井上大介

いのうえ だいすけ

80年代でのハドソンのゲーム作品に楽曲を提供していた作曲家。
北海道大学在学中からロックバンド「Quotations」にキーボード、コンピュータープログラミングで参加。
その後元ピチカート・ファイブの小西康陽氏とユニット「ヤング・オデオン」を結成し、作曲・編曲を担当した。
また札幌に拠点を持つ音楽制作会社ジョーダウンスタジオにも一時在籍していたようである。

同じくハドソン作品に楽曲を提供していた国本剛章氏とは、大学時代の軽音楽サークルの後輩にあたる。
国本氏のようにヤマハのMSXを使いこなしていたため、ハドソンからスカウトされることとなった。
代表的なものは『迷宮組曲』や『新人類』など。国本氏と共作して担当した作品がほとんどである。
なかでも井上氏が作曲した『迷宮組曲』のボーナスステージの音楽は、今でも人気が高い。
ただ共作というよりもそれぞれ笹川敏幸氏から電話で依頼を受けて作曲するといった、個別製作に近いものだったという。

現在もミュージシャンとして活動しており、北海道を中心に活動しているバンド「BAKER SHOP BOOGIE」でキーボードを担当している。
他にも公共施設の映像作品やYOSAKOI、雪まつり等イベントの音楽制作に携わるなど幅広く活動を続けている。

札幌ビジュアルアーツでは作曲の講師を担当しており、北村友香氏や磯田泰寛氏はともに井上氏の教え子で、同級生である。


担当作品の一例

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最終更新:2024年03月04日 23:57