言おうと思ってね。先日ドスがくれたゆっくりはとても『ゆっくりできたよ』」
「ゆ……それはなによりだよ……」
お兄さんが向ける人懐っこい笑みに、ドスは目をさらしつつ答えた。
「そう落ち込むなよ~。―――いい群れの掃除ができたんじゃないのか?」
「ゆゆっ!?」
お兄さんはにやりと口を歪める。
「あいつらの言葉を聞けばわかる。あいつ等は頭が良くない。同時にゲス気質があった。
子供を助けるか自分が助かるか選べって言ったら、ひょいひょい子供見捨てたぜ。
にんっしんしてたまりさは子供はいらないって言ったから、生きたまま腹を掻っ捌いて取り出してやった。
番のれいむは見捨てて逃げようとしたから、そのまままりさの中に餡子を詰め込んでやったんだ。そしたらゆん格が二重になって……あはは。
ちぇんと番のれいむは、口を固定して、少しずつ赤ゆっくりをその歯で削り殺して殺やった。で、そのお飾りを目に縫い付けてやった。
みんないい声で泣いたぜ。『ドスー助けろーさっさと助けに来ないドスは死ねえー』とか言ってたな。
全く馬鹿な奴らだよなー。最後に『ちぇんを裏切ったドスは死ね。わかれよー』とか言って死んだよ。
楽しかったぜー。相棒にも見せてやりたかったよ」
ドスは寒気がした。
生きたまま腹を引き裂く?
しかもその中にゆっくりを詰め込む?
赤ゆっくりを歯ですりつぶす?
死臭付きのお飾りを目に縫い付ける?
「群れどもの奴らは街の野良と違って、ドスっていう存在があってそれに依存してるからな。その分精神的な支えがあるのか、壊れるのが遅いし長持ちして楽しめる。やっぱ群れのゆっくりは一味違うね」
お兄さんは楽しそうに話を続ける。
「ホントありがとなドス。久しぶりにいいゆ虐だったぜ」
「ゆ……どう、いたしまして……だぜ……」
ドスは気分が悪かった。
そしてこの男が恐かった。
自分の想像以上のことが行なわれた。
自分が考え付かない世界がそこにある。
それを平然と話し、こなす人間が……。
「で、さ。ドスにまた頼みがあるんだけど……」
「ゆぅ……また新しい子が欲しいのかだぜ?……準備はできてるんだぜ」
ドスは既にぱちゅりーとも話し合って次の『生贄』を決めていた。
「おお、準備いいじゃないか!……でもな、今度は前回と違う趣向で行きたいんだ」
「ゆ?」
「そう。例えば……群れのさぁ……『お前を信じきってるゆっくりできるゆっくり』とかさ」
「ゆゆっ!?」
「やってみたいんだよ。どこまでゆっくりが、『信じる心』(笑)を持ってるのかさ」
「そ、そんな……」
ドスは躊躇した。
馬鹿は多く、いくら生贄にしても困らないが、群れの維持に欠かせないゆっくりできるゆっくりは少ない。
それでは当初の目的が果たせなく、意味が無いのだ
「ん?駄目なの?仲間のドスなら俺の気持ち理解してくれると思うんだけどなー。だったら他のドスのところに行こうかな~。ついでにドスの事も相談に……」
「ゆああっ!駄目だよ!それだけは駄目だよ!……ゆぅ~……。……わかったよ。一家族だけなら連れて行っていいよ……」
「一家族?……まあいっか。じゃあ今回は俺が選ぶ。ちゃんと言い聞かせてくれよ」
「ゆぅ……」
ドスはお兄さんと共に群れの中に戻っていった。
その日『生贄』になったのは、とてもゆっくりしていたまりさとありすの番で、子ゆっくりを五匹育てている家族だった。
家族には人間さんのことを勉強してきて欲しいと吹き込んだ。
まりさとありす、そして子供達も喜んでいた。
ドスはゆっくり出来ない心境を抱えつつもそれを見送った。

また数日後。
「どす!たいへんなんだぜ!」
虐待ゆっくり調達まりさがドスのお家に駆け込んできた。
ただ最近はお兄さんのこともありその出動が少なくなってきている。
ドスも気分が乗らないのか、ここ最近ゆ虐をしていない。
よって奥のゆ虐用ゆっくり達は共食いをし、とっくに全滅していたが。
「どうしたんだぜ?今はぱちゅりーと会議中なんだぜ?」
「ゆ!あのおにいさんがこれをどすにわたしてほしいといってきたんだぜ!」
「ゆ?お兄さんが?」
まりさが帽子から取り出したものは、カセットテープが入った小型のテープレコーダーだった。
丁寧に『ここを押せば音が流れるよ』と平仮名で書いてある。
「むきゅ?なにかしら?」
「ゆぅ?わからないんだぜ?とにかく押してみるんだぜ」
ドスたちは見たことも無いものだったが、とにかく指示通りにそれを押してみた。
『カチリ』ジージー

「あーあー聞えるかなドス?これは俺の大切な相棒であるドスに、少しでもこの興奮を味わってもらいたくて送ったプレゼントだ。
存分に楽しんでくれ。ついでに最後には俺のメッセージも入ってるから最後までしっかり聞くんだぞ?じゃあ、早速行ってみよう!」
『ガチャリ……とんとんとんとんとん(階段を降りる音)がちゃ』
やべでえ”え”え”え”え”え”え”え”え”え”え”え”え”え”え”ぼうやべでえ”え”え”え”え”え”え”え”え”え”
う”っほお”お”お”お”お”お”お”お”お”ぉぉぉぉぉ!!
「いきなりうっせぇなー。あーこれはな、あのまりさの番だったありすにれいぱー化の薬を注入したんだ。で、初めにいた赤ゆっくりはとっくに犯し殺された。
そいでまたまりさと子供作らせてまた殺す。それの繰り返し。まりさはオレンジジュースで死なない。ありすも同様。死ぬのは赤ゆっくりだけ。たぶんもう……100匹くらいかな?」
やめちぇぇ……お、きゃ、しゃ……あり、しゅ……ちにちゃぁ……
うんっほお”お”お”お”お”お”お”お”お”!!ずっぎりい”い”い”い”い”い”い”い”い”い”ぃぃぃぃぃ!!
あでぃずうううううぅぅぅ!!ぼうや”めでえ”え”え”え”え”え”え”え”え”!!やざじ”あでぃずにぼどでえ”え”え”え”え”!!おぢびぢゃんじんじゃう”う”う”う”う”う”う”!!
「いい加減慣れろよー。あ、まりさ。ドスが聞いてくれるってさ~。何か言う事ある?」
ゆ”っ!?どずうううううううううううう!!ばやぐだずげにぎでええええええええええええ!!ばりざっ!ぼうっ!ごどもぶびだぐだいよお”お”お”お”お”お”お”お”お”!!
「なんだよー。赤ちゃんはゆっくりできるんだろー。大切に育てるんだろー?」
ごんな”んじゃぞだでられな”いでじょおおおおおおおお!?びんな”のどごろにがえじでえええええええええ!!どずううううう!!
「はいはい。ゆっくりゆっくり。じゃーまだドスを信じるまりさの声も聞けたし、ありすは用済みだ……って赤ゆっくりを死姦すんな」
すっきりいいいいいぃぃぃ『ブシャ』
ゆ”……?あり……す……?
ま、までぃ……ざ……
あ、ありす!ありすううううううぅぅぅ!!
「お?」
ご、ごべ、ごべんだ、ざい……
あでぃずうううううううううううううううううううううううううううううううううぅぅぅぅぅ!!!
「あっはっはっはっは!!すげえよ!あの薬の効果を打ち消すなんて!愛(笑)は強しってか?はっはっはっはっは!!」
ゆあ”あ”あ”あ”あ”ぁぁぁ!!じねえ”え”え”え”え”!!みんなをごろじだじじいぃはじねえええええええぇぇぇぇ!!
「はいはい。ゆっくりゆっくり。さーてまりさちゃん。最後の仕上げですよ~」
『ブツン――――――ぶん』
はなせええええええええぇぇぇ!!じじいいいいいいい!!まりさをはなせええええええええ!!
「離すわけねーだろ馬鹿。ていうかもう機械にはまってるだろ。ジャー早速言ってみよー!ホレ」
ゆゆっ!?
『シュッ』
ゆ?……ゆ、ゆぎぃやあああああああああああああああああ!?!?!?
「解説!今ピアノ線でまりさの頬をうっすらと上から下に切断した!でもまりさの体は左右からやんわりと抑えられているから、体が泣き別れになったりしない!つまり餡子も漏れない。
でも切れてるから痛い。これによって中枢餡を破壊するまでは、ゆっくりを心置きなくスライスできるのだ!ひゃっはー」
ばりざのほっぺざんがああああああああああぁぁぁぁぁぁ!!
「ほーれどんどんいくよー」
『シュッツ、シュッツ、シュッツ』
ゆっぎっいだい”い”い”い”い”い”い”い”!!ゆ”がっ!!ゆびい”い”い”い”い”い”い”い”い”い”い”い”!!ゆギャああああああああああああああああ!!!
「ねーまりさ。ドスに助けを求めないの?」
ゆ”……ゆ”……ど、どすぅ~たすけ、て……まりさ、を……たすけて……
『シュッ』
ゆびい”い”い”い”い”い”ぃぃぃ!!かたほうのおめめがああああああああ!!
「聞えないってさ?ほら~叫ばないともっとシュッシュするよ~?」
どずうううううううううぅぅぅぅ!!だずげでよおおおおおおおおおおおぉぉぉぉ!!どぼじでだずげでぐでだいどおおおおおおおお!?!?
ばでぃざだぢいづもゆっぐりじでだよおおおおおおおおおおお!!がりもがんばっだよおおおおおおおおおお!!
おぢびぢゃんだぢもがんばっでぞだでだよおおおおおおおおおお!!ゆっぐりじでだのにいいいいいいいいいぃぃぃ!!
「え~?まだわからないの~?まりさも意外と馬鹿なんだね~『シュッ』」
ゆぎぎゃあああああああああああああああ!!
「じゃあ教えてあげるよ……まりさとありすと赤ちゃんたちは……ドスに捨てられたの☆」
ゆ”っ!?
「君たちは知らないだろうけど~。ドスは裏で君たちみたいなゆっくりをいじめて殺してたんだ。
それを僕に知られて、僕がみんなにそのことを言わないように、その代わりに君たちをくれたんだよ。もちろん僕が何のためにゆっくりをもらうか知ったうえでね」
う”ぞ
「うそじゃないよ~。ホラこれ。見覚えあるだろ?」
ゆ”ゆ”っ!?ぢぇん!?でいぶ!?
「ね~?だ・か・ら、まりさも言っちゃいなよ?この糞ドス~まりさをゆっくりさせないドスは死ね~って、さ☆」
……う”、ぞ、だ……
「ん?」
どずがぞんなごどずるもんが!どずばゆっぐりをゆっぐりざぜでぐれるやざじぐでりっばなどずなんだ!じじいみだいなひどいごどずるにんげんのごどばなんがじんじない!
「へ~…………く、くくく……くは、っひゃーはっはっはっはっはっはっは!!いいねいいね!それだよ!そんな言葉を待ってたんだよ!!
以前殺した糞袋共には無いその言葉を!!ひひひひひひひひ……じゃぁみせてもらおうかぁぁぁ?その言葉をどこまでつらぬけるかぁなぁ!」
『シュッ』
ゆ”ッびいいいいいいいいいいいいい!!
「さあまりさちゃん叫べよ!!そしてドスに呼びかけろよ!そしたらドスが来て俺を殺してくれるかもしれないぞ!?
そしてお前を助けて死んだありすやおちびちゃんを生き返らせてくれるかもしれないぞ!?さあ、聞かせろ!!最高の悲鳴をなあああああああああああ!!!」
ど、どずうううううううう!!ごの!ゆぎいい!あだまのおがじいいいいいいっぎ!!じじいいいい!!ごろじでえええええええええええええ!!
までぃざはじんでもいいがらあ”あ”あ”あ”あ”!!ごのゆっぎいいいいいぃぃ!!じじいだげばああああああああ!!
「ひゃあーーーはっはっはっはっはっはっは!!ドスは俺の操り人形なんだよ!この糞袋が!!いい加減わかれよド低脳がぁぁぁ!!」
ゆびぎいいいいいいい!!どずううううううう!ごろじでええええええええええええ!ごろじでえええええええええええ!!!
「ひひひひひひひひひひひひひひh
ごろじでええええええええええええ
―――

「ハァ……ハァ……じゃ、ドス、明日、行くぜ。今度も期待してるぜ。あばよ『ブツン』」
「ゆげえええええぇぇぇ」
「むぎゅうう……エレエレ……」
「ゆ”……」
ドスは目の焦点が合っていなかった。
そのあまりの凄惨な内容に、全てが止まってしまったのだ。
近くでまりさとぱちゅりーが餡子を吐いているのにも気づかなかった。
ただ、氷のように冷え切った心の中で悟った。
『あの人間を殺さないと』
でないと、自分は二度とゆっくり出来ない。
確かに人間は群れると恐ろしい。
だが、相手がお兄さん一人ならなんてことは無い。
そう、初めからそうすればよかったのだ。
そうすれば秘密を知るものは自分とぱちぇとまりさだけ―――いや、この際秘密を知る奴らは全部消そう。
今回の事はいい教訓となった。
『ゆ虐』なんてことはいいこと無い。
知られるというリスクが高いし、何よりこんな……こんな狂った人間と同じゆっくりしていないことをやるなんてどうかしていた。
すべてやり直そう。
そうすれば以前とすべて同じに戻る。
そう。
すべて元どおりにするのだ。
「ゆっくり……ドスは、まりさは……ゆっくりするのぜ……」
ぱちゅりーとまりさの死骸を踏みつつ、ドスはずっと呟き続けていた。

次の日、言葉通りにお兄さんは群れにやって来た。
「ん?あれ?ゆっくり共がいないぞ?」
群れの巣の中心にやってきてもゆっくりが一匹もいなかった。
「せっかくあまあま持ってきてやったのに、ん?」
するとお兄さんが来るのを待っていたかのように、ドスとゆっくり達がぞろぞろと岩の陰から出てきた。
「なんだいるんじゃないか。どうしたんだドス?せっかく今日もみんなにあまあま……」
「ゆっくり黙ってね!」
「……は?」
「このゆっくりごろし!」
「まりさをかえせえええええぇぇぇ!!」
「ゆっくちしちぇないじじいはちね!」
「もんどうむようだよ!ぷくー!こわかったらあまあまよこしてね!」
「どうぼじでありすをころしたのー!!わからないよー!」
「ちーんぽー!」
「しねえええええ!!ちぇんやれいむをころしたいなかものはしねえええええぇぇぇ!!」
罵詈雑言のオーケストラでお出迎えだ。
「……おいおい。なんだよこれは?随分酷い歓迎だな?」
「ゆん!とぼけないでね!みんな知ってるんだよ!!お兄さんが連れてったちぇんやれいむ、まりさやありすを虐待したのを!」
「はぁ?どうしてそんなことをお前たちが知ってるんだよ?」
「これだよ!」
ドスがお兄さんの前に何かを投げた。
それはお兄さんがよこしたテープレコーダー、の破片だった。
「それをみんなに聞いてもらったよ!お陰でゆっくりしちゃった子もいたよ!全部お兄さんのせいだよ!」
「……おいおい。ところでこれ、最後まで全部聞いたのか?」
「まりさの最期はあまりに酷かったから聞かせてないよ!お兄さんがありすや子供を殺したって言ってるところはばっちり聞いてもらったよ!」
ドスは勝ち誇ったかのように言った。
「ゆ!どす!はやくこのくそじじいをせいっさいしてね!」
「そうだよ!みんなのかたきをはやくとってね!」
「しょーだしょーだー!」
それに対しお兄さんは別段驚いた様子も無かった。
「ふーんそう言う事か……。で、俺をどうするんだ?」
「お兄さんには悪いけど……みんなの仇だよ!」
ドスは帽子の中からキノコを取り出した。
そしてそれを口へと運ぶ。
「ゆっくり死んでね!」
ドススパーク。
確かにこれならば人間もイチコロである。
まともに喰らえば命は無い。
だが、お兄さんは鋭い視線を放つ。
「おい。デカ糞袋。人間様を嘗めんじゃねえよ」
『パンッ』
「ゆっ?」
チャージを続けるドスの眉間に開いた小さい穴。
それはお兄さんの持っていた改造モデルガンから発射された弾。
「ゆっ……ゆっ……!?」
ドスの眉間から体内に広がる、激痛。
「ゆっ、ぎぃやああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
大空を揺るがすドスの絶叫があたりに響き渡る。
「ど、どすぅ!?」
「どうしたのおおおぉぉ!?ゆっくりしていってね!?」
「ゆっくり!ゆっくりだよお!どすう!?」
「ちゅ、ちゅぶれりゅぅぅ!ゆべっ!?」
「どすやめてええ!あばれないでえええ!!」
周りにいるゆっくり達はドスの絶叫に戸惑いつつ、潰されないように逃げた。
それはそうだ。
あの巨体を持つドスが、あんな小さな穴を開けられたぐらいでここまで痛がるなんて。
「うるせえぞ。ド饅頭。てめえはもう用済みだ」
いつの間にかドスに近づいたお兄さんが、ドスに向かってさらに一発の弾丸を放った。
「ぎっ―――ゆ”っ―――ぎぎぎぎぎギギギギギg」
ドスは口をパクパクさせ、最大限の苦悶の表情を浮かべつつ、その場に倒れ動かなくなった。
男が撃ち込んだのは、融解性の弾でできた『辛味成分濃縮弾』。
主に人里に近づくドスに対して自治体が使用する、対ドス専用の武器である。
ゆっくりの体内に入ると弾の外側が溶け、中の辛味成分が全身に浸透する仕組みだ。
一発でドスはほぼ戦闘不能になるが、二発打てば間違いなく死ぬ。
「ど、どす?」
「ゆ、ゆっくりしてね?」
「ど、どすゆべっ!」
「よお!ばっちりだったぜ!」
「ゆゆっ!?」
ゆっくり達は周りを見た。
そこにはたくさん(約50以上)の人間がいた。
「このビデオを見せればドスが人間に牙を向いたってばっちり証明できるな」
「ああ。証拠になるテープはドスがわざわざ始末してくれたし、『ドスがあまあまを持ってきた人間に言いがかりつけて、あまあまを奪おうとした』っていうことになるな」
「これで他の群れにも心置きなく手を出せるな。ゆっくりやドスが人間の敵だってことになれば誰も文句言わないしな」
「しっかし、ドスにゆ虐教える計画がこうも上手く進むとはねー。お前天才だわ」
「はっ!ゆっくりの思考なんてこんなもんだぜ」
「後は道具だな~対ドス用装備役所から借りないと」
「役所の手続きは任せな。書類一枚書けばでゆっくりの群れなんてなにしたって大丈夫だ」
「頼りにしてるぜ」
「さて、とりあえずじゃあコイツらどうする?」
「決まってんだろー。獲物が目の前にあってほっとく馬鹿いるか?いやいない!」
「そうだな!じゃあいくぜ!保存用カメラ回ってるか?」
「おk!おk!」
「「「「「ヒャッハー!!虐待だー!!!」」」」」×50
「ゆうううううぅぅぅ!?」

「ど、どぼじで……ごうなっだ……の……?」
ドスはかろうじて生きていた。
そしてその激痛に耐えながらも自問自答する。
自分はゆっくりしていた。
同時に群れを治め、まとめ、人間とも折り合いよくし、群れを守り、頑張っていた。
とても立派なドスだったのに……どうして……。
「わからねぇのか?ゴミクズ」
目の前にお兄さんが立った。
胴体に大穴が開き、両目が抉られ、歯が抜かれ、帽子は無く、髪の毛は毟り取られ、どの子だったかもわからなくなったゆっくりが地面に落ちた。
「ゆっくりごときが、『ゆ虐』に手を出したのがすべての間違いだったんだよ」
ゆ虐?
ゆ虐ってなんだろ?
なんだか懐かしい響きの気がする……あれ?……何か……声が……
『じねぇ』
ゆ?
『じねぇじねぇ』
ゆゆっ?
『まりざざまをしたでたたきころしたどすはしねぇ』
ゆゆっ!?
『れいむのあかちゃんをころしあわせたどすはしねぇ』
ゆ……ゆわぁ……
『まりちゃとのやくちょくをやぶっちゃどしゅはちねぇ』
ゆ……ゆ……ゆ、あああああああああああああああああああ……
ドスは自分のお家の奥にある『あの部屋』の中にいた。
そして、自分が今までストレス発散の為に殺してきたゲスゆっくり達に取り囲まれていた。
『じねぇじねぇじねぇじねぇじねぇじねぇじねぇじねぇじねぇじねぇじねぇぇぇぇぇ』

ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ






登場させたゆっくりは一匹たりともゆっくりさせない。



トップページに戻る
このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね!
感想

すべてのコメントを見る
  • ドスはちゃんと人間のルールに従ってるのにお兄さんは人間のルールを破ってるクズ人間だから全くゆっくりできない -- 2013-07-30 01:52:33
  • 正直いまいちだわ…ドスによるゆ虐は面白かったのに、人間が登場した途端一気にテンプレ一直線とか -- 2013-06-19 20:50:49
  • ラストは人間が・・・だったかぁ少し残念
    俺もドスが自ら破滅してくれないかと
    期待してた、鬼兄惨が来た時には
    満身創痍のドスとか期待したわ -- 2012-08-23 17:47:47
  • このゲスドス好きだったのにつまらん最後を遂げたな
    自分の群を自分で壊滅させるくらい活躍してほしかった

    >登場させたゆっくりは一匹たりともゆっくりさせない。
    どんなに善良なゆっくりであってもまりさ・れいむならば不幸のどん底叩き落とさないと
    気が済まない嗜好の俺にとっては今回のSSは合うはずなんだけど
    なんかこう今回のお兄さん達の虐待に美学を感じないというか無粋に感じてしまったんだよな

    -- 2011-07-14 18:43:53
  • これって、このお兄さん以外誰も得してない話だからな。しかも、よそ者だし。
    村の人たちにとっては話の分かるドスだし、これが失われたらゆっくりの被害だけで話がおわらんだろ。
    村のゲスをお兄さんに提供する共生関係で話し終わらせれば面白かったのに。 -- 2011-07-12 21:36:45
  • 人間とゆっくりの外道さでは比べ物にならんかw
    一度弱みを握られるともうお仕舞いだねー

    ドスのゲス苛め位なら私は問題ないと思うんだが、
    ゆっくり界の対面は人間より遥かに厳しいなw -- 2010-10-30 20:36:44
  • どのSSのコメントも注意書きを無視する奴がいるよね
    ゆっくりできないよ -- 2010-08-30 02:32:17
  • ま、ドゲスとゲス人間なんて精神構造かわらんだろう。
    ドスは単純、人間は複雑くらいの差はあろうけど。 -- 2010-07-08 09:54:53
  • きもいとか言ってるやつは今からでも遅くない、ゆっくりは愛でるだけにしとけ
    自分的にはこのSSこそゆっくりできる -- 2010-06-30 03:22:50
  • ゆっくりを虐待するゲスドスは制裁されていいんだよ -- 2010-06-02 17:05:09
  • ふたばは完全ないじめSSだけが投稿される場所じゃないけどな。
    それなら専用のゆっくり虐め投稿所があるわけだし。 -- 2010-05-26 10:28:14
  • ここは「ゆっくりいじめss」をまとめてんだよ
    虐待きもいなんて文句はお門違いだろ -- 2010-04-01 03:40:34
  • 脅迫に脅迫を重ねる人間はゆっくりできない・・・
    ドスがゆっくりできなくなったのはいいんだけどさぁ
    駆除じゃなくて虐待するためにそこまで用意するってのがきもい -- 2010-03-26 12:45:48
最終更新:2010年01月23日 05:31
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。