ふたば系ゆっくりいじめ 1027 小ネタの寄せ集め~スパイスボックス~

小ネタの寄せ集め~スパイスボックス~ 9KB


ギャグ 野良ゆ 現代 多分サラッと読むのが丁度いいかと・・・


小ネタの寄せ集め~スパイスボックス~




 ・餡庫ちゃん一周年オメデトウ!
  と、今更ながら言ってみる・・・
 ・思いついたのはいいけどいざ書いてみたら短すぎた小ネタ2本を詰め込んでみた、公開は・・・今する





スモウレスラー鬼ノ山


ここは相撲部屋〔虹裏〕
相撲部屋としては弱小だがそこそこに弟子がいる。

またここにいる力士は最低でも十両まで行ける・・・
だが今までで最強だった物が関脇止まり。
それ故に弱小と呼ばれていた。


だが・・・ある日飛び入りで入門した男が現れた。
その男はある程度の基礎を学んだ後、兄弟子達に稽古を付けて貰った。

その光景を見た親方は目を疑った・・・
まだ基礎しか教えていない新入りが関脇の一番弟子を軽く投げてしまったのだ。

その一番弟子は何かの間違いだと何度も胸を貸した。
そしてその度に・・・投げられた。


1ヵ月後、その男の初の土俵入りの前日・・・
「おーい大鬼、親方が呼んでるぞ!」
「あ・・・ウッス!」

「ウッス、失礼します!」
「来たか大鬼、まあ座れ・・・」

「さて、明日いよいよ(ブチッ)「おしょりゃをちょ・・・」お前のデビュー戦な訳だが(パクッ)「ゆぎゃっ!」・・・モグモグ」
親方は自分と大鬼の間に居る足を焼いたれいむの茎から赤れいむをもぎ取り、食べながら話す。
因みにれいむは足を焼いた時のショックで気を失っている・・・
大鬼はそれをウマそうに見ながら聞いていた。

「モグモグ・・・ゴクン、これがお前の四股名だ」
そういって親方は懐から墨と筆で字を書いた紙を出した・・・
だがその字はお世辞にも上手いとは言えなかった。

「えっと・・・鬼ノ山・・・ですか?」
「そうだ、カッコイイだろう?」
「う・・・ウッス!」

「まあ話はこれだけなんだがな・・・お前も食うか?」
「ウッス!頂きます!」
『ゆんやぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!ちにちゃきゅにゃいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!』

こうして大鬼・・・もとい、鬼ノ山の土俵での戦いが始まった。
そして鬼ノ山は連戦戦勝
わずか2年で関脇据え置きまで上り詰めた。


そして力士となって4年目・・・鬼ノ山はついに大関となる。
だがその時、ある事件が起こった。


鬼ノ山は週に一度、稽古が終わったらある場所に赴いていた。
それは相撲部屋のすぐ裏にある山・・・
実はこの山にはたくさんのゆっくりが住んでいた。



「んー・・・いいてんきなのぜ、きっとなにかいいことがあるにちがいないのぜ!」
「ド、ド、ド、ドスー!」

「でいぶ、うるさいのぜ!さわやかなあささんがゆっくりしないでにげちゃうのぜ!」
「ゆっくりしないでにげるのはあささんじゃなくてでいぶたちでしょぉぉぉおおおおおお!
またあのゆっくりできないにんげんさんがきたんだよ!ゆっくりしないでりかいしてね!」

『な、な、な、な、ナンダッテー!!』
「こうしちゃいられないのぜ!みんな、はやくにげ・・・」
「いよぅ!」

ギギギ・・・っと音がするみたいな動きで振り返るゆっくり達
そして・・・
『ぎゃぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーーーーーー!』
「そう化け物が出たみたいに騒ぐな、傷つくじゃねぇか」

「だ、だって・・・にんげんさんにはたくさんのなかまがころされて」
「ゲスしか手を出してないだろ、俺は・・・
って訳で今日もゲスを出して貰おうか?たくさんでいいぞ」

「でも・・・いまこのむれにいるゲスはこのでいぶだけなんだよ」
「どぼじでぞんなごどいうのぉぉぉおおおおおおおおぉおおおおおおおおおおおおお!」

「そうか・・・じゃあ仕方無い、そのでいぶだけでいいぞ」
「え・・・いいの?」

「いないんじゃしょうがないだろ?そんなんでもないよりゃマシだ」
「でもさいしょにきたときはゲスがいないならやくたたずでもいいからだせって・・・」

「このでいぶはゲスなんだろ?なら居るって事じゃないか?」
「あ、そっか・・・」

「ほれ、でいぶの分の代金だ」
そう言って鬼ノ山は群れのゆっくり1匹1匹に麦チョコを配って回った。
1匹2粒ずつ・・・

「じゃあな、次来る時までにもう少しゲス用意しとけよ!」
『おにーさん、さよーならー!』


そう・・・鬼ノ山は親方に頼まれて週に1回ゲスゆっくりを集めていた。
親方はゲスとゲスの間に作られた赤ゆっくり(特にれいむ)が大好物でそれさえあればご飯はいらないという程であった。
鬼ノ山としても山を登るのが特訓になっていたので喜んで引き受けていた。

だがある日、その光景をゆっくり保護団体に見られてしまった・・・。
その日の内にゆっくり保護団体から角界本部、そして相撲部屋〔虹裏〕へと警告が入る。

〔大関:鬼ノ山 ゆっくり虐待の罪で序の口へ降格後昇格なし、もしくは角界からの除名処分とする〕

その警告に親方を始め兄弟子、弟弟子までもが本部へ直訴に出向いた。
だが今や巨大組織であり、大手スポンサーでもあるゆっくり保護団体の通達を無視する事は出来ないと跳ね除けられてしまった・・・。


そして鬼ノ山は角界から去った。
その目は深い悲しみに満ちていた・・・。
その日、裏山から1つのゆっくりの群れがこの世から消えた。

3ヵ月後・・・酒浸りの生活を送っていた大鬼は傷害罪で牢屋に入れられていた。
そして釈放後、ある人物に会う。

「あれー?大鬼じゃん、久しぶりだなオイ!」
「ん・・・?お前、中学の時同級生だった鬼村じゃないか!」

その日の夜・・・2人は呑みに行った
「そっか・・・急に見なくなったと思ったらゆっくりの捕獲が原因で・・・」
「ああ、あんな事で追放されるとは思わなかったよ・・・保護団体とかいう連中が憎いったらありゃしねぇ!」
大鬼は一気にジョッキを飲み干し、追加のウイスキーをジョッキで飲みだした。

そんな大鬼を見ながらビールを飲み、鬼村が話す。
「・・・なあ大鬼、俺が何の仕事してるか知ってるよな?」
「ん?確か・・・山岳救助隊だっけか?」

「ああ、それでな・・・今度ある特殊チームに編成される事になってな」
「へぇ・・・凄ぇじゃんか」

「それで物は相談なんだが・・・お前さえ良ければウチに来ないか?」
「ブーッ! って、俺が山岳救助隊にか?」
吹いた酒は隣で飲んでいたサラリーマンに引っ掛かった。
だがそのサラリーマンは大鬼が怖くて何も言えなかった・・・。

「ああ、お前には相撲で鍛えた力があるし、何よりこのチームに必要なゆっくり虐待精神がある・・・
きっと向いてると思う・・・どうだ?」
「俺が・・・」

「ああ、返事は急がないよ・・・ゆっくり考えて…」
「決めた!俺で良ければ入ってやるよ!」

「ッブー! って、マジかオイ!」
鬼村が吹いたビールはペット連れで飲んでいたお兄さんのそのペットのぱちゅりーに掛かった。
ペットのぱちゅりーはビールの苦味に耐え切れずクリームを吐いて危険な状態になった・・・
だが酔ったお兄さんがそれに気が付く事はなかった。
「おお!マジマジ!」
「もっと・・・むっきゅり・・・(ガクッ)」

「よっしゃ、前祝いだ、とことん飲もう!」
「おお、飲もう!」
『カンパーイ!!』(カシャーン)
その日、2人は大いに飲み明かし暴れて仲良く牢屋に入った。

そして2週間後、大鬼は山岳救助部隊〔冷覇〕へ配属され鬼村の部下となった。
2人はこの日を境に数多くの功績を上げるのだが・・・それはまた別のお話。








ゆっくりが役に立つ時


ピンポーン・・・
「(ガチャ)どちら様ですか?」
「あ、どうもワタクシ保険会社パッチュリーの物ですが・・・」

「ああ、はいはい・・・間に合ってます(バタン!)」
「・・・はぁ(ガクッ)」


会社員はそのまま公園で休憩を始めた・・・。
「はぁ・・・この前はこの辺でゆっくり虐めて取引成功したからな
ゲン担ぎって訳でもないけど・・・ちょっと探してみるか」

ゆっくりを探す事30分・・・
「・・・見つかんねぇ」

以前れいむを虐めた所は勿論の事、他の場所も探してみたが一向に見つからない
ガムと籠で作った罠も一向に掛かる気配がない・・・。
蒔いておいたラムネを食う奴もいない・・・。

「はぁ・・・ついてねぇ」
諦めて帰ろうとしたその時・・・

「ゆゆ?こんなところにあまあまがおちてるよ!」
「ほんとうなのぜ!さっそくみんなでむーしゃむーしゃするのぜ!」
『わーい、あまあまー!』
定番のれいむとまりさの番、それに子ゆっくりがれいむ2、まりさ1が現れた。
そして勝手に蒔いておいたラムネを食べて勝手に眠った・・・
拾って帰ろうと思った所でこれはラッキー。

「悪く思うなよ・・・これも仕事の、っていうかボーナスの為なんだ」
そう言って会社員はバッチが付いてるかどうか確認
そして野良と判明したのでゴミ袋にこのゆっくり一家を詰めて公園を後にした。


1時間後・・・会社員はゆっくりを持ちながら営業周りを続けていた。
ピンポーン・・・
「(ガチャ)はい、どちら様ですか?」
「あ、どうもワタクシ保険会社パッチュリーの・・・」

「お宅、いい物持ってますね・・・まあ立ち話も何ですし上がって下さい」
「あ、はい・・・ではお言葉に甘えて」

そして5分としない内にお茶とお菓子が用意された・・・
お菓子と言っても生きた饅頭・・・ぼうしを取った赤まりさなのだが。
「所で・・・そのゆっくりはどうするんですか?」
会社員はまりちゃを齧りながら答える。
「モグモグ・・・え?ああ・・・(ゴクン)俺のおやつを食いやがったからお仕置きした後ゴミ箱にでもと」

「お宅・・・保険屋ですよね?」
「あ、はい・・・そうですが何か?・・・モグモグ」

「そいつ等くれたら加入してもいいんだけど・・・どお?」
「ゴクン・・・ご契約ありがとうございます!!」

30分後・・・この鬼井山の知り合いにも声を掛けて頂き、4人の鬼井山が契約をしてくれた
 ・・・全員一番安いコースだったけど。



翌日以降・・・この会社員は外回りをしてはゆっくりを集め、そしてこの鬼井山達の知り合いに連絡をして貰い
保険への加入をお願いして回った。
幸いと言うべきか話の分かる鬼井山が多く、この月の成績は3位となった。


そしてオマケであるが・・・
ゆっくりを回収する様をゆっくり保護団体に目撃され、世間にゆっくりを愛する人物として広まってしまい
挙句の果てには野良に飼い主を探してあげようとかいうキャンペーンの広告を飾る羽目になってしまった。

世間は知らなかった・・・
この会社員は虐待鬼井山である事を。

知ろうともしなかった・・・
ゆっくりを引き渡した相手も虐待鬼井山である事を。


世間が全てを知ったのはその4ヵ月後・・・
保護団体からの金一封の送呈を受け取った後の事であった・・・。



~~Fin~~



後書きという名の質問
あんま短いのをポツポツ出すのもあれかと思い今回はまとめてみましたが・・・
今後小ネタはこう出した方がいいでしょうか?


てんこと一緒にラー油飲みたいマーラーあきでしたm(_ _)m





トップページに戻る
このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね!
感想

すべてのコメントを見る
  • ラー油wwwww -- 2011-02-09 22:29:27
  • 純粋に面白かったw -- 2010-08-09 23:23:23
  • おあちゅでぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!! -- 2010-08-09 14:38:06
最終更新:2010年03月27日 07:47
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。