ふたば系ゆっくりいじめ 1284 ゆっくりを食べる山羊

ゆっくりを食べる山羊 11KB


パロディ 駆除 野良ゆ ゲス 現代 久しぶりの投稿、短め


ゆっくりを食べる山羊



 ・久しぶりの投稿、実家で最近飼い始めやがったので書いてみたネタ・・・
 ・何かコンペの期間が延びてる様な・・・気のせいかな
 ・相変わらず希少種は優遇してます、それが嫌な方はcloses







―――とある農家の畑
ザクッ ザクッ 
とある青年とのうかりんが畑の土を耕していた。
ザクッ「はぁ・・・疲れたなぁ」
彼はこの畑の所有者の1人息子で、普段は普通のサラリーマンだが休日は実家に帰省し畑作業を手伝っていた。
もっとも、手伝うとは言っても今は父親が左腕骨折、母親も父親の見舞いや世話の為に完全に1人なのであるが・・・
「何言ってるのよ、あなたのお父さんは毎日やってる事よ!」
言うだけの事はある・・・のうかりんのペースは一向に落ちない。

それから1時間・・・ようやく全体の土を掘り返し終わり、休憩に入る。
「ふぃ・・・やっと終わった」
「何言ってんの!この後は水をまいて、抜いた雑草を・・・」

「そうは言うけど、作業がキツイのはこれで終わりだろ?水はホース使えば楽だし雑草も冥介(メースケ)が食べるだろ?」
因みに冥介というのは最近父親がヤギミルクを飲んでみたいという理由から飼い始めたヤギで、こんな名前だけどメスらしい。
ヤギミルク飲みたいとか言ってた癖につがいは居ない。
犬でも牛でもミルクはつがいがいなきゃ出ないのにね・・・

「言っておくけど、冥介侮っちゃ駄目よ!お父さんも冥介を抑えようとして逆に振り回されて腕が折れちゃったんだから」
「え、マジで?」
まあ昔はムキムキだった筋肉も今じゃアバラが浮き出てるぐらいだもんな・・・
オマケに最近暑くなったと思いきや雪降ったりとかで体調も悪かったろうし無理もないか。

やがて一息ついた所で再び作業に戻ろうとした。
「それじゃ水は私がやるから、お兄さんは冥介連れてきて」
「ああ、分かったよ」

そして冥介に首輪と紐を付けて連れてきたのはいいが・・・のうかりんは何かと話をしていた。

「はやくおやさいだしてね!ゲスとノロマはせいっさいっするよ!」
「おやさいのひとりじめはゆっくりできないんだぜ!はやくしないとつぶしちゃうのぜ!」

相手は野良ゆっくり・・・れいむとまりさか
どうやら越冬が終わったばかりなのだろう、赤ゆと子ゆはいない。
越冬中に自分の子供を喰ったのかもしれないけどそれはどうでもいい。
問題なのはあいつ等が家の畑に勝手に入った事と、金バッチを拾得したばかりののうかりんに危害を加えようとしているって事だ。

「どうしたんだ、のうかりん?」
「あ、お兄さんに冥介・・・」
パッと見ただけで分かっているが一応のうかりんに事情の説明をして貰った。
その間もギャーギャーとうるさかったがまあ大丈夫だろうと冥介を放して遊ばせておいた。
何だか余計にうるさくなった気がするけど・・・。



―――ヤギの視点
あたしは最近この家の人に飼われたヤギ、名前はメースケっていうらしいです。
女の子なのに介って失礼な気がするけどオジサンもオバサンもおにいさんものうかりんさんもとても良い人だから許してあげる事にしてます。
でも最近オジサンは何でもビョウインって所に行ってるらしくてあたしの相手をしてくれないんです・・・
この前おいしそうな葉っぱを見つけた時にオジサンを引きずっちゃったせいかな?

だから次からはこんな事にならない様にってのうかりんさんと一緒ににんげんとのお付き合いの仕方をお勉強する毎日です。


所で今、あたしの目の前にはのうかりんさんと同じお饅頭・・・たしかゆっくり・・・でしたっけ?
「はやくおやさいだしてね!ゲスとノロマはせいっさいっするよ!」
「おやさいのひとりじめはゆっくりできないんだぜ!はやくしないとつぶしちゃうのぜ!」
でものうかりんさんにはある手足がなくって、何だか性格も凄く悪いです。

そう思ってた矢先におにいさんはあたしに付けてた紐を外してくれました。
「ちょっと面倒な事になっちまったみたいだから、その辺で遊んでてくれ」
と言ってのうかりんさんと何かお話を始めたみたいです。

「むしするなぁああああああああああああああああああああ!」
「はやくおやさいをよこすのぜぇええええええええええええええ!」
どうやらこのお饅頭達はおにいさんとのうかりんさんのお話の邪魔をしようとしてたみたいだからあたしはこのお饅頭の相手をする事にしました。
とりあえず黒い物を被ってる方に生えてるピコピコしてるのを咥えて・・・
「いっ、いだぁあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」
反対方向へ投げてみました。
「おそらをとんでるみた(ドシャッ)っゆぐぇ!」
「まりさぁああああああああああああああああ!」
続いてもう片方の赤い物をくっつけた方のピコピコしたのを咥えて同じ所へ投げてあげました。
「おそらをとんでるみ(ドシン)っぶぇええ!」

何か口に入ったと思ったらどうやら赤いのを付けた方のピコピコしたのを噛み切ってしまった様です・・・
「れいむのすてきなピコピコさんがあああああああああああああああ!!」
「うわあああああれーむぅううううううううううう!ゆっくり!ゆっくりしてぇええええええええええええ!」
モグモグ・・・あんまりおいしくないです。
でも口に入れた物を吐き出すのはお行儀が悪い事だって教わりましたからちゃんと食べなきゃ駄目だよね・・・ゴクン。

「かえせぇええええええええええええええええええええ!れいむのピコピコさんかえせぇええええええええええええええ!!」
そういって黒い物を被った方が飛び掛ってきましたが・・・
(ボフン、ボフン)「かえせ!かえせぇええええええええええええええええええ!」
あんまり・・・っていうか全然痛くないです。
かわいそうなぐらいに貧弱です。

なんて事を少し繰り返したと思ったら・・・
「ゼェ、ゼェ、これで・・・とどめだぜ!」
と言いながらそれなりの高さまでジャンプしてあたしの頭の上に落ちてきました。
(ブスッ)「いっだあああああああああああああああああああああああああああああああ!」
あたし自身はまったく、これっぽっちのダメージもありません。
逆に飛び掛ってきた黒いのを被った方があたしの角に刺さって何か黒いのが出てました。
それに何でか知らないけど角の方から甘い匂いがします・・・。

「まりさぁあああああああああああああああ!しっかりして・・・ぺーろぺーろ・・・」
赤いのを付けた方が黒いのを被ってた方の角に刺さって破れた部分を必死に舐めてたのであたしも一緒に舐めてあげる事にしました。
でも赤いのを付けた方は邪魔だったから赤いのがついてる所を咥えて少し遠くに投げてやりました。
「おそらをと(ズシン)っぶぁ・・・」

さて、それじゃあ・・・
ぺろぺろ・・・あまくて美味しいです。
ぺろぺろ・・・ぺろぺろ・・・
「や゛め゛でぇえええええええええええええええええまりさのあんこなめないでぇええええええええええええええ!!!」
外側の皮は美味しくないけど中の黒いのは甘くて美味しかったので・・・
(ガブッ)「っぎゃああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」
ついつい舐めるのを辞めて齧っちゃいました。

その後また黒い中身を舐め始めたのはいいんだけど・・・
何だかさっきよりも甘くなってる気が・・・っていうか、舐める度に段々甘くなっています。
「あ゛っ、がッ・・・もっと・・ゆっくり・・・した・・・かっ・・・」

気が付いたら黒いのを被った方は皮だけになってしまいました・・・
もう少し食べたかったのに・・・
あ、そうだ・・・そういえばお饅頭はもう1個あったんだっけ。

赤いのを付けたのを投げた方へ行ったらあたしが投げた時のまま固まってましたから起こしてみました。
赤いのが付いてる所を加えて・・・
それで起こしたのはいいけど、どうやらまた噛み切っちゃったみたいです・・・モグモグ。
この赤いのはさっきのピコピコしたのよりも凄く、不味いです。
でも吐いたりはしません、牛じゃないから・・・ゴクン。

「っゆ・・・うーん・・・」
あ、どうやら起きたみたいです。
「・・・!ない!れいむのおりぼんさんがないぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!」
触ってもないし鏡を見た訳でもないのに何でないって分かるんだろう・・・?

「れいむのおりぼんさん、ゆっくりしないでもどってきてね!はやくしないとせいっさいっするよ!」
どうやらあたしにも気が付いてないみたいです・・・
お腹が空いてるので手っ取り早く食べちゃう事にして、頭に噛み付いてみました(ガブ)。

「っい、いったああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!」
モグモグ・・・何でこんなに皮が不味いんだろう?
たまにオジサンがお土産にってくれたお饅頭の方が皮が美味しいです。

さて、肝心の中身ですが・・・
ペロペロ・・・凄く、不味いです。
さっきの黒いのを被った方は中身は美味しかったけどこの赤いのを付けてた方は皮も中身も美味しくないです。

「どぼじでれいむがごんなめにぃいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!」
この赤いのをつけてたお饅頭は食べても美味しくないからこのままほおっておく事にします。
さて、それじゃおにいさんの所に戻って・・・(ボフン)あれ?
「じねぇ!れいむのあんこたべるゲスはじねぇえええええええええええええええええええええええええええええ!」
ボフン! ボフン!
頭から黒いのが漏れてるにのに気が付いてないのかあたしに体当たりを繰り返してます。
でもこれならさっきの黒いのを被ってた方がずっと強かったです。

ボフン!ボフン!ボフン!ボフン!
痛くはないけど・・・凄く、鬱陶しいです。
だからそのまま後足で思いっきり蹴飛ばしてやりました。
ゲシブチュッ!
「れ゛い゛む゛の゛お゛め゛め゛がああああああああああああああああああああ・・・(ズシン)」

どうやら蹴った時に目を潰してしまった様です・・・
何だか後足がぬるぬるして気持ち悪い・・・。
後でおにいさんに洗ってもらいましょう、水浴びは嫌いだけど背に腹は代えられません。




―――再びお兄さん視点
「じゃ、あのゲスを潰すか・・・ってあれ?」
さっきまでやかましかったあのゆっくり共がいなくなっていた。
「そういえば冥介は?」
のうかりんにそう言われて辺りを見回していたら・・・
「メェ~・・・」
冥介は近くで耕す時に分けた雑草を食べていた。

「ああ、冥介・・・その口の回りと角についた餡子はどうした?」
「メェ?」

って、俺が聞いてもヤギの言葉が分かる筈もなく・・・
「どうしたの冥介?」
のうかりんが通訳してくれた・・・ってかのうかりん、ヤギの言葉が分かるのかよ!?

「どうやらあのゲス共は冥介がやっつけちゃったみたいね・・・」
「マジか!?スゲェな冥介・・・」
「メェ~・・・」

「でも角と後足がベトベトして気持ち悪いからお兄さんに体を洗って欲しいって・・・」
「ん?ああ・・・分かったよ、じゃ畑に水やるのと一緒にするか」


その日以来、この畑に入ってきた野良ゆっくりは皆ヤギの牙に襲われた。
特にまりさ種がいた場合は真っ先に噛み付き、その餡子を貪って・・・
ただし不味いと思ったのかれいむ種と、ヤギや犬、猫、馬には毒となるちぇん種は食べようともせずに後足で蹴られていた。


―――おまけ・れいむの視点
「ゆぎぎぎ・・・」
どうしてこんなことになったの!
ようやくえっとうっさんがおわって、いっぱいすっきりーするために!
そのためのえいようをつけるためにおやさいさんをたべるためにきたのに!
どおしてれいむがたべられなきゃいけないの!

こうしちゃいられないよ・・・ゆっくりしないでさっさとにげるよ!
おうちにかえったられいむをこんなめにあわせたまりさをせいっさいっするよ!
「そろーり・・・そろーり・・・」
ジャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー・・・
(ピチャッ)「ゆ?なんだかつめた・・・」

振り向いたら、お兄さんがホースで勢い良く水をまいていた。
「お兄さん?冥介の体洗うんじゃないの?どうしてそっちに水を?」
「ああ、何かいかにもゲスっぽいゆっくりの声が聞こえた気がしてね・・・」

最早狙いは定まったとばかりにピンポイントで放水が来た。
ジャーーーーーーーーーーーーーーーーー・・・
「やめてね!おみずさんはれいむにかからないでね!ゆっくりしないでむこうにいってね!!」

その水はれいむのあんよをふかやし・・・
ジャーーーーーーーーーーーーーーーーー・・・
「ゆっくりしないでこのばからにげるよ・・・どぼじであんよがうごかないのぉおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」

徐々に体の皮をふやかし・・・
ジャーーーーーーーーーーーーーーーーー・・・
「ごべんなざいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!もうこないからぁああああああああああああああああああああああ!!」

やがて、中の餡子までもふやかした・・・。
ジャーーーーーーーーーーーーーーーーー・・・
「もうやだぁああああああああああああああああ、おうちかえるぅうううううううううううううううううううううう!!!!」

もう、そこには水に濡れた饅頭があるだけであった・・・。
ジャーーーーーーーーーーーーーーーーー・・・
「あ゛・・・あ゛・・・」

その饅頭もやがて・・・解けて土となった。
ジャーーーーーーーーーーーーーーーーー・・・
「もっと・・・ゆっく・・・り・・・したか・・・っ・・・」



~~Fin~~



後書き?
ヤギって意外と賢いんだね・・・調教した人の腕が凄いだけかもしれんけど凄く言う事聞くんだよこれが
でも自分が飼う訳にはいかないよなぁ・・・アパートだしorz

とりあえず一言だけ・・・
もうクワ振るのは嫌だ!腰痛いから!

〔そのお陰でこのネタ思いついたんだけどね・・・〕マーラーあきでした



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感想

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  • 山羊視点が面白かった(小並感)
    RIP -- 2022-08-21 20:56:35
  • まさかの実体験w -- 2017-01-04 18:59:48
  • 実体験が元ですか、おつかれさまwww -- 2012-09-04 22:36:38
最終更新:2010年05月27日 16:46
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