ふたば系ゆっくりいじめ 1022 どすおい

どすおい 10KB


虐待-普通 ギャグ 虐待人間 ※ネタかぶってます、長月さんすみません…誤字を見つけたので再UP



ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!

褌姿の男達が、1月のまだ冷たい池の中に入って行く。
この地方は滅多に雪は降らないが、それでもやはり冬は寒くなる。
あまりの冷たさに思わず顔を歪める者もいるが、気合を入れて片まで水に浸かる。
彼らはこれから行われる祭りの前に身を清めているのだ。
身を清め終わった彼らは登山靴や運動靴を履き、思い思いの準備運動を始める。
昔は草鞋を履いていたが、近年靴の使用が許可された。
これはこれから行われる祭りがあまりにも過酷なため、草鞋だと足を痛めるものが出るからだ。

どんどんどどどどんどどどんどどどどんどどん…

程なくして太鼓の音が鳴り響き始める。男達に緊張が走る。




ぷおぉぉぉん!ぷおぉぉぉぉ!

ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!
ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!

神事がほら貝を吹くと男達は一斉に山に向かって走り出した。
静かだった山が一斉にざわめき出す。

男達は山を駆けて行く。多少その身が傷つこうがお構い無しに走って行く。

ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!
ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!

掛け声に驚いて鳥達が逃げる。

ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!
ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!

男達が草木を踏み荒らす音を聞いて動物達が逃げ出す。

ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!
ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!

そしてゆっくり達も巣穴でその声を、音を聞いていた。

「ゆゆ?なにかきこえるよ?まりさ、ゆっくりようすをみてきてね!」

「ゆーん…れいむがみてきてね…まりさはまだねむいよ…」

「さっさとしてね!ぐずはきらいだよ!」

「ゆぅ…わかったよ…ゆっくりようすをみてくるよ…」

まりさが重い腰(?)をあげ巣穴から外にでて周囲をうかがう。
この辺りに生息するゆっくりは本格的に冬篭りをしない。
暖かくて天気のいい日を見計らって狩りに出て食料を数日分溜め込み暮らしているゆっくりが殆どだ。
この番もそんなゆっくりだった。

「ゆゆっ?なにもいないみたいだよ?…れいむのきのせいだよ…」

「そんなことあるわけないでしょぉぉぉ?!もっとしっかりようすをみてね!」

「ゆーん、そんなこといわれても…なんにもいないよ?………ゆゆ?」

ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!
ガサガサッ! ザッザッ! パキッ!パキキッ! ドドドドドド……

「……ゆわわわ!れいむ!れいむ!たいへんだよ!にんげんさんがいっぱい『グチャ!』ゆごぼっ!」

「まりさ!なにがたいへんなの?まりさ?……まったく…まりさはつかえないね!ぐずだね!
 しかたないよ!れいむがようすをみにいくよ!ついでにまりさをせいさいしてあげるよ!」

まりさは男達に踏み潰されて息絶えていた。そんなとは知らず、れいむは巣穴から姿を見せる。

「うるさいよ!れいむはゆっくりやすみたい………なんなのぉぉ?!なんでにんげんさんがこんなに『グチャ!』ゆびゃ!」


「ラッソイ!ラッソイ!…何か踏んじまったぜぇ!ラッソイ!」

「くそ!俺もだラッソイ!」

「どうせゆっくりだろぉ?ラッソイ!そんな事くらい気にするな、ラッソイ!」

男達は山を登り、ある場所を目指してた。


ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!

「にんげんさんがいっぱいだよ!わからないよ?『グチャ!』ゆぎょ!」


ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!

「さわがしいわね!まったくとかいはじゃない『グチャ!』ゆばっ!」


ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!

「むきゅ!にんげんさんがいっぱいよ!いそいでかくれ『グチャ!』むぎゃ!」


ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!

「うぉぉぉぉい!!どす穴がみえてきたぞぉぉぉぉい!ラッソイ!」

男達はこの山の中腹ほどにある「どす穴」と呼ばれる場所を目指していた。
「どす穴」は天然の洞穴で、毎年ドスまりさ沸くと決まってそこに住み着いていた。
去年の夏ごろから、新たにこの穴にドスが住み着いているのが確認されている。


ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!
ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!

「ゆん?なにかきこえるよ?…ゆっくりそとにでてみるよ!」

遠くから聞こえてくる男達の声に、ドスが気が付き巣穴から外に出る。
辺りを見渡すが何も見えない。
ただ、不思議な掛け声が聞こえるだけだった。

ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!
ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!

「ゆーん??なんなのこのこえは?だんだんおおきくなっているよ?」


ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!
ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!


「…ゆん??あれはにんげんさん?」

林の中から数名の人間が姿を現した。
林からドス穴までは草原になっており、直線で100mほどはある。

「いたぞぉぉぉ!どおぉぉすだぁぁぁぁ!ラッソイ!」



「ゆゆゆ?!にんげんさんがどんどんふえていくよ!……いったいこれはなんなのぉぉぉ?!」

ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!

「おらぁぁぁぁ!!どすぅぅぅぅぅ!ゆっくりしてラッソイ!!」

「どりゃぁぁぁ!!どすがぁぁぁぁ!ゆっくりしてラッソイ!!」

ドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドド!!………

波のように押し寄せてくる男達。
その様子にドスは恐怖した。

「………ゆわぁぁぁぁぁ!こっちにこないでぇぇぇぇ!どすはなにもわるいことはしてないでしょぉぉ?!」

「ラッソイ!ラッソイ!どぉぉぉす!ゆっくりしてラッソイ!!」

「ほぉぉぉら!つかまえたぞぉぉぉい!ゆっくりしてラッソイ!」

「ゆぎゃぁぁぁ!いだいぃぃぃはなじでぇぇぇぇ!!」

男達は次々にドスへと飛び掛る。
ドスは堪らず身を捩り、男達を振り落とす。

しかしそんな事では男達は止まらない。
ドスは男達に恐怖し、林の中へ逃げ出す。

「ゆがががが!どおしてどすをいじめるのぉぉぉ?!やめてね!はなしてね!…こうなったらゆっくりにげるよぉぉぉ!」

「おらぁぁぁぁ!まてやこらぁぁぁぁ!ゆっくりしてラッソイ!!」

「ドスが逃げるぞぉぉぉぉ!!おいかけろぉぉぉぉい!ゆっくりしてラッソイ!」


ゆぎゃぁぁぁぁぁぁ!!
ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!

ドスは必死に林の中を駆け回った。
男達は振り落とされ、木に叩きつけられてもなお、ドスに向かっていった。


「ゆはー!ゆはー!…もうおこったよぉぉぉ!どすすぱーくをつかうよぉぉぉ!」

ドスは男達に纏わり付かれながらも、器用に帽子からスパーク用のきのこを取り出す。
それを口の方に転がし、舌で絡め取った。
その時だった…

「っしゃぁぁぁぁ!きのことったぞぉぉぉぉ!!ゆっくりしてラッソイ!!」

「ゆがーーーーん!きのこさんかえしてねぇぇぇ!それがないとどすすぱーくがうてないよぉぉぉ!!」

一人の男がドスの舌からきのこを奪い取った。彼はきのこをもってドスから離れていった。
この男はこれから一年間、「どす男」と呼ばれ、一年間の無病息災が約束されると言われている。

「おらぁぁぁ!これでおわりかぁぁぁぁぁ?あるならもっとだぜぇぇ!!ラッソイ!」

「ゆぎゃぁぁぁぁ!いだいぃぃぃ!ごめんなざいぃぃぃ!!それでぜんぶですぅぅぅぅ!!」

「なんだとぉぉぉう?!しけたドスだなぁぁぁぁ!ゆっくりしてラッソイ!」



ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!
ゆがぁぁぁぁぁぁぁ!!

きのこが奪われた後もドスは走り続けた。
いや、走らされたと言うべきかも知れない。

ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!
ゆぎゃぁぁぁぁぁぁ!

山が男達の声とドスの悲鳴で唸りをあげているようだ。

ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!
ゆはー!ゆはー!もうはしれな……ゆぎょばぁぁぁぁぁ!

ドスは疲れ果て何度もその足を止めた。
しかしその度に男達がドスを殴り、叩くのでドスは必死に走り出す。

ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!ラッソイ!
ゆはー…ゆはー…ゆはー…

ドスはいつの間にか山を下り、男達の村のそばまで来ていた。
その体は汚れ、あんよも帽子もぼろぼろになっていた。
疲れて動けないで居ると、今度は男達がドスの周りに集まり始める。

ゆんゆんゆんやっさっ!ゆんやっさのゆんやっさ!
ゆんゆんゆんやっさっ!ゆんやっさのゆんやっさ!

男達の掛け声が変わる。

「ゆは…ゆは…お…おそらを…とんでる?」

ドスは男達に持ち上げられ、そのまま御輿のように担ぎ上げられた。
流石にもう抵抗する力も残っておらず、されるがままのドスだった。

ゆんゆんゆんやっさっ!ゆんやっさのゆんやっさ!
ゆんゆんゆんやっさっ!ゆんやっさのゆんやっさ!

村の神社に近づくにつれ、人が増え賑やかになっていく。

ゆんゆんゆんやっさっ!ゆんやっさのゆんやっさ!
ゆんゆんゆんやっさっ!ゆんやっさのゆんやっさ!

写真を撮るもの、一緒に列に加わり行進する者、
興味深そうにドスを眺める者、様々だった。

ゆんゆんゆんやっさっ!ゆんやっさのゆんやっさ!
ゆんゆんゆんやっさっ!ゆんやっさのゆんやっさ!


これは、この村で毎年この季節になると行われる祭り。
日本三大ゆっくり喧嘩祭りの一つとして数えられる荒祭り。
それがこの「どすおい祭り」である。
成人男性から参加資格のある祭りだが、
あまりにも過酷なため、毎年怪我人が後を立たない。

毎年「どす穴」に住み着いたどすを男達が村まで追い落とし、
ドスまりさを御輿として担ぎ村中を練り歩く。
最後は神社にドスを奉納して祭りは終了となる。

ゆんゆんゆんやっさっ!ゆんやっさのゆんやっさ!
ゆんゆんゆんやっさっ!ゆんやっさのゆんやっさ!

ようやくドスが神社まで運び込まれた。

「ゆ…?ここはどこなの?……」

ゆんゆんゆんやっさっ!ゆんやっさのゆんやっさ!
ゆんゆんゆんやっさっ!ゆんやっさのゆんやっさ!

ドスの目の前に注連縄で飾られた丸太が運び込まれた。
これはこの神社のご神体でもある御柱だ。

「ゆん?なにをするの?…やめてね!あにゃるにさわらないでね!
 こわいよ!ゆるしてね!………ゆっぽん?!ゆぎがぎがががが…」

男達がドスのあにゃるに御柱を押し込んでいく。
ドスは必死にもがくが、そこを別の男達に押さえ込まれる。
涎と涙を撒き散らし、苦悶の表情を浮かべるドス。
この表情がより苦痛に満ちているのが良いとされる為、男達は一切手加減しない。

ゆんゆんゆんやっさっ!ゆんやっさのゆんやっさ!
ゆんゆんゆんやっさっ!ゆんやっさのゆんやっさ!

「ゆがげごごご?!あにゃるがさけるよぉぉぉぉ!!」

オォォォォォォォォォォォォ!!!

御柱がドスのあにゃるにねじ込まれると歓声が起こる。

ゆんゆんゆんやっさっ!ゆんやっさのゆんやっさ!
ゆんゆんゆんやっさっ!ゆんやっさのゆんやっさ!
ゆがががががが…………

ドスは白目をむいて気絶した。


この村ではドスまりさは幸福の使者だとされている。ドスを村に追い込むことによって村に福を呼ぶ。
御柱はこの村に降りかかる災いの身代わりになってくれるのだそうだ。
厄をそのみに溜め込み、村を守ると言われている。
御柱に溜まった厄をドスに吹き込む事により、御柱にもう一度活力を与える。
この後ドスは山に返される、厄を吹き込まれたドスは何処かに去って行き村は守られる。
こうした伝説が元になった祭りだそうだ。

なお山に放されたドスは、二度と村周辺で見かける事はないそうだ。








ドスみこし…ネタかぶってますね…
少し遅いですが、餡娘ちゃん誕生日おめでとうございます。
餡娘ちゃんに「どすおい」をして福を呼び込み厄を払いたいと思います。



徒然あき



トップページに戻る
このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね!
感想

すべてのコメントを見る
  • オンバァァァァァァスィィィィィらぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!! -- 2013-07-21 04:53:57
  • ドスは他の群れとの横のコネクションがありそうだから、この祭りのことは分からんもんかねぇw

    -- 2012-09-14 12:50:59
  • わけもわからず追い込まれるドスがおもしろかった -- 2010-08-23 03:44:35
  • 気持ち悪い。地元に似たような祭りがあるんで、馬鹿にされた気がした。 -- 2010-07-08 22:42:27
  • すこしは考えて物書いてほしい。 -- 2010-06-16 04:29:12
最終更新:2010年03月19日 17:54
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。