本気で勝てると思ってたのか? 9KB
※俺設定
※拙い文章
※あまあまさんちょうだいね
本気で勝てると思ってたのか?
「ゆ゛っ・・・ゆ゛っ・・・」
それは、もう殴り終わった後だった。
オレがまりさってヤツを思いっきり殴り終わった後だった。
左目あたりはくっきりと拳のあとが残り、左目は陥没ている。
恐らく眼球っぽいのはグチャグチャになってる。多分、もう何も見えていないはずだ。
残った右目からは涙が止め処なく出ている。
歯という歯はほとんど砕けている。殴っていて不思議に思うくらい脆すぎる歯。
よくこんな歯で食事が出来たと思われるほど圧倒的脆さ。
多分、地面に叩きつけられた時、何かで傷ついたのであろう。
右頬あたりは若干裂けてて、黒い何かが漏れている。
『しかし・・・。不思議だ。
これほどまでに弱いとは・・・。』
「ゆ゛っ・・・」
家に帰ってきたら、窓ガラスが割られていて、
部屋中を荒らされていて、荒れている部屋の中央に、
顔だけの何かが5~6匹がいて、
なんだっけ?ゆっくりしていけ?だっけ?
忘れたけど・・・。なんかそんな感じのことを言って、
このまりさっていうヤツが、頬をぷっくり膨らませて、
ここは自分の家だとかオレにあまあま?なんだそれは?
よくわからんけど、よこせとかいってきて、
しまいにゃ、さっきまでいた赤いリボンつけてたやつ、たしかれいみだっけ?れいむだっけ?
どうでもいいや。そんなこと。オレのことを奴隷とか言ってきた。
普段のオレなら・・・。
こんな奇妙な光景に出会ったら、叫び声あげて逃げていただろう。
こいつらは一体何なんだ?お化け?妖怪?UMA?
よくわからんけど、まず普通の生物じゃないのことは確かだ。
そんな恐ろしい物に出会ったら、まず逃げるよ。怖くてな。
しかし、今日、パチンコでボロ負けして、、
イライラしていて、誰でもいいから八つ当たりしたかった気分だった。
さらにこいつら、調子に乗って、自分たちの美しさにしこってもいいとか、
顎かケツかわからないけど、なんかプリンプリン振ってきて、
ムカついた。
あと、小さい顔のやつらが、うんこっぽいのするし、
なんだ?その?スーパーうんこタイムとかいってたな。
ムカつくわ~。ホントムカつくわ~。
思い出すだけでムカつくわ~。
で、このまりさっていうヤツが、
何か制裁だとか言って、体当たりしてきた。
その体当たりをする度に、ポニョンポニョンって音がして・・・。
それが異様にムカついた。
気がついたときにはボコボコに殴ってた。
やめてとか途中で言ってたけど、何かその声を聞けば聞くほど、
拳を振るスピードが早くなっていった。
ああ、思い出したよ。
殴ってる途中で、小さい顔の奴らが、
お父さんをいじめるなとか言って、こいつらも体当たりしてきたけど、
全部叩き潰してしまったな。
つまりあれか。あの小さいのはこいつの子供ってことか。
そういや、このまりさってヤツにそっくりなやつたくさんいたなぁ~。
あと、赤いリボンつけたたやつもいた。
そして、このまりさと同じくらいの大きさで、
赤いリボンつけてたヤツはいつの間にか消えていた。
あ~多分、常識的に考えたら、このまりさの番で、あの小さいやつ等の母親ってことか?
多分、そうなんだろうな。
しかし、自分の夫と子供を殺されていて逃げ出すってどんなアバズレだ?
これだから女は・・・。信用出来ねぇ・・・。
こいつもこいつの子供もかわいそうだな。そこは同情してやるよ。
あとは全部ムカつくけど・・・。
「ゆ゛っ・・・ゆるぢ・・・で・・・」
息も絶え絶えに許しを乞うまりさ。
『許すも何も・・・。お前・・・。』
「も・・・うびど・・・いごど・・・じな・・・い・・・で・・・」
『ひどいことってなんだよ。お前、オレの部屋をひどいことしておいて、
オレのことをひどく罵った癖に、
自分がひどいことにあうと許せとかおかしくねぇか?』
「ごべん・・・な・・・じゃい・・・もう・・・やべ・・・で・・・」
まりさは泣きながら謝ってきた。
『もう気が済んだから、これ以上は殴らねぇよ。
けどよ・・・。お前・・・。本気で勝てると思ってたのか・・・?』
「ゆ゛っ・・・」
『よくわかんないけどよ・・・。お前・・・。弱すぎだし・・・。』
「ぞ・・ぞんな・・・ごど・・・ばでぃざ・・・ば・・・」
『もっと客観的に物事を見ろよ。オレは無傷。
お前はボロボロ。お前を助けようとした子供たちも一瞬にして潰された。
お前の番は、お前を見捨てて逃げた。』
「ど・・・どぼぢ・・・で・・・」
『まあ、オレも大人気なく頭に血が上ってしまったけどさ・・・。』
「どぼぢ・・・でごんなご・・・どじだ・・・・の?」
『逆に聞きたいよ。どうしてこんなことしたんだ?人間に勝てるとでも思ってたのか?』
「ごご・・・ば・・・ばでぃざが・・・みづげ・・・だ・・・」
『ここはオレのウチなんだがな。まあ、そういうことをお前に言っても、
理解出来ないんだろうな。じゃあ、いいや・・・。
ここはお前の家だ。うん、お前が見つけた家だ。
そして、オレはお前の子供を殺し、お前を痛めつけた。そして、お前の家を奪った。
そういう極悪人で言いや。』
「ぞ・・ぞうだ・・・よ・・・おにい・・・ざんば・・・」
『だけど、お前は弱すぎ。』
「・・・」
『オレはさ、人間の中でも喧嘩は弱い部類に入るよ。
生まれてこの方、喧嘩に勝ったことないよ。
けど、お前はそんなやつにもここまでボコボコに負ける。
それをどう思う?』
「・・・」
『なあ・・・。どう思う?』
「わ・・・わがら・・・ない・・・よ」
『はぁ!?意味が分からん。分かるだろ。
お前はボコボコにされた。
お前、自分からこの場所を離れることが出来るか?
お前、この後、そんな傷を追っておいて生きていられると思うか?
お前、オレがもう一度頭に血が上って襲い掛かったら、
勝てると思うのか?』
「おに・・・いざ・・・ん・・・」
『何だよ?』
「ばでぃ・・・ざば・・・ゆっぐり・・・なんだ・・・よ・・・。」
『何だよ?ゆっくりって?』
「ゆっぐ・・りば・・・ゆっぐりじ・・・でるん・・・だよ・・・。」
『だからなんだよ。』
「ゆっぐりば・・・ゆっぐりじでる・・・だよ・・・。
ゆっぐりじでる・・・・ゆっぐ・・・りば・・・ゆっぐり・・・なんだよ・・・」
意味が分からんことを言い出した。何かムカついた。
『気が変わった・・・。お前・・・。もう一度殴られるか?』
「も・・・も・・・うやべ・・・で・・・なぐら・・ないで・・・・」
『素直に言えよ。自分は人間より強いと思っていたって・・・。』
「ぞん・・・なごど・・・ない・・・よ・・・ばでぃざ・・・ば・・・」
まりさを持ち上げて、思いっきり、地面に叩きつけた。
「ゆぼっ!!!」
口から黒い何かを吐き出した。
「もう・・・やべ・・・で・・・」
『なあ・・・。これでもお前は・・・。人間より強いって思うか?』
「ぞんな・・・ぞんな・・・ごど・・・」
『そんなに自尊心が大事か?命よりも自尊心が大事か?
それともホントに客観的に自分を見れないのか?』
「ばでぃ・・・ざ・・・ば・・・おど・・・うざ・・・んなんだ・・・よ・・・
がぞ・・・ぐ・・・のり・・・だ・・・なんだ・・・よ・・・・」
『ほう。一家の家長としてのプライドか。
けど、安っぽいプライドだよな。それならば、ずっと強がれよ。
殴られている間は、やめろとか痛いとかごめんなさいとか謝るくせに。
それでも無様だな。子供は殺され、番には見捨てられて、家長としての役割を果たせやしない。
それでいて、プライドだけは一人前。ホント無様だな。』
「わがら・・・ない・・・よ・・・」
『どういうことだ?』
「いいだぐ・・・ない・・・のに・・・でぢゃ・・・うん・・・だよ・・・」
『ふ~ん。そうなんだ。つまりあれか。
痛いとか苦しいとか思っていることがつい口に出ちゃうんだな。
そういうことだな・・・。で、辞めてほしいから謝ったりするんだな。
別に悪いと思っていないのに。』
「ぢが・・・う・・よ・・・ぢが・・・」
『じゃあ、何だ?言ってみろよ。』
「・・・わがら・・・ない・・・よ・・・」
『もういい。大体分かった。
だけど、お前・・・。今でもオレに勝てると思うか?』
「・・・」
『別にバカにしたりしねぇよ。
だって事実だし。オレとお前では・・・・。
オレの方が強いって言うのは・・・。』
「ばでぃざ・・・おに・・・いざん・・・より・・・づよい・・・だけど・・・」
『・・・』
「もうやべで・・・・も・・・う・・・やべ・・・で・・・」
『なんか可哀相なヤツだなお前。いろんな意味で。
多分、お前・・・。死ぬのよ。よくわからないけど・・・。
そんな気がする・・・。死ぬ前にさ・・・。
教えてくれよ。誰にも言わないからさ・・・。
こんなことになるって思わなかったか?』
「ばでぃ・・・ざ・・・も・・・っど・・・ゆっぐ・・・り・・・じだ・・・が・・・だ・・・」
それ以降、このまりさは動くことはなかった。
この件を機に調べてわかったことがある。
これがゆっくりという生き物らしい。
よくわからなかった俺は隣に住んでいる鬼意という変わった男からいろいろと教わった。
ちなみに、その鬼意がいうには、あのまりさをボコボコにした日、オレの部屋から、
赤いリボンをしたヤツが出てくるのを見て、捕まえたらしい。
鬼意は、すぐにそいつを家を荒らした野良ゆっくりとわかったらしく、
今、監禁しているらしい。
どうやら、オレにどうするか判断を聞くつもりだったらしいが、オレの方からやってきたので、
都合が良いとか言ってた。
鬼意の部屋に上がると、呑気に歌を歌ってるあいつがいた。
「♪ゆゆゆのゆ~」
「れいむはかいゆっくりになったんだよ!!おい!!!くそどれい!!!
あまあまさんをもってこい!!!!
にんげんなんかせーさいしてやる!!!ゆっくりしね!!!ゆっくりしね!!!」
監禁されたことを飼われたと勘違いしているこの赤いリボンのやつ。
なんかムカついてきた。
気がついたら、鬼意がオレを羽交い絞めにして、止めていた。
目の前には顔中あざだらけのこいつ。
「ゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っゆ゛っ」
鬼意は言った。ゆっくりは虐待するのが醍醐味。
簡単に殺しちゃダメだとか。
オレは多分虐待には向いてないんだろうな。
そして、つい、聞いてしまった。この一言。
「お前、本気で勝てると思ったのか?」
終わり
あとがき
でぃけいどはゆっくりできないみたいだね!!!
なるたきっていうおじさんがいってたよ!!!
せかいのはかいしゃ、でぃけいどはゆっくりしね!!!
っていってたよ!!!
あと、えいがさんにさいしゅうかいさんがあまりにもひどいから、
みんなおこったんだね!!!
でぃけいどはゆっくりしね!!!
トップページに戻る
このSSへの感想
※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね!
- おいくそどれいあまあまもってこ(グチヤッ) -- 2016-08-18 23:13:26
- 何でもやしをdisるんですかねぇ -- 2016-05-26 16:10:49
- いやまりさとのやりとりはでぃけいどにもなかったよ
なぜか最後にでぃけいどdisってただけ -- 2015-02-17 00:09:59
- 注意!!
ゆっくり「霊夢」とゆっくり「れいむ」は違うからな? -- 2014-06-14 21:50:22
- ゆ?くそ奴隷!強いって何?意味わからないよ。プンプン(`Δ´)(笑)
それよりくそ奴隷が何だろうがくそ奴隷でしょ!?バカなの!?しn(ピチューン
本当に勝てると思ったのか? -- 2013-07-04 17:42:27
- ここまで一方的に叩きのめされても自分が弱いことを認めないとか本当に救いようがないな -- 2013-01-14 00:31:58
- やわらか戦車と戦ったら、どうなるかな? -- 2012-08-30 11:46:57
- 監禁中のゆっくり霊夢むかつく
あと↓×3・・・・うまい! -- 2012-07-08 11:30:42
- おいおいお前ら…
つまり、ゆっくりという生物はは
アンチ厨のクズだってことだろ? -- 2011-10-16 01:27:44
- ↓たしかにww -- 2011-08-25 13:51:27
- 奴はとんでもないものを壊して行きました…それはこの場の空気です -- 2011-03-14 22:52:28
- 饅頭が人間に勝てると思ってるとか理解不能すぎるな。
例えるならミジンコが象を踏み潰すようなものか。 -- 2011-03-06 00:01:37
- このまりさとの対話、やりとりが珍しい方向に行きそうで興味深く読んでたんだけど。
そのディケイド?って仮面ライダーのパロディか引用だったのか…
がっかりした
-- 2010-09-23 07:58:58
- おい、下の本当の字間違えてるやつ。ここにいる人間だけ見てライダーオタ全体をまとめて中傷するのはやめろ。 -- 2010-08-29 22:45:14
- おのれディケイド! イイタカッタダケー -- 2010-07-30 06:31:55
- SSの内容は別にいいんだけど、ライダーオタは本等に空気読めないんだな。 -- 2010-07-23 18:20:45
- ディケイドネタでSS一本書いといてなんだかなー -- 2010-07-21 15:25:58
- 超許す。 -- 2010-07-12 01:58:01
- あとがきでゆっくりよりイラッときた -- 2010-06-29 23:01:31
- とりあえず、ゆっくりは問答無用で制裁、虐待は当たり前
許す、愛でるなんぞ以ての外 -- 2010-06-27 05:17:33
最終更新:2009年10月23日 01:46