ふたば系ゆっくりいじめ 281 げすとよばれるもの

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げすがでるよ。うんうんも多少でるよ
よく見る挑発盛りだくさん
なんかクドイ話になってしまった
↓それでもいいぜっ!の戦士は旅立つがいい!





玄関を開けて家の中へと入る
(……なんだ?この気配。)
奥の部屋から物音と声が聞こえた
襖を開けてみると、そこには黒帽子のゆっくりが
「オーウ。ノーウ。」
無意識に片言が出てしまう位の、酷い惨状が目の前に広がる
茶の間のど真ん中に、こんもりとした山一つ
その内部で、クチャクチャ食べ物を口にするまりさ
巣の材料に使われた、新聞紙等と肌掛け毛布が食べカスと唾液で汚れていく
「ハハハッ。ナンテコッターイ。」
乾いた笑顔で言葉を口にするお兄さん
チラリと窓を見ると、網戸が破られた後がある。ここから室内に侵入したらしい
テーブルの上にあった昨日の晩酌のつまみが、残らず消えている
狭いちゃぶ台の上に無理矢理に乗っかったんだろうな
そこに置いていた皿や空き瓶が床に散乱しているよ
……あー、ベットリと畳に焼き鳥の汁が付着済み
なんで、俺は昨日焼き鳥を食っちまったんだっ!?美味かったけど!
片付けるのが億劫ですよ。このヤロウ

「ゆっ!?ここはまりさたちの、ゆっくりぷれいすだよ!ゆっくりしていってね!」
「ゆっきゅりちていってね!」
まりさと赤まりさは巣(のような山)で吼える
ここは自分達のゆっくりプレイスだと
それを見ながら、最近の回覧板の内容をお兄さんは思い出していた
『ゆっくりの不法進入が多発しています。各家庭で進入防止策をしましょう』
まさか、自分の家に来るとは思っていなかった
対処を軽んじた結果がこれだよ!仕事して疲れてんのになー
「まりさは、かりのめいじんなんだよ!そんけいしたなら、あまあまをもってきてねっ!」
「おきゃねじぇもいいよっ!」
……オーウ。ムカツキマース
狩りの名人ってなんだよ。ちゃぶ台の上漁っただけじゃん
つーか、不法侵入の達人といった方がシックリ来るんですけど!
「そうだね!おちびちゃんは、かしこいねっ!」
「ゆふふ。くちゅぐったいよー!」
ぺーろぺーろ!と、汚い舌で赤ゆを舐めるまりさ
綺麗になる所か、赤ゆの肌にタレがついて汚れていくけど、それは気にしないの?
ゆっくりって解らん
「いまからまりさたちは、すーやすーや。するからじゃましないでね!」
「ゆっきゅち、りきゃいしてにぇ!」
最高のゆっくりプレイス、そして腹一杯の幸せ気分で身を寄せ合い、眠りへと落ちていくまりさ達
「すーやすーや。」
「ちゅーやちゅーや。」
馬鹿にしてるとしか思えないその言葉で、俺は衝動的に手を伸ばす

「いたいよ!ゆっくりやめてねっ!」
「みゃみゃをはにゃせ!くちょじじいっ!」
まりさのほっぺを握り締めて、上へと持ち上げる
その後、グイグイ上下に引っ張った
「いじゃいよーっ!ばじざのぼっべぢぎれぢゃうっ!」
「まりちゃおきょりゅよっ!?いちゃいめみちゃいにょか!」
赤まりさが足に体当たりを仕掛けてくる
その無礼な赤ゆに、デコピンをお見舞いした。
ゆっくり味わってね!
「いちゃいよーっ!?」
「まりざのあかちゃんがー!?」
コロコロ転がって、巣の壁にブツかった
巣は柔らかい素材なので体に怪我は無いようだが、おでこが赤く腫れている
容赦なくデコピンを打ち抜いたからな
「ここはゆっくりできないよ!あかちゃんかくれててねっ!」
「ゆーしょゆーしょ!ゆっくちのぼりゅよっ!」
赤まりさは、親の大きな帽子の中へと這い上がる
すっぽりと隠れた所でゆっくり達の態度が急変した
「ゆん!じじいは、ばかだからきずかれないよ!ゆっくりこうさんしてねっ!」
「ばーきゃばーきゃ!ゆっきゅちちねっ!」
右頬が真っ赤に晴れ上がったまりさが、偉そうに吼える
赤まりさもこれまたムカツク形相だ
尻をぷりんぷりんっ!と、させて挑発してくるまりさに、
「ゆぼうっ!?」
ケリをぶち込んだ!

数回、足でまりさの尻を蹴り上げる
ズパン!ズパンッ!と小気味良い音が部屋中に鳴り響く
「いだいっ!いだいよっ!やめでねっ!?まりさのおしり、おかじくなっぢゃうよっ!」
「ゆんやーっ!いちゃがってるよ!やめちぇあげてねっ!?」
聞こえませーん
レッツ、スパンキング!
「ゆぶあぁーーー!?おがしくっ……あうぅーーーんっ!?」
キモイ。主に言動がキモイ。
ぴるぴる震えるまりさは、モリモリとうんうんを漏らす
そして何故かぺにぺにがそそり立ち、恍惚に似た表情で呻きだした
……え、何?変態さんはゆっくりできないよ!
「ゆふうぅ。ゆふうぅ。」
「みゃみゃちっかりちてぇーっ!?」
去勢をしましょう
それが世の中の為になるのならば、致し方ない
俺は冷たい目で戸棚のハサミを手に取った
何の抵抗も無く、ぺにぺにがあっさりと床に切れ落ちる
「ゆっ?……まりざのぺにぺにがぁーーーっ!?」
ぺにがあった所から餡子が流れ出す
「ゆんやぁーっ!どぼじでごんなごどずるのっ!?もうずっぎりーっ!がでぎないよっ!」
「とりあえず消毒しておくか。ゆっくりに必要かどうか解らんけど。」
酒瓶の底に薄く溜まっていた焼酎を、まりさの傷口へと垂らす
高濃度のアルコールが、ジワジワと傷穴に染み込んで行く
「あづいぃーーーっ!?まりさのこかんさん、もえちゃうよーーっ!?」
漏れ出した餡子とうんうんを混ぜて傷口へと押し込む
小麦粉用意するのが面倒くさいので、ガムテープでいいや
誰かに剥がして貰ってね
「まじざのじまんのぺにぺにが……。なくなっちゃったよ……。」
哀愁漂う表情で遠くを見つめるまりさ
やべ。ちょっとカッコイイ
「みょうやじゃーっ!おうちきゃえるぅーーーっ!?」
お帰り下さい。止めませんよ?
でも、その前に追加でやる事が1つ
まりさの体を左手で持ち上げて、右手に掴んだマジックのキャップを歯で取った
そして、まりさの肌にキュキュキューッ!と、文字を記入していく
「なんかくさいよ!ゆっくりできない!」
シンナー臭くなったまりさが、悪態をつく
まりさを抱えた体勢で窓の側まで運んで行き、外へとフルスイングで放り投げた
「まぁ、向こう側は草地だから大丈夫だろ。」
そして、まりさ達は垣根の向こう側へと消えていきましたとさ

ボスン!と草地に着地した大きなゆっくり
「ゆべっ!いだいよっ!」
「ゆびゅっ!ちゅぶれりゅっ!?」
まりさの下敷きになった赤まりさが、悲鳴を漏らす
「あがぢゃんっ!?じっがりじでぇーーーっ!?」
「ゆっ…。もっちょ…ゆっきゅり………。」
赤まりさは虫の息だ
長くは無いだろう
「だいじょうぶだよっ!おちびちゃん!ままにまかせてねっ!」
まりさは帽子に赤ゆを乗せて、移動を開始した
すると、足に違和感を感じる
「こかんさんが、ずーきずーきっ!するよっ!?」
ガムテープを貼っただけの、お粗末な治療がされた傷口がズキズキと痛む
動く度にガムテが擦れて、激痛が響いてくる
「ままはっ!がんばるよぉーーーーっ!」
痛みを堪えて歩みを速めるまりさ
なかなか泣ける光景である
目指すは、多数のゆっくり達が集まる橋の下
希望を捨てずにまりさは必死に歩いていく

「ゆっくりたすけてねっ!?」
ゆっくり達は、声が聞こえた方向へと顔を向ける
そこにはボロボロのまりさが満身創痍で立っていた
ゆっくり達は急いで掛けよる
「ゆっくりできないにんげんが、まりさたちをこんなめにあわせたんだよっ!」
涙を流し悲痛な叫び声で訴えるまりさ
「それに……。まりざのぺにぺにさんまで……。もっと、すっきりーっ。じだがっだのにっ!」
茶色の何かが、股間にペッタリと張り付いていた
そして、その下からゆっくりしていない悪臭が漂ってくる
想像も出来ない位の酷い目に遭わされたのだろう
「かわいいおちびちゃんを、ゆっくりたすけてねっ!」
コロリと、赤まりさが帽子の中から地面に転がる
それを一目見たゆっくり達は、もう助からない。とまりさに諭す
舌をだらしなく垂れ流し、赤まりさは絶命していた
「ゆぅうぅーーっ!?ばりざは、ふくっしゅうっ!するよっ!」
怨念を身に纏い、修羅の形相で復讐宣告をしたまりさ
その姿に同情し始めた多数のゆっくり達
「みんな、てつだってほしいよっ!にんげんにいたいめみせようねっ!」
非道な人間は数多い
そろそろここら辺で、ゆっくり達の凄さを見せなければならない時が来たようだ
ゆっくりは頷き合う
協力して立ち向かう覚悟は出来たと
「えいっえいっ!ゆーーーっ!みんなっ!がんばろうねっ!」
まりさは一人フライング気味で、合いの手を叫ぶ
みんなの目に宿るやる気で、協力体制を感じ取ったのだ
まりさは涙を熱く流しながら、
(ゆうじょうって、すばらしい!)
と、心の中で思う
ゆっくり達は、視線をまりさの体へと移しながら、声を揃えて叫んだ

「「「がんばろうねっ!げすまりさっ!!!!!」」」

みんなから聞こえてきた言葉は、友情を吹き飛ばす爆弾発言だった

「どぼじでぞんなごどいうのーっ!?まりさはげすじゃないよっ!」
熱い涙は悲しみの涙へと変わる
げす発言に心が酷く痛んだ
「げすまりさ?どうしたの?」
「ゆゆっ!どこかいたいのっ?これをたべて、げんきだしてね!げすっ!」
「げすのあかちゃんは、ざんねんだったね……。でも、またかわいいげすのあかちゃんできるよっ!」
「げすまりさっ!おうちはどこなの?ゆっくりいこうねっ!」
「ゆーんっ!がんばるよっ!いっしょにがんばろうねっ!げすまりさっ!」
「げすまりさっ!」
「げすまりさっ!!!」
「げすっ!」
「げすーーーっ!!!!!」
「ゆっぐじでぎないーーーっ!?げずなんがじゃないーーっ!?」
傷心でボロボロのまりさ
信じた仲間にげす呼ばわりされて、心が粉々に砕け散る
「ゆっ?でもそれは、おなまえなんだよね?」
まりさは体に視線を受けて首を傾げる
みんな一点を凝視していた
自分の視界では、その箇所を見る事が出来ない為、側の水溜りへと向かう
そして、そこには……。

げすまりさ

と、右頬に黒く書かれたまりさの姿が、水面に映し出されていた

「なっ!なんでーーーーーっ!?」
げすと書かれていたほっぺさん
人間に何かされたらしいのは解っていたが、まさかこんな酷い事をするとは!
ゆっくりできないよっ!
「どうしたの?げすまりさ?」
とてとて、心配そうにみんなが近づいてくる
げすまりさ!と発言しながら
「ばじざは、げずなんかじゃないーーーーーっ!?」
水溜りに頭を突っ込んで、文字を消そうとするまりさ
それを見たゆっくり達は慌てだす
顔を上げたまりさが再度水面を見つめると、多少滲んだだけの文字がまりさの視界へと入る
油性マジックはこんな事では消えない
「げすっ、やめてねっ!ゆっくりできないよっ!」
「げすまりさっ!ゆっくりしていってねっ!?」
泥だらけになったまりさは、悲しげな顔でゆっくり達を見つめる
げす。げす。げす。げす。げす。

まりさは、壊れた

「もういやぁーーーーーーーーーーっ!?」
文字を洗い流す為に、側を流れる川へと走り出す
先日に降った雨の影響により、増水して流れが速くなっている川へとまりさは走り出す
誰も止められなかった
空に浮いたまりさが川へ吸い込まれていく
「「「げっ……?」」」
バシャバシャと水しぶきが上がり、まりさの顔が水面へと浮き上がる
そして、凄い勢いで下流へと流されていく

「ゆんやぁあーーーーーーーーーーーーーーっ!?」
「「「げすぅうぅーーーーーーーーーーーーーーっ!?」」」

みんなの見ている前で、まりさが消えた
困惑の中で赤まりさが息を吹き返す
「ゆっ……?ゆっきゅりちていっちぇねっ!」
絶命したかと思いきや、只の仮死状態だったらしい
ゆっくりの生命力はしぶといのだ
「みゃみゃは、どきょにゃんだじぇ?ちゅーりちゅーり、ちゅりゅよっ!」
視線を慌しく動かすゆっくり達
キョロキョロと母まりさを捜す赤ちゃん
そして、そっと赤まりさの体に触れる肌の感触
「ゆっ!みゃみゃっ!」
振り向いた所に居たのは、まりさではない別のゆっくり
グイグイと押してくる
赤ゆがズリズリ後退し始めた
「やめりゅんだじぇっ!?ゆっきゅちできにゃいよっ!」
抗議しても、おしくら饅頭は止まらない
赤まりさの耳へ、うねりを上げる川の流れの音が響いてきた
「きゃわしゃんにおちゃうよっ!ゆっきゅちやめちぇねっ!」
ゆんっ!と掛け声1つ
赤まりさの体が空を舞う
そのまま下のお水さんへと落ちていく
「ゆんやぁーーっ!おみじゅしゃんは、ゆっくちぃ!ゆあぁーーーーーーっ!?」
親と同じ様に下流へと流れていく
中々のスピードだ
苦しげな声を最後に水面から赤まりさが消える
それを見つめていたゆっくり達は、声を揃えてにこやかに叫ぶ

「「「なにもみなかったことにするよっ!!!」」」
皆、とてもゆっくりな表情でしたとさ




 終わらない


「はーい。みんな覚悟してねー。」
「「「ゆん?」」」
声の方へと反転するゆっくり達
そこには人間が数名立っていた
「げす。と書かれているまりさを見た時には笑ったよ。」
「ここが仲間達の集まる場所ってことか。」
「確かにゆっくりしていない集まりだよな。」
口々に悪評を漏らす人間達。
ゆっくり達はぷくーっ!と膨れて威嚇する
「ぷーっ!げすなんかじゃないよっ!」
「ゆっくりできないにんげんさんは、いますぐしねっ!」
「あまあまおいたら、ゆっくりきえてねっ!」
逃げもせずに抗議と要求を繰り返す
「ヒャッハー!」
「イヤッフーッ!」
「うっひょーいっ!」
お兄さん達は、目の前に居るゆっくり達に飛んでいく
駆除、及び捕獲を目的としたボランティア活動を開始した
「いやぇーっ!?」
「やめてぇーーっ!つぶさないぶぇっ!?」
「たぶけでぇーっ!?」
叩き潰されペシャンコになったゆっくり
勢い余って川に落ち、流されていくゆっくり
袋に入れられてお持ち帰りされるゆっくり
「ちょっ!これは俺のだってばっ!」
「違うって!俺が先に目をつけたんだよっ!」
一角では熾烈な争いが繰り広げられていた
お兄さん達が、持ち帰る為に捕まえたゆっくりの奪い合いしている
「やべでねぇーーっ!?でいぶ、ちぎれじゃうよぉーーーっ!!!」
左右に引っ張りあい、大人気ない争いを繰り広げるお兄さん's
ギリギリとれいむの皮が軋み出して、亀裂が入る
「でいぶは、がわいいがらっ!ごんなべにあうんだねっ!?」
ムチムチの体が楕円状に横へと伸びていく
文字通り、身を引き裂かれるような痛みで、目が極限まで開いて涙が溢れる
「がわいぐでっ!ごべんねーーーーっ!?ゆぶらぁあーーーーーーっ!」
なんという事でしょう
れいむは見事な大阪裁きで、真っ二つになってしまいました
ボタボタと中身が地面へと散らばっていきます
そして、肩を落とすお兄さん達
結論:仲良く分けましょう

お兄さん達が暴れまわった後の川辺には、ゆっくり達はもう居ない
所々に黒い餡子の染みが残るだけ
潰したゆっくりはゴミ袋に入れて持ち帰る
それがマナーでエコロジー
残骸を詰め終わったお兄さん達は、背伸びをして体をほぐす
片手にゴミを、片手にゆっくりの詰め合わせを手にして帰路へとついた
「ゆーっ!ここからだしてねっ!」
「もういやっ!おうちかえる!」
「ぜんぜんゆっくりっできないよっ!」
「おにいさんは、ばかなの?しぬの?」
「このままじゃつぶれちゃうよっ!ゆっくりどいてーっ!?」
それを見て、お兄さん達は笑いながら声をかける

「げすはゆっくり出来ないよ。」

ゆっくり達は袋の中でゆぐゆぐ泣きながら、地獄の扉へと向かっていく


 おわった



あとがき

ゆっくりは全部ジェノサイドエンディング!
でも、たまには、ぬる愛でもいいよね!
誰か書いて下さいっ!

という事で、お久しぶりの2作目を投下
好きな言葉や行動をこれでもかっ!と、詰め込みました
解りにくかったり、意味不明な所があったら感想によろしく
次作以降のあとがきに書いたり、書かなかったりする事でしょう

前作の感想ありがとうございます
まぁ、れいむですので。その内またあるかもしれません

最後まで読んで頂き、ありがとうございました


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このSSへの感想 ※他人が不快になる発言はゆっくりできないよ!よく考えて投稿してね!
感想

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  • ゆっくりに落書きか、ありそうでなかったな、ひらがなは読めるんだし効果的じゃないか -- 2013-01-16 12:37:50
  • 大阪裁きwwゆっくりしそうだwww -- 2011-10-13 00:04:24
  • テンションたっけえなw -- 2011-05-23 22:57:35
最終更新:2009年10月23日 23:59
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