「Ms.Pac-Man」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

Ms.Pac-Man - (2016/01/31 (日) 08:29:55) の1つ前との変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

*Ms.Pac-Man 【みず ぱっくまん】 |ジャンル|アクション|~| |対応機種|アーケード|~| |発売元|バリー=ミッドウェイ|~| |開発元|ゼネラルコンピュータ|~| |稼働開始日|1981年|~| |判定|なし|~| |>|>|CENTER:''[[パックマンシリーズリンク>パックマンシリーズ]]''| **概要 主に米国にて国民的ヒットを飛ばしたアーケードゲーム『パックマン』の続編、かつアッパーバージョンにあたる作品。但し、本作は日本では発売されておらず、国産としてのパックマンシリーズの正史には入れられていない((国産においてのパックマンの続編は1982年リリースの『スーパーパックマン』。))。~ **製作の経緯 当時のマサチューセッツ工科大学の学生だった人物により創業したゼネラルコンピュータ社が本作を(ナムコに無許可で)開発し、後の発売元となるバリー=ミッドウェイ社にライセンスの承認を申し出る。ミッドウェイ社は「ゲーム内容やデザインを修正する権利を保持する」という条件付きでこれを承認し、リリースにこぎつけたというかなり特殊な経緯がある。~ もちろん今の本作は、パックマンの生みの親であるナムコ(現:バンダイナムコゲームス)に著作権があり、後に国産向けの家庭用移植もされる事となる(下記)。 //同様な経緯でファンにより制作され、発売元である任天堂に持ち込まれたものの黙殺されたドンキーコング2とは真逆の帰結を辿った作品である。(このためにドンキーコングは「2」が欠番となった) **パックマンとの相違 本作の基本的なゲームシステムは初代パックマンと同様だが、以下の相違点がある。 -ゲームタイトルが示す通り、パックマンから女性キャラであるミズパックマンに変更されている。ゲーム内におけるパックマンとの見た目の違いは頭上にリボンが付いている点にある。 -色とフィールドが異なる4種類の迷路が用意され、ステージバリエーションが増している。また、ワープトンネルが2セットとなった(一部ステージは1セットのみ)。 -モンスターの行動パターンにランダム性が追加。 -フルーツアイテムがステージ内を彷徨うようになった。 -オレンジ色のモンスターの名称が原作では「クライド」だったが、本作では「スー」に変更されている。 -一部フルーツアイテムの種類の差し替え(全7種類)。 **総評 米国においては本家をも凌ぐヒットを飛ばした作品だが、やはりリリースがされていない国産の知名度はいまいち低いのが現状である。国産においては大量の家庭用移植がされた初代に比べると、本作の家庭用移植は単発では一切されず、オムニバス収録も比較的最近になってからであり、影の薄い存在である感は否めないところ。~ とはいえ、出来が悪いのかといえばそんな事はなく、初代の遺伝子を多く受け継いだ作品なので十分遊べる出来であるのは言うまでもないだろう。 キャラクター自体は、ミスター&ミズパックマン(ピンボール、バリーミッドウェイ)やアニメ版パックマンに継承され、パックランドでも登場したため正式なパックマンファミリーとして認知されている。 **家庭用移植 国産移植のみを表記。~ すべてオムニバス、もしくはおまけ収録となっている。~ Xbox360版バーチャルアーケードはバンダイナムコゲームス、それ以外はすべてナムコ発売。 -ハロー! パックマン(スーパーファミコン、1994年8月26日発売) -- -ナムコミュージアム VOL.3(プレイステーション、1996年6月21日発売) -- -ナムコヒストリー VOL.3(Windows、1998年6月9日発売) -- -ミズパックマン メイズマッドネス(プレイステーション、2000年12月28日発売) -- -ナムコミュージアム(ゲームボーイアドバンス、2001年12月7日発売 WiiUVC、2014年12月10日) -- -パックマンワールド2(プレイステーション2、2002年7月25日発売) -- -ナムコミュージアム Vol.1(プレイステーション・ポータブル、2005年2月24日発売) -- -ナムコミュージアム アーケードHITS!(プレイステーション2、2006年1月26日発売) -- -ナムコミュージアム バーチャルアーケード(Xbox360、2009年11月5日発売)
*Ms.Pac-Man 【みず ぱっくまん】 |ジャンル|アクション|~| |対応機種|アーケード|~| |発売元|バリー=ミッドウェイ|~| |開発元|ゼネラルコンピュータ|~| |稼働開始日|1981年|~| |判定|なし|~| |>|>|CENTER:''[[パックマンシリーズリンク>パックマンシリーズ]]''| **概要 主に米国にて国民的ヒットを飛ばしたアーケードゲーム『パックマン』の続編、かつアッパーバージョンにあたる作品。但し、本作は日本では発売されておらず、国産としてのパックマンシリーズの正史には入れられていない((国産においてのパックマンの続編は1982年リリースの『スーパーパックマン』。))。~ 位置付けとしては、当時大量に出回った改造パックマン(当時コピーゲームとして認知されていたが、純正基板からの改造も多かったらしい)に近い。 **製作の経緯 当時のマサチューセッツ工科大学の学生だった人物により創業したゼネラルコンピュータ社が本作を(ナムコに無許可で)開発し、後の発売元となるバリー=ミッドウェイ社にライセンスの承認を申し出る。ミッドウェイ社は「ゲーム内容やデザインを修正する権利を保持する」という条件付きでこれを承認し、リリースにこぎつけたというかなり特殊な経緯がある。~ もちろん今の本作は、パックマンの生みの親であるナムコ(現:バンダイナムコゲームス)に著作権があり、後に国産向けの家庭用移植もされる事となる(下記)。 //同様な経緯でファンにより制作され、発売元である任天堂に持ち込まれたものの黙殺されたドンキーコング2とは真逆の帰結を辿った作品である。(このためにドンキーコングは「2」が欠番となった)また、ナムコは完成品の持ち込みには比較的寛容だった(例:クインティ)。 **パックマンとの相違 本作の基本的なゲームシステムは初代パックマンと同様だが、以下の相違点がある。 -ゲームタイトルが示す通り、パックマンから女性キャラであるミズパックマンに変更されている。ゲーム内におけるパックマンとの見た目の違いは頭上にリボンが付いている点にある。 -色とフィールドが異なる4種類の迷路が用意され、ステージバリエーションが増している。また、ワープトンネルが2セットとなった(一部ステージは1セットのみ)。 -モンスターの行動パターンにランダム性が追加。 -フルーツアイテムがステージ内を彷徨うようになった。 -オレンジ色のモンスターの名称が原作では「クライド」だったが、本作では「スー」に変更されている。 -一部フルーツアイテムの種類の差し替え(全7種類)。 **総評 米国においては本家をも凌ぐヒットを飛ばした作品だが、やはりリリースがされていない国産の知名度はいまいち低いのが現状である。国産においては大量の家庭用移植がされた初代に比べると、本作の家庭用移植は単発では一切されず、オムニバス収録も比較的最近になってからであり、影の薄い存在である感は否めないところ。~ とはいえ、出来が悪いのかといえばそんな事はなく、初代の遺伝子を多く受け継いだ作品なので十分遊べる出来であるのは言うまでもないだろう。 キャラクター自体は、ミスター&ミズパックマン(ピンボール、バリーミッドウェイ)やアニメ版パックマンに継承され、パックランドでも登場したため正式なパックマンファミリーとして認知されている。 **家庭用移植 国産移植のみを表記。~ すべてオムニバス、もしくはおまけ収録となっている。~ Xbox360版バーチャルアーケードはバンダイナムコゲームス、それ以外はすべてナムコ発売。 -ハロー! パックマン(スーパーファミコン、1994年8月26日発売) -- -ナムコミュージアム VOL.3(プレイステーション、1996年6月21日発売) -- -ナムコヒストリー VOL.3(Windows、1998年6月9日発売) -- -ミズパックマン メイズマッドネス(プレイステーション、2000年12月28日発売) -- -ナムコミュージアム(ゲームボーイアドバンス、2001年12月7日発売 WiiUVC、2014年12月10日) -- -パックマンワールド2(プレイステーション2、2002年7月25日発売) -- -ナムコミュージアム Vol.1(プレイステーション・ポータブル、2005年2月24日発売) -- -ナムコミュージアム アーケードHITS!(プレイステーション2、2006年1月26日発売) -- -ナムコミュージアム バーチャルアーケード(Xbox360、2009年11月5日発売)

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: