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ソード・オブ・ソダン - (2016/03/18 (金) 00:18:03) の1つ前との変更点

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*ソード・オブ・ソダン 【そーど・おぶ・そだん】 |ジャンル|アクション|CENTER:&image(sos.jpg,height=160,http://www.amazon.co.jp/dp/B000148ARU)| |対応機種|メガドライブ|~| |メディア|4MbitROMカートリッジ|~| |発売元|セガ・エンタープライゼス|~| |開発元|Innerprise Software|~| |発売日|1991年10月11日|~| |定価|6,000円(税抜)|~| |判定|BGCOLOR(lightsalmon):''クソゲー''|~| |ポイント|通称「''帝王ソダン''」&br;ひどい劣化移植&br;操作面倒&br;かなり死にやすい&br;薬のつかいかたによっては…?|~| //当wkiにおいて不要なリンクなので削除 //本項はクソゲー判定で作られた記事であり、劣化移植に変更ないし付与するには手続きが必要です。無断で変更はできないので、とりあえずポイントで強調してみました。 #contents(fromhere) ---- **概要 洋ゲーからの移植物。横スクロールの2Dアクションであり、主人公は男(ボルダン)と女(シャルダン)の二人から選べる。タイトルの「ソダン」とは、主人公たちの師匠の名前。 本作は大味すぎる内容と異常なまでに高い難度で当時のゲーマーを驚愕させ、雑誌「BEEP!メガドライブ」の読者投票によるランキングにおいて、前人未到の''最下位在位23回''を記録した。~ (元になったAmiga版の出来はそれなり。少なくともMD版に比べれば遥かにマシな出来である。~ #region(参考動画) #nicovideo2(sm323257) #endregion **問題点 -劣悪な操作性。 --歩きがとても遅い。ジャンプしながらのほうが速く進める。 --方向キーだけを押した場合は向きを変えない前進or後退になり、振り向くためには「ボタンを押しながら逆方向入力」という操作が必要。敵が左右から出現するのでこれを頻繁に行う必要があり、振り向き自体にも多少の時間がかかるため、とても面倒。 -やたらと高い難度。 --敵の数が多く、さらに一体一体が硬い。 --主人公よりリーチの長い敵も多い。慣れないうちは挟撃されると成す術もなく殺される。 --動きが鈍い上にキャラ同士の接触判定がなく、敵と重なってしまうと攻撃が当たらない。もたつく動作で必死に位置取りすることになる。 --即死トラップが多い。 ---たとえばステージ5の落とし穴。微妙にシミになっているところが目印だが、とても分かりにくく、かつ説明書にも載っていない初見殺しポイントとなっている。 ---ステージ6には押しつぶす壁、地面から突き出る針、足場が不安定な溶岩地帯などがある。しかもこれらの罠が出るステージは強制スクロールであり、右から火の玉が飛んでくるため、異常に難度が高くなっている。 --男主人公のボルダンは剣の振りが遅く、難度が更に上がる。 --敵を倒すことで手に入る4種類の薬((組み合わせによって攻撃力増加・体力回復・残機増加など効果が変わる。))が生命線だが、扱いが難しい。 ---画面上にあるものを含めて4つしかストックできないので、計画的に利用する必要がある。 ---組み合わせによっては、「WINNER DON'T USE DRUG」(勝者は薬に頼らない)の表示とともに''即死''する((WINNER DON'T USE DRUGという言葉自体は、アメリカのアーケードゲームの起動時に表示されていた反麻薬キャンペーンのキャッチフレーズであり、本作ではパロディの意味合いがあると思われる。))。 -アクの強い演出。 --キャラのアニメーションがガクガクで、プロポーションも少々おかしい。洋ゲーらしく濃い画風で、ドットの描き込みはそこそこ丁寧だが、大元のデッサンに難がある。その一風変わった出来映えは、ある意味一見の価値あり。 --キャラの死に様の描写は''「大量出血」「ハラワタが露出」「生首が落ちる」''など、陰惨な方向への作り込みが深い。 --''BGMなし。''ステージでは鳥の囀りや雷鳴などの環境音のみが終止響き続ける。陰惨なグラフィックと相まって、何とも言えない雰囲気を醸し出している。ある種の緊張感はあるが。 ---が、キャラのダメージボイスは搭載。攻撃されるたびにいちいちうめき声を上げ、死ぬときには断末魔の叫びを上げる。 --スタート時やステージ間のメッセージ送りには、「テン」という気の抜ける音が入る。 --エンディングが手抜き。BGM無し、計3枚の絵が表示されておしまい。 **総評 とにかく操作性が悪い。これに加えて、汚いグラフィックやイヤな方向に力の入った演出、雑魚の波状攻撃や即死トラップを始めとするストレスフルな難度調整など、問題点がこれでもかとばかりに押し寄せる。クリアには並々ならぬ忍耐力が必要である。サターンに[[デス様>デスクリムゾン]]が現れるまで、本作は「''帝王ソダン''」としてセガのクソゲー王座に君臨していた。~ ただし、斬りと突きの使い分けや薬の運用方法、敵との間合いの取り方など、''噛めばアクションゲームとしての味は出る要素は備えている''。その食べ辛さは「スルメ」などという単語ではとても言い表せないものの、単につまらないだけのゲームと本作の格の違いはそこにある。 **余談 -ゲームの同人誌即売会で、「ソード・オブ・ソダン完全クリアー」の本を出す強者も現れた。 -「BEEP!メガドライブ」誌上の読者投票において、ソダンの地位を脅かすクソゲーが現れると、10点投票を行ってソダンを防衛しようとするグループも出現し「''ソダン親衛隊''」と名づけられたという逸話もあった。 **プレイ動画 #region(クリア動画) |&youtube(https://www.youtube.com/watch?v=bBRGILP7bws)| //&youtube(http://www.youtube.com/watch#!v=wb2Ubt63bps&feature=related)|~| #endregion
*ソード・オブ・ソダン 【そーど・おぶ・そだん】 |ジャンル|アクション|CENTER:&image(sos.jpg,height=160,http://www.amazon.co.jp/dp/B000148ARU)| |対応機種|メガドライブ|~| |メディア|4MbitROMカートリッジ|~| |発売元|セガ・エンタープライゼス|~| |開発元|Innerprise Software|~| |発売日|1991年10月11日|~| |定価|6,000円(税抜)|~| |判定|BGCOLOR(lightsalmon):''クソゲー''|~| |ポイント|通称「''帝王ソダン''」&br;ひどい劣化移植&br;操作面倒&br;かなり死にやすい&br;薬のつかいかたによっては…?|~| //当wikiにおいて不要なリンクなので削除 //本項はクソゲー判定で作られた記事であり、劣化移植に変更ないし付与するには手続きが必要です。無断で変更はできないので、とりあえずポイントで強調してみました。 #contents(fromhere) ---- **概要 洋ゲーからの移植物。横スクロールの2Dアクションであり、主人公は男(ボルダン)と女(シャルダン)の二人から選べる。タイトルの「ソダン」とは、主人公たちの師匠の名前。 本作は大味すぎる内容と異常なまでに高い難度で当時のゲーマーを驚愕させ、雑誌「BEEP!メガドライブ」の読者投票によるランキングにおいて、前人未到の''最下位在位23回''を記録した。~ (元になったAmiga版の出来はそれなり。少なくともMD版に比べれば遥かにマシな出来である。~ #region(参考動画) #nicovideo2(sm323257) #endregion **問題点 -劣悪な操作性。 --歩きがとても遅い。ジャンプしながらのほうが速く進める。 --方向キーだけを押した場合は向きを変えない前進or後退になり、振り向くためには「ボタンを押しながら逆方向入力」という操作が必要。敵が左右から出現するのでこれを頻繁に行う必要があり、振り向き自体にも多少の時間がかかるため、とても面倒。 -やたらと高い難度。 --敵の数が多く、さらに一体一体が硬い。 --主人公よりリーチの長い敵も多い。慣れないうちは挟撃されると成す術もなく殺される。 --動きが鈍い上にキャラ同士の接触判定がなく、敵と重なってしまうと攻撃が当たらない。もたつく動作で必死に位置取りすることになる。 --即死トラップが多い。 ---たとえばステージ5の落とし穴。微妙にシミになっているところが目印だが、とても分かりにくく、かつ説明書にも載っていない初見殺しポイントとなっている。 ---ステージ6には押しつぶす壁、地面から突き出る針、足場が不安定な溶岩地帯などがある。しかもこれらの罠が出るステージは強制スクロールであり、右から火の玉が飛んでくるため、異常に難度が高くなっている。 --男主人公のボルダンは剣の振りが遅く、難度が更に上がる。 --敵を倒すことで手に入る4種類の薬((組み合わせによって攻撃力増加・体力回復・残機増加など効果が変わる。))が生命線だが、扱いが難しい。 ---画面上にあるものを含めて4つしかストックできないので、計画的に利用する必要がある。 ---組み合わせによっては、「WINNER DON'T USE DRUG」(勝者は薬に頼らない)の表示とともに''即死''する((WINNER DON'T USE DRUGという言葉自体は、アメリカのアーケードゲームの起動時に表示されていた反麻薬キャンペーンのキャッチフレーズであり、本作ではパロディの意味合いがあると思われる。))。 -アクの強い演出。 --キャラのアニメーションがガクガクで、プロポーションも少々おかしい。 --大元のデッサンに難がある。その一風変わった出来映えは、ある意味一見の価値あり。 --キャラの死に様の描写は''「大量出血」「ハラワタが露出」「生首が落ちる」''など、陰惨な方向への作り込みが深い。 --''BGMなし。''ステージでは鳥の囀りや雷鳴などの環境音のみが終止響き続ける。陰惨なグラフィックと相まって、何とも言えない雰囲気を醸し出している。ある種の緊張感はあるが。 ---が、キャラのダメージボイスは搭載。攻撃されるたびにいちいちうめき声を上げ、死ぬときには断末魔の叫びを上げる。 --スタート時やステージ間のメッセージ送りには、「テン」という気の抜ける音が入る。 --エンディングが手抜き。BGM無し、計3枚の絵が表示されておしまい。 **評価点 -洋ゲーらしく濃い画風で、ドットの描き込みはそこそこ丁寧。 **総評 とにかく操作性が悪い。これに加えて、汚いグラフィックやイヤな方向に力の入った演出、雑魚の波状攻撃や即死トラップを始めとするストレスフルな難度調整など、問題点がこれでもかとばかりに押し寄せる。クリアには並々ならぬ忍耐力が必要である。サターンに[[デス様>デスクリムゾン]]が現れるまで、本作は「''帝王ソダン''」としてセガのクソゲー王座に君臨していた。~ ただし、斬りと突きの使い分けや薬の運用方法、敵との間合いの取り方など、''噛めばアクションゲームとしての味は出る要素は備えている''。その食べ辛さは「スルメ」などという単語ではとても言い表せないものの、単につまらないだけのゲームと本作の格の違いはそこにある。 **余談 -ゲームの同人誌即売会で、「ソード・オブ・ソダン完全クリアー」の本を出す強者も現れた。 -「BEEP!メガドライブ」誌上の読者投票において、ソダンの地位を脅かすクソゲーが現れると、10点投票を行ってソダンを防衛しようとするグループも出現し「''ソダン親衛隊''」と名づけられたという逸話もあった。 **プレイ動画 #region(クリア動画) |&youtube(https://www.youtube.com/watch?v=bBRGILP7bws)| //&youtube(http://www.youtube.com/watch#!v=wb2Ubt63bps&feature=related)|~| #endregion

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