「NOVA2001」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

NOVA2001 - (2018/06/23 (土) 17:34:08) の1つ前との変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

*NOVA2001 【のば2001】 |ジャンル|シューティング| |対応機種|アーケード&br()プレイステーション4| |発売・開発元|ユニバーサルプレイランド&br()ハムスター(PS4版発売元)| |稼働開始日・発売日|1984年(アーケード版)&br()2014年9月25日(PS4版)| |価格|823円(税込)(PS4版)| |判定|なし| |ポイント|爽快感は抜群&br()もう少し派手さがあれば…| // タイトルの正式な読み方、誰か知ってる人がいたら修正してください //読み方が「にまるまるいち」なのか「にせんいち」なのか不明という問題についてですが、当wikiでは読み方に数字を入れても良いようなので、数字に書き変えました。 **概要 -横画面全方位STG。 -本作以後、ユニバーサルプレイランドはブランド名を「UPL」にしている。 -『[[ロボトロン2084]]』(Williams)にシステムと演出が似ており、発展形とも言える。 **システム -1レバー2ボタン式。ボタンのひとつはショット発射、もうひとつは自機の方向固定。 -レバーにより自機は8方向に移動。そして移動方向を向くが、方向固定ボタンを押しているあいだは自機の方向が変わらない。ショットは常に自機の向いている方向に発射される。 -純正コンパネではレバー上部にボタンがついている特殊レバーを搭載していた。しかし多くのお店では、通常のレバーとボタン2つという一般的なコンパネに換装されていた。 -ループレバーを使用して、ループレバーの方向で自機の向きをコントロールするというタイプも存在した((このタイプの詳細は不明。基板がループレバー入力に対応していることは明らかであるが、お店が独自にループレバーを取り付けた非純正コンパネだと思われる。ただし、稼働時期を考慮すれば実際にはループレバーではなくチャンネルスイッチ(シェリフ(任天堂)などで使用された回転スイッチを兼ねたボタン)を想定していたと考えるほうが自然。))。 -敵は連隊を組んで画面外から出現してくる。出現位置、出現する敵の種類はステージによって固定。 --敵は倒すとその場に得点アイテムを残す。アイテムは自機を重ねることで取得できる。~ 取得しないでいると一定時間経過で消滅するが、それまでの間、敵の攻撃は素通しだが自機の弾丸は防いでしまう障害物となる。 --ステージ中に耐久力のある敵(偵察機?)が出現。この敵はステージクリア条件にはならないが、倒しそこねると巨大ボスを出現させる。ボスは強敵だが得点が高く稀に1UPアイテムを出すのでわざと出現させる手もある。 --敵が発射する弾は全種を相殺する事ができる。 -スクロール式ではあるが、画面の上下左右は繋がっており(僅かながら画面外領域も存在し、フィールド全体が画面内に収まっているわけではない)、スクロールさせて画面端から外に出た敵や得点アイテムは、逆側の画面端から出てくる。 --弾は画面内にしか存在できず、画面端に向けて撃っても画面外や逆端には届かず、敵弾も画面外に出たらそこで消滅する。 -ステージ中に出現する全ての敵を倒すとステージクリア。 --また、100面(「0」と表示)をクリアすると、1面に周回し、「SUPER PLAYER !」と画面上部に表示される。 **長所 -シンプルな操作性とゲームシステムながらも、プレイヤーの戦略性を問うステージデザイン。 --敵は特定の条件に従い行動する。自機を効率よく移動させ敵の行動を操る事で、効率よくスコアを稼ぐ事ができる。 --敵を倒すと得点アイテムが出現するが、これを取らないでいるとその場に残り、自機の弾丸を防ぐ障害物となってしまうので、位置取りをよく考えて倒す必要がある。 -この時代のゲームとしては珍しく、大量に群がる敵を一気に殲滅する爽快感がある。またステージごとの時間が短くサクサク進む点も爽快。 -ステージクリア時、画面中央から全体に白いフレームが広がって行き、ワープ感を表現する等、演出面は細かい。 -自機、敵、得点アイテムなど、ほとんどのキャラクターが灰色を基調とした硬質感・立体感あるデザインとなっている。まるで、アルミニウムの削り出しか何かで出来ているような印象がある。~ おそらくは『[[ゼビウス]]』から影響を受けたのだろうが、クールでカッコよく、独特の世界観を感じさせる。 **短所 -地味。 --癖の強い独自のゲーム性を持っているのだが、いかんせん見た目が地味。演出も細かいのだが派手さが無く、印象は薄い。 --先述した「敵も味方もぜんぶ金属っぽい灰色」というアートコンセプトも、地味な印象に繋がってしまっている。 -低い難易度と高めの配点。 --この結果、割と簡単にスコアがカンストしてしまうため、ハイスコア争いが無く、回転率の低さの要因ともなっている。 ---- **総評 『ロボトロン2084』のアイデアをアレンジ、発展させたゲームで、同じ親を持つモノとして『[[Smash T.V.]]』がいる。~ あちらが『ロボトロン2084』のアクションゲームとしての性質を強化したものなのに対し、こちらはシューティングゲームとしての性質を強くしたようなものである。~ 故にスピード感と戦略性はこちらのほうが強いような印象がある。 ---- **その後の展開 -本作は後に同社によって、リメイク的作品『[[アークエリア]]』へと生まれ変わる事になる。 -アーケード版の発売以降、家庭用版への移植などは一切行われてこなかったが、2014年9月25日、PS4のダウンロード専用タイトル「アーケードアーカイブス」シリーズのひとつとして実に30年ぶりの初移植が実現した。
*NOVA2001 【のば2001】 |ジャンル|シューティング| |対応機種|アーケード&br()プレイステーション4| |発売・開発元|ユニバーサルプレイランド&br()ハムスター(PS4版発売元)| |稼働開始日・発売日|1984年(アーケード版)&br()2014年9月25日(PS4版)| |価格|823円(税込)(PS4版)| |判定|なし| |ポイント|爽快感は抜群&br()もう少し派手さがあれば…| // タイトルの正式な読み方、誰か知ってる人がいたら修正してください //読み方が「にまるまるいち」なのか「にせんいち」なのか不明という問題についてですが、当wikiでは読み方に数字を入れても良いようなので、数字に書き変えました。 **概要 -横画面全方位STG。 -本作以後、ユニバーサルプレイランドはブランド名を「UPL」にしている。 -『[[ロボトロン2084]]』(Williams)にシステムと演出が似ており、発展形とも言える。 **システム -1レバー2ボタン式。ボタンのひとつはショット発射、もうひとつは自機の方向固定。 -レバーにより自機は8方向に移動。そして移動方向を向くが、方向固定ボタンを押しているあいだは自機の方向が変わらない。ショットは常に自機の向いている方向に発射される。 -純正コンパネではレバー上部にボタンがついている特殊レバーを搭載していた。しかし多くのお店では、通常のレバーとボタン2つという一般的なコンパネに換装されていた。 -ループレバーを使用して、ループレバーの方向で自機の向きをコントロールするというタイプも存在した((このタイプの詳細は不明。基板がループレバー入力に対応していることは明らかであるが、お店が独自にループレバーを取り付けた非純正コンパネだと思われる。ただし、稼働時期を考慮すれば実際にはループレバーではなくチャンネルスイッチ(シェリフ(任天堂)などで使用された回転スイッチを兼ねたボタン)を想定していたと考えるほうが自然。))。 -敵は連隊を組んで画面外から出現してくる。出現位置、出現する敵の種類はステージによって固定。 --敵は倒すとその場に得点アイテムを残す。アイテムは自機を重ねることで取得できる。~ 取得しないでいると一定時間経過で消滅するが、それまでの間、敵の攻撃は素通しだが自機の弾丸は防いでしまう障害物となる。 --ステージ中に耐久力のある敵(偵察機?)が出現。この敵はステージクリア条件にはならないが、倒しそこねると巨大ボスを出現させる。ボスは強敵だが得点が高く稀に1UPアイテムを出すのでわざと出現させる手もある。 --敵が発射する弾は全種を相殺する事ができる。 -スクロール式ではあるが、画面の上下左右は繋がっており(僅かながら画面外領域も存在し、フィールド全体が画面内に収まっているわけではない)、スクロールさせて画面端から外に出た敵や得点アイテムは、逆側の画面端から出てくる。 --弾は画面内にしか存在できず、画面端に向けて撃っても画面外や逆端には届かず、敵弾も画面外に出たらそこで消滅する。 -ステージ中に出現する全ての敵を倒すとステージクリア。 --また、100面(「0」と表示)をクリアすると、1面に周回し、「SUPER PLAYER !」と画面上部に表示される。 **長所 -シンプルな操作性とゲームシステムながらも、プレイヤーの戦略性を問うステージデザイン。 --敵は特定の条件に従い行動する。自機を効率よく移動させ敵の行動を操る事で、効率よくスコアを稼ぐ事ができる。 --敵を倒すと得点アイテムが出現するが、これを取らないでいるとその場に残り、自機の弾丸を防ぐ障害物となってしまうので、位置取りをよく考えて倒す必要がある。 -この時代のゲームとしては珍しく、大量に群がる敵を一気に殲滅する爽快感がある。またステージごとの時間が短くサクサク進む点も爽快。 -ステージクリア時、画面中央から全体に白いフレームが広がって行き、ワープ感を表現する等、演出面は細かい。 -自機、敵、得点アイテムなど、ほとんどのキャラクターが灰色を基調とした硬質感・立体感あるデザインとなっている。まるで、アルミニウムの削り出しか何かで出来ているような印象がある。~ 『[[ゼビウス]]』から影響を受けた可能性もあるが、クールでカッコよくまとまっており、独特の世界観を感じさせる。 **短所 -地味。 --癖の強い独自のゲーム性を持っているのだが、いかんせん見た目が地味。演出も細かいのだが派手さが無く、印象は薄い。 --先述した「敵も味方もぜんぶ金属っぽい灰色」というアートコンセプトも、地味な印象に繋がってしまっている。 -低い難易度と高めの配点。 --この結果、割と簡単にスコアがカンストしてしまうため、ハイスコア争いが無く、回転率の低さの要因ともなっている。 ---- **総評 『ロボトロン2084』のアイデアをアレンジ、発展させたゲームで、同じ親を持つモノとして『[[Smash T.V.]]』がいる。~ あちらが『ロボトロン2084』のアクションゲームとしての性質を強化したものなのに対し、こちらはシューティングゲームとしての性質を強くしたようなものである。~ 故にスピード感と戦略性はこちらのほうが強いような印象がある。 ---- **その後の展開 -本作は後に同社によって、リメイク的作品『[[アークエリア]]』へと生まれ変わる事になる。 -アーケード版の発売以降、家庭用版への移植などは一切行われてこなかったが、2014年9月25日、PS4のダウンロード専用タイトル「アーケードアーカイブス」シリーズのひとつとして実に30年ぶりの初移植が実現した。

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: