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SIMPLE2000シリーズ Vol.37 THE シューティング ~ダブル紫炎龍~ - (2012/11/16 (金) 09:02:31) の1つ前との変更点

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*SIMPLE2000シリーズ Vol.37 THE シューティング ~ダブル紫炎龍~ 【しんぷる2000しりーず ぼりゅーむ37 ざしゅーてぃんぐ だぶるしえんりゅう】 |ジャンル|シューティング|~| |対応機種|プレイステーション2|~| |メディア|CD-ROM 1枚|~| |発売元|D3パブリッシャー|~| |開発元|童|~| |発売日|2003年10月23日|~| |定価|2,000円(税別)|~| |プレイ人数|1~2人|~| |セーブデータ|KB以上の空きが必要|~| |ポイント|新作とAC版移殖のダブル収録&br()大人しい難易度の新作|~| **概要 -プレイステーション2版のSIMPLE2000シリーズ第37弾にあたる作品。PS2版SIMPLE2000シリーズとしては初の2Dシューティングでもある。 -本作向けに作られた完全なる新作『紫炎龍エクスプロージョン』と、その原作にあたるアーケードゲーム『[[紫炎龍]]』の完全移殖とのダブル収録となっている。 **主なモード・ルール -本作は『紫炎龍エクスプロージョン』と『紫炎龍』の2つモードが用意されている。下記では各モードを個別に紹介していく。 ***紫炎龍エクスプロージョン -オプション・ステージセレクトについて。 --ゲーム開始前に以下のオプション設定ができる。 ---「三段階からの難易度調整」「ステレオ/モノラルの選択」「アナログコントローラーの振動設定」「自機の残機・ボム数設定」「セーブ関係設定」 --ステージセレクトに関して。 ---「プラクティス」という項目を選ぶと、過去のプレイにて今までに到達したステージを自由に選択できる。 ---プラクティスはあくまでも練習向けという位置付けであり、選択したステージをクリアしても次ステージに進む事はできない。 ---メインは全8ステージ構成だが、ステージセレクト欄は10ステージ分の表示がある。2ステージ分は特定条件を満たす事で選択できる隠しステージである。 -自機・パイロットセレクトについて。 --ステージ開始前にプレイヤーが使用する「3機の機体」と「6人のパイロット」を各1つづつ選択できる。 ---機体には「BD-21VM」(バランス重視)・「BD-22LV」(移動スピード重視)・「BD-23ML」(パワー重視)が用意されている。 ---パイロットの選択は自機のショットに色やボンバーの演出、及びエンディングに影響を及ぼす(機体性能自体の影響はなし)。 -操作系統。 --至ってオーソドックスなショット & ボム形式の操作となる。 ---メインショットボタン押しっぱなしでオートによるメインショットを放てる。&br()本モードの自機は3つのボタンのいずれかを押す事により、違う性能のメインショットが撃ち分ける方式を採用している。&br()各メインショットには「弱・中・強」の種類があり、強ショット側である程に強いショット性能となるが、それに反比例して自機の移動スピードが低下するというデメリットも伴う。 ---ボンバーボタンで使用回数制限のあるボンバーが放てる。 -倍率ボーナスについて。 --本モードには「倍率ボーナス」という要素が存在する。 ---メインショットを撃たずに下記のスコアアイテムを取得すると、倒した敵の入手スコアに「倍率」がかかり多大なスコアを稼ぎやすくなる。 ---また、強のメインショットを撃ち敵を倒す事でも同様の倍率がかかる。 -アイテムについて。 --特定の敵を破壊すると以下のアイテムを落とす。なお、本モードにはパワーアップという概念はない為、パワーアップアイテムは存在しない。 ---「B (ボンバー)」…ボンバーストックが1増える。 ---「☆ (スコア)」…スコアアップの効果。特定回数ストックすると1UPの効果も兼ねる。 -ミス条件について。 --敵や敵弾に触れる事による一撃ミスの残機制。ミス後は途中復活となる。 ---ミス後の復活はボンバーストックがリセットされる。 ***紫炎龍 -本モードを選択してしまうと『エクスプロージョン』側の選択ができなくなってしまう。どうしても選択したければ本体電源をリセットするしかない。 -オプションについて。 --ゲーム開始前に以下のオプション設定ができる。 ---「三段階からの難易度調整」「スコアアクシテンド設定」「画面表示の設定」「サウンドテスト」 ---本モードにはセーブ機能は一切対応していない(セーブできるのは『エクスプロージョン』のみ)。 -ゲーム内容に関しては『[[AC版>紫炎龍]]』と全く同じなのでそちらを参照の事。 **特徴 ***紫炎龍エクスプロージョンの特徴 -AC版の面影は全く残っていない。 --『紫炎龍』の冠を評している本モードだが、あまりにも別物化しており、もはやタイトルを借りただけの別作品である。 ---AC版とのゲームシステムの共通点はせいぜいショット & ボム操作の縦スクロールシューティング位で、それ以外はゲームシステムが全然違う。 ---全編通してあからさまな弾幕シューティングであり、AC版の様なノリを期待すると相当なる違和感を覚えるのは必至だと思われる。 --グラフフィック・BGM周りも完全に別物と化している。 ---グラフィックはフルポリゴンで描かれ、AC版と同じ部分を探すのはまず無理といわんばかりにデザインが変更されている。 ---BGMに関しても熱い楽曲メインだったAC版から一新され、ばりばりのトランスBGM揃いとなっている。 ---どちらかといえば本モードのデザインは『[[レイディアントシルバーガン>http://www23.atwiki.jp/ggmatome/pages/336.html]]』のそれと非常に近い。ゲームシステムに関しては全然違うが…。 -低難易度・低ボリューム。 --弾幕シューティングとしての難易度は低い部類。 ---敵があまり執拗な弾幕のばら撒き方をする機会が少なく、それなりに弾幕慣れしたプレイヤーならば初見でも対応できる程の難易度に留まっている。難易度ハードですらまだぬるい。 ---AC版と比べても天と地位の難易度差があり、高難易度を好むプレイヤーからすれば「本モードがおまけでAC版がメイン」と解釈されやすい程である。 --短すぎるステージ。 ---各ステージの構造はかなり短く、大分アップテンポでクリアできてしまう。全8ステージなのに、実際のプレイ感覚はその半分位しかないと思えるレベル。 ---良くいえば無駄な間延びがないといえるが、やはりというか「SIMPLEシリーズならではの安上がりっぷり」という印象の方が強い気がする。 ---プラクティスで選べる隠しステージが、メインボスの流用という水増しなのもガッカリ要素となっている。 -とってつけた様なパイロット設定。 --パイロット選択があってない様な空気存在となっている。 ---どのキャラを選んでも別に自機の性能が変化する訳ではなく、キャラの駆け引きがある訳でもなく「何故こんな意味のない選択をさせた」と思わずにはいられない。 ---エンディングは1枚絵と簡素な文章が表示されるだけで、「せっかくオールクリアしたのにそれだけかよ」と突っ込みたくなる。 ***紫炎龍の特徴
*SIMPLE2000シリーズ Vol.37 THE シューティング ~ダブル紫炎龍~ 【しんぷる2000しりーず ぼりゅーむ37 ざしゅーてぃんぐ だぶるしえんりゅう】 |ジャンル|シューティング|~| |対応機種|プレイステーション2|~| |メディア|CD-ROM 1枚|~| |発売元|D3パブリッシャー|~| |開発元|童|~| |発売日|2003年10月23日|~| |定価|2,000円(税別)|~| |プレイ人数|1~2人|~| |セーブデータ|41KB以上の空きが必要|~| |ポイント|新作とAC版移殖のダブル収録&br()大人しい難易度の新作|~| **概要 -プレイステーション2版のSIMPLE2000シリーズ第37弾にあたる作品。PS2版SIMPLE2000シリーズとしては初の2Dシューティングでもある。 -本作向けに作られた完全なる新作『紫炎龍エクスプロージョン』と、その原作にあたるアーケードゲーム『[[紫炎龍]]』の完全移殖とのダブル収録となっている。 **主なモード・ルール -本作は『紫炎龍エクスプロージョン』と『紫炎龍』の2つモードが用意されている。下記では各モードを個別に紹介していく。 ***紫炎龍エクスプロージョン -オプション・ステージセレクトについて。 --ゲーム開始前に以下のオプション設定ができる。 ---「三段階からの難易度調整」「ステレオ/モノラルの選択」「アナログコントローラーの振動設定」「自機の残機・ボム数設定」「セーブ関係設定」 --ステージセレクトに関して。 ---「プラクティス」という項目を選ぶと、過去のプレイにて今までに到達したステージを自由に選択できる。 ---プラクティスはあくまでも練習向けという位置付けであり、選択したステージをクリアしても次ステージに進む事はできない。 ---メインは全8ステージ構成だが、ステージセレクト欄は10ステージ分の表示がある。2ステージ分は特定条件を満たす事で選択できる隠しステージである。 -自機・パイロットセレクトについて。 --ステージ開始前にプレイヤーが使用する「3機の機体」と「6人のパイロット」を各1つづつ選択できる。 ---機体には「BD-21VM」(バランス重視)・「BD-22LV」(移動スピード重視)・「BD-23ML」(パワー重視)が用意されている。 ---パイロットの選択は自機のショットに色やボンバーの演出、及びエンディングに影響を及ぼす(機体性能自体の影響はなし)。 -操作系統。 --至ってオーソドックスなショット & ボム形式の操作となる。 ---メインショットボタン押しっぱなしでオートによるメインショットを放てる。&br()本モードの自機は3つのボタンのいずれかを押す事により、違う性能のメインショットが撃ち分ける方式を採用している。&br()各メインショットには「弱・中・強」の種類があり、強ショット側である程に強いショット性能となるが、それに反比例して自機の移動スピードが低下するというデメリットも伴う。 ---ボンバーボタンで使用回数制限のあるボンバーが放てる。 -倍率ボーナスについて。 --本モードには「倍率ボーナス」という要素が存在する。 ---メインショットを撃たずに下記のスコアアイテムを取得すると、倒した敵の入手スコアに「倍率」がかかり多大なスコアを稼ぎやすくなる。 ---また、強のメインショットを撃ち敵を倒す事でも同様の倍率がかかる。 -アイテムについて。 --特定の敵を破壊すると以下のアイテムを落とす。なお、本モードにはパワーアップという概念はない為、パワーアップアイテムは存在しない。 ---「B (ボンバー)」…ボンバーストックが1増える。 ---「☆ (スコア)」…スコアアップの効果。特定回数ストックすると1UPの効果も兼ねる。 -ミス条件について。 --敵や敵弾に触れる事による一撃ミスの残機制。ミス後は途中復活となる。 ---ミス後の復活はボンバーストックがリセットされる。 ***紫炎龍 -本モードを選択してしまうと『エクスプロージョン』側の選択ができなくなってしまう。どうしても選択したければ本体電源をリセットするしかない。 -オプションについて。 --ゲーム開始前に以下のオプション設定ができる。 ---「三段階からの難易度調整」「スコアアクシテンド設定」「画面表示の設定」「サウンドテスト」 ---本モードにはセーブ機能は一切対応していない(セーブできるのは『エクスプロージョン』のみ)。 -ゲーム内容に関しては『[[AC版>紫炎龍]]』と全く同じなのでそちらを参照の事。 **特徴 ***紫炎龍エクスプロージョンの特徴 -AC版の面影は全く残っていない。 --『紫炎龍』の冠を評している本モードだが、あまりにも別物化しており、もはやタイトルを借りただけの別作品である。 ---AC版とのゲームシステムの共通点はせいぜいショット & ボム操作の縦スクロールシューティング位で、それ以外はゲームシステムが全然違う。 ---全編通してあからさまな弾幕シューティングであり、AC版の様なノリを期待すると相当なる違和感を覚えるのは必至だと思われる。 --グラフフィック・BGM周りも完全に別物と化している。 ---グラフィックはフルポリゴンで描かれ、AC版と同じ部分を探すのはまず無理といわんばかりにデザインが変更されている。 ---BGMに関しても熱い楽曲メインだったAC版から一新され、ばりばりのトランスBGM揃いとなっている。 ---どちらかといえば本モードのデザインは『[[レイディアントシルバーガン>http://www23.atwiki.jp/ggmatome/pages/336.html]]』のそれと非常に近い。ゲームシステムに関しては全然違うが…。 -低難易度・低ボリューム。 --弾幕シューティングとしての難易度は低い部類。 ---敵があまり執拗な弾幕のばら撒き方をする機会が少なく、それなりに弾幕慣れしたプレイヤーならば初見でも対応できる程の難易度に留まっている。難易度ハードですらまだぬるい。 ---AC版と比べても天と地位の難易度差があり、高難易度を好むプレイヤーからすれば「本モードがおまけでAC版がメイン」と解釈されやすい程である。 --短すぎるステージ。 ---各ステージの構造はかなり短く、大分アップテンポでクリアできてしまう。全8ステージなのに、実際のプレイ感覚はその半分位しかないと思えるレベル。 ---良くいえば無駄な間延びがないといえるが、やはりというか「SIMPLEシリーズならではの安上がりっぷり」という印象の方が強い気がする。 ---プラクティスで選べる隠しステージが、メインボスの流用という水増しなのもガッカリ要素となっている。 -とってつけた様なパイロット設定。 --パイロット選択があってない様な空気存在となっている。 ---どのキャラを選んでも別に自機の性能が変化する訳ではなく、キャラの駆け引きがある訳でもなく「何故こんな意味のない選択をさせた」と思わずにはいられない。 ---エンディングは1枚絵と簡素な文章が表示されるだけで、「せっかくオールクリアしたのにそれだけかよ」と突っ込みたくなる。 ***紫炎龍の特徴 -原作からの移殖度は高い。 --以前リリースされたPS1ソフト『[[撃王 ~紫炎龍~]]』のそれに比べ、格段の移殖度は向上している。 ---プラットフォームがPS1よりも格段に上のPS2に格上げされた影響で、PS版の処理落ちがほとんど起きなくなっている。また音源の質のPS版よりも高い。 ---しかし、PS版慣れしているプレイヤーからは「処理落ちがなくなった影響で弾が避けにくくなった」という不満を漏らす事もある。 ---PS版にはなかった「画面表示の設定」により、原作と同じ画面縦置きによる迫力のあるプレイが可能となった。 -PS版のおまけは未収録。 --ある意味PS版の本編ともいえるおまけモードが一切収録されていない。 ---これはソフトのジャケット裏にも書かれている。しかし小さい表示なので、多くのPS版ユーザーはおまけモードがあると勘違いして購入してしまった恐れがある。 ---やはりというか「あれ(おまけ)を削るとは何事か」と不満を漏らすPS版ユーザーも少なくない模様。 -後戻りとセーブができない。 --2000年代の家庭用ゲームにあるまじき謎仕様である。 ---『エクスプロージョン』よりも本モードを好むプレイヤーにとっては、特にセーブできない仕様に関して苛立ちを覚えるだろう。 **総評

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