おおきなまめのき
概要
グラスランドの4番目のステージ「おおきなまめのき」で流れるBGM。
ピアノをメインに使った心に染み入る優しげな曲で、まめのきの葉に滴る朝露のように爽やかで美しい音楽。
本作は今までのカービィのサウンドにはあまり無かったピアノを使用した楽曲が多数揃えられており、
この曲は特に「癒し」の雰囲気が全面的に表現された楽曲となっており、ステージ曲の中でも特に人気が高い。
ちなみに本作ではサントラが発売されていないが、ステージ内に設置されているCDを取るとサウンドが自由に聞ける。
HAL研究所の作曲家である
安藤浩和氏はこういった冨田氏作曲の楽曲から、作曲の新しい方向性を見出したと
インタビューで語っている。
ピアノ主体の『毛糸のカービィ』のサウンドに合わせるために、それまでの打ち込みではなく生楽器を使用した楽曲を安藤氏は作り出した。
次回作の『
星のカービィ Wii』以降でも、安藤氏は「
雲の夢」など生楽器を使用した楽曲を作り続けていくことになる。
この曲を含めた『毛糸のカービィ』の音楽は、後のカービィシリーズのサウンドに少なからず転換をもたらしたと言えるだろう。
過去ランキング順位
最終更新:2023年08月28日 20:45