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*エコー・ザ・ドルフィン 【えこーざどるふぃん】 |ジャンル|アクションアドベンチャー|CENTER:&image(563323_2147_front.jpg,http://www.amazon.co.jp/dp/B000147KG2,height=160)[[高解像度で見る>http://www26.atwiki.jp/gcmatome?cmd=upload&act=open&pageid=198&file=563323_2147_front.jpg]] [[裏を見る>http://www26.atwiki.jp/gcmatome?cmd=upload&act=open&pageid=198&file=563323_2147_back.jpg]]|&amazon(B000069TAM)| |対応機種|メガドライブ&br;ドリームキャスト|~|~| |発売元|セガ・エンタープライゼス|~|~| |開発元|ノボトレード|~|~| |発売日|1993年7月30日|~|~| |定価|6,800円|~|~| |ポイント|イルカで和むアクションゲーム…?&br()動物保護団体のお墨付き|~|~| |判定|なし|~|~| |>|>|>|CENTER:''エコー・ザ・ドルフィンシリーズ''&br;''I'' / [[II>エコー・ザ・ドルフィンII]] / 3D| **概要 -サイドビュー・マップ探索型のライフ制アクションADVゲーム。イルカのエコーが主人公で、竜巻に巻き込まれていなくなってしまった仲間を探して大海原を泳ぎ回るという壮大なスケールの物語が展開される。 **特徴 -自機がイルカ。これが一番の特徴である。 --障害物にぶつからないように泳ぐとかなりのスピードがつき、その状態では水面で大ジャンプができる。 --海中では呼吸ができないので、空気だまりや泡などで息継ぎをしないと死んでしまう。 --エコーは超音波を出して周辺のマップを確認したり、仲間やシャチなどと会話したりできる。 ---セーブは海中にあるクリスタルに音波を当てて行う。クリスタルからは攻略のヒントを得られる事もあるので、攻略の上で重要な拠点となる。 -Aボタンで音波を発射、Bボタンでダッシュ。ダッシュには攻撃判定がついている。ライフは魚を食べると回復できる。 -海中には行く手を阻む岩壁などがあり、謎解きをしてこれらをうまくやり過ごしながらステージを先へ進んでいく。 -敵を含めた登場キャラクターも、前半はみんな海洋生物。 --後半は''宇宙生物''なども登場する。 **評価点 -グラフィックが素晴らしい。青い海と海洋生物たち、なにより主人公のイルカのなめらかな動きは見応えがある。ドット絵である事を考えると、今見てもハイクオリティである。 -スピード感があり、適当にイルカを泳がせてジャンプしているだけでもけっこう楽しい。 #video(http://www.youtube.com/watch?v=JSTGSau_4Pg&feature=related) **問題点 -ものすごく難しい。 --例えば「岩を運ぶ」というアクションを行う場合、イルカの鼻先に岩を乗っけて目的地まで運ばなければならないのだが、サイドビューなので岩は下方向に向かって落ちようとする力が常に働いている。地面に落としてしまうと拾い上げるのは難しく、最初からやり直しになる事もしばしば。 ---後半では「一旦落として落下地点に先回り」といったアクションも要求される。 ---自機を横方向に泳がす時は横長、上下方向に泳がすと縦長のグラフィックになる。縦長状態での岩運びはとても不安定。 --全力で泳ぐと相当スピードが速くなるが、トップスピードでないと攻略できない局面などもある。目が追いつかないので、指先の感覚だけで成否を判断するほどである。 -泳ぎ回るのを純粋に楽しんでいられるのは最初のうちだけ。次第に敵の攻撃は苛烈になり、うら寂しい海底で窒息の恐怖に怯えながらのプレイにも耐えなければクリアはできない。 **総評 アクションゲームとして考えると少々ストレスの溜まる仕様であり、アドベンチャーとしては謎解きがわかりにくく、息継ぎなどの面倒な要素が多い。しかしグラフィックはたいへん美しく、クジラや大タコといった海洋生物たちも生き生きと描かれている。~ 「イルカが主人公で、海を泳ぎまわりながら謎解きをしつつ先に進むゲーム」という概要からイメージされる姿とはかけ離れた超絶難易度を誇る本作に対し、前半だけやって和むに留めるか、最後まで攻略を諦めないか。ここの違いによって評価や印象が大きく変わってくる稀有な存在である。ストーリーはかなり超展開なので、クリアまで頑張るとなると驚かされる事請け合い。 **余談 -日本版は、これでも相当に難易度を下げる方向で調整されている。ダメージ値や敵の数などが抑えられているらしい。 -本作は英国王立海洋生物保護団体の推薦状をもらっている。 --あまりのトンデモストーリーから''「断られてネタにする」事を前提にネガティブプロモーションしに行った''のだが、担当者が序盤だけ見て感動したのかあまりの難易度に屈して序盤だけで判断したのか、''本当に推薦をもらえてしまった''…という顛末らしい。 --セガの自虐癖はこの頃からあったようである。 --ヨーロッパで発売された限定生産パッケージには、Tシャツ、カセットテープの他に、この推薦状が付いていた。 -1994年には3Dステージが追加された「[[エコー・ザ・ドルフィンII]]」と本作と2作目のゲームギア版、1995年には本作と2作目をセットにしたメガCD版が発売されていた。 -2014年、ニンテンドー3DSのDL配信ソフト『3Dエコー・ザ・ドルフィン』として復刻された。グラフィックが立体視に対応している他は、おおむね忠実な移植作。 --立体視は雰囲気を崩さず非常に美しく仕上がっているし、気に入らなければ弱めたり切ることも可能。どうしても気になる点と言ったら、携帯機ゆえ画面が小さくなったことくらいだろう。 --立体視対応とは別に難易度緩和策として、''クイックセーブ&ロード機能と無敵モード((ダメージをいくら受けても死なないし、息継ぎせずに泳ぎ続けても窒息しない。))までが追加されている''。%%それらを駆使してすらなお難しいのだから恐ろしい。%%
*エコー・ザ・ドルフィン 【えこーざどるふぃん】 |ジャンル|アクションアドベンチャー|CENTER:&image(563323_2147_front.jpg,http://www.amazon.co.jp/dp/B000147KG2,height=160)[[高解像度で見る>http://www26.atwiki.jp/gcmatome?cmd=upload&act=open&pageid=198&file=563323_2147_front.jpg]] [[裏を見る>http://www26.atwiki.jp/gcmatome?cmd=upload&act=open&pageid=198&file=563323_2147_back.jpg]]|&amazon(B000069TAM)| |対応機種|メガドライブ&br;ドリームキャスト|~|~| |発売元|セガ・エンタープライゼス|~|~| |開発元|ノボトレード|~|~| |発売日|1993年7月30日|~|~| |定価|6,800円|~|~| |ポイント|イルカで和むアクションゲーム…?&br()動物保護団体のお墨付き|~|~| |判定|なし|~|~| |>|>|>|CENTER:''エコー・ザ・ドルフィンシリーズ''&br;''I'' / [[II>エコー・ザ・ドルフィンII]] / CD / 3D| **概要 -サイドビュー・マップ探索型のライフ制アクションADVゲーム。イルカのエコーが主人公で、竜巻に巻き込まれていなくなってしまった仲間を探して大海原を泳ぎ回るという壮大なスケールの物語が展開される。 **特徴 -自機がイルカ。これが一番の特徴である。 --障害物にぶつからないように泳ぐとかなりのスピードがつき、その状態では水面で大ジャンプができる。 --海中では呼吸ができないので、空気だまりや泡などで息継ぎをしないと死んでしまう。 --エコーは超音波を出して周辺のマップを確認したり、仲間やシャチなどと会話したりできる。 ---セーブは海中にあるクリスタルに音波を当てて行う。クリスタルからは攻略のヒントを得られる事もあるので、攻略の上で重要な拠点となる。 -Aボタンで音波を発射、Bボタンでダッシュ。ダッシュには攻撃判定がついている。ライフは魚を食べると回復できる。 -海中には行く手を阻む岩壁などがあり、謎解きをしてこれらをうまくやり過ごしながらステージを先へ進んでいく。 -敵を含めた登場キャラクターも、前半はみんな海洋生物。 --後半は''宇宙生物''なども登場する。 **評価点 -グラフィックが素晴らしい。青い海と海洋生物たち、なにより主人公のイルカのなめらかな動きは見応えがある。ドット絵である事を考えると、今見てもハイクオリティである。 -スピード感があり、適当にイルカを泳がせてジャンプしているだけでもけっこう楽しい。 #video(http://www.youtube.com/watch?v=JSTGSau_4Pg&feature=related) **問題点 -ものすごく難しい。 --例えば「岩を運ぶ」というアクションを行う場合、イルカの鼻先に岩を乗っけて目的地まで運ばなければならないのだが、サイドビューなので岩は下方向に向かって落ちようとする力が常に働いている。地面に落としてしまうと拾い上げるのは難しく、最初からやり直しになる事もしばしば。 ---後半では「一旦落として落下地点に先回り」といったアクションも要求される。 ---自機を横方向に泳がす時は横長、上下方向に泳がすと縦長のグラフィックになる。縦長状態での岩運びはとても不安定。 --全力で泳ぐと相当スピードが速くなるが、トップスピードでないと攻略できない局面などもある。目が追いつかないので、指先の感覚だけで成否を判断するほどである。 -泳ぎ回るのを純粋に楽しんでいられるのは最初のうちだけ。次第に敵の攻撃は苛烈になり、うら寂しい海底で窒息の恐怖に怯えながらのプレイにも耐えなければクリアはできない。 **総評 アクションゲームとして考えると少々ストレスの溜まる仕様であり、アドベンチャーとしては謎解きがわかりにくく、息継ぎなどの面倒な要素が多い。しかしグラフィックはたいへん美しく、クジラや大タコといった海洋生物たちも生き生きと描かれている。~ 「イルカが主人公で、海を泳ぎまわりながら謎解きをしつつ先に進むゲーム」という概要からイメージされる姿とはかけ離れた超絶難易度を誇る本作に対し、前半だけやって和むに留めるか、最後まで攻略を諦めないか。ここの違いによって評価や印象が大きく変わってくる稀有な存在である。ストーリーはかなり超展開なので、クリアまで頑張るとなると驚かされる事請け合い。 **余談 -日本版は、これでも相当に難易度を下げる方向で調整されている。ダメージ値や敵の数などが抑えられているらしい。 -本作は英国王立海洋生物保護団体の推薦状をもらっている。 --あまりのトンデモストーリーから''「断られてネタにする」事を前提にネガティブプロモーションしに行った''のだが、担当者が序盤だけ見て感動したのかあまりの難易度に屈して序盤だけで判断したのか、''本当に推薦をもらえてしまった''…という顛末らしい。 --セガの自虐癖はこの頃からあったようである。 --ヨーロッパで発売された限定生産パッケージには、Tシャツ、カセットテープの他に、この推薦状が付いていた。 -1994年には3Dステージが追加された『[[エコー・ザ・ドルフィンII]]』と本作と2作目のゲームギア版、1995年には本作と2作目をセットにしたメガCD版が発売されていた。 -2014年、ニンテンドー3DSのDL配信ソフト『3D エコー・ザ・ドルフィン』として復刻された。グラフィックが立体視に対応している他は、おおむね忠実な移植作。 --立体視は雰囲気を崩さず非常に美しく仕上がっているし、気に入らなければ弱めたり切ることも可能。どうしても気になる点と言ったら、携帯機ゆえ画面が小さくなったことくらいだろう。 --立体視対応とは別に難易度緩和策として、''クイックセーブ&ロード機能と無敵モード((ダメージをいくら受けても死なないし、息継ぎせずに泳ぎ続けても窒息しない。))までが追加されている''。%%それらを駆使してすらなお難しいのだから恐ろしい。%%

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