「おにゃんこTOWN」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら
おにゃんこTOWN - (2020/09/02 (水) 09:03:19) の1つ前との変更点
追加された行は緑色になります。
削除された行は赤色になります。
*おにゃんこTOWN
【おにゃんこたうん】
|ジャンル|アクション|&image(http://www.suruga-ya.jp/pics/boxart_m/174000089m.jpg)|
|対応機種|ファミリーコンピュータ|~|
|発売元|ポニー|~|
|開発元|マイクロニクス|~|
|発売日|1985年11月21日|~|
|定価|4,900円|~|
|判定|BGCOLOR(lightsalmon):''クソゲー''|~|
|ポイント|単調すぎるゲームルール&br;8秒でループする不快なBGM&br;面倒臭い敵が多すぎ|~|
----
#contents(fromhere)
----
**概要
ポニー(現:ポニーキャニオン)初のファミコンソフト。
子猫「マイケル」が家を飛び出しどこかへ放浪してしまう。プレイヤーは母猫「ミルキー」を操作し、いじわるドッグや魚屋のオッサンなどを避けながらフィールドマップ上のどこかで放浪している子猫を探し出し家に連れ帰る、というもの。
----
**ゲーム内容
-操作は十字ボタンで移動、Aボタンでジャンプ、1ブロック分の障害物なら乗り越えられる。~
Bボタンで各所にあるマンホールを開閉することができ、いじわるドッグを落として封じ込めることができる。
-敵はいじわるドッグ、魚屋のオッサン、蛇、道路を横切る自動車の4種類。触れると1ミス。
--いじわるドッグと蛇はマンホールで封じ込めることができるが、魚屋のオッサンと自動車は無敵である。
-魚屋にある魚を取ることでパワーアップし、移動速度が上がる。いじわるドッグに体当たりができるが、魚屋のオッサンに一定時間追われる。
-一定時間が過ぎるとタイムオーバー扱いとなる。
--魚を取ったわけでもないのに魚屋のオッサンが現れ、プレイヤーがクリアするかミスするまで執拗に追いかけ回す。
-子猫を連れて歩いている間はジャンプが出来なくなり、若干移動速度が低下する。
----
**問題点
-ゲームルールが単調でわかり易いものの飽きやすい。
--ルールとしては『[[平安京エイリアン]]』のシステムを取り入れたアクションゲームとなっていて非常にわかり易い。が、早い話"敵を避けながら子猫を家に連れ帰るだけ"という内容なので、序盤は楽しめるかもしれないがクリアしても''結局似たようなステージで同じことを繰り返すだけ''なので飽きやすい。
-不快なBGM。
--ゲーム内に流れる曲はムソルグスキー作曲の組曲『展覧会の絵』の中の『卵の殻をつけた雛の踊り』がもととなっているのだが、たった''約8秒でループし流れ続ける''。それだけならまだいいが、音がやけに甲高い上に音程を外しているため長時間聞いていると不快になってくる。
--タイムオーバーとなると曲が変わるのだが、こちらの方が何故かまともな曲と思えるほどしっかりした作りになっている。実質的に言えば''BGMが2種類しかなく''、『[[ゴーストバスターズ>ゴーストバスターズ (FC)]]』に毛が生えた程度。
-敵の特性とその数。
--先に述べた通り4種類の敵が登場する。中でもいじわるドッグ(通称犬)はプレイヤーをしつこく追いかけ回す。マンホールに落として封じることで倒せるのだが、別の犬が画面外からすぐに沸いてきて(いわゆる無限沸き)プレイヤーを執拗に追う。追ってくる犬の中には''マンホールを直前で回避''という憎いヤツもいて一筋縄ではいかず、倒したところで無限沸きというウザさもあって余計面倒くさい相手である。
---画面中の敵キャラが多いと処理落ちも起きはじめる。
--道路を走る自動車はプレイヤーだと轢かれて1ミスだが、犬や魚屋のオッサンなどは無敵である。ちなみに子猫も何故か無敵。
----
**評価点
-キャラクターのかわいらしさ。グラフィックやモーションも一応しっかり作られていてパッケージの絵まで徹底して子供受けしやすいものとなっている。
--追いかけてくる魚屋のオッサンが''律儀にマンホールのフタを閉じて''再び追いかけるという場面を見ることも。
----
**総評
作りはシンプルで分かりやすいが、不快なBGMに敵の強さといった問題点が悉く帳消しにし、台無しになってしまっている。~
正直な話、アクションゲームでもこれよりも沢山ある他の作品をプレイした方が、有意義な時間をまだ過ごせるというもの。
----
**余談
タイトルから当時人気絶頂だったアイドルグループ「''おニャン子クラブ''」との密接な関連が窺える。そもそもおニャン子クラブ自体、フジテレビがプロデュースした地下アイドルのような存在であったため、レコード・CDのリリースはフジサンケイグループであるポニーキャニオンレーベルが独占していたという背景がある。
「[[判定変更議論依頼]]」でクソゲー/スルメゲーからクソゲーのみにする提案が出ています。
----
*おにゃんこTOWN
【おにゃんこたうん】
|ジャンル|アクション|&image(http://ecx.images-amazon.com/images/I/61O3bmbB-NL.jpg,width=160,http://www.amazon.co.jp/dp/B000068HSI)|
|対応機種|ファミリーコンピュータ|~|
|発売元|ポニー|~|
|開発元|マイクロニクス|~|
|発売日|1985年11月21日|~|
|定価|4,900円|~|
|分類|BGCOLOR(lightsalmon):''クソゲー''|~|
|~|BGCOLOR(lightsteelblue):''スルメゲー''|~|
|ポイント|単調すぎるゲームルール&br()8秒でループする不快なBGM&br()めんどくさい敵が多すぎ|~|
//ディスクシステム版は存在しないので記述を消しました。
//スルメゲーと書いてありますが、本文を見た限りでは、基準変更により該当しなくなる可能性が高いです。
**概要
ポニー(現:ポニーキャニオン)初のファミコンソフト。
子猫「マイケル」が家を飛び出しどこかへ放浪してしまう。プレイヤーは母猫「ミルキー」を操作し、いじわるドッグや魚屋のオッサンなどを避けながらフィールドマップ上のどこかで放浪している子猫を探し出し家に連れ帰る、というもの。&br()
**ゲーム内容
-操作は十字ボタンで進行方向を、Aボタンでジャンプ、1ブロック分の障害物なら乗り越えることができる。Bボタンで各所にあるマンホールを開閉することができ、いじわるドッグを落として封じ込めることができる。
-敵はいじわるドッグ、魚屋のオッサン、蛇、道路を横切る自動車の4種類。触れると1ミス。いじわるドッグと蛇はマンホールで封じ込めることが出来るが魚屋のオッサンと自動車は無敵である。
-魚屋にある魚を取ることでパワーアップし、移動速度が上がる。いじわるドッグに体当たりができるが、魚屋のオッサンが一定時間おいかける。
-一定時間が過ぎるとタイムオーバー扱いとなって魚を取ったわけでもないのに魚屋のオッサンが現れプレイヤーがクリアするかミスするまでを執拗に追い掛け回す。
-子猫を連れて歩いている間はジャンプが出来なくなり、若干移動速度が低下する。
**問題点
-ゲームルールが単調でやり易い分、飽きもしやすい。
--ルールとしては『平安京エイリアン』のシステムを取り入れたアクションゲームとなっていて非常にわかり易い。が、早い話が"敵を避けながら子猫を家に連れ帰るだけ"という内容なので、序盤は楽しめるかもしれないがクリアしても''結局似たようなステージで同じことを繰り返すだけ''になるので人によっては飽きやすい。
-洗脳的とも取れる不快なBGM。
--ゲーム内に流れる曲はクラシックの『展覧会の絵』の『卵の殻をつけた雛の踊り』が原曲のもととなっているのだが、音程がひどくたった''約8秒でループし流れ続ける''。手抜きとも思えるその洗脳BGMで、プレイしているとだんだん不快感が増す。長時間聞き続けるとそのうち不快感を飛び越して洗脳されたかの様に''頭がおかしくなっていく''ことも。
--タイムオーバーとなると曲が変わるのだが、こちらの方が何故かまともな曲と思えるほどしっかりした作りになっている。実質的に言えば''BGMが2種類しかなく''、『[[ゴーストバスターズ]]』に毛が生えた程度。
-敵の特性とその数。
--先に述べた通り4種類の敵が登場する。中でもいじわるドッグ(通称犬)はプレイヤーをしつこく追いかけ回す。マンホールに落として封じることで倒せるのだが、別の犬が画面外からすぐに沸いてきて(いわゆる無限沸きである。)プレイヤーを執拗に追い回す。追いかける犬の中には''マンホールを直前で回避''という憎いヤツもいて一筋縄ではいかない。
---倒さないでいると気づいたときには数匹固まって追いかけていることも。とはいえ倒しても無限沸きもというウザさもあって余計面倒くさい相手である。画面中の敵キャラが多いと処理落ちも起きはじめる。
--道路を走る自動車はプレイヤーだと轢かれて1ミスしてしまうのだが、犬や魚屋のオッサンなどは無敵である。ちなみに子猫も何故か無敵。
**評価点
-キャラクターのかわいらしさ。グラフィックやモーションも一応しっかり作られていてパッケージの絵まで徹底して子供受けしやすいものとなっている。
--追いかけてくる魚屋のオッサンが''律儀にマンホールのフタを閉じて''再び追いかけるという場面を見ることも。
-複雑なルールも無くひたすら単調かつどこまでも進めるので、暇つぶしゲーとして遊べなくもない。人によってはスルメゲーに感じるかもしれない。%%つまり洗脳された。%%
**余談
タイトルからして恐らく当時同社でも人気絶頂だった「''おニャン子クラブ''」からあやかったものだと思われる。&br()
この約1年近く後にポニーはマイクロニクスと共に『[[スーパーピットフォール]]』というクソゲーを生み出すこととなる。
-長時間BGMを聞き続けていると、冗談抜きに''頭がおかしくなってくる''ので、異変を感じたら要注意。目や手が疲れるゲームは数あれど、''脳にまで及ぶ''ゲームは珍しい。
--その本作から20数年後に[[同じ特徴を持ったゲーム>人生ゲーム (Wiiware版)]]が発売されることになるとは誰が予想しただろうか。