ふたば系ゆっくりいじめ 267 さいこ

さいこ 8KB


玄関の前でゆっくりが死んだ。
自分で殺した。
「どぼぢでごんなこどずりゅぶぺっ!!」
てめぇも死ね!



サイ ユ




死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
くそったれ!ケツ穴から生まれたクソまみれのクソ袋の分際で!
気分良く目覚めたのが台無しだ!
何が、「ゆっくりしていってね!」だ!

死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
朝から玄関で待ち構えやがって!
「かわいいおちびちゃんにあまあまをちょうだいね♪」
おちびちゃんだぁ?クソ袋に違いはねぇだろうが!

クソッたれ!クソ!クソ!クソ!クソ!クソ!クソ!クソ!クソ!クソ!クソ!クソ!クソどもが!
まだ手の中でもがいているこいつ、ゆっくりれいむを端から毟っていく。
「やべでぇぇぇぇぇ!いだぃぃぃぃぃ!!ゆっくりさせ…ゆぎぃぃぃぃぃい!」
「……喋るな。」
上唇の辺りを根こそぎもぎ取った。
「ごぶぇぇぇぇぇえぇえぇぇぇぇぇぇ!」
半分口が無くなれば、ご自慢の「ゆっくり」も言えないだろうよ!
ついでに胸ポケットから、『こういう時』の為に持ち歩いてるペンを取り出す。
それでゆっくりれいむを指す/差す/刺す。
「びゅびっ!ぶっ!ぶぶっ!ぶっ!ぶっ!ぶっ!」
もう『ゆ』の音が発音できていない。
それでも。
「…しね……しねしね…クソが…」
ご近所に聞こえない程度の声で、ゆっくりれいむを指す/差す/刺す。
死ねビチグソが!汚物!排泄物!不快物が!
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね
「…………………………」
「はっ!はぁっ!はぁっ…」
漸く死んだ。
いや、随分前に静かになっていたのかもしれないが、これで漸く気分が持ち直した。
「クソ袋め…クソッ、クソが…」
…持ち直しはしたが、『これ』はどうすればいいかな。
玄関に散乱したゆっくりの残骸を見て、少々途方に暮れた。


……
………
あいつらの存在が許せない。
しもぶくれの醜い顔が許せない。
調子っぱずれの歌が許せない。
その傲慢な性格が許せない。
中身が餡子で、『生きている』のかどうかもわからない、あんな物がこの世にいる事が許せない。
特にあいつら特有の挨拶、『ゆっくりしていってね!』がたまらなく不快でしかたない。
物心ついた時にはゆっくりを潰していたので、もう遺伝子的なレベルでゆっくり嫌いなんじゃないかと思っている。

「…はぁ」
漸く全ての餡子を袋に入れ終えた。
ゆっくりを見ると我を忘れるのは悪い癖だ。
人目がある時は流石に自制できるが、それもないと後先を考えられない。
とりあえず死ね、まず死ね、いますぐ死ね。
それが第一に来てしまう。
「まぁ、あんなクソ袋が存在してるのが悪いんだけどね」
そう、全てはあのクソのせいなのだ。
クソ袋の残骸が入った、正真正銘のクソ袋の口を硬く結ぶ。
あとはゴミの日に出せばいい。
ゴミの日は………今日だよ…クソ!
「よっと!」
大小併せて7匹分の餡子は重かった。
それでも1分1秒でも早くこのクソ袋と分かれられるなら、大して苦にもならない。
えっちらおっちら運んで、ゴミ捨て場まで5分。
そこでお隣さんに出くわした。

「おはようございます」
「ゆっくりしていってね!」
クソ袋が!
「…………あ、あぁ。おはようございます」
お隣さんはゆっくりまりさを抱えていた。
それもかなり巨大な、大人の男の人の腿の高さくらいまではありそうな大きさだ。
すごいな…
「すごいですね、随分大きなク…まりさだ」
「ゆふふ」
まりさが得意気な顔をした。
褒めたのは、てめぇを抱えてるお隣さんの方だよ!このクソが!!
死ね、死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね!
「えぇ、ちょっと分け有りでしてね。これから川に向かう所です」
死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死……川?
聞き間違えでなければ、あの川か?水の流れる川か?
「川っていうと、近くの小川ですか?」
えぇ、とお隣さんは頷く。
「ちょっとこいつをね」
そう言って、お隣さんはゆっくりまりさに意味ありげに視線を向けた。
ハハッ!なるほど!
分け有りでこいつを川に、と来れば後は決まってる。
ゆっくりは総じて水に弱く、特に流水なら尚更だ。
ふふ…顔がほころぶのが自分でもわかる。
さよなら!クソ袋!
一時の不快な気持ちをありがとう!
今すぐ死ぬか、さもなくばゆっくり苦しんで死ね!
「ふふ、お気をつけて。上流で雨が降ったとは聞いてませんが、増水なんかには気を付けないと。川べりは危ないですからね」
「えぇ、ありがとう。それじゃ失礼します」
あぁいうのを好青年と言うのかもしれない。
立ち去る一人と一匹の背を見ながらそう思った。


……
………
しかしまぁ…
お隣さんは愛護家というわけでもなさそうなんだけど、病気で死なせるまでは3匹か4匹も飼ってたらしい。
この間も珍しいゆっくりを抱えて歩いてた。
まぁ、ゆっくりを飼うような奇特な人間には関わらないに越したことはない。
それにしても……
あのクソ袋が苦しんで死ぬところが見れないのは残念で仕方ない。
家に帰ってからも、あのゆっくりまりさのニヤケ顔がちらついて気分が悪い。
原因を自分の手で取り除くのが手っ取り早い治療法だが、今頃あのゆっくりまりさは川の底だ。
……どうしたものか。
窓の外の景色を見る。
いい天気で、しばらく雨は無さそうだ。
ピクニックにいいかもしれない。
ん?……そういえば。
近くの山でゆっくりの群れを見つけたことがあったな。
ハイキングコースから少し外れた池の畔で、普段は人が立ち寄らないような場所だ。
その時は遠目から確認しただけだが、野生にしては珍しく水上クソ袋を複数擁していたのが印象的だった。
えーっと、つまり…?
時計を見る。
まだ午前の内だ。
今から着替えて行けば、夕方には十分帰れる。
はい、決定。
午後は○○思いっきりハント!
アハハハハハハハハハハハハハッ♪



……
………
いねぇよ…クソが…
5分で着替えて、ここまでタクシーを飛ばして来たっていうのに、ゆっくりの『ゆ』の字もない。

(ゆぎぃぃぃぃ!踏まないでぇぇぇぇぇ!)

おかしい。前に来たときは数十匹はいたはずだ。

(おちびちゃんを!おちびちゃんを離すんだぜぇぇぇ!)

見間違いではなかったことは、木の周辺にあるゆっくりの巣が証明している。

(おきゃぁしゃん!おとーしゃん!たしゅけてぇぇぇ!ぶぎぃぃっ!)

(おちびちゃん!おちびちゃぁぁぁん!!  「ゆっくりしていってねぇぇぇぇぇ!!」

「うるせぇぞ、クソ袋」
「さっさとおちびちゃんをはなぜぇぇゆぎゅぇっ!」
いつのまにか足にまとわり付いていたゆっくりまりさを踏み潰す。
何故か手もクソ袋のクソでまみれている。
あぁ、また気付かない内に子ゆっくりを毟ってたのか。
考え事をしてたからだな。
子ゆっくり、だったらしいものを投げ捨てた。

「まりさぁぁぁぁぁぁぁぁ!おちびちゃぁぁぁぁん!」
ゆっくりれいむもいる。母親だろうか。
「じねぇぇぇぇぇ!ゆっくりごろじはじねぇぇぇぇぇ!!」
可哀想だね!
胸ポケットからペンを取り出し、ゆっくりれいむを指す/差す/刺す。
「あ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙!ゆぎぃぃぃぃぃぃ!!やべでぇぇぇぇぇ!!」
ご近所の目が無いなら、思う存分刺してやる。
「いだぃぃぃぃぃ!ごべんなざぃぃぃぃぃ!ゆるじでぐだざぃぃぃぃぃ!!」
指す/差す/刺す。
中枢さえ避ければ、口径の小さいこのペンではそう簡単には死なない。
傷口が周囲の圧力で埋まり、餡子が中々流出しないからだ。
ただかなり痛いらしい。
「ゆぎぎぎぎぎぎ!ゆ゙っ!ゆ゙っ!ゆ゙っ!ゆ゙っ!ゆ゙っ!!」
ほぉらオレンジジュースだぞ♪
「ゆふぅ!ゆぐっ!やめてやめてくださいやべてやべでやべでやべでぇぇぇ!!」
刺す刺す刺す
「ささないでぐだざい!いだいんでず!ごめんだざい!もうやめてゆぎぎぎぎぎぎぎ!」
刺す刺す刺す刺す刺す刺す
「もうやじゃぁぁぁぁ!おうちにがえるぅぅぅぅ!はなじでぇぇぇぇぇ!おねがいぃぃぃぃ!」
刺す刺す刺す刺す刺す刺す刺す刺す刺す刺す刺す刺す刺す刺す刺す刺す刺す刺す刺す刺す
「ころざないでぇぇぇぇ!れいむをころざないでぇぇぇぇぇぇ!!たすげでぇぇぇぇぇ!だれがぁぁぁあぁぁぁ!!」
刺す刺す刺す刺す刺す刺す刺す刺す刺すジュース刺す刺す刺す刺す刺す刺す刺す刺す刺す刺す刺す
刺す刺す刺すジュース刺す刺す刺す刺す刺す刺す刺す刺す刺す刺す刺す刺す刺す刺す刺す刺す刺す
刺す刺す刺す刺す刺すジュース刺す刺す刺す刺す刺す刺す刺す刺す刺す刺す刺す刺す刺す刺す刺す


……
………
家に戻ったのは日が暮れてからだ。
ドロやクソを落とすためにシャワーを浴びて、着替えを終えた。
結局、以前に見たゆっくりの群れは見つからなかった。
足に纏わりついてたクソ袋、あれは群れのゆっくりではないだろう。
群れが移動したにしろ、全滅したにしろ、1家族だけ残ってるなんてことはありえない。
「タクシー代まで払ったのに、得たのはストレスだけか、クソったれ!」
腹立ち紛れに、手近な椅子を蹴飛ばす。
「ゆかっ!」
……あん?
椅子の影、テーブルの足と床の隙間にそれがいた。
「ゆ…ゆっかりしていってね!」
ゆっくり…ゆうかり?だっけ?
希少種でどんな狭い隙間にも潜りこめるらしい。
「お…おねがい!話を聞いて!」
中身が納豆らしく、つぶすとかなり臭いらしい。
さしずめ、ゆっくり界のカメムシか。
「こわいにんげんさんにとじこめられてたの!ようやくにげてきたのよ!」
部屋を見回して、鍵はちゃんと閉まっている事を確認する。
「わたしのむれもみなごろしにされたわ!」
戸締りはちゃんとしてるな……これなら音漏れを心配あるまい。
「おねがいします!かくまって!」
これはこいつでストレスを解消しろってア○ラーのおぼしめしかな?
「おねがいよぉ!ゆっくりしていってねぇ!」
「…今すぐ死ね」
指す/差す/刺す…





部屋に納豆が飛び散っている。
服もドロドロだ。
またやりすぎた。
お気に入りの洋服だったのになぁ。




3つめ。
シンプルな殺意を表現しようとした結果がこれだよ!


トップページに戻る
このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね!
感想

すべてのコメントを見る
  • ゆかりんがちゃんと死んで良かった(安堵) -- 2014-10-27 11:17:14
  • ああ、このゆかりんは次の話で隣のお兄さんに埋められた奴か -- 2013-12-08 02:54:53
  • それにしてもこのお兄さん、ノリノリである -- 2012-03-13 20:44:22
  • 禁じられた遊びの方でまりさがおねえさんって言ってるからこの主人公は女じゃないかと…(恐) -- 2011-07-06 16:39:30
  • 確かにシンプルだが怖いよ! -- 2011-03-29 13:30:13
  • このお兄さん危ない -- 2011-03-08 12:45:23
  • お隣さんの方が一枚上手だったなww -- 2010-10-03 14:10:30
  • あとゆかりんかわいいな -- 2010-09-29 22:20:14
  • おにいさん…
    何というか興奮しすぎだぜ… -- 2010-09-29 22:18:46
  • ゆうかりん出てきてないよ -- 2010-09-24 21:35:37
  • 。・゜(゜⊃ω⊂゜)゜・。うう・・・ゆうかりんは助かると思ったのに -- 2010-09-07 05:26:44
  • ゆかりんだけは何故か助けてあげる・・・なんて事はなかったのぜ! -- 2010-06-21 00:42:05
  • すかっとした!! -- 2010-04-30 20:02:05
最終更新:2009年10月23日 22:47
ツールボックス

下から選んでください:

新しいページを作成する
ヘルプ / FAQ もご覧ください。