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*おにゃんこTOWN 【おにゃんこたうん】 |ジャンル|アクション|&image(http://www.suruga-ya.jp/pics/boxart_m/174000089m.jpg)| |対応機種|ファミリーコンピュータ|~| |発売元|ポニー|~| |開発元|マイクロニクス|~| |発売日|1985年11月21日|~| |定価|4,900円|~| |判定|BGCOLOR(lightsalmon):''クソゲー''|~| |ポイント|単調すぎるゲームルール&br;8秒でループする不快なBGM&br;面倒臭い敵が多すぎ|~| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 ポニー(現:ポニーキャニオン)初のファミコンソフト。 子猫「マイケル」が家を飛び出しどこかへ放浪してしまう。プレイヤーは母猫「ミルキー」を操作し、いじわるドッグや魚屋のオッサンなどを避けながらフィールドマップ上のどこかで放浪している子猫を探し出し家に連れ帰る、というもの。 ---- **ゲーム内容 -操作は十字ボタンで移動、Aボタンでジャンプ、1ブロック分の障害物なら乗り越えることができる。~ Bボタンで各所にあるマンホールを開閉することができ、いじわるドッグを落として封じ込めることができる。 -敵はいじわるドッグ、魚屋のオッサン、蛇、道路を横切る自動車の4種類。触れると1ミス。 --いじわるドッグと蛇はマンホールで封じ込めることが出来るが、魚屋のオッサンと自動車は無敵である。 -魚屋にある魚を取ることでパワーアップし、移動速度が上がる。いじわるドッグに体当たりができるが、魚屋のオッサンに一定時間追われる。 -一定時間が過ぎるとタイムオーバー扱いとなる。 --魚を取ったわけでもないのに魚屋のオッサンが現れ、プレイヤーがクリアするかミスするまで執拗に追いかけ回す。 -子猫を連れて歩いている間はジャンプが出来なくなり、若干移動速度が低下する。 ---- **問題点 -ゲームルールが単調でわかり易いものの飽きやすい。 --ルールとしては『[[平安京エイリアン]]』のシステムを取り入れたアクションゲームとなっていて非常にわかり易い。が、早い話"敵を避けながら子猫を家に連れ帰るだけ"という内容なので、序盤は楽しめるかもしれないがクリアしても''結局似たようなステージで同じことを繰り返すだけ''なので飽きやすい。 -不快なBGM。 --ゲーム内に流れる曲はムソルグスキー作曲の組曲『展覧会の絵』の中の『卵の殻をつけた雛の踊り』がもととなっているのだが、たった''約8秒でループし流れ続ける''。それだけならまだいいが、音がやけに甲高い上に音程を外しているため長時間聞いていると不快になってくる。 --タイムオーバーとなると曲が変わるのだが、こちらの方が何故かまともな曲と思えるほどしっかりした作りになっている。実質的に言えば''BGMが2種類しかなく''、『[[ゴーストバスターズ]]』に毛が生えた程度。 -敵の特性とその数。 --先に述べた通り4種類の敵が登場する。中でもいじわるドッグ(通称犬)はプレイヤーをしつこく追いかけ回す。マンホールに落として封じることで倒せるのだが、別の犬が画面外からすぐに沸いてきて(いわゆる無限沸き)プレイヤーを執拗に追う。追ってくる犬の中には''マンホールを直前で回避''という憎いヤツもいて一筋縄ではいかず、倒したところで無限沸きというウザさもあって余計面倒くさい相手である。 ---画面中の敵キャラが多いと処理落ちも起きはじめる。 --道路を走る自動車はプレイヤーだと轢かれて1ミスだが、犬や魚屋のオッサンなどは無敵である。ちなみに子猫も何故か無敵。 ---- **評価点 -キャラクターのかわいらしさ。グラフィックやモーションも一応しっかり作られていてパッケージの絵まで徹底して子供受けしやすいものとなっている。 --追いかけてくる魚屋のオッサンが''律儀にマンホールのフタを閉じて''再び追いかけるという場面を見ることも。 ---- **総評 作りはシンプルで分かりやすいが、不快なBGMに敵の強さといった問題点が悉く帳消しにし、台無しになってしまっている。~ 正直な話、アクションゲームでもこれよりも沢山ある他の作品をプレイした方が、有意義な時間をまだ過ごせるというもの。 ---- **余談 タイトルから当時人気絶頂だったアイドルグループ「''おニャン子クラブ''」との密接な関連が伺える。そもそもおニャン子クラブ自体、フジテレビがプロデュースした地下アイドルのような存在であったため、レコード・CDのリリースはフジサンケイグループであるポニーキャニオンレーベルが独占していたという背景がある。
*おにゃんこTOWN 【おにゃんこたうん】 |ジャンル|アクション|&image(http://www.suruga-ya.jp/pics/boxart_m/174000089m.jpg)| |対応機種|ファミリーコンピュータ|~| |発売元|ポニー|~| |開発元|マイクロニクス|~| |発売日|1985年11月21日|~| |定価|4,900円|~| |判定|BGCOLOR(lightsalmon):''クソゲー''|~| |ポイント|単調すぎるゲームルール&br;8秒でループする不快なBGM&br;面倒臭い敵が多すぎ|~| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 ポニー(現:ポニーキャニオン)初のファミコンソフト。 子猫「マイケル」が家を飛び出しどこかへ放浪してしまう。プレイヤーは母猫「ミルキー」を操作し、いじわるドッグや魚屋のオッサンなどを避けながらフィールドマップ上のどこかで放浪している子猫を探し出し家に連れ帰る、というもの。 ---- **ゲーム内容 -操作は十字ボタンで移動、Aボタンでジャンプ、1ブロック分の障害物なら乗り越えることができる。~ Bボタンで各所にあるマンホールを開閉することができ、いじわるドッグを落として封じ込めることができる。 -敵はいじわるドッグ、魚屋のオッサン、蛇、道路を横切る自動車の4種類。触れると1ミス。 --いじわるドッグと蛇はマンホールで封じ込めることが出来るが、魚屋のオッサンと自動車は無敵である。 -魚屋にある魚を取ることでパワーアップし、移動速度が上がる。いじわるドッグに体当たりができるが、魚屋のオッサンに一定時間追われる。 -一定時間が過ぎるとタイムオーバー扱いとなる。 --魚を取ったわけでもないのに魚屋のオッサンが現れ、プレイヤーがクリアするかミスするまで執拗に追いかけ回す。 -子猫を連れて歩いている間はジャンプが出来なくなり、若干移動速度が低下する。 ---- **問題点 -ゲームルールが単調でわかり易いものの飽きやすい。 --ルールとしては『[[平安京エイリアン]]』のシステムを取り入れたアクションゲームとなっていて非常にわかり易い。が、早い話"敵を避けながら子猫を家に連れ帰るだけ"という内容なので、序盤は楽しめるかもしれないがクリアしても''結局似たようなステージで同じことを繰り返すだけ''なので飽きやすい。 -不快なBGM。 --ゲーム内に流れる曲はムソルグスキー作曲の組曲『展覧会の絵』の中の『卵の殻をつけた雛の踊り』がもととなっているのだが、たった''約8秒でループし流れ続ける''。それだけならまだいいが、音がやけに甲高い上に音程を外しているため長時間聞いていると不快になってくる。 --タイムオーバーとなると曲が変わるのだが、こちらの方が何故かまともな曲と思えるほどしっかりした作りになっている。実質的に言えば''BGMが2種類しかなく''、『[[ゴーストバスターズ>ゴーストバスターズ (FC)]]』に毛が生えた程度。 -敵の特性とその数。 --先に述べた通り4種類の敵が登場する。中でもいじわるドッグ(通称犬)はプレイヤーをしつこく追いかけ回す。マンホールに落として封じることで倒せるのだが、別の犬が画面外からすぐに沸いてきて(いわゆる無限沸き)プレイヤーを執拗に追う。追ってくる犬の中には''マンホールを直前で回避''という憎いヤツもいて一筋縄ではいかず、倒したところで無限沸きというウザさもあって余計面倒くさい相手である。 ---画面中の敵キャラが多いと処理落ちも起きはじめる。 --道路を走る自動車はプレイヤーだと轢かれて1ミスだが、犬や魚屋のオッサンなどは無敵である。ちなみに子猫も何故か無敵。 ---- **評価点 -キャラクターのかわいらしさ。グラフィックやモーションも一応しっかり作られていてパッケージの絵まで徹底して子供受けしやすいものとなっている。 --追いかけてくる魚屋のオッサンが''律儀にマンホールのフタを閉じて''再び追いかけるという場面を見ることも。 ---- **総評 作りはシンプルで分かりやすいが、不快なBGMに敵の強さといった問題点が悉く帳消しにし、台無しになってしまっている。~ 正直な話、アクションゲームでもこれよりも沢山ある他の作品をプレイした方が、有意義な時間をまだ過ごせるというもの。 ---- **余談 タイトルから当時人気絶頂だったアイドルグループ「''おニャン子クラブ''」との密接な関連が伺える。そもそもおニャン子クラブ自体、フジテレビがプロデュースした地下アイドルのような存在であったため、レコード・CDのリリースはフジサンケイグループであるポニーキャニオンレーベルが独占していたという背景がある。

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