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「[[修正依頼]]」に修正依頼が出ています。加筆できる方は修正をお願いします。 ---- *THE HOUSE OF THE DEAD 4 【ざ はうす おぶ ざ でっどふぉー】 |ジャンル|ガンシューティング|&image(http://sce.scene7.com/is/image/playstation/jp0177npjb00198_00thod4extendedcut_jacket?$pkgL$,height=160)| |対応機種|アーケード(LINDBERGH)&brプレイステーション3|~| |販売・開発元|セガ|~| |稼動開始日|2005年|~| |判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| |>|>|CENTER:''[[THE HOUSE OF THE DEADシリーズリンク>THE HOUSE OF THE DEADシリーズ]]''| **ストーリー 話はベニスで起きた「ゴールドマン事件(HOD2)」から3年が過ぎた、2003年にまで戻る。 舞台は英国、ロンドン。AMSエージェントの一人「ジェームズ・テイラー」は、「3年前の事件がまだ続いている」と考え、現地のAMSエージェント「ケイト・グリーン」の協力を得て、ゴールドマン事件の再調査を行っていた。しかし、AMSヨーロッパ本部地下五階で調べ物をしていた時、とてつもない大地震が起こり地下に閉じ込められてしまう。 数日後、救援を待っていたジェームズとケイトだったが、セキュリティカメラに写ったゾンビの大群を見て身の危険を感じ、独力での脱出を決意。無数のゾンビの襲撃を潜り抜け、地上に出た彼等を待っていたものは、かつて栄華を極めたロンドンの崩壊した姿だった…。 **概要 -本作の銃はサブマシンガンを採用。引き金を引くだけで連射が可能になり、IIIのショットガンであった体力消耗の問題は改善された。しかし装弾数が多い代わりに一発の威力は低く、敵は大量に押し寄せる物量作戦をとるため油断禁物。 --コントローラーの銃身に加速度センサーを搭載し、イベントシーンやゾンビとの絡み合い等でコントローラーを振ることが求められる「ガチャプレイ」が実装された。 ---リロードにおいてもガチャプレイが適用され、銃を振るだけでもいい(従来通り銃口を画面外に向けてもOK)。これまでのシリーズよりも素早くリロードできるようになった。 -シリーズ初のサブウェポン(手榴弾)を採用。威力がとても高く、これ1発でザコ敵なら一掃可能、ボスにも大ダメージを与える。チャプタークリア時に所持数が3発以下だった場合は、3発になるよう補充される。 --ただし使用した場合、必然的に取得できるスコアが大幅に下がってしまう為、スコアラーにとっては諸刃の剣。また、投擲タイミングや狙いが悪いと思ったような効果を上げられない。ただボタンを押せばいいというわけでは無く、狙い所を定める必要がある。 --手榴弾は、特定地点に存在するボーナスアイテムのある小部屋に入る為にも必要。条件を満たす為のタイミングや投げる角度はなかなかシビア。 -ルート分岐システムはステージの途中で自らルートを選択する方式のほか、プレイヤーの行動によって分岐する方式も復活。 --例を挙げると、「腕をつかんで奥に引きずり込もうとするゾンビに対して、振りほどきを行うかどうかでルート分岐」「扉を施錠している南京錠を銃で撃って破壊すると隠し部屋に進める」「ノーコンティニューでラスボス直前まで進めた場合のみ、アイテム盛りだくさんの隠し部屋に行ける」など。 -首が消し飛ぶなどの残虐表現も控えめになっている。3までのゾンビは倒されるとドロドロに溶けてしまうが、本作のゾンビは灰になって消滅する物が多い。 -また過去作で出てきた場所に訪れるなど、ファンへの配慮も行き届いている。 **評価点 -シリーズ中最も易しいゲーム難易度。初心者にはわかりづらい要素や遊びづらい要素が改善された。 --武器がサブマシンガンなので、狙いがある程度甘くてもなんとかなることも多い。前作までのトリガー連打の必要もなく、体力のない人や女性にもプレイしやすい。 --パートナー、民間人の誤射によるライフ減少もすべて廃止された。 --救済処置として、敵全体にダメージを与える手榴弾が用意された。このため緊急回避や敵が多い場面で一掃したりなどができるように。 --ライフが盛大に増える。 ---ライフアップアイテムは隠しアイテム扱いであり取得しにくいが、だいたい各チャプターに2個ほど用意されている。 ---チャプタークリア時、高評価を得ても回復。ランクB&Aで1つ回復、ランクSならなんと2つ。 ---スコアを気にしない人なら、MAXライフになるまで増やす→わざと敵の攻撃を食らって内部難易度を下げる→ライフを回復→敵の攻撃を(以下略)とすると、難易度の上昇をかなり抑えられる。MAXライフ設定はお店側で変えられるため(大抵は初期値の5。最大9まで増やせる)、どうしても気になるなら店員に聞こう。 --ただし易しいゲーム難易度である為、相対的に過去作よりも歯ごたえが低下している。 ---前作までが相当に高難易度であったが故の弊害ともいえる。とはいえあくまで前作までとの比較なので、普通の人なら問題なく楽しめる。 //**賛否両論点 //既に難易度については評価点とされており、その結果ちょっとした問題点にもなっているだけなので、評価点に付随する細かい問題として上記に統合。逆に難易度を低くした事自体を賛否とするなら、項目ごとこちらに持ってくる必要があります。(その場合、今度は評価点がなくなりますが。) **総評 前作までの高難易度やプレイ環境の問題点を解消し、やや陰りが見えていたシリーズの復権を果たした作品。~ ガンシューティングゲームでもかなり遊びやすい部類に入る為、稼働から10年以上経った現在でもまだまだ現役である事がその証左であろう。 ---- **余談 -本作の直後を描いたスピンオフ作品として、『THE HOUSE OF THE DEAD 4 SP』が存在する。 --お台場のジョイポリス等の大型ゲームセンターにて稼働中。4をベースにしているが、迫力のある180度のモニターになっており、敵からダメージを受けるとエアーが噴射されるなど、アトラクション要素が強まっている。 ---ステージは2つしかないが、どれも完全オリジナル仕様。 -ファンからは家庭用への移植を望む声があがっていたが、''AC版稼動から7年後''の2012年4月19日にHOD3と同時にPS3(PSN限定)にて待望の移植版が配信開始された。 --移植に当たってHD処理が施され、『HOD4 SP』も本編のシステムでアレンジ収録されている。
「[[修正依頼]]」に修正依頼が出ています。加筆できる方は修正をお願いします。 ---- *THE HOUSE OF THE DEAD 4 【ざ はうす おぶ ざ でっどふぉー】 |ジャンル|ガンシューティング|&image(http://sce.scene7.com/is/image/playstation/jp0177npjb00198_00thod4extendedcut_jacket?$pkgL$,height=160)| |対応機種|アーケード(LINDBERGH)&brプレイステーション3|~| |販売・開発元|セガ|~| |稼動開始日|2005年|~| |判定|BGCOLOR(lightgreen):''良作''|~| |>|>|CENTER:''[[THE HOUSE OF THE DEADシリーズリンク>THE HOUSE OF THE DEADシリーズ]]''| **ストーリー 話はベニスで起きた「ゴールドマン事件(HOD2)」から3年が過ぎた、2003年にまで戻る。 舞台は英国、ロンドン。AMSエージェントの一人「ジェームズ・テイラー」は、「3年前の事件がまだ続いている」と考え、現地のAMSエージェント「ケイト・グリーン」の協力を得て、ゴールドマン事件の再調査を行っていた。しかし、AMSヨーロッパ本部地下五階で調べ物をしていた時、とてつもない大地震が起こり地下に閉じ込められてしまう。 数日後、救援を待っていたジェームズとケイトだったが、セキュリティカメラに写ったゾンビの大群を見て身の危険を感じ、独力での脱出を決意。無数のゾンビの襲撃を潜り抜け、地上に出た彼等を待っていたものは、かつて栄華を極めたロンドンの崩壊した姿だった…。 **概要 -本作の銃はサブマシンガンを採用。引き金を引くだけで連射が可能になり、IIIのショットガンであった体力消耗の問題は改善された。しかし装弾数が多い代わりに一発の威力は低く、敵は大量に押し寄せる物量作戦をとるため油断禁物。 --コントローラーの銃身に加速度センサーを搭載し、イベントシーンやゾンビとの絡み合い等でコントローラーを振ることが求められる「ガチャプレイ」が実装された。 ---リロードにおいてもガチャプレイが適用され、銃を振るだけでもいい(従来通り銃口を画面外に向けてもOK)。これまでのシリーズよりも素早くリロードできるようになった。 -シリーズ初のサブウェポン(手榴弾)を採用。威力がとても高く、これ1発でザコ敵なら一掃可能、ボスにも大ダメージを与える。チャプタークリア時に所持数が3発以下だった場合は、3発になるよう補充される。 --ただし使用した場合、必然的に取得できるスコアが大幅に下がってしまう為、スコアラーにとっては諸刃の剣。また、投擲タイミングや狙いが悪いと思ったような効果を上げられない。ただボタンを押せばいいというわけでは無く、狙い所を定める必要がある。 --手榴弾は、特定地点に存在するボーナスアイテムのある小部屋に入る為にも必要。条件を満たす為のタイミングや投げる角度はなかなかシビア。 -ルート分岐システムはステージの途中で自らルートを選択する方式のほか、プレイヤーの行動によって分岐する方式も復活。 --例を挙げると、「腕をつかんで奥に引きずり込もうとするゾンビに対して、振りほどきを行うかどうかでルート分岐」「扉を施錠している南京錠を銃で撃って破壊すると隠し部屋に進める」「ノーコンティニューでラスボス直前まで進めた場合のみ、アイテム盛りだくさんの隠し部屋に行ける」など。 **評価点 -シリーズ中最も易しいゲーム難易度。初心者にはわかりづらい要素や遊びづらい要素が改善された。 --武器がサブマシンガンなので、狙いがある程度甘くてもなんとかなることも多い。前作までのトリガー連打の必要もなく、体力のない人や女性にもプレイしやすい。 --パートナー、民間人の誤射によるライフ減少もすべて廃止された。 --救済処置として、敵全体にダメージを与える手榴弾が用意された。このため緊急回避や敵が多い場面で一掃したりなどができるように。 --ライフが盛大に増える。 ---ライフアップアイテムは隠しアイテム扱いであり取得しにくいが、だいたい各チャプターに2個ほど用意されている。 ---チャプタークリア時、高評価を得ても回復。ランクB&Aで1つ回復、ランクSならなんと2つ。 ---スコアを気にしない人なら、MAXライフになるまで増やす→わざと敵の攻撃を食らって内部難易度を下げる→ライフを回復→敵の攻撃を(以下略)とすると、難易度の上昇をかなり抑えられる。MAXライフ設定はお店側で変えられるため(大抵は初期値の5。最大9まで増やせる)、どうしても気になるなら店員に聞こう。 --ただし易しいゲーム難易度である為、相対的に過去作よりも歯ごたえが低下している。 ---前作までが相当に高難易度であったが故の弊害ともいえる。とはいえあくまで前作までとの比較なので、普通の人なら問題なく楽しめる。 -過去作を彷彿とさせる後半ステージ。 --時系列的に2の直後かつ2の重要人物が絡むストーリーであるため、後半のチャプターでは2の後半をなぞるような場面展開がなされる。ファンには嬉しい展開である。 **賛否両論点 //既に難易度については評価点とされており、その結果ちょっとした問題点にもなっているだけなので、評価点に付随する細かい問題として上記に統合。逆に難易度を低くした事自体を賛否とするなら、項目ごとこちらに持ってくる必要があります。(その場合、今度は評価点がなくなりますが。) -残虐表現・ホラー表現のマイルド化。 --部位欠損が撤廃され、出血表現はほとんど存在しない(背景の壁や床には血痕がたくさん残っているが)。 --敵を倒した際の演出が「ドロドロに溶ける」から「灰になる」へ。 --ゾンビものにも関わらず血生臭さがほとんどなくなってしまった点を「物足りない」と評する声がある。 ---ただしあくまで「前作までと比べれば」である。世界観のダークさ自体が希薄になったわけではない。 **総評 前作までの高難易度やプレイ環境の問題点を解消し、やや陰りが見えていたシリーズの復権を果たした作品。~ ガンシューティングゲームでもかなり遊びやすい部類に入る為、稼働から10年以上経った現在でもまだまだ現役である事がその証左であろう。 ---- **余談 -本作の直後を描いたスピンオフ作品として、『THE HOUSE OF THE DEAD 4 SP』が存在する。 --お台場のジョイポリス等の大型ゲームセンターにて稼働中。4をベースにしているが、迫力のある180度のモニターになっており、敵からダメージを受けるとエアーが噴射されるなど、アトラクション要素が強まっている。 ---ステージは2つしかないが、どれも完全オリジナル仕様。 -ファンからは家庭用への移植を望む声があがっていたが、''AC版稼動から7年後''の2012年4月19日にHOD3と同時にPS3(PSN限定)にて待望の移植版が配信開始された。 --移植に当たってHD処理が施され、『HOD4 SP』も本編のシステムでアレンジ収録されている。

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