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*D.C.II To You ~ダ・カーポII~ トゥーユー 【だかーぽつーとぅーゆー】 |ジャンル|こそばゆい学園恋愛アドベンチャー(サイドエピソード集)|&amazon(B001YQGQXE)| |対応機種|Windows 2000~Vista|~| |発売・開発元|CIRCUS NORTHERN|~| |発売日|2009年6月26日|~| |価格|5,800円|~| |レーティング|ソフ倫:18歳未満禁止|~| |ポイント|サイドストーリー集&br()梅雨に関連したストーリーが主体&br()ボリュームは少なめ&br()本編プレイ推奨|~| |>|CENTER:''[[D.C. ~ダ・カーポ~シリーズリンク>D.C. 〜ダ・カーポ〜シリーズ]]''|~| #contents(fromhere) #center{&size(35){''WARNING!!!!!!!''}&br()&size(20){''本作は18歳以上のみ対象のアダルトゲームです。''}} ---- **概要 [[ダ・カーポII>D.C.II ~ダ・カーポII~]]の前日談及びアナザーストーリー集。~ 梅雨に発売され、『雨』をモチーフにしたこそばゆくて切ないストーリーが多い。&bold(){尚、決してダジャレではない}((to you→トゥーユー→ツーユー→梅雨。))。~ 本編では明かされなかった過去ストーリーを垣間見ることができる。そのためか、分岐する選択肢は(無駄な物を除いて)一切ない。 **シナリオ #region(クリックで展開) &size(15){''紫陽花''}~ あじさい。朝倉姉妹の実母である由姫と、朝倉家に世話になった幼い義之のストーリー。~ 回顧録である上、回顧する時系列が本編の2年前であるため、過去における回顧録である。~ 音姫と由夢の性格が本編とは全く異なるため、新鮮味はあるかもしれない。~ HなCGはあるものの、18禁シーンはない。純一とさくらのやり取りが多いのも魅力。 &size(15){''雪月花''}~ 小恋シナリオの後日談にて、杏と茜との出会い、そして渉と杉並との出会いを回顧するストーリー。~ 何かと不遇だった小恋に焦点があてられているため、ある意味小恋救済ストーリー。~ 本シナリオのみ、義之にボイスがあてられている。 &size(15){''まひるに降る雨''}~ まひると、その友達であるミキの話。時系列的には10年ほど前。~ まひるとの出会い、そして別れを回顧したストーリー。~ 本編のまひるシナリオをやっていれば結末は容易に想像はつくが、わかっていても涙溢れる泣きシナリオである。~ 当然の如く、18禁シーンはない。 &size(15){''機械の心''}~ 唯一の外伝。時系列は本編よりやや前の梅雨時。雨降りしきる中、義之は一体のμを拾う。~ しかし、そのμは他のμとはどこか雰囲気が違っていた。(詳細は後述)~ やがて、感情豊で、ドジでお茶目なμに、義之は段々と心惹かれていくが…。 #endregion **キャラクター 既存キャラは[[コチラ>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/815.html#id_9e7c2b57]]を参考のこと。~ 以下は本作のみ登場するキャラ(ただし朝倉姉妹はほぼ別キャラ同然のため例外)紹介となる。 &size(15){''朝倉由姫''}~ 朝倉姉妹の母で。ある理由から不治の病に冒されている。~ 正に理想的な母という言葉がぴったりの女性。幼い義之の良き義母でもある。~ ただ、三咲里奈氏の演技もあってか、少しだけお茶目な面もある。~ &size(15){''朝倉音姫(幼少)''}~ 朝倉家の長女。まだ幼いのに、料理が得意。性格はよそよそしく、義之には特に冷たく接している。~ 由夢にはお姉さんっぽい面を見せるが、本編とは違い呼び捨てで呼ぶ。~ 後半になると、本編における「世話焼きお姉さん」という一面を垣間見ることができる。 &size(15){''朝倉由夢(幼少)''}~ 朝倉家の次女。会って間もない義之のことをすんなり「お兄ちゃん」と呼び、慕う。~ 甘えん坊で、よく音姫に注意される。お調子者の節があり、やっぱり姉に突っ込まれる。~ 義之とは非常に仲が良く、音姫のことをどうにかできないかと一緒に相談したりもする。 &size(15){''高松久美子''}~ 義之が付属1年のときに赴任した教育実習生。別け隔てない爽やかな笑顔と口調が特徴。~ スタイルも良く、あることがきっかけで義之と接点が生まれる。~ 小恋の恋のライバルになるかと思われていたが、別にそんなことはなかった。 &size(15){''朝比奈ミキ''}~ まひるの親友で、ブラザー。それまでは卒のない学級委員長で、誰とでも仲良くする模範的な生徒。~ かなり押しの強い世話焼きな少女だが、実際は家庭の環境から、友達と呼べる人はいないと自負している。~ まひると出会うことで、本当の親友を作ることができ、看護師となる決意が出来た。ちなみに回顧録では陸上部。 &size(15){''μ(後、咲夜)''}~ 本作の舞台では商品化されているアンドロイド。ただし、感情が非常に豊で、他のμとは異なる印象。~ 奉仕用メカなのに、家事はダメダメで、&bold(){由夢も真っ青なほど}台所を荒らして回る。~ 一応美夏と同じ設計なのか、バナナが大好物。 **評価点 -シナリオ --泣き系が多いものの、シナリオ各所は良くまとまっている。日常シーンも何気ないシーンに重要な要素があるなど、無駄といえるシーンはほとんどない。 -ボーカル曲 --主題歌である『レンブラントの光』を始め、名曲の宝庫といえる。 --また、本編の楽曲から唯一『cloudy』が再登場し、まひるシナリオ((一応μシナリオでも使われるが、使い方が半端なため、まひる専用BGMという認識が大きい。))で幾人もの涙腺を崩壊させた。 **難点 -ボリューム不足 --シナリオが4つというのもそうだが、各シナリオは非常に短い。それでミドルプライスはやや対価に見合わない。 -シナリオの一部消化不良 --挙げられるのが、朝倉姉妹のこと。結局、いつ本編における『世話焼きお姉さん』『ツンデレだらだら妹』に変換したのか((ゲーム内でも突っ込まれているため、その辺は各々の脳内補完に任せる、という意味合いが強いと思われる。))が不明瞭。 --久美子のシナリオに関しても、「延長された実習期間に何があったのか?」という謎が残ったまま。 **総評 DCシリーズにおけるシナリオと曲のクオリティは健在だが、ボリュームが決定的に不足しているのが目立った。~ 本編プレイ推奨なので、本作自体の需要が多いかというと、そうでもないのが救いか。~ 一応、中古であればかなり値崩れしているため、本編を攻略したプレイヤーなら、購入を薦めたい。~
*D.C.II To You ~ダ・カーポII~ トゥーユー 【だかーぽつーとぅーゆー】 |ジャンル|こそばゆい学園恋愛アドベンチャー(サイドエピソード集)|&amazon(B001YQGQXE)| |対応機種|Windows 2000~Vista|~| |発売・開発元|CIRCUS NORTHERN|~| |発売日|2009年6月26日|~| |価格|5,800円|~| |レーティング|ソフ倫:18歳未満禁止|~| |ポイント|サイドストーリー集&br()梅雨に関連したストーリーが主体&br()ボリュームは少なめ&br()本編プレイ推奨|~| |>|CENTER:''[[D.C. ~ダ・カーポ~シリーズリンク>D.C. ~ダ・カーポ~シリーズ]]''|~| #contents(fromhere) #center{&size(35){''WARNING!!!!!!!''}&br()&size(20){''本作は18歳以上のみ対象のアダルトゲームです。''}} ---- **概要 [[ダ・カーポII>D.C.II ~ダ・カーポII~]]の前日談及びアナザーストーリー集。~ 梅雨に発売され、『雨』をモチーフにしたこそばゆくて切ないストーリーが多い。&bold(){尚、決してダジャレではない}((to you→トゥーユー→ツーユー→梅雨。))。~ 本編では明かされなかった過去ストーリーを垣間見ることができる。そのためか、分岐する選択肢は(無駄な物を除いて)一切ない。 **シナリオ #region(クリックで展開) &size(15){''紫陽花''}~ あじさい。朝倉姉妹の実母である由姫と、朝倉家に世話になった幼い義之のストーリー。~ 回顧録である上、回顧する時系列が本編の2年前であるため、過去における回顧録である。~ 音姫と由夢の性格が本編とは全く異なるため、新鮮味はあるかもしれない。~ HなCGはあるものの、18禁シーンはない。純一とさくらのやり取りが多いのも魅力。 &size(15){''雪月花''}~ 小恋シナリオの後日談にて、杏と茜との出会い、そして渉と杉並との出会いを回顧するストーリー。~ 何かと不遇だった小恋に焦点があてられているため、ある意味小恋救済ストーリー。~ 本シナリオのみ、義之にボイスがあてられている。 &size(15){''まひるに降る雨''}~ まひると、その友達であるミキの話。時系列的には10年ほど前。~ まひるとの出会い、そして別れを回顧したストーリー。~ 本編のまひるシナリオをやっていれば結末は容易に想像はつくが、わかっていても涙溢れる泣きシナリオである。~ 当然の如く、18禁シーンはない。 &size(15){''機械の心''}~ 唯一の外伝。時系列は本編よりやや前の梅雨時。雨降りしきる中、義之は一体のμを拾う。~ しかし、そのμは他のμとはどこか雰囲気が違っていた。(詳細は後述)~ やがて、感情豊で、ドジでお茶目なμに、義之は段々と心惹かれていくが…。 #endregion **キャラクター 既存キャラは[[コチラ>http://www26.atwiki.jp/gcmatome/pages/815.html#id_9e7c2b57]]を参考のこと。~ 以下は本作のみ登場するキャラ(ただし朝倉姉妹はほぼ別キャラ同然のため例外)紹介となる。 &size(15){''朝倉由姫''}~ 朝倉姉妹の母で。ある理由から不治の病に冒されている。~ 正に理想的な母という言葉がぴったりの女性。幼い義之の良き義母でもある。~ ただ、三咲里奈氏の演技もあってか、少しだけお茶目な面もある。~ &size(15){''朝倉音姫(幼少)''}~ 朝倉家の長女。まだ幼いのに、料理が得意。性格はよそよそしく、義之には特に冷たく接している。~ 由夢にはお姉さんっぽい面を見せるが、本編とは違い呼び捨てで呼ぶ。~ 後半になると、本編における「世話焼きお姉さん」という一面を垣間見ることができる。 &size(15){''朝倉由夢(幼少)''}~ 朝倉家の次女。会って間もない義之のことをすんなり「お兄ちゃん」と呼び、慕う。~ 甘えん坊で、よく音姫に注意される。お調子者の節があり、やっぱり姉に突っ込まれる。~ 義之とは非常に仲が良く、音姫のことをどうにかできないかと一緒に相談したりもする。 &size(15){''高松久美子''}~ 義之が付属1年のときに赴任した教育実習生。別け隔てない爽やかな笑顔と口調が特徴。~ スタイルも良く、あることがきっかけで義之と接点が生まれる。~ 小恋の恋のライバルになるかと思われていたが、別にそんなことはなかった。 &size(15){''朝比奈ミキ''}~ まひるの親友で、ブラザー。それまでは卒のない学級委員長で、誰とでも仲良くする模範的な生徒。~ かなり押しの強い世話焼きな少女だが、実際は家庭の環境から、友達と呼べる人はいないと自負している。~ まひると出会うことで、本当の親友を作ることができ、看護師となる決意が出来た。ちなみに回顧録では陸上部。 &size(15){''μ(後、咲夜)''}~ 本作の舞台では商品化されているアンドロイド。ただし、感情が非常に豊で、他のμとは異なる印象。~ 奉仕用メカなのに、家事はダメダメで、&bold(){由夢も真っ青なほど}台所を荒らして回る。~ 一応美夏と同じ設計なのか、バナナが大好物。 **評価点 -シナリオ --泣き系が多いものの、シナリオ各所は良くまとまっている。日常シーンも何気ないシーンに重要な要素があるなど、無駄といえるシーンはほとんどない。 -ボーカル曲 --主題歌である『レンブラントの光』を始め、名曲の宝庫といえる。 --また、本編の楽曲から唯一『cloudy』が再登場し、まひるシナリオ((一応μシナリオでも使われるが、使い方が半端なため、まひる専用BGMという認識が大きい。))で幾人もの涙腺を崩壊させた。 **難点 -ボリューム不足 --シナリオが4つというのもそうだが、各シナリオは非常に短い。それでミドルプライスはやや対価に見合わない。 -シナリオの一部消化不良 --挙げられるのが、朝倉姉妹のこと。結局、いつ本編における『世話焼きお姉さん』『ツンデレだらだら妹』に変換したのか((ゲーム内でも突っ込まれているため、その辺は各々の脳内補完に任せる、という意味合いが強いと思われる。))が不明瞭。 --久美子のシナリオに関しても、「延長された実習期間に何があったのか?」という謎が残ったまま。 **総評 DCシリーズにおけるシナリオと曲のクオリティは健在だが、ボリュームが決定的に不足しているのが目立った。~ 本編プレイ推奨なので、本作自体の需要が多いかというと、そうでもないのが救いか。~ 一応、中古であればかなり値崩れしているため、本編を攻略したプレイヤーなら、購入を薦めたい。~

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