ふたば系ゆっくりいじめ 770 ゆ虐冗談小景1

ゆ虐冗談小景1 4KB


虐待-いじめ パロディ 小ネタ まとめろまとめろってみんないうから

大体、元ネタはある




「うーっ♪」
 胴付きれみりゃが、風下に向かって気持ちよく屁をこいた。
 その場で気分よく深呼吸をする直前に風向きが百八十度変わった。



 ある日、野良れいむが自動販売機の下から、百円玉を見つけ出した。
 それを見ていた男が、れいむにこう話しかけた。
「れいむ、その百円玉をお兄さんにくれないか?」
「なにいってるの? ばかなの? しぬの? れいむはこれであまあまをかうんだよ!」
「まあ待て。ただでとは言わん。この一円玉が何か分かるかい? これはね、表の模様が裏に、裏の模様が表にある世にも珍しい一円玉なんだよ。こっちの方が価値があるんだ」
「ゆっ!? ま、まあ、おじさんがそれをれいむにくれるなら、このぴかぴかさんをあげてもいいよ」
「流石、れいむは頭が良いね。話が早くて助かるよ。じゃ、交換だ」
 その、世にも珍しい一円玉を百円と引き替えに手にしたれいむは、さっそく近所のコンビニに向かって跳んでいった。
 WIN・WINの関係となる良い取引をした男は、満足げな顔で、その自動販売機でチェリオを買った。



 昔々には、イギリスの北部に食人を行う一族がいたという。三国志の劉備が人肉をふるまわれた話も、知っている人は知っているだろう。
 そして今の世に、ゆっくりを食うゆっくりがいた。
 といってもれみりゃやふらん等ではない。まりさとれいむの夫婦だ。
 同族殺しは最もゆっくりできないとか、臭いで同族殺しが分かるとかいう設定はこの際、スルーして欲しい。多分、ゆっくりの餡子の甘さにとりつかれたのだろう。
 主にまりさが、夫として、近くを通りがかったゆっくりを襲って食べているのだった。
 その狩りのノウハウを子まりさにも教える日がやってきた。
 そして見つけた最初の獲物は、ありすだった。何だかとてもとかいはな感じのする、あか抜けた肉付きのいいありすだった。
「ゆわーい、ぱぱ、きょうのでぃなーはあいつだね」
 と、子まりさが言った。それに対して、
「いや、きょうのでぃなーはうちにいるれいむにするよ!」
 と、親まりさが答えて、ありすをナンパしにいった。



「れいむはゆっくりのかみさまだよ! みんなのおねがいごとをなんでもきいてあげるね!」
 突如空から降りてきた、妙に神々しいれいむのもとに、大勢のゆっくりが集まってきた。
「あまあまをたくさんちょうだいね!」「かわいいおよめさんがほしいよ!」
「どすになりたーい!」「きんばっじさんのしけんにごうかくさせてね!」
「このよからぎゃくたいおにいさんをまっさつしてね!」
 皆がそろいもそろって、お願い事を口にした。
 れいむは、その全てを聞き届けた後、満面の笑みで言った。
「うん! みんなのおねがいはきいたよ! じゃあみんな、ゆっくりしていってね!」
 皆が呆然とする中、神様れいむは何もせず、飛び立った。
 が、すぐに落ちてきた。
 願い事を叶えられない神様れいむは、神様としての権利を剥奪されたのだった。
 もはや神様でも何でもないれいむは、満面の笑みで言った。
「えーと……やっぱりかみさまなんていなかったね!」
 他のゆっくりたちも、つられて笑った。
 笑いながら、れいむに次々と体当たりをしていった。



 ドーナツ屋でバイトをしていると、先ほど百円のドーナツを一つ買っていった小汚いれいむがまた来た。俺の顔は一瞬、店員スマイルを忘れる。
 多分、どこかで百円を拾ったのだろう。商品を選んでいる最中のふんぞり返った様は実にいらいらするものだった。
 よく見ればこのれいむ、先ほど買ったチョコドーナツをまだ食っていなかった。
「このどーなつさんはやっぱりやめたよ! べつのにしてね!」
 開いた口がふさがらないとはまさにこのことだが、生憎、他の客がいる手前、手荒なことは出来なかった。
 こういうのは、要求をのんで、さっさと追い出すのが一番ましな方法だ。
「はいはい。分かりました。じゃあ、そのドーナツは返してください」
 俺はチョコドーナツを受け取る。うわっ、何か濡れてる。チョコが溶けてるし……
 しかし、どうしてこいつ、大好きなあまあまをさっさと食ってしまわなかったんだろう?
 答えはすぐに出た。
「じゃ、れいむはほんとうはあのどーなつさんがほしいよ!」
 といって指し示したのは、二百円するデラックスチョコドーナツだった。
「……あれは、れいむのもってきた百円玉一枚では足りませんですけど」
 何だか言葉遣いが変になりそうだ。饅頭に対して丁寧語を使った経験がないもので。
「はあ? なにいってるの? ばかなの? しぬの? さっきれいむがもってきたぴかぴかさんと、いまかえしたどーなつさんで、ぴかぴかさんがふたつぶんでしょお!?」
「……つまり、払った百円と、返品した百円ドーナツで、合計二百円払った、といいたいんですね?」
「ふう、あんこのうなおにいさんにもようやくれいむのふくざつなりろんがりかいできたようだね! わかったらさっさとあまあまを」
 俺は、そのれいむを調理場に連れて行くと、ドーナツのたねで口を塞ぎ、バーナーで脚をあぶった。



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感想

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  • うーむ・・・自分の妻をさばいて劉備に振舞った狂人の話を思い出して鬱になった
    基本的に三国志は好きなんだがこれが美談として語られている事に強い違和感を感じる
    まあゆ虐とは関係ない話だけど -- 2011-07-26 07:51:22
  • ↓↓最初にパロディって書いてあるのにパクリ呼ばわりは酷くないか? -- 2011-07-21 12:14:54
  • 普通におもしろかったよ -- 2011-01-29 09:18:03
  • オマージュ(笑)か知らないですが、パクりにしか見えないうえに面白くも出来てないです。 -- 2011-01-29 04:21:12
  • 中々面白いなw

    ラストのれいむはバカ賢いなw ざまぁww -- 2010-11-03 20:27:28
  • 面白かった。 -- 2010-08-22 10:55:57
最終更新:2010年02月05日 18:27
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