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*ガンバレット 【がんばれっと】 |ジャンル|バラエティーガンシューティング|&amazon(B000069S9O)| |対応機種|アーケード|~| |発売・開発元|ナムコ|~| |稼動開始日|1994年10月|~| |プレイ人数|1~2人|~| |備考|家庭用移植 PS:1997年8月7日|~| |判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 -ジャンル名は「バラエティーガンシューティング」。「練習」(4ステージ)「初級」「上級」「激ムズ」(各16ステージ)の難易度が選べ、それぞれのステージで出される「○○を制限時間以内に××体倒せ」のようなミニゲーム風のミッションをクリアしていく。 -難易度を選びゲームを開始すると4つのゲームが配置され、任意で好きなゲームを選ぶことができる。ゲームの成否にかかわらずプレイ後は選べなくなり、4つのゲームをすべて選ぶと次の4ゲームが配置される。16ゲームクリアすると最終ミニゲームに突入。 --なお、難易度設定が上級以上でなければ出現しないゲームもある(「暗闇の犯人を○○人撃て」「ヒレを狙い○○点獲得せよ」など)。 -ライフ制で、クリア条件を達成出来なかった場合は一つ減少。爆弾や民間人、相手の色の的といった撃ってはいけない的を撃つとその度に一つ減る。全て無くなるとゲームオーバー。ライフ回復は途中のボーナスゲームでのみ可能。 ***ミニゲームの例 -戦車からオヤジを守れ --「オヤジを守れ」系ゲーム。画面奥から接近してくる戦車から画面手前で小銃を乱射するオヤジを守るゲーム。戦車は地形の都合上画面に出てくる時間が短いため、正確に撃ち抜く必要がある。 --シチュエーションは様々で、「松明」の場合縛られたオヤジ目掛けて投げられる松明を破壊、「ピラニア」であれば蔦に捕まるオヤジに襲いかかるピラニアを撃つなど。 -1発も外さずマトを○○個撃て --「グルーピング」系ゲーム。設置された射撃用の的を撃つゲームで、1発でも外すとその時点で終了となる。激ムズでは設置された的をすべて撃ち抜く必要がある。 -1から16まで全部撃て --「バラエティー」系ゲーム。1~16までの数字が描かれた的を順番に撃っていくゲーム。難易度によって弾数制限が異なり、上級、激ムズでは弾数が16発となる。 -リンゴを1個撃て --「1発で撃て」系ゲーム。オヤジの頭に乗ったリンゴを一発で撃ち抜く。難易度によってリンゴの大きさが異なる。 -マトを○○個以上撃て --「白黒マト」系ゲーム。白黒マトを一定数撃てばクリア。難易度によってステージ構成やノルマは大きく異なる。稀に爆弾が混ざることがある(一部例外あり)。 -車に○○発ぶち込み破壊せよ --「連打」系ゲーム。タイトル通り制限時間内に車に一定数撃ち込めばクリア。 -犯人を○○人撃て --「犯人を撃て」系ゲーム。武装したギャングを一定数撃てばクリア。物によってステージ構成やノルマは大きく異なる。たまに人質が混じるため、乱射は出来ない。 **評価点 -このゲームの最大の特徴は、ガンシューティングの中でも対戦パーティーゲームとして特化した作品であることである。 --「とにかく敵を倒す」「素早く撃ち込む」「一発精密射撃」などステージの種類がバラエティに富んでおり、尚且つどれも内容がわかりやすい。 --1ステージも数十秒で終わるため、誰でも気軽にプレイできる点などハードルが非常に低い。 --全体的にコミカルな雰囲気で統一されており、ガンシューティングにありがちな殺伐感を感じさせない作りになっている。暴力規制が強い海外((特に、コンシューマー・アーケード問わずテレビゲームそのものの表現規制が世界的にも極めて厳格なドイツにおいてはガンシューティングゲーム作品自体が発売禁止となっており、そのような中で本作は同市場にて唯一発売許可が下りたガンシュー作品となっている。))でもそのまま輸出された。 ---イメージキャラがオヤジキャラ((名前はDr.ドンとDr.ダン。多くのゲームでこいつをサメや戦車やタイマツの炎などから守らねばならない。))だったり、撃つ対象がガラスのように砕ける鳥だったり、人間(ギャングや忍者など)を撃つゲームでは絵が描かれた標的板として表現されていたり。~ ちなみに「オヤジを守れ」系などでオヤジを撃つとミスになる……のではなく、''変な叫び声とともにボーナスポイントが入る''ので、暇だったら''どんどん撃ち込んで構わない''。 -また、ブローバック機能が付いたガンコンが採用された初めてのゲームでもある。 **不満点 -難易度が若干高い。 --難易度は最初に選べるのだが、初級、上級ではたまに「激ムズ」が混じり殺しにかかってくる。 --また、爆弾や民間人などの的は一発撃つごとにライフが1減るため、相手の的が出てくるゲームで激ムズが出てくると即死もあり得る。 ---同じナムコの『てんこもりシューティング』と異なり、失敗しても進行上は「クリア」として扱われるため、最悪の場合「一切撃たないでライフ減少を最小限に留める」という選択肢もある。 **総評 数多く存在するガンシューの中でも対人戦に特化した内容で人気を得た良作。現在でもこのようなガンシューは珍しく、他ゲームとの住み分けもできている。~ 協力プレイが多いガンシューだが、このような対人戦向けのガンシューも方向性の一つである。~ また、非常にカジュアルは雰囲気も好印象。ゲーム内容的に、オンラインでのランキングやステージ配信とも相性がいいはずなので、新作が待たれるところである。 ---- **PS移植版について -移植版ではガンコンが使用可能。業務用を完全移植した「アーケードモード」、家庭用ならではの様々なアレンジを施した「アレンジモード」の二つがある。 -「アーケードモード」 --業務用と全く同じ内容だが、クレジット数、ライフ数が設定できるようになっている。 -「アレンジモード」 --「トレーニング」 ---好きなゲームを選んで練習できるモード。難易度設定可能。 --「スペシャル」 ---業務用の「ガンバレット」に新ステージを追加したモード。基本はアーケードモードと変わらない。 --「パーティープレイ」 ---最大8人で遊べる対戦モード。ハンディキャップの設定も可能。 -「クエスト」 --詳細は下記参照。 ***クエストモード RPG風の一人用ゲーム。しかしガンシューの1モードとしてはかなり作り込まれており、一つのゲームとしても十分遊べる。 ***ストーリー 世界的にはちょっとマイナーだが、とても有名なオヤジ、Dr.ドンとDr.ダンの二人の探検家がいた。~ ある日二人が仲良く(?)食事をしていると、そこへある人物が現れた。現れたへんてこりんなオヤジは世界的に超メジャーなエクセレントカンパニー「ケチネケチ」のボス、カネモッチー、その人だった。~ 彼曰く、ガンバレットに古くから伝わる伝説のガン「ガンモドキ」を二人に探し出して欲しいとの事。報酬は何と100万ゴールド。胡散臭い話だが、面白そうだったため二人は即座に引き受けることに。~ そして二人は「ガンモドキが5つの欠片になって散らばっている」というガンバレッ島に乗り込んだ。はたして「ガンモドキ」は見つかるのか?そして、二人の運命やいかに? ***概要(クエストモード) -ガンバレッ島を舞台に冒険が繰り広げられ、ガンモドキを手に入れるのが目的。全5章。 --十字キーやスティックを使って操作するのではなく、画面を撃つとそのポイントに向かって主人公が歩くタイプである。従って、ガンコンでもプレイ可能。村では民家で情報収集をしたり道具屋でアイテムを購入したりと、基本は一般的なRPGと同じ。 --登場人物達が妙に個性的で、普通の美少女も居ればバケモノと見紛うようなブスもいたり、カエルが一軒家に暮らしていたり、あのバカ殿が登場したりと、見ていて飽きない。更にはX○ァイルの捜査官達や美味○んぼの○原雄三のパロディまで登場する始末。 --ストーリーは見た目通りコミカル調だが、人体実験などと言ったシリアスな描写も一部あり、ただの宝探しに留まらないどんでん返しも用意されている。 -ランダムエンカウント方式で、戦闘は全てミニゲーム。一部シンボルエンカウント方式の敵も居る。 --遭遇した敵に応じたミッションが発生する。例えばピラニアに遭えば「ピラニアからオヤジを守れ!」のミニゲームをプレイする事になる。そのシステム上、生物のみならず車や射撃用の的まで襲って来るカオスっぷり。 ---しかも全ての種類の敵に遭遇時、勝利、敗北の台詞が個別で用意されている。いずれも敵の特徴に合っていて面白い。 ---遭遇した敵の数に応じて「へんな」「こわい」「凶暴な」「極悪な」と相手の肩書きが変わり、練習~激ムズまでの難易度が決定する。物語が進む毎に難易度が上昇するようになっている。 --敵に出会った時に「かまう」を選ぶと戦闘になり、勝利すれば経験値と金を入手できる。「ムシする」ことで逃走も可能だが、失敗すると転んでギックリ腰になり、素早さが半分になる。逆に成功すれば素早さが上がるが、失敗する度に半減するのでなかなか増えにくい。 --敗北すると攻撃され、HPが減少する。高難易度ほど受けるダメージが大きい。HPが無くなるとゲームオーバー。敵によってはダメージを受けるばかりかステータス異常を引き起こすものもいる。ステータスも「太る(腹が出過ぎて民家に入れない)」「汚れる(NPCに拒絶される)」「小さくなる(NPCに気付かれない)」「下痢(一般的なRPGで言う毒)」などユニークなものとなっており、ステータス異常を利用するギミックも存在する。 --使い捨ての武器アイテムも存在し、戦闘前に使用するか選択できる(使用する武器はミニゲームに応じて自動で判別される)。マシンガンを使えば銃撃が連射仕様になり、ショットガンを使えば散弾仕様になる。 --エリアの最後に待ち受けるボスとの戦いでは今作オリジナルゲームが用意されている。ここでは武器アイテムは使えない上、負けるとHPに関係無くゲームオーバー((最終エリアのオリジナルゲームはボスではなく任意イベントであり、負けてもペナルティは無い。))。クリアすればトレーニングモードで遊べるようになる。 ---- **その後 続編として『ガンバァール』『ガンバリィーナ』、姉妹作品に『オーバキューン』が作られた。移植は3作ともトーセ担当。~ さらに本作をメダルゲームにした『ガンバレットフィーバー』も作られた。~ また最終的にこの3作とタイムクライシスがまとめられたPS2『ガンバリコレクション プラス タイムクライシス』が発売されている。~ そして2016年、アーケード版としては何と約16年ぶりとなる新作「ガンバレットX」が稼働した。~ 過去シリーズと同様の「ガチモード」に加えて、低年齢層向けの「あんしんモード」が搭載されている。~ ただし収録ミニゲームのほとんどは過去作のリメイクとなっており、目新しさはあまりない。~ **参考動画(ニコニコ動画) #region &nicovideo2(http://www.nicovideo.jp/watch/sm4570496) &nicovideo2(http://www.nicovideo.jp/watch/sm4571073) #endregion
*ガンバレット 【がんばれっと】 |ジャンル|バラエティーガンシューティング|&amazon(B000069S9O)| |対応機種|アーケード|~| |発売・開発元|ナムコ|~| |稼動開始日|1994年10月|~| |プレイ人数|1~2人|~| |備考|家庭用移植 PS:1997年8月7日|~| |判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| ---- #contents(fromhere) ---- **概要 -ジャンル名は「バラエティーガンシューティング」。「練習」(4ステージ)「初級」「上級」「激ムズ」(各16ステージ)の難易度が選べ、それぞれのステージで出される「○○を制限時間以内に××体倒せ」のようなミニゲーム風のミッションをクリアしていく。 -難易度を選びゲームを開始すると4つのゲームが配置され、任意で好きなゲームを選ぶことができる。ゲームの成否にかかわらずプレイ後は選べなくなり、4つのゲームをすべて選ぶと次の4ゲームが配置される。16ゲームクリアすると最終ミニゲームに突入。 --なお、難易度設定が上級以上でなければ出現しないゲームもある(「暗闇の犯人を○○人撃て」「ヒレを狙い○○点獲得せよ」など)。 -ライフ制で、クリア条件を達成出来なかった場合は一つ減少。爆弾や民間人、相手の色の的といった撃ってはいけない的を撃つとその度に一つ減る。全て無くなるとゲームオーバー。ライフ回復は途中のボーナスゲームでのみ可能。 ***ミニゲームの例 -戦車からオヤジを守れ --「オヤジを守れ」系ゲーム。画面奥から接近してくる戦車から画面手前で小銃を乱射するオヤジを守るゲーム。戦車は地形の都合上画面に出てくる時間が短いため、正確に撃ち抜く必要がある。 --シチュエーションは様々で、「松明」の場合縛られたオヤジ目掛けて投げられる松明を破壊、「ピラニア」であれば蔦に捕まるオヤジに襲いかかるピラニアを撃つなど。 -1発も外さずマトを○○個撃て --「グルーピング」系ゲーム。設置された射撃用の的を撃つゲームで、1発でも外すとその時点で終了となる。激ムズでは設置された的をすべて撃ち抜く必要がある。 -1から16まで全部撃て --「バラエティー」系ゲーム。1~16までの数字が描かれた的を順番に撃っていくゲーム。難易度によって弾数制限が異なり、上級、激ムズでは弾数が16発となる。 -リンゴを1個撃て --「1発で撃て」系ゲーム。オヤジの頭に乗ったリンゴを一発で撃ち抜く。難易度によってリンゴの大きさが異なる。 -マトを○○個以上撃て --「白黒マト」系ゲーム。白黒マトを一定数撃てばクリア。難易度によってステージ構成やノルマは大きく異なる。稀に爆弾が混ざることがある(一部例外あり)。 -車に○○発ぶち込み破壊せよ --「連打」系ゲーム。タイトル通り制限時間内に車に一定数撃ち込めばクリア。 -犯人を○○人撃て --「犯人を撃て」系ゲーム。武装したギャングを一定数撃てばクリア。物によってステージ構成やノルマは大きく異なる。たまに人質が混じるため、乱射は出来ない。 **評価点 -このゲームの最大の特徴は、ガンシューティングの中でも対戦パーティーゲームとして特化した作品であることである。 --「とにかく敵を倒す」「素早く撃ち込む」「一発精密射撃」などステージの種類がバラエティに富んでおり、尚且つどれも内容がわかりやすい。 --1ステージも数十秒で終わるため、誰でも気軽にプレイできる点などハードルが非常に低い。 --全体的にコミカルな雰囲気で統一されており、ガンシューティングにありがちな殺伐感を感じさせない作りになっている。暴力規制が強い海外((特に、コンシューマー・アーケード問わずテレビゲームそのものの表現規制が世界的にも極めて厳格なドイツにおいてはガンシューティングゲーム作品自体が発売禁止となっており、そのような中で本作は同市場にて唯一発売許可が下りたガンシュー作品となっている。))でもそのまま輸出された。 ---イメージキャラがオヤジキャラ((名前はDr.ドンとDr.ダン。多くのゲームでこいつをサメや戦車やタイマツの炎などから守らねばならない。))だったり、撃つ対象がガラスのように砕ける鳥だったり、人間(ギャングや忍者など)を撃つゲームでは絵が描かれた標的板として表現されていたり。~ ちなみに「オヤジを守れ」系などでオヤジを撃つとミスになる……のではなく、''変な叫び声とともにボーナスポイントが入る''ので、暇だったら''どんどん撃ち込んで構わない''。 -また、ブローバック機能が付いたガンコンが採用された初めてのゲームでもある。 **不満点 -難易度が若干高い。 --難易度は最初に選べるのだが、初級、上級ではたまに「激ムズ」が混じり殺しにかかってくる。 --また、爆弾や民間人などの的は一発撃つごとにライフが1減るため、相手の的が出てくるゲームで激ムズが出てくると即死もあり得る。 ---同じナムコの『てんこもりシューティング』と異なり、失敗しても進行上は「クリア」として扱われるため、最悪の場合「一切撃たないでライフ減少を最小限に留める」という選択肢もある。 **総評 数多く存在するガンシューの中でも対人戦に特化した内容で人気を得た良作。現在でもこのようなガンシューは珍しく、他ゲームとの住み分けもできている。~ 協力プレイが多いガンシューだが、このような対人戦向けのガンシューも方向性の一つである。~ また、非常にカジュアルは雰囲気も好印象。ゲーム内容的に、オンラインでのランキングやステージ配信とも相性がいいはずなので、新作が待たれるところである。 ---- **PS移植版について -移植版ではガンコンが使用可能。業務用を完全移植した「アーケードモード」、家庭用ならではの様々なアレンジを施した「アレンジモード」の二つがある。 -「アーケードモード」 --業務用と全く同じ内容だが、クレジット数、ライフ数が設定できるようになっている。 -「アレンジモード」 --「トレーニング」 ---好きなゲームを選んで練習できるモード。難易度設定可能。 --「スペシャル」 ---業務用の「ガンバレット」に新ステージを追加したモード。基本はアーケードモードと変わらない。 --「パーティープレイ」 ---最大8人で遊べる対戦モード。ハンディキャップの設定も可能。 -「クエスト」 --詳細は下記参照。 ***クエストモード RPG風の一人用ゲーム。しかしガンシューの1モードとしてはかなり作り込まれており、一つのゲームとしても十分遊べる。 ***ストーリー 世界的にはちょっとマイナーだが、とても有名なオヤジ、Dr.ドンとDr.ダンの二人の探検家がいた。~ ある日二人が仲良く(?)食事をしていると、そこへある人物が現れた。現れたへんてこりんなオヤジは世界的に超メジャーなエクセレントカンパニー「ケチネケチ」のボス、カネモッチー、その人だった。~ 彼曰く、ガンバレットに古くから伝わる伝説のガン「ガンモドキ」を二人に探し出して欲しいとの事。報酬は何と100万ゴールド。胡散臭い話だが、面白そうだったため二人は即座に引き受けることに。~ そして二人は「ガンモドキが5つの欠片になって散らばっている」というガンバレッ島に乗り込んだ。はたして「ガンモドキ」は見つかるのか?そして、二人の運命やいかに? ***概要(クエストモード) -ガンバレッ島を舞台に冒険が繰り広げられ、ガンモドキを手に入れるのが目的。全5章。 --十字キーやスティックを使って操作するのではなく、画面を撃つとそのポイントに向かって主人公が歩くタイプである。従って、ガンコンでもプレイ可能。村では民家で情報収集をしたり道具屋でアイテムを購入したりと、基本は一般的なRPGと同じ。 --登場人物達が妙に個性的で、普通の美少女も居ればバケモノと見紛うようなブスもいたり、カエルが一軒家に暮らしていたり、あのバカ殿が登場したりと、見ていて飽きない。更にはX○ァイルの捜査官達や美味○んぼの○原雄三のパロディまで登場する始末。 --ストーリーは見た目通りコミカル調だが、人体実験などと言ったシリアスな描写も一部あり、ただの宝探しに留まらないどんでん返しも用意されている。 -ランダムエンカウント方式で、戦闘は全てミニゲーム。一部シンボルエンカウント方式の敵も居る。 --遭遇した敵に応じたミッションが発生する。例えばピラニアに遭えば「ピラニアからオヤジを守れ!」のミニゲームをプレイする事になる。そのシステム上、生物のみならず車や射撃用の的まで襲って来るカオスっぷり。 ---しかも全ての種類の敵に遭遇時、勝利、敗北の台詞が個別で用意されている。いずれも敵の特徴に合っていて面白い。 ---遭遇した敵の数に応じて「へんな」「こわい」「凶暴な」「極悪な」と相手の肩書きが変わり、練習~激ムズまでの難易度が決定する。物語が進む毎に難易度が上昇するようになっている。 --敵に出会った時に「かまう」を選ぶと戦闘になり、勝利すれば経験値と金を入手できる。「ムシする」ことで逃走も可能だが、失敗すると転んでギックリ腰になり、素早さが半分になる。逆に成功すれば素早さが上がるが、失敗する度に半減するのでなかなか増えにくい。 --敗北すると攻撃され、HPが減少する。高難易度ほど受けるダメージが大きい。HPが無くなるとゲームオーバー。敵によってはダメージを受けるばかりかステータス異常を引き起こすものもいる。ステータスも「太る(腹が出過ぎて民家に入れない)」「汚れる(NPCに拒絶される)」「小さくなる(NPCに気付かれない)」「下痢(一般的なRPGで言う毒)」などユニークなものとなっており、ステータス異常を利用するギミックも存在する。 --使い捨ての武器アイテムも存在し、戦闘前に使用するか選択できる(使用する武器はミニゲームに応じて自動で判別される)。マシンガンを使えば銃撃が連射仕様になり、ショットガンを使えば散弾仕様になる。 --エリアの最後に待ち受けるボスとの戦いでは今作オリジナルゲームが用意されている。ここでは武器アイテムは使えない上、負けるとHPに関係無くゲームオーバー((最終エリアのオリジナルゲームはボスではなく任意イベントであり、負けてもペナルティは無い。))。クリアすればトレーニングモードで遊べるようになる。 ---- **その後 続編として『ガンバァール』『ガンバリィーナ』、姉妹作品に『オーバキューン』が作られた。移植は3作ともトーセ担当。~ さらに本作をメダルゲームにした『ガンバレットフィーバー』も作られた。~ また最終的にこの3作とタイムクライシスがまとめられたPS2『ガンバリコレクション プラス タイムクライシス』が発売されている。~ そして2016年、アーケード版としては何と約16年ぶりとなる新作「ガンバレットX」が稼働した。~ 過去シリーズと同様の「ガチモード」に加えて、低年齢層向けの「あんしんモード((1プレイにつき成功失敗誤射関係なく4ステージ保障、照準が大きくトリガー引きっぱなしで連射可、ただし全ステージ遊ぶには確実にコンティニュー3~4回必要))」が搭載されている。~ ただし収録ミニゲームのほとんどは過去作のリメイクとなっており、目新しさはあまりない。~ **参考動画(ニコニコ動画) #region &nicovideo2(http://www.nicovideo.jp/watch/sm4570496) &nicovideo2(http://www.nicovideo.jp/watch/sm4571073) #endregion

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