山西利治

初めての担当作品は1990年発売のサンダーフォースIII。吉田猛と共作した『サンダーフォースIV』では、「Metal Squad」など強烈な印象を残す数々の楽曲を手がけ、プレイヤーの耳を驚かせた。
1995年にガストへ移籍し、サウンドセクション（後のGust Sound Team）のリーダーを務める。”アトリエシリーズ”の第一作『マリーのアトリエ』にはサウンド担当兼ディレクターとして携わり、このとき作曲した「只今お仕事中！」はシリーズを通じて用いられる人気曲となった。
ガストを退社後、アズゲーム所属を経てNoBrandSoundsに加入。以降は成人向けPCゲームソフトへの楽曲提供を中心に活動した。
2009年以降は山西利治名義での商業活動はなく、散発的に同人CDに楽曲提供を行う程度である。

初期の作風はメタル・ハードロックからの影響がきわめて強いものであったが、ガスト移籍以降はメロディアスな楽曲の制作においてもその才能を発揮している。

2013年、かつての同僚である椎名治美ほか所属のプロダクション「EXELION」に加入した。