「ざくろの味」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

ざくろの味 - (2010/08/28 (土) 23:36:14) の1つ前との変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

**ざくろの味 【ざくろのあじ】 |ジャンル|サウンドノベル|~| |対応機種|スーパーファミコン|~| |発売・開発元|イマジニア|~| |発売日|1995年11月22日|~| |定価|11800円|~| |ポイント|これ、おいしいよ。|~| *概要 イマジニアから「[[月面のアヌビス]]」と同時に発売された、世にも珍しい双子サウンドノベルの片割れ。 ~ **特徴 -シナリオは複数用意されているが、どれでも「主人公達のいるビルが地下に埋没し、そこからの脱出を目指す」という設定は共通している。 -登場人物は「[[かまいたちの夜>http://www23.atwiki.jp/ggmatome/pages/41.html]]」同様シルエットで描かれている。またメインシナリオのみ、敵側のキャラは違う色になる。この設定を効果的に利用した演出もある。''1回だけだが。'' -パーセンテージで表わされる「達成率」が存在する。 -''物語冒頭に「月面のアヌビス」という単語が登場する。''因みに「月面のアヌビス」のゲーム中には「ざくろの味」という単語が登場している。 -説明書には登場人物紹介が載っておらず、ゲームの冒頭で紹介文が出るのだが、この紹介文は再プレイ時には省略される。 ~ **問題点 -「月面のアヌビス」と違って、章単位の読み直し機能は無い。章題自体は付いているし、選択肢を間違うと1発死にする事が多いソフトなのだからあると便利なのだが。 --とはいえあちらには達成率表示は無い。同時に開発していたなら両方搭載できなかったのだろうか? -メインシナリオはゾンビが登場するホラーチックな内容だが、死体を再生する科学兵器による事件なのでオカルトものではない。しかしこの科学兵器の設定がなんともあやふやである。 --首の無い死体まで生き返ったり、しかもまるで意思が有るかのようにどこかへ消えちゃったり。脳が無いのにどうやって動いているのか? --更にそのゾンビに殺されると、なぜか科学兵器に関する情報が頭に入っていたり、''敵の行動パターンまで読めるようになったり''。 --「死後数時間以内の死体にしか効かない」という触れ込みなのに、何十年も前に死んだ人間まで復活する。もう何でもあり。 -誤字脱字がやたらと多い。 -達成率を100%にすると隠しシナリオがプレイできるのだが、これは短いというより手抜きな内容で、しかもオチは脱力もの。「これって何のゲームだっけ?」と思う事請け合いである。 ~ *総括 -シナリオのボリューム・システムの独自性共に、同時発売の「アヌビス」に劣っている。''しかしプレイヤーに与える印象の強烈さに関しては、本作は「アヌビス」の比では無いだろう。'' --メインシナリオのバッドエンドは後味が非常に悪いものばかりで、更に「朝籐」というキャラがゾンビ化するシーンはトラウマ確実であり、この点だけはいまだに語り草となっているほどである。 --とはいえ、それを上回るインパクトはサブシナリオには無く、しかも前述の通り''最後のシナリオが脱力ものなもんだから''尻すぼみという感は拭えないだろうが…。

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: