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*PRINCESS WALTZ 【ぷりんせす わるつ】 |ジャンル|AVG+SLG|#amazon(B000E7PABS)| |対応機種|Windows98/Me/2000/XP|~| |発売・開発元|PULLTOP(ウィル)|~| |発売日|2006年4月28日|~| |ポイント|第二部はほとんど別物|~| #center{&size(35){''WARNING!!!!!!!''}&br()&size(20){''このゲームは18歳以上のみ対象のアダルトゲームです。''}} **あらすじ 時は現代、所は日本。~ 平凡に暮らしていた主人公『深森 新』の前に、一人の金髪の少年が現れる。~ 少年の名は『クリス=ノースフィールド』。「七央城の王子だ」と彼は言った。~ 運命か偶然か。クリスの指輪をはめてしまった新は、彼と行動を共にすることになる。~ クリスの周りに集い来るは、いずれ劣らぬ美しさを持つ姫君たち。~ きらびやかなドレスに身を包んだ姫君たちは、驚く新のことなどお構いなしに、苛烈に、華麗に、戦闘を開始する。~ それは、『プリンセスワルツ』。~ 立った一人の王子を巡る、世界で一番華やかな戦い─── (パッケージ裏より) **特徴 -本作は他のアダルトゲームの例に漏れずノベル形式となっている。しかし物語内での戦闘シーンだけはカードバトル形式になっており、一部を除いて負けるとそのままゲームオーバーとなる。 --カードバトルを大まかに説明すると、三竦みとなっている『斬』『突』『薙』のカードの相性と合計値でダメージを与えていく方式ということになる。 --敵を早く倒すほど、また大きなダメージで止めを刺すほど大きな経験値が貰える。これを使って自分を強化していく。 -本ゲームは『第一部』と『第二部』に別れており、選択肢が出るのは『二部』のさらに終盤のみ。部の中はさらに『○話』と別れて進んでいくが、戦闘中に減る体力が回復するのはあくまで『日付』が進む毎である。 **問題点 -後半の大幅な失速。 --ゲームの第一部は姫同士が戦う熱い物語が展開する……のだが、その第一部が唐突な終わり方''(正確には少し違うが、メインヒロインが死ぬ。)''を見せる。 --そして第二部にゲームは移るが、ほとんど伏線の無いままに『黒幕』が現れ姫達は一丸となってそれに立ち向かうという展開になる。 --第二部にもカードバトルでの戦闘シーンはもちろんあるが、敵はワンパターンな上に第一部と比べると圧倒的に''弱い。''第二部は全く経験値を使わなくても楽勝で勝ち進めるほど。 ---しかも黒幕との最終戦も無いままゲームは終わる。最後に戦う敵はたしかに頭一つ出た強さを持っているが、ターンが進めば自動的に勝つという有り様。 ---正直戦闘シーンのクライマックスは第一部序盤のリーゼル戦であり、それ以降は見栄えもしなければ強くもない敵と戦い続ける作業的な戦闘シーンが続く。 -EDが一つだけ。 --第二部終盤に『姫を選ぶ』形式の選択肢が登場する。そこで複数回選んだ姫と後に絆を深めあいHシーンに入るのだが、''誰を選んでもエンディングにはほぼ影響しない。'' --主人公にとってはあくまでメインヒロインが一番であり、選んだ姫といくら親密のように構えてもそれをはっきり公言している。 --ではメインヒロイン一人に絞った恋愛物語かというとそれも疑問であり、第一部を見てもHはするがそれは『恋愛か?』といえる雰囲気のまま。第二部に至っては最後まで登場はおろか台詞も無く、再会してもすぐ恋愛とは程遠い雰囲気のままEDを迎える。 --そもそもこのメインヒロインは男装キャラであり、人気投票でも な好みが別れるヒロインである。 **総評 類を見ない個性的なヒロイン勢を揃えているが、肝心の恋愛展開とEDは一切無し。肝心の戦闘シーンも後半は入れる必要があったのかを疑問に思うほどつまらない。開発期間を忠実に守ったために壮大に設定倒れしてしまった残念なゲームである。

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