ふたば系ゆっくりいじめ 212 下卑た快感

下卑た快感 5KB


【注意】
  • 殆どが人間視点です
  • 元ネタは幽白

今の目の前に父まりさ、母れいむ、子れいむがいる。
ゆっくり用の小さなソファーベッドに子供を挟むように身を埋め
ゆぴーゆぴーとそれぞれ小さな寝息を立てている。
誰がどうみてもゆっくりとしたゆっくりだ。

3畳一間の白い部屋、採光窓から入る爽やかな空気に暖かな日光
色とりどりの玩具に、小さなジャングルジム
人間には狭くともゆっくりに取っては桃源郷とも言えるパラダイスだ。

「ふふ、3人とも良く寝てるね。まりさ、れいむ起きてDVDの時間だよ」

静かにドアを押し開けると、笑顔で優しく声をかけゆっくり達を起こす。
寝ぼけ眼で『ゆっくりしていってね』の3重唱和が響く。

「うん、ゆっくりしていってね。さあ、今日もゆっくりDVDが始まるよ」

3匹は子れいむを先頭に大画面液晶テレビの前に集まる。
程なくして始まる、愛で派ご用達の大自然の中で撮影されたゆっくり一家の映像。

「子れいむはこれが大好きだよね?とってもゆっくりできるかい?」

問いかけに対して、明るい声の返答が返ってくる。
生まれて3ヶ月間、ほぼ毎日DVDを鑑賞しているので情操教育にも良い。

「両親もゆっくり観てね。そして子れいむにゆっくりを教えてあげてね」

そう言い残して、そっと部屋を出る。
ゆっくり達の学習に人間が干渉するのは無粋という物だ。
後ろから、矢継ぎ早に両親に質問をする子れいむの歓声が聞こえていた。

1時間ほどして、お菓子を持ち部屋に戻る。
丁度DVDは終了していた。

「さあ、おやつだよ。今日もゆっくり出来たかな?」

おやつに飛びつく3匹に優しく語り掛ける。
3匹は『ゆっくりしあわせー』と叫んだ。

「ふふふ、良い返事だね。君達は本当にゆっくり出来てるんだね。
 表情と声を観れば分かるよ。心底両親も子供もゆっくりできてるんだなーって」

3匹に笑顔を返しながら、右手をベルトの後ろに回し工具を掴む。

「ところで、れいむとまりさ。ちょっとプレゼントがあるんだ
 こっちへ来てくれないか・・・大丈夫ちゃんと子れいむにもあるよ。【プレゼント】」

プレゼントと言う単語に目を宝石の様に輝かせて目の前にポヨンポヨン飛んで来る両親。
後ろに控える子れいむも何かを期待している様だ。

「うん、じゃあ。受け取ってね。僕の【プレゼント】」

右手に持った木槌を上段から勢い良く振り下ろす。

ブン!!グシャン!! まりさの帽子の頂点が凹み身体全体が灰皿の形になる。
ブン!!ブチュン!! れいむの頭は火山口の様に凹み眼球が溶岩弾のように飛び出た。

「あ、ちょっと汚れちゃった」

小さな呟き。白い部屋。静寂。黒い飛沫痕2個。潰れた饅頭はもう喋らない。
全てを見た子れいむ。口から菓子が落ちる。口は開いているが声は出ていない。

「れいむ、見て分かったろ。君の両親は死んだ。今、死んだ。僕が殺した。二度と動かない」

響く冷たい声。白い部屋。絶叫。駆け寄る子れいむ。
必死に潰れた饅頭を舐める。目から涙がこぼれている。
陥没した両親に必死に身を寄せる。全く無意味な行為。

『にゃんで?にゃんで?』呂律が回らない語尾で必死に叫び続ける。
優しく、でも断固たる口調の回答が響く。

「それはね、れいむ
 君は母の胎内に居るときから世界がとても綺麗な物だと思ってきた
 優しく美しい母、頼りになる父、とても過ごしやすい環境、美味しいご飯。
 世界はとってもとっても楽しくてゆっくりーできる物と期待して
 それを疑う事無く生まれてきた。自分にはしあわせーなゆん生が待っていると
 餡子脳一杯に夢を詰め込んで生まれてきたね」

事実だ。子れいむの未来予想図に一片の『ふしあわせー』も無かった。

「でも、現実は違う。いや実際に『楽しく』て『幸せ』なゆん生もある
 愛で向けのDVDを何枚も見せてあげたよね?とってもゆっくりしてただろ?
 でも、れいむはそれをこれから実体験することは無い。絶対に。」

白い部屋。呆然とする子れいむ。言葉が無い。
膝を折り、優しく、諭すように子れいむに語り掛ける。

「分かるかな?ただ潰したり悲鳴を聞くだけなんて何も面白く無いんだよ。
 僕はれいむが理想を描きながら、だが、しかし。現実に絶望する様子を見ると胸がきゅんとするんだ。

 ・・・おっと、良い表情だねれいむ。君はゆっくりにしては理解が早い
 そのレイパーに襲われて無抵抗になったような目の色何て最高だよ!!
 この世界が。この綺麗な白い世界が、これから灰色になって黒く潰れて行くのが想像できたかな」

実際のところ、全てを理解していないのかも知れない。
しかし、両親が死に、世界が灰色になった事は理解したように見える。

「れいむ、カワイイれいむ・・・ゆっくりゆっくりと『壊れていってね』
 今日はこれから、涙をボロボロ流して、口から涎を飛ばして、無意味に騒いで喚いて愚図って
 恐怖に駆られて排泄物をぶちまけて、汚物の中で泣き疲れて眠ってね」

立ち上がる。ゆっくりの学習に人間が干渉するのは無粋という物だ。
扉に手をかける。子れいむは少しずつ、現実を正しく認識し始めた

「今日明日の食事は、君の両親だよ。これから虐待愛好家向けのDVDを沢山見ようね
 大丈夫、ちゃんと鑑賞できるように、瞼をカミソリで切り取るから。後、足も焼くから」

現実に、そして未来にプルプル震え。足元にしーしーの水溜りが出来始める子れいむ。
扉に手をかけ、半身を外に出しながら最後の言葉をかける。

「心配しないで、自殺はさせないよ。最初に見るDVDは『ゆっくり自殺集』だよ。
 入水、焼身、身投げ、壁激突、舌噛み切り、餡子嘔吐・・・etc
 これを見れば自殺がどれだけ苦しくゆっくりできない物か理解できるよ
 そうすれば、子供のれいむは絶対に死ぬ事なんて怖くて出来なくなる」

扉が閉まる。白い部屋。潰れた饅頭2個。生きた饅頭1個。
嬌声と部屋中を走り回る音が響き出した。

「ああ、良い・・・その餡子を絞り出すような悲鳴と嗚咽
 そして自身を見失うような、恐慌と混乱。
 とっても快感だよ───れいむ」

子れいむは【プレゼント】の感想を全身で表現していた。


作者:六人


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感想

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  • ↓お前らネットでは自分サイコパス発言してるけどよ、現実では引きこもりニートかインキャだろ?ぜーんぜんかっこよくないからwwww -- 2020-10-04 20:36:54
  • アホ親にも現実を魅せてやれよwww
    幸せのまま死なせるなんて、生ぬるい! -- 2018-03-11 16:52:07
  • 幽☆遊☆白書の中でも元にしたのは樹の『「キャベツ畑」や「コウノトリ」を信じている可愛い女のコに、無修正のポルノをつきつける時を想像するような下卑た快感さ』ってセリフかな(。-∀-)

    まんま実行しとる感じやんうふふふふ -- 2013-07-05 13:17:50
  • この鬼威惨がオレンジジュース片手にボロ饅頭抱きつつ
    部屋でDVD見てるの想像してひいた・・・ -- 2011-10-16 22:33:39
  • 下卑てるどころじゃねぇ…イカれてる! -- 2011-04-07 14:23:40
  • レイプ目www
    あと、嬌声は確かにちょっと違うかもね。
    今だと嬌声って大体ギシアンボイスの事だしなw -- 2011-01-04 06:14:54
  • こえーー
    -- 2010-12-06 22:24:54
  • 続き…続きはどこかーーー?! -- 2010-11-22 04:39:33
  • 非ゆっくち症ってチートだよな
    これから楽しく虐待しようとしても勝手に自滅するとか何なの?バカなの?
    人間がゆっくりできないじゃないか -- 2010-09-23 07:13:16
  • 一番読みたいところが書いていない -- 2010-09-08 12:30:39
  • プレゼントを体感しているれいむも見たいな。 -- 2010-09-02 08:19:11
  • こわ・・・ -- 2010-08-25 21:44:16
  • ああ・・・QNQNするわ・・・ -- 2010-08-05 22:51:58
  • この場合は「嬌声」って言葉はふさわしくないと思う -- 2010-07-17 19:40:40
  • いいね -- 2010-07-13 21:41:58
  • これの続き超見たい! -- 2010-07-06 01:34:43
最終更新:2009年10月20日 18:43
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