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*タスマニア物語 【たすまにあものがたり】 |ジャンル|アクション|&image(51Mf44iBcUL.jpg,height=160,http://www.amazon.co.jp/dp/B000069TR4)[[高解像度で見る>http://www26.atwiki.jp/gcmatome?cmd=upload&act=open&pageid=2958&file=51Mf44iBcUL.jpg]] [[裏を見る>http://www26.atwiki.jp/gcmatome?cmd=upload&act=open&pageid=2958&file=61PupLNn5mL.jpg]]| |対応機種|ゲームボーイ|~| |発売元|ポニーキャニオン|~| |発売日|1990年7月27日|~| |分類|BGCOLOR(lightsalmon):''クソゲー''|~| |ポイント|原作完全無視の羊頭狗肉ゲー&br少なすぎるBGM|~| **概要 同名映画のタイアップ作品。小学6年生の男の子、正一が主人公。原作はオーストラリアにある雄大なタスマニア島で、その美しい自然に生きる父と子の心の対話を描いた映画である。 オープニングのタスマニアタイガーのデモは当時としては良く出来ている。が、そこで力を使い果たしてしまったようだ。 **問題点 -本作は主人公の正一少年を操作して、追いかけてくる4匹のタスマニア・デビルをかわしながら、ステージ内の植物を全て消す事が目的という、映画とは全く関係の無い内容となっている。それもそのはず、本作はPC-88やMSXで発売された''「フルーツパニック」をキャラ変更しただけの手抜き移植である。'' --十字キー+Aボタン''(爆弾をセット)''で操作。「マッピー」と「パックマン」を合わせたようなドットイート型のゲーム。 --主人公の正一少年のグラフィックは黒丸に目と口がつき手足が生えているというもの。また有袋類である「タスマニア・デビル」は''大きなバイキン''として描かれているなど、映画を一切反映していない。 ---段差から飛び降りた正一少年に踏まれたり、セットした爆弾に当たったタスマニア・デビルは一定時間気絶するが、当然ながらこんな事象は映画に一切存在しない。''あってたまるか。'' --一応、絶滅したといわれるタスマニア・タイガーを見つけ出すという目的はある。そのためにはタスマニア・デビルを踏みつけて気絶させた時に出現する動物を取得する必要がある。特定の条件を満たすと10面クリア時にエンディングが見られるのだが、その条件は''完全ノーヒント。''条件を満たしていないと1面にループする。 ---しかもその肝心のエンディングはタスマニアタイガーが右から左へ走っていって去った後にENDと表示されるだけな上にグラフィックはタスマニアタイガーのデモの使い回し。 -ゲーム中のBGMはOPデモを除くと''1種類のみ。''しかも1ループが短い。ステージを進めても変わるのは集めるべき植物のグラフィックとボーナスの動物ぐらいで非常に単調である。 -面クリア自体は理不尽な難易度というわけではなく、敵を1カ所に集める、段差をうまく使う、という事が出来れば何とかなるレベルである。 -難易度は2種類あるが、敵の動きが早くなるFASTモードのクリアは極めて困難である。 --また、ぬいぐるみを抽選で100名プレゼントもあったが、キーワードを出すにはFASTモードに動物を全て取得した状態でクリアしなければならない。 -タイトル画面は''表示時間が長い上にタスマニアタイガーのデモに変わるまで飛ばせない''。ゲームオーバー画面も同様。 -ステージ攻略中はポーズが出来ない。もたもたしているとあっという間にゲームオーバーになる。 **総評 原作とは無関係でもゲームとしての出来がよければそれはそれで評価されるべきだが、中古で買ったならともかく、定価(3900円)でこのボリュームの乏しさではクソゲーと呼ばれても仕方がない。
*タスマニア物語 【たすまにあものがたり】 |ジャンル|アクション|&image(51Mf44iBcUL.jpg,height=160,http://www.amazon.co.jp/dp/B000069TR4)[[高解像度で見る>http://www26.atwiki.jp/gcmatome?cmd=upload&act=open&pageid=2958&file=51Mf44iBcUL.jpg]] [[裏を見る>http://www26.atwiki.jp/gcmatome?cmd=upload&act=open&pageid=2958&file=61PupLNn5mL.jpg]]| |対応機種|ゲームボーイ|~| |発売元|ポニーキャニオン|~| |発売日|1990年7月27日|~| |分類|BGCOLOR(lightsalmon):''クソゲー''|~| |ポイント|原作完全無視の羊頭狗肉ゲー&br少なすぎるBGM|~| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 -同名映画のタイアップ作品。小学6年生の男の子、正一が主人公。原作はオーストラリアにある雄大なタスマニア島で、その美しい自然に生きる父と子の心の対話を描いた映画である。 --…が、後述するように本作は映画の再現どころか適当に名前を拝借しただけの別ゲーとなってしまった。 **評価点 -オープニングのタスマニアタイガーのデモは当時としては良く出来ている。が、そこで力を使い果たしてしまったようだ。 **問題点 -本作は主人公の正一少年を操作して、追いかけてくる4匹のタスマニア・デビルをかわしながら、ステージ内の植物を全て消す事が目的という、映画とは全く関係の無い内容となっている。それもそのはず、本作はPC-88やMSXで発売された''「フルーツパニック」をキャラ変更しただけの手抜き移植である。'' --十字キー+Aボタン''(爆弾をセット)''で操作。「マッピー」と「パックマン」を合わせたようなドットイート型のゲーム。 --主人公の正一少年のグラフィックは黒丸に目と口がつき手足が生えているというもの。また有袋類である「タスマニア・デビル」は''大きなバイキン''として描かれているなど、映画を一切反映していない。 ---段差から飛び降りた正一少年に踏まれたり、セットした爆弾に当たったタスマニア・デビルは一定時間気絶するが、当然ながらこんな事象は映画に一切存在しない。''あってたまるか。'' --一応、絶滅したといわれるタスマニア・タイガーを見つけ出すという目的はある。そのためにはタスマニア・デビルを踏みつけて気絶させた時に出現する動物を取得する必要がある。特定の条件を満たすと10面クリア時にエンディングが見られるのだが、その条件は''完全ノーヒント。''条件を満たしていないと1面にループする。 ---しかもその肝心のエンディングはタスマニアタイガーが右から左へ走っていって去った後にENDと表示されるだけな上にグラフィックはタスマニアタイガーのデモの使い回し。 -ゲーム中のBGMはOPデモを除くと''1種類のみ。''しかも1ループが短い。ステージを進めても変わるのは集めるべき植物のグラフィックとボーナスの動物ぐらいで非常に単調である。 -面クリア自体は理不尽な難易度というわけではなく、敵を1カ所に集める、段差をうまく使う、というようにコツがつかめれば攻略できないことはない。 -ただし2種類ある難易度のうち、敵の動きが早くなるFASTモードのクリアは極めて困難である。 --また、応募者の中から抽選で100名にぬいぐるみが当たるというプレゼントもあったが、キーワードを出すにはFASTモードをプレイし、動物を全て取得した状態でクリアしなければならない。 -タイトル画面は''表示時間が長い上にタスマニアタイガーのデモに変わるまで飛ばせない''。ゲームオーバー画面も同様。 -ステージ攻略中はポーズが出来ない。もたもたしているとあっという間にゲームオーバーになる。 **総評 -原作とは無関係でもゲームとしての出来がよければ高評価だったかもしれないが((例を挙げると『ガンヘッド』は原作とは別物だが、シューティング好きからは人気を集めている。))、単調で高難易度なゲーム内容、デモ以外見るべきところのないグラフィックとまったく評価すべき点が見当たらない。 中古で買ったならともかく、定価(3900円)でこのボリュームの乏しさではクソゲーと呼ばれても仕方がないだろう。

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