「ドラゴンバスターII 闇の封印」の編集履歴(バックアップ)一覧はこちら

ドラゴンバスターII 闇の封印 - (2019/07/01 (月) 23:54:46) の1つ前との変更点

追加された行は緑色になります。

削除された行は赤色になります。

*ドラゴンバスターII 闇の封印 【どらごんばすたーつー やみのふういん】 |ジャンル|アクション|&image(http://www.suruga-ya.jp/database/pics/game/174000416.jpg,height=160)| |対応機種|ファミリーコンピュータ|~| |発売元|ナムコ|~| |開発元|トーセ|~| |発売日|1989年4月27日|~| |定価|5,356円(税3%)|~| |判定|BGCOLOR(khaki):''シリーズファンから不評''|~| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 -時代設定は前作『[[ドラゴンバスター]]』で活躍したクロービスの時代よりも過去の話。キングドラゴンに盗まれた剣を取り戻すために、主人公カールが弓矢をもって戦いに挑む…という設定のトップビューのアクションゲーム。 -前作とは完全に別物の内容となっている。 **システム -概要にあるようにトップビューアクションゲーム。 --全体マップがあり、マップ上には洞窟、廃墟、塔といったダンジョンが点在している。それを踏破しつつ、各面のドラゴンがいる最終ダンジョンを目指す。 --マップ上には他に、森、砂漠、柵、湖などといった障害があり、主人公の行く手を阻む。これらを突破するアイテムは、特定のダンジョンをクリアする事で手に入る。 --全6面。 -ダンジョン内は先が見えない構造になっており、進んで行くことで段々と先が見えて来る。一度通った場所は、全て明らかになっている。 --攻撃は弓だけ。矢は壁に当たると跳弾する。 ---矢の数は有限であり、矢の補充はダンジョン内に落ちているものを拾うという仕組み。 --ダンジョンにはモンスターがいるが、姿が見えなくても攻撃してくる。逆にこちら側から攻撃を仕掛けることも可能。 ---ダンジョンには各種アイテムを落とす、中ボス的存在のルームガーターがいる。ダンジョンをクリアするキーアイテムもルームガーダーが所持している。近づくと、「バオー、バオー」という警告音(鳴き声?)がするので、その存在を察する事ができる。 --各面のラスボスにはドラゴンがいる。ドラゴンには弱点があり、そこを攻撃することで早く倒せる。 --ダンジョンでの行動には時間制限がある。制限時間を超えると、ワイルダーというムカデのモンスターが足元から大量に襲ってくる。 -一部のダンジョンに妖精がおり、四匹集めると残機が一つ増える。 -セーブ方法はパスワード式だが後述される問題点がある。 **問題点 -単調なゲーム性。 --前作にあった魔法、技はなくなり、攻撃手段が矢を放つのみとなった。おかげで、敵をチマチマと撃っていくだけとなる。雑魚モンスターは面が進むと変わっていくが、対応方法はほぼ同じ。ルームガーターに対しても、どんな相手だろうが似たような戦い方となる。 ---矢は跳弾するが、これが役に立つことはほとんどない。 ---各種アイテムも、弾数、効果時間が限られており、正直申し訳程度の意味しかない。更に言えば種類自体も少ない。 --各ダンジョンは絵柄や通路の違いはあるが、ギミックがほとんどなく、差が感じられない。 ---また、ダンジョンはそう広くはないのだが、ループ状になっており迷いやすい。 --マップの障害も、森や砂漠、湖と見た目は変わっているのだが、やる事は結局、キーアイテムをダンジョンから取って来て使うだけと、実質的には代り映えしない。 -ダンジョンではBGMが存在しない。 --その名の通り効果音のみである。あえて言うなら、「テコテコテコテコ」という主人公の歩行音がBGM代わりか。 -セーブ後再開すると、面の最初に戻され、せっかく増やした矢、クリアしたダンジョンも、全て初期状態に戻ってしまう。 --面のスタート時の状況によっては、矢も手に入りにくくなっていくので、後半でのセーブは難易度がかなり上がってしまう事になる。 --逆にセーブしないでいくと、アクションゲームとしてはプレイ時間がかなり掛かることに。 -デモ画面で表示される言葉は全て英語。日本語はタイトルの副題だけ。別に海外産のものを、ローカライズした訳ではないのにもかかわらず、である。 **評価点 -ダンジョンは先が見えないため、慎重さを要求されるホラーゲーム的な要素がある。ルームガーターの警告音も、いい効果を出している。 -面クリアデモは、ファミコンにしては、遠近感を上手く表現した悪くない画像。 **総評 とにかく単調なゲーム。山のようにある似たようなダンジョンで、似たような戦いをひたすら繰り返すだけのゲームになってしまっている。セーブをすると難易度が跳ね上がるため、続けざるを得ないという点もこのゲームの単調さを強めている。ホラーゲーム的な要素は悪くはないのだが、強いて言えばそれしかないのではさすがに飽きが来る。~ 実際ゲームとして破綻している訳ではないのだが、面白いと思える部分も乏しく純粋につまらないゲームである。これでは「名作の続編を冠するには値しない」と言われても無理はないだろう。
*ドラゴンバスターII 闇の封印 【どらごんばすたーつー やみのふういん】 |ジャンル|アクション|&image(http://www.suruga-ya.jp/database/pics/game/174000416.jpg,height=160)| |対応機種|ファミリーコンピュータ|~| |発売元|ナムコ|~| |開発元|トーセ|~| |発売日|1989年4月27日|~| |定価|5,356円(税3%)|~| |判定|BGCOLOR(khaki):''シリーズファンから不評''|~| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 -時代設定は前作『[[ドラゴンバスター]]』で活躍したクロービスの時代よりも過去の話。キングドラゴンに盗まれた剣を取り戻すために、主人公カールが弓矢をもって戦いに挑む…という設定のトップビューのアクションゲーム。 -前作とは完全に別物の内容となっている。 **システム -概要にあるようにトップビューアクションゲーム。 --全体マップがあり、マップ上には洞窟、廃墟、塔といったダンジョンが点在している。それを踏破しつつ、各面のドラゴンがいる最終ダンジョンを目指す。 --マップ上には他に、森、砂漠、柵、湖などといった障害があり、主人公の行く手を阻む。これらを突破するアイテムは、特定のダンジョンをクリアする事で手に入る。 --全6面。 -ダンジョン内は先が見えない構造になっており、進んで行くことで段々と先が見えて来る。一度通った場所は、全て明らかになっている。 --攻撃は弓だけ。矢は壁に当たると跳弾する。 ---矢の数は有限であり、矢の補充はダンジョン内に落ちているものを拾うという仕組み。 --ダンジョンにはモンスターがいるが、姿が見えなくても攻撃してくる。逆にこちら側から攻撃を仕掛けることも可能。 ---ダンジョンには各種アイテムを落とす、中ボス的存在のルームガーダーがいる。ダンジョンをクリアするキーアイテムもルームガーダーが所持している。近づくと、「バオー、バオー」という警告音(鳴き声?)がするので、その存在を察する事ができる。 --各面のラスボスにはドラゴンがいる。ドラゴンには弱点があり、そこを攻撃することで早く倒せる。 --ダンジョンでの行動には時間制限がある。制限時間を超えると、ワイルダーというムカデのモンスターが足元から大量に襲ってくる。 -一部のダンジョンに妖精がおり、四匹集めると残機が一つ増える。 -セーブ方法はパスワード式だが後述される問題点がある。 **問題点 -単調なゲーム性。 --前作にあった魔法、技はなくなり、攻撃手段が矢を放つのみとなった。おかげで、敵をチマチマと撃っていくだけとなる。雑魚モンスターは面が進むと変わっていくが、対応方法はほぼ同じ。ルームガーダーに対しても、どんな相手だろうが似たような戦い方となる。 ---矢は跳弾するが、これが役に立つことはほとんどない。 ---各種アイテムも、弾数、効果時間が限られており、正直申し訳程度の意味しかない。更に言えば種類自体も少ない。 --各ダンジョンは絵柄や通路の違いはあるが、ギミックがほとんどなく、差が感じられない。 ---また、ダンジョンはそう広くはないのだが、ループ状になっており迷いやすい。 --マップの障害も、森や砂漠、湖と見た目は変わっているのだが、やる事は結局、キーアイテムをダンジョンから取って来て使うだけと、実質的には代り映えしない。 -ダンジョンではBGMが存在しない。 --その名の通り効果音のみである。あえて言うなら、「テコテコテコテコ」という主人公の歩行音がBGM代わりか。 -セーブ後再開すると、面の最初に戻され、せっかく増やした矢、クリアしたダンジョンも、全て初期状態に戻ってしまう。 --面のスタート時の状況によっては、矢も手に入りにくくなっていくので、後半でのセーブは難易度がかなり上がってしまう事になる。 --逆にセーブしないでいくと、アクションゲームとしてはプレイ時間がかなり掛かることに。 -デモ画面で表示される言葉は全て英語。日本語はタイトルの副題だけ。別に海外産のものを、ローカライズした訳ではないのにもかかわらず、である。 **評価点 -ダンジョンは先が見えないため、慎重さを要求されるホラーゲーム的な要素がある。ルームガーダーの警告音も、いい効果を出している。 -面クリアデモは、ファミコンにしては、遠近感を上手く表現した悪くない画像。 **総評 とにかく単調なゲーム。山のようにある似たようなダンジョンで、似たような戦いをひたすら繰り返すだけのゲームになってしまっている。セーブをすると難易度が跳ね上がるため、続けざるを得ないという点もこのゲームの単調さを強めている。ホラーゲーム的な要素は悪くはないのだが、強いて言えばそれしかないのではさすがに飽きが来る。~ 実際ゲームとして破綻している訳ではないのだが、面白いと思える部分も乏しく純粋につまらないゲームである。これでは「名作の続編を冠するには値しない」と言われても無理はないだろう。 ----

表示オプション

横に並べて表示:
変化行の前後のみ表示: