研究者のボヤキ 7KB
虐待-普通 加工場 まとめ
※この作品は、「美しきゆん生」、「飼いゆっくりになれたよ!」、「箱の中のおバカな面々」
以上のいずれかを読んでいないと楽しめないかもしれません。
というか、その話の補足になります。
ご了承ください。
「…じゃあ、そのゆっくり達をこちらにまわしてね……よろしくね♪………なかなか面白い物が手に入ったみたい♪」
「で、このゆっくり達はどうするんですか?大分弱ってきましたけど…」
「そうだね…まあ、特に新しい発見もなかったから処分でいいかな?」
「解りました、そのようにしておきます」
「よろしくね~♪」
ここはゆっくり加工所の研究室の一室。
白い服に身を包んだ一人の男が透明ケースをカートに乗せていた。
ケースの中にはカビの生えたゆっくりがどれも死に掛けていた。
このゆっくりは今日中に焼却処分されるだろう。
「では、これが例のゆっくりになります。一応洗浄は済ませてありますので」
「解りました、ありがとう」
研究室にカートが運ばれてきた。
カートの上に乗せられた透明なケースの中にゆっくりが4匹入っていた。
白服を着た少女が興味深そうにゆっくり達を眺める。
「ゆふふ!これがれいむのどれいなんだね!さすがれいむは、えらばれたゆっくりだね!」
「ゆふふ~ん?まっしろなにんげんさんなのぜ~♪」
「しろはせいけつでいいわね、とかいはなかんじよ!ゆっくりできるわ」
「ゆわーい!にんげんしゃんこんにちはー♪ゆっくりしていってね!」
「ゆぅ…にんげんさん…よろしくなのぜ……ゆっくりしていってね」
彼女はゆっくりの多様な反応に満足したようにニコニコ笑っていた。
「教授、こいつらですか新しいのは………まあ、れいむはふつうのゲス予備軍って感じですけど…」
「元気が良い奴一匹って頼んだから…別にれいむじゃなくても良かったんだよ」
「なるほど……で、残りが面白いゆっくりですか…」
「ちょっと楽しみになるでしょ♪」
教授と呼ばれた少女は楽しそうにゆっくり達を透明なケースに入れていた。
ケースには蓋をされ、それぞれ棚に並べられた。
この透明ケースは監視カメラで24時間撮影されていた。
このケースは防音加工されている、ケース内の会話は餌様の皿に仕掛けられた盗聴器で聞けるようになっていた。
教授はこれで中の様子を観察していた。
「うわ…このれいむきたないな…うんうん、しーしー撒き散らしてますよ……」
「本当だね……助手君、綺麗に片付けておいてね♪」
「う……まあ、仕事ですから頑張りますけど…(教授みたいなちびっ子が色気だしてもね…)」
「何か言った?」
「いえ…」
教授は助手を眺めながら怪しい笑みを浮かべていた。
「教授、あのまりさ親子は礼儀正しくて良いですね。あのれいむはめっちゃ腹立ちますけど…」
「ふーむそうかな?……あ、あのれいむは怒って殺しちゃだめだよ、しっかり面倒見てあげてね♪」
「はい……ところで教授……どうしてたまに怪しく笑うんですか?」
「ああ、あれね…私の先生がね、『教授たる者怪しい笑みの一つくらい出来ないと一人前じゃない!』
って言ってたから練習したんだ。結構不気味だった?」
「はあ………(相変わらずよくわからん人だ……)」
そういうと教授は怪しく笑って見せた。
「教授、馬鹿組の餌やっておきました。あいつ等馬鹿ですけど態度は良いですよね……」
「むーしゃ、むーしゃ、しあわせー!でも、もっとおいしいものがたべたいよ!たくさんでいいよ!」
「うわ…最悪だな……」
「ちょっと助手君、冷蔵庫からプリン取ってきて♪」
「えぇーこれ、俺のおやつのぷっでぃ~んですよ…まさか、そのれいむにあげるんじゃ…」
「そう、そのまさかだよ♪早く持って来てね♪…あ、そうそう、ゆっくりの真似してると馬鹿になっちゃうよ~」
「うぅ…俺のおやつが………(れいむめ!糞ゆっくりの分際で!!)」
助手はれいむに怒りを募らせていった。
この日から教授はれいむに人間のお菓子を与えるようになった。
「でもどうして急にお菓子を与えるんです?」
「この前のゲスまりさは絶食させたでしょ?だから今度のゲスは色々甘やかしてみようと思ってね♪」
「なるほど…(こりゃストレス溜まるな)」
「ゆぼぇ~~~♪」
「五月蝿いのが始まったな…教授、音声切りますね」
「お願いね♪」
「まったく…あのまりさ親子を見習わせたいですね、今日もうんうん床に撒き散らしてましたよ…」
「あらら…それはお疲れ様。でもあの親まりさもね~♪」
「何か問題でもあるんですか?善良そうですけど………」
「ふむ、ちょっとこのシーン見ててね…ここをこうすると……」
「なるほど……めーリンガル機能ですか…(めーリンガル怖ぇぇぇぇ!!)」
「あ、そうだった。明日からゆっくりの体洗わなくて良いからね♪」
「あー…なら霧吹きで湿度上げておきますね」
「お願いね♪」
「教授、またこのまりさ子供に嘘話してますね…………でも、結構頭は良いですよね?何で金バッチ試験に落ちたのかな?」
「試験にめーリンガルが使用されるようになったからじゃない?あれだと嘘とか隠れゲスだと落とされるしね♪」
「ふむ………下手に賢いより、この馬鹿組みたいなゆっくりのほうが幸せなのかもな…」
「そうかもね………あら、れいむがあまあまの催促してるみたいだよ。助手君、がんばってね♪」
「う……(れいむ死ね!)」
「れいむのカビが大分広がってきたね♪今日採取するよん♪」
「ふむ…栄養の差ですかね?……てか、あの馬鹿組はなんであんなに元気なのかな?」
「馬鹿は風邪引かないんじゃない?」
「………そんなもんですか?…」
「ぱちゅりーはうそはつかないのぜ!!そんなのはしんじないのぜ!!」
「何ってるんだい?君だって嘘つきじゃないか、それなのにどうして他のゆっくりを信じるんだい?」
「…………教授ってけっこう意地悪なんですね」
「ん?ほら、あの親まりさって私の事怖がってたでしょ?だからそれに答えてあげただけ♪」
「それは毎回不気味な笑みを見せるからでしょ?」
「まあ、そうかもね♪あ…そうだ、あのれいむはもう要らないから処分しても良いよ♪」
「あら、今回も駄目でしたか………」
「うん、普通に発見済みのカビだったよ♪なかなか難しいね」
「ですね…で、れいむは焼却処分で良いんですか?」
「うーん…そうだね、助手君は頑張ってお世話をしてたから、助手君の好きにして良いよ♪」
「え………それ、本当ですか?ヒャッハァァァ!しても良いんですか?」
「いいよ~♪」
「ヒャァッハァァァァァ!!…………やっぱり教授は意地悪ですね♪」
「助手君ほどでもないぞ♪」
「「はっはっはっはっはっはっはっはっはっはっ!!」」
二人はお互いの顔を見て怪しく笑い続けていた。
「助手君は最近顔色が良いね♪」
「当然ですよ!あ、今度面白いレポート提出しますね」
「楽しみにしてるよ~♪あ、そうそうあの親子と馬鹿組も処分して良いよ」
「やっぱり発見済みでしたか…」
「だね…なかなか新薬に使えそうなカビは見つからないね。不思議饅頭に生えるカビならと思ったんだけどね~♪」
「やっほー!教授ちゃ~ん♪」
「うぐっ!こらこら~!いきなり抱きつくな!はなせ~!頭を撫でるな~!私は君より年上なんだぞ!」
「えぇー!教授ちゃんてば、どう見ても○学生なのに……」
「…………(俺もそう思うんだけど)」
「むぅ!気にしている事を…………助手君!その目は何?………で、何の用かな?」
「ほらほら、あの面白いゆっくりだよ!用が済んだらくれるって言ったでしょ?」
「あぁ……でも、あの親子はもう駄目だよ♪今日私が止めを刺しちゃったし……ってか言葉攻めなんだけどね♪」
「あー勿体無いな…じゃあ、あの馬鹿組み貰って良い?」
「良いけど………時間があれば,、何でカビでも平気なのか調べたかったんだけどね~♪
まあ、治療すれば飼ゆになると思うよ」
「やったー!ありがとね~♪じゃあ、貰っていくね!」
「やっと行ったか…相変わらず騒がしい子だね~♪」
「あの人、教授の同期なんでしたっけ?………で、これからはどうします?希少種でも使ってみます?」
「ん?ここでは希少種はご法度なんだよ!知らなかったっけ?ここの加工所は某希少種愛護団体が作ったんだよ♪」
「そうなんですか!」
「その愛護団体が、希少種を苛めたり殺したりする基本種を排除するために作った加工所なんだよ~♪」
「そうだったんですか……じゃあ、次は野生の基本種でも使ってみますか」
「そうだね~♪ついでに山に遊びに行くのも良いかもね~♪」
「…………(まったく良く解らない人だ)」
完
気が付いたら会話が多めになってました。
疲れた…
徒然あき
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このSSへの感想
※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね!
- 教授マジ腹ぐロリい(・∀・) -- 2012-03-25 21:07:02
- あー、あの親子結局死んじゃったのか‥。
善良で賢かったのに残念だ。まぁ、馬鹿組は飼われそうだし良かった。
でいぶはどうでもいい。 -- 2012-01-31 21:58:53
- ↓なにいってんだ?ロリっ子は可愛いだろ!! -- 2011-11-06 00:06:02
- この教授みたいなキャラをカッコいいとか思ってるんなら
そうとうな中二だな -- 2011-07-14 09:07:42
- まあ使い捨てられるのがゆっくりのサガってやつだからねえ… -- 2011-01-13 22:37:35
- 結局何もなしなのかー
残念だねぇー -- 2010-12-17 21:03:02
- このカビ研究に使われたゆっくりに魅力的な設定がたくさんあるのに(ゲスはテンプレだけど)
それらが殆ど活かされて無いのが惜しく感じる -- 2010-09-18 03:19:32
最終更新:2010年03月31日 17:11