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イナズマイレブンGO シャイン/ダーク - (2012/07/28 (土) 02:34:03) の1つ前との変更点

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*イナズマイレブンGO シャイン / ダーク 【いなずまいれぶんごー しゃいん / だーく】 |ジャンル|サッカーRPG|&amazon(B005O65PW8)|&amazon(B005O65Q3Q)| |対応機種|ニンテンドー3DS|~|~| |発売元|レベルファイブ|~|~| |開発元|レベルファイブ|~|~| |発売日|2011年12月15日|~|~| |定価|各バージョンともに5,800円|~|~| |~|[[イナズマイレブンシリーズ]]|~|~| **作品概要 イナズマイレブンシリーズの第4作目。前3作の主人公・''円堂守''達の時代から10年後の雷門中学校を舞台に、新主人公・''松風天馬''らがサッカーを牛耳る組織『フィフスセクター』へ挑む。 対応ハードもDSから3DSへと移行し、システム等も一新と、色々と世代交代を図った作品である。 **特徴・過去作からの変更点等 -''化身システム'' --今作の目玉とも言える要素で、一部の選手は、試合中に化身を召喚(!)することができる。 --化身を召喚している最中は、コマンドバトルにおける能力の大幅な上昇や化身独自が持つ能力上昇効果やファウルをとられなくなる等のメリットがある。 ---その力たるや、能力差がそれほどなければノーマルシュートで敵キーパーの必殺技を破ってしまったり、相手のブロック・オフェンス技も弾いてしまえるほど。 --化身の発動は全てKPというゲージで管理され、何らかの行動(シュートを撃つ、敵と組み合う)で減少し、0になると化身は消滅し、原則その試合では化身は使えなくなってしまう。 --デメリットとしては、召還中は通常の技が使えなくなりその化身の技1つしか使えなくなってしまう事や、使いすぎる事によってGPを大幅に消費してしまう事。 --クリア後は条件を満たす事で化身の付け替えや、新たに化身を使えるようにする事もできる。 -端的に言えば、前作での「一定時間チーム全体の能力値を上昇させる」効果のバーニングフェーズを一極化したものと言える。ちなみに今作ではバーニングフェーズは廃止された。 -能力値の項目の変化。 --過去作のキック・ボディ・コントロール・ガード・スピード・スタミナ・ガッツからキック・ドリブル・テクニック・ブロック・スピード・スタミナ・キャッチ ラッキーへと変化。 --なお、キャッチはキーパー以外にもパスキャッチの成功率に影響するようになっているため、キーパー以外もグローブ系を装備できるようになった。 -監督システム。 --今作では、チームの監督を替える事も可能。試合中の能力値上昇ボーナスを得る事が出来る。但し、監督と選手の相性も存在し、逆に能力を発揮できなくなる選手がいたりするため、ただ能力値を見るだけでは駄目なのである。 --また、能力値上昇ボーナスがどれも半端だが、相性がどれも普通…というような監督もいる。 --ちなみに、シナリオ上で主人公チーム以外の監督は、何とアイテム扱いで入手する事となる。 -サッカーバトル関連。 --過去作の4人制から5人制になった。 --ランダムエンカウントから、シンボルエンカウント制へ変更。また、一部を除いてこちらから話しかけない限り戦闘にはならない。 --敗北時のペナルティがなくなった。 **評価点 -お馴染みのアツいシナリオ。 --「本当のサッカー」を取り戻すために奮闘する主人公に感化され、次第にやる気を取り戻してゆく先輩たちの描写や、ライバルとの激闘や和解といった「イナイレらしさ」は今作も健在。 --また、円堂守ら多くの前作メインキャラ達も成長した姿で登場。様々な形で天馬達に影響を与えていく。 -ハードの性能を活かした美麗なグラフィック。 --DS時代の過去3作から比べても、滑らかな動きや表情の変化等、格段な進化が見受けられ、据え置き機シリーズの『イナズマイレブンストライカーズ』シリーズにも勝るとも劣らない出来。 -化身システムと言う新たな境地。 --いつ化身を召喚して攻めるか、もしくはどうやって相手の化身を削るかといったような駆け引きが出来るようになり、戦略性に深みが増した。 --何よりも「それなんて○ョジョ?」と言わんばかりの馬鹿馬鹿しくもド派手な演出はファンを爆笑させた。 -シリーズ定番のアーティストであるT-Pistonz+KMCによるOPも好評。 --シャイン版のOPはアニメでも使われていたが、後にダーク版のOPも期間限定でアニメに使用された。 -キャラカスタマイズの自由度の増加。 --前述したとおり化身の付け替え等も可能ではあるが、今作ではクリア後、自力習得技枠の上書きも可能になった。 **批判点・賛否両論点 -一部シナリオの説明不足な点。 --敵組織の先遣隊とも言える「黒の騎士団」というチームは序盤で雷門を圧倒していくという「1」の最初の帝国学園のような登場をするのだが、その試合以降姿を消してしまい、結局まともに決着をつけられないまま終わってしまう。 --また黒の騎士団の監督である黒木善三というキャラは、独自に自軍に接触してきたり、瞬間移動をしたり(?!)、ムービーシーンでもボス格キャラの側近的な描かれ方をしており結構目立つのだが、ある時を境に姿を消してしまい、以降全く説明が無い。またそのポジションにそれまで出ていなかった人物が据えられる。 ---この扱いに、「続編への伏線ではないか?」という声もあったが、先行放映されているアニメを観る限りその線は限りなく薄い。 --ラスボスチームのポッと出感が酷い。 --その登場の仕方自体はある意味敵組織の横暴ぶりを象徴するような意表を突く登場をするのだが、如何せんそれまでの伏線が少ない事や、主人公側との因縁の薄さもあって印象が限りなく薄い。 -選手数・必殺技数の減少。 --特に必殺技については、前作メインキャラの一部の技を除き前作までの技は殆どが削除されている。これによって、前作キャラの大半がそのキャラの特徴とも言える必殺技を何一つとして持っていないと言う事態に陥ってしまっており、少々寂しい。 -新スカウトシステムである『キズナックス』。 --その選手を仲間にするために指定された選手・アイテム・情報を手に入れるというもの。入手方法は詳しく表示されるため、それで迷う事は無い。 --前作までのスカウトバトルが廃止され、人脈システムの発展型とも言えるものなのだが…とにかく面倒な点が目立つ。 --例えば、条件が選手になっている場合「●●を仲間にするためには△△と××が必要」「△△を仲間にするためには□□と◎◎が…」というように「欲しい選手のために特にいらない選手を仲間にしなければならない」という事例が多い。 ---例えば「1」のラスボスであるアフロディに至っては合計''26名''の選手を引き抜かねばならない。 --また、アイテムについては、試合のドロップアイテムを要求される事もあるが、基本アイテムドロップは運次第であるため、運が悪いと延々と同じ試合を繰り返す事になる。 ---これの例としては「2」の準主役級キャラである吹雪。吹雪を仲間にするために必要な起点部分に位置する選手・シャドウの条件に、「ゼロシューズ」というアイテムを入手していなくてはならないのだが、これは他バージョンとのプレミアム通信を行ったうえで登場するチームを撃破する事で稀にドロップするアイテムなのである。試合をするだけでもひと手間かかるのに、ゼロシューズがただでさえ出にくいため、心が折れるユーザーも少なくなかった。 -まさかの「嫁バージョン分け」。 --前作主人公・円堂守が何と''既婚者''という設定で登場するのだが、驚くべき事にシャイン版・ダーク版でそれぞれ別の女性と結婚しているという設定。当然ながら''重婚''、''不倫''とネタにされ、また「無駄にキャラファン層の対立を煽った」と本気で批判する声も多い。 --特に、本作発売前にある企画で片方の嫁の事にしか触れず、後々になってからこの嫁バージョン分けを発表した事も余計に火に油を注ぐ結果となった。 **総評 新ハードに移行した割には、どうも前作3と比べるとボリューム不足感が否めず、また五条祭りに次ぐ嫁のバージョン分けと言った「公式の悪乗り」が目立つ事もあって、ややシリーズへの不信感を抱かれている感は強い。 とはいえ、ゲームとしての面白さは決して失われておらず、アニメとのメディアミックス効果もあり、新世代キャラ達も受け入れられている事から世代交代は概ね成功と言った所だろう。 **その後の展開 -現在は「イナズマイレブンGO2 クロノ・ストーン」の製作が発表され、アニメが先行放映されている。 --内容としてはタイムスリップものであり、過去の偉人とサッカーをしたり、『化身アームド』という「ジョ○ョの次は聖○士星矢か?!」と言わんばかりの超次元っぷりを披露している。
*イナズマイレブンGO シャイン / ダーク 【いなずまいれぶんごー しゃいん / だーく】 |ジャンル|サッカーRPG|&amazon(B005O65PW8)|&amazon(B005O65Q3Q)| |対応機種|ニンテンドー3DS|~|~| |発売・開発元|レベルファイブ|~|~| |発売日|2011年12月15日|~|~| |定価|各5,800円|~|~| |>|>|>|CENTER:''[[イナズマイレブンシリーズリンク>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/1287.html]]''| **作品概要 イナズマイレブンシリーズの第4作目。前3作の主人公・''円堂守''達の時代から10年後の雷門中学校を舞台に、新主人公・''松風天馬''らがサッカーを牛耳る組織『フィフスセクター』へ挑む。 対応ハードもDSから3DSへと移行し、システム等も一新と、色々と世代交代を図った作品である。 **特徴・過去作からの変更点等 -''化身システム'' --今作の目玉とも言える要素で、一部の選手は、試合中に化身を召喚(!)することができる。 --化身を召喚している最中は、コマンドバトルにおける能力の大幅な上昇や化身独自が持つ能力上昇効果やファウルをとられなくなる等のメリットがある。 ---その力たるや、能力差がそれほどなければノーマルシュートで敵キーパーの必殺技を破ってしまったり、相手のブロック・オフェンス技も弾いてしまえるほど。 --化身の発動は全てKPというゲージで管理され、何らかの行動(シュートを撃つ、敵と組み合う)で減少し、0になると化身は消滅し、原則その試合では化身は使えなくなってしまう。 --デメリットとしては、召還中は通常の技が使えなくなりその化身の技1つしか使えなくなってしまう事や、使いすぎる事によってGPを大幅に消費してしまう事。 --クリア後は条件を満たす事で化身の付け替えや、新たに化身を使えるようにする事もできる。 -端的に言えば、前作での「一定時間チーム全体の能力値を上昇させる」効果のバーニングフェーズを一極化したものと言える。ちなみに今作ではバーニングフェーズは廃止された。 -能力値の項目の変化。 --過去作のキック・ボディ・コントロール・ガード・スピード・スタミナ・ガッツからキック・ドリブル・テクニック・ブロック・スピード・スタミナ・キャッチ ラッキーへと変化。 --なお、キャッチはキーパー以外にもパスキャッチの成功率に影響するようになっているため、キーパー以外もグローブ系を装備できるようになった。 -監督システム。 --今作では、チームの監督を替える事も可能。試合中の能力値上昇ボーナスを得る事が出来る。但し、監督と選手の相性も存在し、逆に能力を発揮できなくなる選手がいたりするため、ただ能力値を見るだけでは駄目なのである。 --また、能力値上昇ボーナスがどれも半端だが、相性がどれも普通…というような監督もいる。 --ちなみに、シナリオ上で主人公チーム以外の監督は、何とアイテム扱いで入手する事となる。 -サッカーバトル関連。 --過去作の4人制から5人制になった。 --ランダムエンカウントから、シンボルエンカウント制へ変更。また、一部を除いてこちらから話しかけない限り戦闘にはならない。 --敗北時のペナルティがなくなった。 **評価点 -お馴染みのアツいシナリオ。 --「本当のサッカー」を取り戻すために奮闘する主人公に感化され、次第にやる気を取り戻してゆく先輩たちの描写や、ライバルとの激闘や和解といった「イナイレらしさ」は今作も健在。 --また、円堂守ら多くの前作メインキャラ達も成長した姿で登場。様々な形で天馬達に影響を与えていく。 -ハードの性能を活かした美麗なグラフィック。 --DS時代の過去3作から比べても、滑らかな動きや表情の変化等、格段な進化が見受けられ、据え置き機シリーズの『イナズマイレブンストライカーズ』シリーズにも勝るとも劣らない出来。 -化身システムと言う新たな境地。 --いつ化身を召喚して攻めるか、もしくはどうやって相手の化身を削るかといったような駆け引きが出来るようになり、戦略性に深みが増した。 --何よりも「それなんて○ョジョ?」と言わんばかりの馬鹿馬鹿しくもド派手な演出はファンを爆笑させた。 -シリーズ定番のアーティストであるT-Pistonz+KMCによるOPも好評。 --シャイン版のOPはアニメでも使われていたが、後にダーク版のOPも期間限定でアニメに使用された。 -キャラカスタマイズの自由度の増加。 --前述したとおり化身の付け替え等も可能ではあるが、今作ではクリア後、自力習得技枠の上書きも可能になった。 **批判点・賛否両論点 -一部シナリオの説明不足な点。 --敵組織の先遣隊とも言える「黒の騎士団」というチームは序盤で雷門を圧倒していくという「1」の最初の帝国学園のような登場をするのだが、その試合以降姿を消してしまい、結局まともに決着をつけられないまま終わってしまう。 --また黒の騎士団の監督である黒木善三というキャラは、独自に自軍に接触してきたり、瞬間移動をしたり(?!)、ムービーシーンでもボス格キャラの側近的な描かれ方をしており結構目立つのだが、ある時を境に姿を消してしまい、以降全く説明が無い。またそのポジションにそれまで出ていなかった人物が据えられる。 ---この扱いに、「続編への伏線ではないか?」という声もあったが、先行放映されているアニメを観る限りその線は限りなく薄い。 --ラスボスチームのポッと出感が酷い。 --その登場の仕方自体はある意味敵組織の横暴ぶりを象徴するような意表を突く登場をするのだが、如何せんそれまでの伏線が少ない事や、主人公側との因縁の薄さもあって印象が限りなく薄い。 -選手数・必殺技数の減少。 --特に必殺技については、前作メインキャラの一部の技を除き前作までの技は殆どが削除されている。これによって、前作キャラの大半がそのキャラの特徴とも言える必殺技を何一つとして持っていないと言う事態に陥ってしまっており、少々寂しい。 -新スカウトシステムである『キズナックス』。 --その選手を仲間にするために指定された選手・アイテム・情報を手に入れるというもの。入手方法は詳しく表示されるため、それで迷う事は無い。 --前作までのスカウトバトルが廃止され、人脈システムの発展型とも言えるものなのだが…とにかく面倒な点が目立つ。 --例えば、条件が選手になっている場合「●●を仲間にするためには△△と××が必要」「△△を仲間にするためには□□と◎◎が…」というように「欲しい選手のために特にいらない選手を仲間にしなければならない」という事例が多い。 ---例えば「1」のラスボスであるアフロディに至っては合計''26名''の選手を引き抜かねばならない。 --また、アイテムについては、試合のドロップアイテムを要求される事もあるが、基本アイテムドロップは運次第であるため、運が悪いと延々と同じ試合を繰り返す事になる。 ---これの例としては「2」の準主役級キャラである吹雪。吹雪を仲間にするために必要な起点部分に位置する選手・シャドウの条件に、「ゼロシューズ」というアイテムを入手していなくてはならないのだが、これは他バージョンとのプレミアム通信を行ったうえで登場するチームを撃破する事で稀にドロップするアイテムなのである。試合をするだけでもひと手間かかるのに、ゼロシューズがただでさえ出にくいため、心が折れるユーザーも少なくなかった。 -まさかの「嫁バージョン分け」。 --前作主人公・円堂守が何と''既婚者''という設定で登場するのだが、驚くべき事にシャイン版・ダーク版でそれぞれ別の女性と結婚しているという設定。当然ながら''重婚''、''不倫''とネタにされ、また「無駄にキャラファン層の対立を煽った」と本気で批判する声も多い。 --特に、本作発売前にある企画で片方の嫁の事にしか触れず、後々になってからこの嫁バージョン分けを発表した事も余計に火に油を注ぐ結果となった。 **総評 新ハードに移行した割には、どうも前作3と比べるとボリューム不足感が否めず、また五条祭りに次ぐ嫁のバージョン分けと言った「公式の悪乗り」が目立つ事もあって、ややシリーズへの不信感を抱かれている感は強い。 とはいえ、ゲームとしての面白さは決して失われておらず、アニメとのメディアミックス効果もあり、新世代キャラ達も受け入れられている事から世代交代は概ね成功と言った所だろう。 **その後の展開 -現在は「イナズマイレブンGO2 クロノ・ストーン」の製作が発表され、アニメが先行放映されている。 --内容としてはタイムスリップものであり、過去の偉人とサッカーをしたり、『化身アームド』という「ジョ○ョの次は聖○士星矢か?!」と言わんばかりの超次元っぷりを披露している。

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