邪獣王!

じゃじゅうおう!

収録作品:SDガンダム外伝2 円卓の騎士 [SFC]
作曲者:上村みゆき

概要

なんと          
グレートデギンは     
ラフレシアとゆうごうした!


本作のラスボスである「邪獣王ギガサラマンダー」との決戦で流れる曲。
曲名はゲームソフト付属の説明書での応募でもらえた非売品CD「SDガンダム外伝2 円卓の騎士 Special Music」にて判明している。
ラストダンジョン「聖山ロンデニオン」の最深部で「邪獣エレメンタルラフレシア」撃破後、ザビロニア帝国の帝王グレートデギンが融合することで登場し、連戦となる。
テンションを一気に引き上げるヴァイオリンのイントロに始まり、終始勇壮感と緊迫感を感じさせるメロディーは、僅か40秒足らずの曲であることを感じさせない最終決戦に相応しいものとなっている。

全体的に難易度が高めの本作のラスボスであることもあり、ギガサラマンダーは2回行動の上、全体魔法「ライトニング」で13対1という数の差を物ともせず圧倒してくる。
そして最大技の「ギガブラスト」は4ターンのチャージ後に極大ダメージを全体に放つ技であるのだが、その威力は味方最大HPが999である本作においてほぼ全てのキャラに対し1000超えのオーバーキルを叩き出すトンでもない代物。
こんなものを直撃してなお耐えられるのはキングガンダムII世等ごく一部であり、専用グラフィックから放たれ一撃でパーティーが壊滅寸前に陥る様は圧巻の一言。
そして体制を立て直す前に「ライトニング」が飛んてこようものなら全滅一直線である。
このため、チャージ中に決着を付けるのが攻略の要であるのだが、前哨戦のエレメンタルラフレシアのHPが12000に対してギガサラマンダーのHPは倍の24000という途轍もないものであり、削り切れても大体が発射阻止ギリギリとなる。
オマケに道中の「聖山ロンデニオン」が、長丁場・隠し通路・強い雑魚という凶悪なダンジョンとなっており、たどり着くのも一苦労という有様。
これら数々の悪戦苦闘の要因が重なり、この最終決戦は曲と共に強烈な印象を残すこととなった。

なお、曲名が明かされた応募限定の非売品CD「SDガンダム外伝2 円卓の騎士 Special Music」は原曲ではなくアレンジ曲が収録されている。
こちらはオーケストラ調の曲にアレンジされており、全体的にヴァイオリンを主旋律に構成しているが、原曲と比べて重厚感が増しており、作りこみに気合の入ったものとなっている。

余談だが、ザビロニア帝国のキャラモチーフが初代ガンダム~F91で構成されているのに対し、唯一「邪獣王ギガサラマンダー」のモチーフとなったのは、「機動戦士SDガンダム サイコサラマンダーの脅威」に登場するオリジナルMA「サイコサラマンダー」。
このサイコサラマンダー、このゲーム以外に他作品に一切登場していない幻のMAであるため元ネタが以外と知られておらず、ギガサラマンダーを経由して初めて知ったという人も多いとか。

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サウンドトラック

SDガンダム外伝2 円卓の騎士 Special Music

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最終更新:2023年10月07日 21:05