ふたば系ゆっくりいじめ 905 ゆっくり研究

ゆっくり研究 21KB


虐待-普通 制裁 観察 考証 実験・改造 飼いゆ 野良ゆ 透明な箱 虐待人間 はじめまして、ゆっくり研究員です。

 *ゆっくり研究員の手記調です。
 *基本的に一人称なのです。
 *基本的にゆっくり言葉や擬音は無いです。

それでは前編どうぞ~






設定1 ~個体~

   個体A 装飾)リボン等の髪飾り。
    出生順)1
    主な性格)反抗的であり学習能力B-甘えん坊でありコミニュケーション能力が高い。

   個体B 装飾)円錐状の本体に穴が開いた円盤が組み合わさってできている西洋で語られる魔女の帽子似た物。
    出生順)2
    主な性格)温和でおとなしく口数が少ないが歌を好んで歌う

   個体C 装飾)布状の袋のようなヘアキャップ
    出生順)3
主な性格)中心的な役割を担う傾向あり積極的な行動が見られる

   個体D 装飾)リボン等の髪飾り
    出生順)4
    主な性格)常に周りの状況を見て感じて警戒して恐怖心を抱いている

   個体E 装飾)簡単なヘアバンド
    出生順)5
   主な性格)好奇心旺盛で若干反抗的な性格がうかがえる

設定2 ~飼育環境~

   A,B,C,Dと4つのアクリル製変形水槽にて環境を構築。外観は普通の立方体水槽だが横面に箱状の小さな張り出しがあり
   その張り出しの底部の中央には排泄用の直径7センチ程の穴が開いている。水槽内部からその穴のある張り出しに
   自由にアクセスできる。水槽A,Bは同サイズ、水槽C,Dは、水槽A,Bの1.5倍の大きさ。その他にカップリング用の
   水槽も準備してあり大きさは水槽A,Bの半分程度。

設定3 ~クラス分けと条件~

    注訳)クラスとはその条件に合った個体を指し自動的にその個体はそのクラス用の水槽に入れられる   

    クラスA)従順で素行が特に優良な個体であり言葉使いも人に対して敬語である。屋内で自由に飼育される
        クラスSの手前でもある。

    クラスB)従順で素行が優良な個体である。言葉使いは反抗的でなければ問題無い。

    クラスC)とりあえず基本的に個体はここに入れられ、どこのクラス振り分けるか考察される。

    クラスD) 問題行動や事件を起こした個体が入れられる。昼夜を問わず抜き打ちで指導が行われる。

設定4 ~各水槽の環境~

    全体像)上からA水槽、B水槽、C水槽と階段状に設置され最下層のD水槽は階段の横に位置しA水槽、B水槽の張り出しの
        真下に来るように設置されている。C水槽の張り出しの真下には500mlの箱状のタッパーが置かれている。
        各水槽の底面には中程度に柔らかい土がひかれている。

    クラスA)常に高級な飼料と2倍に薄めたオレンジジュースが提供されており3つほど個室が置かれている。
        観察者との距離も他の水槽よりも高い場所にあるため近い。水槽からは下に置いてある他の水槽が一望でき
        遊戯設備はハムスター用のものが3点、小物等は人間用の物を含め豊富に置かれている

    クラスB)常に新鮮な水と2倍に薄めたオレンジジュースが毎分6滴ほど受け皿に滴下されており4つほど個室が置かれてる
        遊戯設備は1点、小物等は少量置かれている。

   クラスC)常に新鮮な水が提供されている。個室は水槽の大きさに合わせて6つ。遊戯設備は特に無く小物等は主に
        ゴミと呼ばれる物からポケットティッシュ程度の物が多めに置かれている。

    クラスD)水槽中央に小型犬用の個体には利用しづらい水皿があり小石が撒かれ、大き目の石が隙間ができるように
        組まれている。排泄用の設備は無い。

    カップリング用)環境はクラスCと同等で個室は1つ。

設定5 ~個体の特徴~

    体の8割を餡子で出来ており、餡子の役割は体を動かす筋肉、食べた物を消化して蓄え順次古い餡子は排便排尿口により
    体外に排出される。その他に思考と記憶も餡子で行うらしい。

    体は非常に柔軟であり内部の餡子は体内を自由に動くためある程度の変形は問題無いが強く外部から圧迫されると
    口と排便口から中身の餡子が漏れ出す。

    排尿口より排尿されたし尿は甘く砂糖水と同等。便は体内で古くなった単なる餡子である。
    個体はそれを臭いと嫌がるが人間には感じ取れない特殊な臭いであり数時間すると無くなる。これはたぶん個体が
    便となる古い餡子を再度摂取して無駄な消化行動をしないようにするためだと思われる。糖分は普通の餡子より
   かなり低いため個体は食べても喜ばないが食べられないことは無いらしい。

    記憶と思考に関しては体内の餡子によって行われ母体からの情報も妊娠時に母体から伸びた蔓を経由して初期の段階で
    子となる個体の餡子に移動蓄積される。これによって出生直後でも言葉が話せて思考も個性もある程度固まっている。

    その他の器官で眼球と口腔がある。眼球は脳となる餡子に直結しており出生直後でも見える状態にある。口腔には
   人間同等に歯が生えており物を良く噛んで体内に取り込む。発声に関しては口腔の奥にある振動膜を震わせて発声する。

    最後に妊娠だが個体の雄雌は出生当初決まっておらずのちに発情を迎える辺りで決まるらしく発情が近くなると
    話し言葉や行動理念が雄に傾き始め排尿口が外側に反転して勃起にいたる。雌の方は排便口にて雄の遺伝情報が
    組み込まれた餡子、別名精子餡を排便口にて受け取りものの数十秒で妊娠の証となる蔓を額から伸ばし、そこに
    子となる小さな固体を鈴生りに2~6匹生やす。雌の個体の栄養状態によって生す子は増減する傾向にある。



                        観察記

                       飼育前の活動

各種水槽の設置を終え肝心の個体を採取しに行く。工場などで作られる市販の学習情報が無い個体を買ってくるのもいいが、
個体の差が余り出ず平坦な結果のまま身体的に弱く、特に良い個体が出来難い事から俗に言う「野良」探す。大体の目星は
付いているのでその場所に深夜に向かう。

とある河川敷に放置された建設資材とその上に掛けられたブルーシートの間に目星の個体が眠っている。私は懐中電灯の明かりを
消し、月明かりを頼りに静かに近づく。日中に無理矢理母体から蔓を引き毟ってもいいがその際に母体から「人間に対しての
嫌悪と恐怖」という情報が蔓を経由して子の方に伝わる事が研究の妨げになるのでこのように深夜に採取に来た。

右手にカッターナイフを持ち気配を消して近づいたところ傍らに一緒に寝ていた父親に見つかった。即座に声を上げる暇を与えず
口の中にある発声の為の振動膜を鷲づかみにし引き毟った。口からは止め処も無く体内の餡が溢れ出たが躊躇無く足でゆっくり
踏みつけ体内の餡を強制的に排出させ絶命させた。

運良く母体は寝ていたのでそっと蔓にカッターナイフを当てさっと切り取り、蔓の根元を高濃度の砂糖水が入れてある
ビニール袋に漬けて輪ゴムで固定する。速やかにその場を立ち去ろうとしたら母親の影から一匹の子供が出てきたので
素早く口の中に指を滑り込ませ発声できないようにして持ち帰ることにした。後に解剖して補修用の皮などにして利用する
つもりだ。あと個人的な遊具としても活用させてもらおう。


                         初日

先ほど採取した子供が生っている蔓を研究室に運び込み机の上に固定した。同時に掴み取った子供の個体を広口の大きなビンに
入れて声が漏れないようにしっかり蓋をしてとりあえず机の下に。

固定された蔓とそこに生ってる個体を観察していると見る見るうちに成長しているのがわかる。きっと漬けてある高濃度の砂糖水
のせいだ。個体は当初まん丸な粒にヘタが付いてる状態だったが次第に大きくなりヘタの陰に毛髪と装飾品が見えてきた。
どういう原理で装飾品まで生成されるのかは謎だが後にミクロ的な視野で研究する研究員が解決するだろう。

先ほどビンに詰めた子供の個体をビンから出して成長する個体を見せた。激しく動揺して生っている個体に向かってなにやら
挨拶みたいなことを叫ぶが、蔓に生っている個体はまだ目をつむったままで反応はしない。これ以上騒がせて悪影響を与えると
いけないので子供の個体の底部をライターで炙って焦がし一時的に動けないようにしてビンに戻す。ビンの中では絶叫にも似た
悲鳴といまだ燻り続ける底部の煙が充満している。うるさいので机の下に放置することにした。

再度蔓の方を見ると目に見えて大きく成長してきている。このまま落下すると着地の衝撃で破裂する危険性があるので下に
タオルを折って作った簡易クッションを敷いた。

生まれた個体を水槽に移す為の菜箸と躾用の長くて先端の尖ったピンセットを階下に取りに行って戻ってきたら先端の個体が
今にも落ちんばかりになったいたので慌てて机の前に座った。程なくして最初の一匹が生まれ落ちた。

幸いクッションが功を奏し柔らかく個体を受け止めた。目を開け辺りをキョロキョロと見回し落ち着かない様子だ。
そっと触れてみたら驚くほど柔らかく差し出した指先を甘噛みしている。指先から口を離しこちらに向かって特有の挨拶を
満面の笑顔で繰り返す。なぜか潰したい衝動に駆られたがじっと堪えた。生れ落ちた個体の装飾はリボンであった。

そうこうしていると二匹目が生れ落ちた。一匹目同様落ち着かない様子だがすぐに一匹目が近寄り特有の挨拶をして頬を
摺り寄せている。そしてこちらに向かって例の挨拶を連呼している。二匹目の装飾品は魔女のような帽子であった。

先に生まれた二匹目と指先で戯れていると次の個体が同時に落ちた。二匹同時に落ちたせいで一匹がタオルから転がり落ちた。
高低差2センチ程なのに激しく泣いている。先に生まれた二匹が両側から挟み頬を摺り寄せてなだめている。
するとタオルに残された一匹がその三匹を見つけ近寄りたくてもタオルの高低差に怯えて降りられない。激しく泣き出すので
指先で摘んで降ろそうとしたら思ったより柔らかく、指先で圧迫されものすごい形相になった。
何度か指先で摘み潰す行為を繰り返して楽しんでから三匹の元に置いた。

相変わらず挨拶ばかりして頬をすり寄せ合ってる。転がり落ちた方の装飾は布製のヘアキャップ。タオルに残った方は
一匹目と同じくリボンであった。

5匹目は実験的にタオルのクッションをずらし直接机に落ちるようにしてみた。完全に目を開け、なかなか離れない体を
よじって震わせ、下で呼んでいる先に生まれた4匹の元に向かおうとしているが、先端に比べて根元の方の個体は成長が悪く。
未成熟な小さな体のまま覚醒するので重量不足でなかなか落下しない。なんとか落下にこぎつけたようだが机に直接落下した
衝撃で特有の挨拶もせず全身に襲った痛みに泣き叫んでいる。最後の五匹目の装飾はヘアバンドであった。

すかさず周りの4匹が身を摺り寄せたり一番衝撃を受けた底部を舐めたりしてなだめている。2分くらいで落ち着きを取り戻し
特有の挨拶を5匹の間で交わし最後にこちらに向かって満面の笑みで挨拶してきた。すでにこちらを人間だと認識しているらしい。

挨拶を終えた5匹は必死に自分らの父母を探し始めるがここからが、ある意味研究のスタートだ。

「両親は事故でもう死んでしまった。」「君たちだけが生き残った。」「これからは私が君たちの親だ」等の作り話で
納得させ、マニュアル通りに個体が生えていた蔓を食べやすいようにカットして食べさせた。終始感謝の言葉と特有の挨拶
しながら満足そうに食べていた。

食べるだけ食べたら寝そうな個体まで出てきたのでさっさとクラスCの水槽に菜箸で入れる。移動の最中極端に怯えるのやら
能天気に喜んでいる者と既に個性が出始めているのが驚いた。「ここが君たちの新しいおうちだ。そこの箱の中で眠るといい」と
簡単に状況説明した。

「庭においてある物は自由に使いなさい。水はここでトイレはここの穴にしなさい。」「ここの穴以外のところでしても
片付けはしてやらないぞ」と、とりあえず言っておいたが絶対理解できないだろう。

だが理解されても「躾」が出来ないので困る。

もう外はすっかり明るくなったのでとりあえず休むことに。

                         二日目

起床してゆっくりコーヒーを淹れてカップ片手に研究室に赴く。

水槽を覗き込んでみてみると私の姿を見つけるや否や空腹だと猛抗議してくるのやら泣きつくのが居る。まだまだ躾をするには
小さ過ぎるし、とりあえず数を増やしたいので水飴処理を行わなかったため、あまり無茶はできないのでぐっと堪える。

「ご飯は毎日一回一個だ」と一匹づつの前にタマゴボーロ一個を置いて「人のご飯は取ったらダメ。目の前にご飯があっても
「よし!」と言うまで食べたらダメだぞ」と言ったが便宜上長女と設定したリボンの個体と末っ子のヘアバンドの個体が
さっそく食い始めたので菜箸の先で小突き回して「人の話を聞きなさい」と叱った。

食って数分なのにもう排便を催す「うんことおしっこはあそこの穴にするんだよ」と教えた。意外と物分りが良いので少々驚いた。
だが既に排便して放置されている便を片付けろと長女がしきりにわめく。口汚く罵倒するので躾用の先の尖ったピンセットで
全体をくまなく摘んで折檻する。泣いて喚いても許しを請うても構わずひたすら摘みまくる。

気が済んだので例の放置されてる便を口で咥えて先ほど教えた排泄用の穴に落として来いと命令する。長女は臭い臭いと
泣きつつも便を咥えて穴に捨てる。

捨ててきた長女に全員が群がって頬を摺り寄せ痛がってる箇所を舐めている。もう長女に酷い事しないでと哀願する者まで居る。
「お前たちがちゃんと言いつけを守ればしない」と約束して本日の作業を終える。後は自室のPCからwebカメラにて監視しつつ
他の作業をする。

                         三日目

本日は起床した後まっすぐ研究室には向かわず用事を足してから夕方近くに研究室に赴いた。

水槽を覗くと一斉に私の所に群がり空腹だと訴えてきた。それぞれの個体は当初の大きさより二周りほど大きくなりさすがに
タマゴボーロ一個ではきつそうだ。

三女の個体に至っては少々元気が無くなって来ている。水槽の広場にタマゴボーロを二つづつ並べ、一匹一匹をそこに並ぶように
菜箸で摘んで移動させた。

「今度から「整列」と言ったらご飯のところに並ぶんだぞ!」「「よし!」と言ったら食べても良いが人のご飯を食べたら
おしおきだ」と注意をしてから間をおいて「よし!」と声を掛けた。みんな貪るように食べ始めあっという間に無くなって
しまった。

なんだか四女と五女が言い合いをしているので訳を聞く。五女が四女の餌の一つを食べてしまったらしい。当然躾タイムだ!

まず菜箸で五女をつまみ上げ高いところから潰れない程度に何度も落とす。足が痛いと泣き叫ぶがどこが足だかわからないので
底部を執拗に先の尖ったピンセットで餡が出るまで摘みまくる。これにはさすがに正気が保てないらしく言葉なのか悲鳴なのか
わからない音を出している。

そんな光景を見て他の兄弟は恐怖の余り脱糞、おもらしをしながら怯えきって泣いている。苦痛で泣き叫んでる五女を摘み上げ
先ほど餡が出るほど痛めつけた底部に塩を塗りこんでみる。あまりの苦痛でありえない状態で飛び跳ねてる。とても愉快だが
余りやり過ぎるのもまずいのでもう一度菜箸で目の前に摘みあげ「もう二度としないと約束できるか?」と尋ねたら
泣きながら絶対約束すると繰り返した。

そのまま五女を机のところまで菜箸で摘んで移動し、机の上のタオルの上に置いた。そして治療用に作った普通濃度の
オレンジジュースに砂糖と小麦粉を溶いた溶液こと「治療用オレンジジュース」を全身に塗りたくった。

塗って数十秒で痛みが引いたらしく五女は泣き止み数分で歩けるようになるまで回復。驚くべき回復力はきっと野良の強靭さを
け継いだせいなのかもしれない。回復を見届けてからスポイトで10滴ほど炭酸抜きをしたコーラを飲ませたら余計なくらい元気
になった。今度からこれはカップリング前の個体に与えることにしよう。

                         四日目

本日は昼過ぎに研究室に赴いた。

とりあえず人数分のタマゴボーロを並べる。もの凄い形相で餌を見つめる個体達。中には歯を食いしばって堪える者まで居る。

歯を食いしばって堪えているのは長女と末っ子だ。次女、三女、四女はうつむいたり顔を背けて堪えていた。

相当前日の折檻が堪えたのだろう。今回は何も問題なく食事が終わった。すると今度は遊んでほしいと哀願してきた。
まぁたまには個体とふれあい、話にに耳を傾けて見るかといつもの菜箸ではなく直接手を水槽に入れて遊んでやる。しばらく
素手で触れて遊び、話を聞いてみると各個体には名前がついているらしい。

個体A長女:れいむ
個体B次女:まりさ
個体C三女:ぱちぇり 
個体D四女:ちびれいむ
個体E五女:ありす

四女は長女と同じ種だがそのままで呼び合うには難があるので年下の方に「ちび」を付けるのが慣例らしい。餡子遺伝はこんな
細かなことまで伝達するのかと感心した。本日の作業は以上である。


                         五日目

本日は朝から研究室に向かい水槽を覗きこんだ。

全員まだ個室の箱の中で眠っているようだ。箱の奥にはポケットティッシュを細長く毟って一箇所に纏めてありネズミの
巣のようになっている。

その上で全員ぴったりと寄り添って眠っている。一方少し離れて置かれているペットボトルの蓋には餌のタマゴボーロの欠片が
いくつか収められており非常食にしているようだ。野良の習性で食料を保存して置いてあるらしい。

他には何かの景品に付いていた銀色のメダル、ボールペンの先、金属製の鉛筆のキャップなど事前に置いておいた生活ゴミの
一部が置いてあった。カラスみたいに光る物が好きなんであろうか?興味深い行動だ。

いろいろ観察をしていると三女のぱちぇりが起きだしてきた。あいかわらず間の抜けた挨拶を連呼するのでしょうがなく挨拶を
返したら喜んでいる。三女のぱちぇりは意外と論理的な会話が出来るようで色々と話を交わした。その中で感じたことを纏めると

 ・思考の基本は大きく分けて「ゆっくりできる」「ゆっくりできない」「ゆっくりしたい」
 ・口調に至っては敬語は余程の事がない限り出てこないらしく普段は人間で言う赤ちゃん言葉だ。
 ・会話の端々に自分の尊厳誇張する節がある。
 ・口頭で注意しても9割は即座に忘れるので意味は無いが、どうやら折檻をして体に覚えさせたルールは強く残るらしい。

他の個体も起きだして来たので一匹一匹会話を行う。長女のれいむ至っては相変わらず口が悪いので指で強く弾きながら口調の
矯正を行った。相変わらず痛がりでうるさい。

次女のまりさが歌を歌うので聞いてくれて騒ぐので聞いてやると非常にイライラする歌と歌詞なのでストップを掛けたが
他の個体が一緒に歌うものだからなかなか止まらない。イライラするのでまりさの帽子を取り上げたところ歌はピタリと止み
非常に動揺して「ゆっくりできないので帽子を返して」と泣き出した。帽子を取られている間は他の個体から嘲笑されていたが
帽子を戻すと他の個体が擦り寄ってきて相変わらず特有の挨拶を繰り返している。この良く見かける特有の挨拶は挨拶以外に
励ましの言葉にもなっているらしい。

ついでに他の個体の装飾を外して様子を見ると次女のまりさと同じような反応を示してうろたえている。
面白いので全員の装飾を取り上げてみると右往左往に走り回り泣き叫びながらパニックに陥ってる。

続けて装飾を違う個体に取り付けてみたところ一瞬は安堵の表情を見せるがしばらくすると自分のではないと泣き出し。
それを元の所有者が見つけると激昂して「返して」と叫びつつ強引に取り上げ自分で装着した。
取り上げられた個体はただただ泣くばかりである。

バラバラに装着した装飾を元に戻し「今度から悪い事したら装飾を奪う」と軽く脅しをかけておいた。

                         六日目

本日は昼過ぎに研究室に向かった。

一通り餌を与え、個体達と少々触れ合っていたら満腹になったせいなのか私の指にじゃれ付きながら眠ってしまった。
観察対象が全員眠ってしまったため研究室の整理と資料の纏めに取り掛かることにした。

机に向かい資料の纏めを行おうとしたら足に何か当たるものが、机の下を覗き込んでみると初日に捕まえて足焼きしておいた
あの個体がビンに入れられて置いてあった。

日々の多忙のためすっかり存在を忘れていてしまった。

クスクスと笑いながらそのビンを机の上に上げたところビンの中の個体は所々カビが生えており唇はカサカサにひび割れて
目は大きく窪んでいた。中身を捨てようと菜箸で摘んでみたら微かに柔らかいのが伝わった。さらに少し動いたような
気がしたので机の上にタオルを敷いてそこに置いてみた。やはり干からびて死んでいるようだ。念のため針で刺してみると
確かに微動する。

とりあえず普通濃度のオレンジジュースをカラカラになった口の中に垂らして様子を見る。反応が無いので口の中いっぱいに
オレンジジュースを入れて体には例の治療用オレンジジュース塗って様子を見ることにした。

10分後様子を見てみると口の中のオレンジジュースは無くなっており唇に艶が戻っている。体の方はまだカビが生えてるものの
若干弾力が戻っている。引き続き口の中をオレンジジュースで満たし体にはまた治療用のオレンジジュースをたっぷりと塗った。

そんなことを3時間ほどかけて繰り返していたらなにやら声が聞こえてきた。「ゆっくりできないよ」と言葉にならないような
言葉をうわごとの様に続け両親を呼び始めた。

頭から普通濃度のオレンジジュースを掛けて様子を見ていると次第に意識がはっきりしてきて。こちらを見つめ
「人間さんありがとう」と感謝の言葉を言い始めた。さらにオレンジジュースを掛け続けると完全に覚醒したらしく後ずさりを
して逃げの体勢を取った。たしかに足を焼いて動けなくしたのだが治療用のオレンジジュースのおかげで完治していたのだ。

咄嗟に鷲づかみにして別室に移動した。

別室にて泣き叫ぶ個体を水槽に入れ、これからの遊びに付き合ってもらうために体力を回復してもらう。
まず他の個体に与えてるのと同じタマゴボーロに砂糖をまぶして十個ほど与えたら貪るように食べ始めた。
その回復力にはただただ驚かされるばかりである。この個体の装飾を見る限り、れいむ種だという事くらいしかわからないが
ピンポン玉程の大きさから推定すると半年は生きている個体だろう。復活当初は感謝したもののほぼ完全に意識が覚醒したらしく
こちらに罵詈雑言を浴びせてくる。

次に拉致当日の夜の記憶が蘇ったらしく「なぜ父を殺した」「母はどこだ!」と具体的な質問を罵詈雑言と共にぶつけてきた。

明日の遊びのために水槽に残りのオレンジジュースとタマゴボーロを捨て入れ水槽に蓋をして重石を載せた。

水槽の中ではオレンジジュースを吸ってふやけてボロボロになったタマゴボーロをむしゃむしゃと泣きながら食べている。

                           七日目

本日は昼から研究室に向かい個体達に餌を与えて眠るのを待った。

程なくして全員眠りに付いたことを菜箸で突付いて確認する。早速別室に移動して、拉致してきた個体を見てみると
水槽の隅に大量の便がしてあった。個室の中のタマゴボーロは全部食べられており、ただ無造作に流し込んだオレンジジュースは
綺麗に舐めあげられていた。

肝心の個体は泣き疲れて眠っているようなので水槽の蓋を外し、力いっぱい指で弾いた。大きな悲鳴と共に個体は水槽の壁に
叩きつけられて目を覚ました。「おはよう」と挨拶したら個体は例の挨拶を反射的に返したが、ふと我に帰って罵倒を始めた。

「水槽の隅にある便を片付けろ!」「全然ゆっくりできないじゃないか!」と言う様な要求と罵詈雑言を織り交ぜて
罵倒してくるので躾用のピンセットで中身の餡が出るくらい摘みまくったが成長した野良の個体の皮は意外と丈夫なのか全然
堪えていない。

今度は摘むのを止めグサグサと刺すことにした。

悲鳴と絶叫を気持ち良いくらい奏で、動きが緩慢になったので。例の広口のビンに詰めて声が漏れないようにしっかりと密閉した。

そのビンを研究室の水槽の中に置いてみたところ、眠っている個体達を見つめている。なにやらブツブツ言っているのでビンに
聴診器をあてがい何を言っているか聞いてみた。「あれは誰?見た事がある」「みんななんでゆっくりしているの?」とか
ブツブツと言っていると思ったらいきなり「あれはれいむの妹達だ!」と騒ぎ始めた。どうしてわかったのかが不思議だが
この個体達にはまだ人間には理解できない波長のようなもので家族を認識するらしい。非常に興味深い。

ビンの中で出せ出せと暴れだしてビンを揺すり始めたのでビンを水槽から出し、また別室に移動して個体を水槽に戻した。

水槽に出された個体は暴れたせいで体内の餡を大きく漏洩させ、息も絶え絶えなのでまたオレンジジュースを頭から掛けた。

すると数分で完治したらしく体の表面に付いたオレンジジュースと体内から漏れ出た餡を器用に長い舌で舐め取っている。
やはり野良の個体は非常に丈夫だ、回復力も申し分ない。何度も死に掛けているのでさすがに罵詈雑言は無くなった。

「大人しくするのでさっきの水槽に連れて行ってくれ」「自分も妹達とゆっくりしたい」と泣きながら要求してきたので
即答でダメだと答えたらまた罵倒しはじめた。大人しい振りをして人間を欺こうとしたと見受けられる。

さらに餌の要求まで高飛車に言ってきたので再度足をじっくり焼いて動きを奪った。今回は一気に焼かず複数回に分けて
気絶するたびに指で弾き起こして焼いてやった。

そして要求した餌を動けない体から一つづつ遠くに離して並べて観察する。手前の餌はお辞儀をするように食べ
次第に遠くなっていく餌を器用に体を伸ばし何とか食べる。さらに遠い餌はさすがに届かないらしく奇声を上げて怒り狂ってる。

今度は「なんでこんな酷いことするの?」と泣き始めたが、その手には乗らないので執拗に針で頭頂部をザクザクと刺して
悲鳴と絶叫を十分に堪能してから部屋を出た。

つづく・・・・


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  • ↓不倫相手がいるんだろ -- 2021-04-30 10:07:51
  • 野良に生えている1つの蔓から4種が産まれるって変じゃないか? -- 2018-01-05 14:01:29
最終更新:2010年02月28日 19:42
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