ふたば系ゆっくりいじめ 349 久城学園のボランティア

久城学園のボランティア 5KB


※あっさりです


























キーンコーンカーンコーン

チャイムの音が響き渡ると共に、
子供たちがワイワイガヤガヤと話しながら学校を飛び出てきた。
ここは遊栗町遊栗久城学園。
小、中、高と横に三つ並んでいて、グラウンドや体育館は別にある物のプールなどは共用という、少しだけ変則的な形となっている。

ああ、申し遅れました。
私は子供たちをこよなく愛する男……久城枝葉(くじょう しよう)。
ここの総合理事なんぞをやっている者です。
さて、折角ですしどうです?
この学校の見学なんぞされていっては。



   久城学園のボランティア



さて、今出てきた子供たちですが、彼らは小学部の子らです。
実は今日はボランティアの日なのです!
貴方もやらされたでしょう?
公園や町のゴミ拾い。そう、それですよ。
この子たちも、町の人々のために今からゴミ拾いに行く、という訳ですね。
子供たちがボランティアに汗水流すのに私がここでだらけるわけにもいきませんね。
ささ、貴方も一緒に行こうじゃないですか!



「えー、本日は絶好のゴミ拾い日よりとなりました。
 普段からお世話になっているお父さん、お母さん、町の人たちのために……」

意外とこの町は広いですからね、幾つかグループを作って回ることになります。
私たちは、あの子たちと一緒に行きましょう。
そうそう、あのぺたつるりのお尻が魅力的な子ですよ。
なんで隠れて見ているのかって?
子供たちの自主性を促すボランティア活動です。
大人がついて行けば、嫌々でもやるでしょうがそんなのはボランティアじゃあありません
こうして、物陰から見守ることが教師のつとめ、という訳です。



−鬼居君グループ−

「びぃぃぃぃ!どぼじで!?どぼじでおうじごわずのぼぼぼぼぼ!?」
「うっせえなあ。ごみを片付ける授業なんだから仕方ねえだろ?」
「でいぶのおうじはごびじゃないでじょおおお?」
「はあ・・・俺たちから見れば、十分にゴミなんだよ」
とりあえず、町中にちらばった段ボールやブルーシートといったゴミをリヤカーに放り投げる。
このボランティア、ゴミの量に応じて最後にお菓子がもらえるんだ。
ま、要はいっぱい集めなさいって訳だ。
「までぇぇぇ!おうじがえぜぇぇぇぇぇ!!」
ついて来るよ・・・ウゼェ



−芽出さんグループ−

「やべてぇぇまりざのおぼうじがえじでえぇぇぇぇぇ!!」
「もう・・・ゴミをこぼして歩いちゃだめでしょ?
 ほら、お帽子きれいになったわよ」
「ゆうう!まりさのごはん、ごはんはあぁぁぁ!?」
「ごはん?ごめんね、ゆっくりフードは持ってきてないの。
 またこんどね」
このゆっくりまりさちゃん、お帽子の中にゴミを詰め込んで歩いてて、
ぼろぼろぼろぼろ零れて汚かったんだよね。
ゆっくりはきれい好きな生き物。
あんなに汚れたお帽子じゃかわいそうだもんね!
お帽子をきれいにしてあげて私たちもゴミをげっとぉの良いアイディアってわけ。
「ごはんがえぜぇぇぇぇ!がえぜぇぇぇぇ!」
あらあら、よっぽどお腹減ってたのねえ……でもゆっくりフードなんか持ってないし。
可愛そうだけど、遊んでたら怒られちゃうし、そのうち疲れてかえるでしょ。



−逆多さんグループ−

「なあに?あれぇ」

私がその声に振り返ると、鬼居君、芽出さんたちのグループが大量のおまんじゅうを引き連れて歩いていた。
おまんじゅうは、どれも必死の形相で、
「じねぇぇぇぇ がえぜぇぇぇぇ」と大声でわめいている。
      • うざい・・・

「ねえ、ギャック、ゴミ全然集まらないよぉ?」
「あなたたちが真面目に集めなかったからでしょ?
 もう、他のグループがほとんどのゴミを拾って行っちゃったのよ。
 あと、ギャック言うな。」

もう・・・私はさかたって言う名前なのに、読み方を変えてギャックなんて呼び方が定着しちゃったのよねえ。なんでだろ?
それにしても、うん見事にゴミ袋が空っぽ。
最初の出遅れが痛かったのよねぇ・・・みんなスロースターターだから。
だらだらやってるうちに、他のグループがゴミをもってっちゃったわけ。

「はあぁぁぁ、ご褒美のお菓子、理事長先生の特製なのになあ」
「しょうがないよぉ・・・帰ろ?」
「でも・・・ねえ、ギャック他にゴミ落ちてそうなところ知らない?」
「ゴミねぇ・・・」

そんなこと言われても。
第一ゴミが多いところは他のグループがもう・・・
「がえぜぇぇぇぇぇ」
「あばあばおいでいげぇぇぇ」
「じねっじねっぐぞじじいどぼぉぉぉ」
あ。

「ねえみんな」
「何?ゴミ有るとこ思い出したとか?」
「うんうん、あるじゃないの、すぐそこに」

そう言って、最後尾のおまんじゅうをゴミ袋に入れる。
さらに、ゴミ袋を重ねて二重にした。

「えーそれゆっくりでしょ?生き物持って行ったら、怒られない?」
「うん、だからね、こうするのよ」

そのまま、ゴミ袋を電柱にたたき付ける。
ぐるぐる回って、遠心力を付加するのも忘れてはいない、
「ゆぴい」
と、鳴き声が聞こえて、おまんじゅうからあんこがはみでる。
二度目で白玉がはみ出た。
三度目には皮とあんこがばらばらに混じり合ってもはや、これがゴミではないと言う人間は居ないであろう状態に変わる。

「ね、これで、どう見てもごみじゃない」
「おまえあたまいいな」

そういって、みんながゴミ袋にゴミを詰め始めた。
うんうん、これでお菓子を貰えるね。








−再び理事長−

おお、今年もそこに気づく子らが現れましたか。
実はですね、我が学園では昔ゆっくりの駆除のボランティアをやっていたんです。
ですが、某団体から、ゆっくりが可愛そうだと苦情がきましてね・・・
まあ、中止に相成った訳なんです。
ですが、町の人たちから再開させて欲しいとの要望もありましてねえ・・・
そこで、このボランティアゴミ拾いって訳です。
ええ、毎年出るんですよ、ああやってゴミのかさ増しする子たちが。
止めないのかって?
いやだなあ、子供達は、自主的にゴミ拾いをしているだけじゃあないですか。

ね。そうでしょう?



















後書き

此処、久城学園は高等部が農学校です。
中等部でゆっくりを飼育、ゆっくりの生態を学び
高等部では、ゆっくりの効率的な駆除の仕方をお勉強するわけです



初めてSS書いてみましたが、難しいですねえ。
でも、書いていれば上手くなるかな?
アドアイスあればお願いしますです。


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感想

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  • ↓↓そういうなの、現実でもそんな非常識な奴は沢山居るんだから -- 2013-01-19 09:11:11
  • 愛で派が愛でるのは飼いゆっくりなのでゆっくりフードかと
    野良ゆ?パンがないならお菓子をお食べ -- 2010-09-25 05:10:48
  • 愛で派なら野良ゆが何を食べてるかぐらい知っとけよ。 -- 2010-07-10 16:30:07
  • 理事長寛大w -- 2010-06-29 02:47:47
最終更新:2009年10月24日 18:11
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