CentOS5.5がリリースされたので、LiveCDをUSBにインストールして、USBブートに挑戦してみた。

Googleで調べると、以下にFedora8での方法が出ており、手元のOSはCentOS5.4なので、同様にできると思いためしてみた。
http://www.atmarkit.co.jp/flinux/rensai/linuxtips/a074usbboot.html

1.livecd-toolsパッケージのインストール
 以下でインストール。依存関係のあるパッケージもいくつかインストールされた。
# yum install livecd-tools

# rpm -qa | grep livecd-tools
livecd-tools-013-9.el5.rf

2.USBデバイスの確認
 以下のコマンドでUSBデバイスの特殊ファイルを確認。
# fdisk -l
      • 中略・・・
デバイス Boot Start End Blocks Id System
/dev/sdg1 * 1 491 3943926 b W95 FAT32

3.LiveCDのUSBへの書き込み
 以下でLiveCDをUSBに書き込む。USBはアンマウントされていること。
# livecd-iso-to-disk /home/iso/CentOS-5.5-x86_64-LiveCD.iso /dev/sdg1
Verifying image...
/usr/bin/livecd-iso-to-disk: line 179: checkisomd5: command not found
Are you SURE you want to continue?
Press Enter to continue or ctrl-c to abort

Copying live image to USB stick
Updating boot config file
Installing boot loader
USB stick set up as live image!

なお、USBはFAT32でフォーマットし、bootフラグを付けたものを使った。FAT32以外でも可能かは試していない。最初bootフラグがない状態で実行したらエラーになり、gpartedコマンドでbootフラグを付けるようメッセージがでた。

4.起動
 BIOSをいじり、USBから起動できるようにして起動したが、以下のメッセージがでて起動できなかった。
Initial menu has no LABEL entries!

5.syslinuxの再インストール
 livecd-toolsではsyslinuxというブートローダを使用しているので、syslinuxを再インストールした。LinuxでよりWindowsの方がよいというWebページがあり、LInux上で失敗したこともあり、Windows7上でインストールした。
 a) ダウンロード
   http://www.kernel.org/pub/linux/utils/boot/syslinux/syslinux-3.86.zip

 b) インストール
  syslinux.exe -ma k:  <ーk: はUSBのドライブ

6.再び起動
 今回は無事起動することができた。



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最終更新:2011年04月15日 22:55