絶対魔獣戦線:メソポタミア
概要
「……しまった、そういう事か。
化かし合いにおいて、一枚上をいかれるとは。」
――新しいヒトのカタチ――
ソーシャルゲームアプリ『Fate/Grand Order』の第1部7章『絶対魔獣戦線バビロニア』、その後半で流れるマップBGM。
荘厳さを感じさせるコーラスからイントロが始まるものの、直後に重く暗い低音を響かせながら絶望感を煽るようなピアノの旋律が奏でられる。
前半のマップBGMである「絶対魔獣戦線:バビロニア」とは打って変わって陰鬱な曲調であり、衝撃的なシナリオ展開からこのBGMへと切り替わるため、プレイヤーに非常に強い印象を与えた。
しかし、シナリオを進めるとこの曲の別の側面が見えてくる。
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ネタバレにつき注意 |
滅亡の危機に瀕しながらも、賢王たる英雄ギルガメッシュを信じ、強く明るく生き続ける第七特異点の人々。
主人公やパートナーであるマシュが交流を深めた彼/彼女たちは、 真なる敵によって生み出された「次の世代の人類」たるラフムによって、為す術もなく虐殺され、懸命に守り抜こうとした国は容赦なく蹂躙されていく。
しかし、それら全てをギルガメッシュは己の千里眼によって予見しており、国民はその結末を既に彼から聞かされていた。
にもかかわらず、誰一人として逃げ出そうとはせず、命尽きるその瞬間までウルクの民であり続けた。
第七特異点を駆け抜け、全てに決着を付ける直前に流れるこの曲からは、そんな、絶望的な状況にありながらも決して諦めずに戦い続ける、一筋の『希望』を感じられることだろう。
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過去ランキング順位
収録サウンドトラック
Fate/Grand Order Original Soundtrack I
最終更新:2023年08月03日 20:49