ふたば系ゆっくりいじめ 342 捨てられみりゃ

捨てられみりゃ 8KB


虐待ありません。
泣きめぇ丸の後の話です。
次からはちゃんといじめます。
「捨てられみりゃ」byガッツあき


小腹がすいたので近くのコンビニに出かけることにした。
夜中に間食。
体重的にあまりよろしくないがストレスで禿げるよりはいくらかマシだろう。
そう割り切って外に出た。

コンビニまでは小さな公園を通る。
昼間はよくゆっくりどもがたむろしていてウザイことこの上ないが
夜間はあいつらも眠っているのか静かだ。とてもいい。
このへんには捕食種もいないしな。
つーか街中のほうが捕食種生き残れるんじゃねーか?
まぁ一応希少種だから見つけられ次第捕獲されるのか…。
いや、そもそも野生のれみりゃとふらんは日光苦手だっけか。
そんなどうでもいい事を考えながら歩いていたら、珍しい光景が目に入った。

「ゆっくりしね!ゆっくりしね!」
「うー!うー!」
「ゆっくりしね!」
「ぎゃーおー!」

胴なしふらんが三体。
胴有りのれみりゃが一体。
しかもあのれみりゃ、ふらんを庇ってるのか?
ふらん二体がれみりゃとよく見たら帽子のないふらんを襲っていた。
襲われたふらんは完全に萎縮してしまっているようでれみりゃの背に隠れて震えている。
れみりゃは気丈にも木の枝を振り回して天敵のふらんに応戦していた。
だが涙目だ。もう長くないだろう。
しばらく観察して居たかったが空腹は限界。
しかも気分はカップラーメン。
コンビニでお湯を入れてもらってあいつらに「そおい!」してもいいが
それまではきっとれみりゃが持たないだろう。
さて、販売分のふらんが不慮の事故で減ってしまったから補充してもいいだろう。
ふらんをかばうれみりゃっつーのも面白い。
捕食種が欲しかったところだ。捕まえて飼うのもいいだろう。

「ゆっくりしね!ゆっくりしね!」
「う゛ーっ!ふらんはれみぃがまもるんだどぉー!」
「うー…」
「しね!ゆっくりしね!」

あ。一匹が焦れてふらんの方に行きやがった!

「ちょっと待てーい!ゆくと殴打拳!!」

慌ててふらんの方へ駆けてパンチを二発食らわせてやった。
必殺技っぽいのは掛け声だけで実際は只のパンチだ。
ただし食らわせた箇所は羽の付け根辺りだ。
このあたりはゆっくりの神経らしきものやツボらしきものが多数存在するらしく
初心者でも「ゆくとの拳」のゆっくり神拳継承者気分に浸れるのだ!
ちなみにいくつかのツボは把握しているのでめーりんに「あべし!」と言わせることも可能だ。
めーりん好きだからやらないけどね!
激辛餡が飛び散って自分に被害が大きいしね。

ふらん二体は地に落ち、れみりゃたちは呆然とこちらを見上げていた。
「あー…大丈夫かよ?」
「う゛ぁー!!ごわがっだんだどお!」
「うー!うー!」
涙目の二匹をよそに倒れた二体のバッジを確認する。
ふらんやれみりゃは町には滅多に現れない。
だとしたら飼いである可能性が高い。
運動もかねてゆっくりだけで散歩に行かせる可能性だってある。
「あーあ。やっぱりか」
二体のふらんにはゴールドバッジがあった。
傷ついたれみりゃ達には無い。
「うー…?」
「う゛あ゛ー!このふらんはばっじつきなんだどぉ!ごろざれじゃうどぉー!」
「う゛ー!」
うあー!と泣きだす二匹。
バッジシステムを知っていると言うことはこのれみりゃたちは野生ではない。
野良のれみりゃなど聞いたこともないし、と言うことはこいつらは飼いゆっくりだったのだろう。
「う゛ーっ!れみぃたちはもとかいゆっぐりなんだどぉ!
でもごーるどばっじのこうしんしけんにおちてすてられたんだどぉ!」
「あらら…んで?」
「ぞんなばがなゆっぐりはいらないっで!ふらんをがってぎだんだどぉ!」
「あぁ、始末されてたわけね。納得。そっちのふらんは?」
「れみぃのいもうどなんだどー!ぺっとしょっぷからいっしょだったんだどぉ!」
「へー」
しかし希少種好きなのか?その飼い主。
つーか金持ちだな…。
「うん。わかった。でもバッジゆっくりに手を出した(のは自分だが)んだから殺されちゃうね」
「いやだどー!ぜっがぐだすがっだのにぃぃ!!」
「うー!」
「まぁまぁ。悪いようにはしないさ。俺の言うことさえ聞けばな」

れみりゃはかなり賢いゆっくりだった。
ショップで買えばかなりの高値がつくだろう。
こんなゆっくりを捨てるなんて、やはり金持ちの気持ちはわからん。
ポケットから常に持ち歩いてる胴バッジをれみりゃとふらんに取り付けてやる。
「う?」
「ブロンズバッジだ。最低ランクのバッジだけど、これでお前らは俺の飼いゆっくりだ」
「うー?」
「わからないか?金バッジが銅だろうと他人の飼いゆっくりに手を出したら…」
「!お仕置きなんだどー!」
「だから無かったことにするだろうな」
にやっとれみりゃに笑いかけてやる。
納得がいったようでれみりゃの表情もぱぁぁっと明るくなった。
うんうん、れみりゃに似合うのはこういう馬鹿面なんだよ。
特に泣き顔の後の笑顔はいいよね。
また泣かせたくなるって言うか。
「んじゃここで待ってろ。俺は腹が減って死にそうだ。すぐ戻ってくるから待ってろ」
「うー怖いけどがまんするどぉー」
また一点半泣きになるれみりゃ。
「や、待ってることも無いか」
普段から持ち歩いているエコバックを広げ、伸びているふらんをぶち込んだ。
「じゃ、ついて来い」
そう言った途端、れみりゃの顔がまた明るくなった。
あーもうなんだこいつ。食っちゃいたいくらいかわいい!
今は肉まんの気分じゃないけど。
「うっうー!ふらんーおねぇさまといっしょにおさんぽだどー!」
「うー!」
「あー夜も更けてっから静かにしろよ」
仕方ない、ついでにプリンも買ってやるか。


「ただいまー」
「おじゃましますだどー!(小声)」
「うー!(小声)」
「れみりゃ、靴脱げ。ここはこーまかんじゃなくて俺の家だ」
「わかってるどー」
もたもたと靴をぬぐれみりゃの周りをぱたぱたととぶふらん。
間違いなくこいつらはペット用に改良された高級ゆっくりだ。
性格は素直。知識や一般常識も幼児程度はそなわっている。
えさを与えれば与えるだけでかくなる普通のゆっくりとは違い、成長はある程度でとまる。
れいむ種でも22万もしたんだからこいつらは…。
うーん、そういう虐待プレイの一貫だったらどうしような。
まぁいいか。そんときゃそんときで。
「んじゃおまえら、この部屋にいろよ」
玄関から一番近い部屋に二匹を招き入れる。
「ご主人帰宅帰宅。夜中の間食は太りますよ?」
「じゃおーん」
「うるせ。あと新入りだ。仲良くしろよ」
適当にれみりゃとふらんを置いて、こいつら用の夜食も置いてやる。
れみりゃとふらんにぷりん。きめぇ丸にどらやき。めーりんには暴君ハバネロ。
「じゃおーん!」
「…ジョロキアは?と言ってます」
「売り切れだったんだよ」
「じゃおーん…」
しょんぼりしためーりんをひと撫でして扉を閉めた。

隣の仕事部屋へ移る。
未だにのびているふらんを取り出し、バッジを機械で読み取る。
機械の端末に飼い主の情報が映し出された。
目出 愛子…電話番号はっと、あったあった。
「あ、夜分遅くにすみません、私ゆっくりんぴーすの者でして、ええ。
お宅のふらんちゃんが公園で倒れていまして…はい、傷などは見当たりませんが…はい。
もし何かありましたらこちらのほうで手当てをしてもかまいませんでしょうか?
えぇ、私ゆっくりブリーダーをしておりますので、はい。わかりました。
では明日一番にこちらに向かわれるとのことで…はい、お待ちしております。
こちらの住所はーーー」
任務完了。
どうやら飼い主さんに許可無く息子さんが外に逃がしたそうだ。
れみりゃたちの話は明日聞き出せたらで良いだろう。
藪をつついて蛇を出すのはごめんだ。
ふたん達は大きめの水槽に移しゆっくりフードも入れておく。
念のために体にオレンジジュースを刷毛で塗って後は放置だ。
あぁ、小麦粉もはたいて…と、これでよし。
あとは明日になるのをまとう。
さて、あとは湯を沸かして飯食って風呂入って寝よう。

…ラーメンはいまいちだった…。
風呂は大変だった。
主にれみりゃが。
「ご主人ご主人」
「どした?きめぇ丸」
「れみりゃたちの寝床はどうします?」
「あー…とりあえず俺といっしょに寝るか」
「では呼んできますね」
ぱたぱたと飛んでいくきめぇ丸。
あいつも傷ついて死に掛けていたところを保護したんだが、今ではすっかり元気になり
こうしていっしょに生活している。
ペットというよりは仕事の助手のような扱いだ。
俺の仕事はゆっくりのブリーダーと調教だ。
ゲスに落ちたゆっくりを調教する、最近流行気味の仕事だ。
ゲスは人間に恐怖を抱かない。
それで役立つのがきめぇ丸達捕食種だ。
中でもきめぇ丸種は知能が高くこちらの意図通りに動いてくれ重宝する。
思えばいい拾い物だったなぁ、こいつも。
「ご主人、連れてきましたよ」
「うー…ふらんもおねぇさまといっしょがいい…」
「うぅー…れみぃからもおねがいしますー…」
「あーはいはい。かまわねえよ。じゃ、おやすみーきめぇ丸」
「はい。おやすみなさい」
「じゃおーん!」
「めーりんもお休み」
ドアから体半分だけ出してめーりんがニコニコしていた。
あいつも最近拾ったゆっくりだ。
他のゆっくりからいじめられていたところを保護。
ウチはこんなゆっくりばかりだな。

ベッドに横になる。
ついでにれみりゃも横に寝せ、ふらんは枕元に。
「んじゃおやすみ」
「うー!おやすみ!おねえさま!」
「ふ、ふらん!ふらんのおねーさまはれみぃなんだど!」
「おやすみ!おおきいおねえさま!」
「ぎゃーおー!れみぃにもごあいさつするんだどー!」
「面倒臭いなおまえ」
「ぞんだごどないんだどぉー!!」
「寝ろ」
「おねーさまうるさい!」
「どぼじでぞんなごというのー!?」
「ははは、悪い悪い。けどいじめたくなるんだよねー」
「うあー!れみぃはやさしくされたいんだどぉ!」
「はいはい、そんじゃおやすみ、れみりゃ」
れみりゃの頭を撫でてやる。
「うー…お休みなさい、だどぉ………おねーさん」
「おやすみ、おねーさま。おおきいおねーさま!」
「はいはい、おやすみ」

続く。

れみりゃ絵を描いたらか「次はふらんにいじめられるれみりゃを」と言われて
変な電波を受信してしまった。
れみりゃかわいいよれみりゃ。
風呂が大変だったのはれみりゃがおにーさんだと思い込んでいたためパニックを起こしたからです。
お風呂シーンは諸事情でカットしました(笑)
次はおねーさんのお仕事調教編を予定しています。
泣きめぇ丸も頑張るよ!コメントしてくれた人ありがとね!あまあまよりうれしいよ!


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感想

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  • お姉さんだったんかい!?(前日憚SSが見当たらないから分からんかった)

    ↓×3 捕食種と言っても、通常種を襲うだけで食べないという設定が多い。 -- 2018-01-03 17:18:02
  • 続きが気になるんだどー!続き待ってるどー☆ -- 2017-10-29 16:25:53
  • 続ききになるなー
    面白かった! -- 2017-01-05 17:29:06
  • きめぇ丸って補食種だったんですね。
    -- 2016-11-25 15:18:28
  • 癒されるわー。(笑) めーりんカワユス(笑) -- 2016-01-30 11:59:46
  • 俺は通常種(れいむ、まりさ)虐待、希少種、捕食種愛でなんだけど、
    こうゆうssあって良かったんだどお☆ -- 2016-01-30 11:58:19
  • あー、歩職種と希少種(めーりんって、希少種だっけ?)は、いやされる -- 2015-10-13 12:44:16
  • 俺って言ってるからおねーさんじゃなくておにーさんじゃないですか?(笑) れみりゃとふらんは癒される! みょんとかも好きだけど、れみりゃが一番好きです!だどぉ! -- 2015-10-10 23:13:10
  • れみりゃとふらん可愛い~ -- 2015-08-13 02:37:07
  • れみりゃ愛ではゆっくりできるなぁ -- 2012-04-30 22:20:09
  • 主人公寝るとこまで男かと思ってた! -- 2012-01-04 02:58:41
  • れみりゃは愛でても虐めても可愛い。
    ゴミ饅頭は不快だから潰すけど、れみりゃは可愛いから虐愛でる。虐めるというよりいじるかな?

    ふらんとかきめい丸はそもそも虐めずに全力で愛でる。 -- 2011-11-12 06:54:08
  • 虐待も愛でも両方好きな自分にはたまらん
    たまにはこういうのもいいよね! -- 2010-10-17 13:52:08
  • もう可愛すぎる -- 2010-10-15 15:54:34
  • いやぁ~れみりゃ愛では癒されるわ
    めーりんも可愛かった -- 2010-09-24 20:52:38
  • れみりゃ愛ではゆっくりできる -- 2010-06-27 23:53:53
  • ↓そうですねぇ。れみりゃをふらんが「おねーさま」って
    呼ぶ、仲良し描写はやっくりできますねぇ。 -- 2010-06-16 05:53:47
  • やっぱりれみりゃがふらんをおねーさんだから庇うってのは可愛いなぁ -- 2010-03-02 02:01:29
最終更新:2009年10月24日 17:32
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